配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

36 / 82
ワリオとワルイージの幻想入り

ワリオside

 

 

ワリオ達は例のディスクを使用したことによって画面に吸い込まれてしまった。

 

「いてて...何があったんだ?」

 

ワリオは気がつくと見たこともないところにいた。そこはマリオの家ではなく、見渡す限り自然豊かな世界だった。

 

「ここは一体...」

 

う~

 

「ん?」

 

突如何処からかうめき声が聞こえてきた。ワリオが声のする方を見てみる。そこは...

 

「う~、頼む降りてくれ...」

 

「うおっワルイージ!?」

 

ワルイージがワリオの下敷きになっており、苦しそうにしていたのだ。ワリオは驚き、急いで退く。

ワルイージは苦しそうだったがしばらくすると痛みが引いてきた。

そして2人はこの場所について話し合うことにした。

 

「しかし、何処なんだ?ここは...」

 

「確か俺達はあのゲームディスクで...ってまさか!」

 

ワルイージはあることに気づいた。それは...

 

「きっとマリオ達もこの世界に来たんだよ。あのディスクによって。」

 

「そうか、だからキノコワールド中を探してもいなかったのか。」

 

ワリオは納得した。そしてこれからどうするか考えることにした。辺りには自然が広がっているだけで、特に何かがあるという訳ではなかった。

帰ろうにも出口のようなものはない。なので、とりあえず何処かへ行くことにした2人。

 

実はワリオはマリオと同様に冒険は好きだった。なので未知の世界に迷いこんでもまんざらでもなかった。ワルイージもワリオと同じ気持ちだった。

 

2人はただだ進んでいった、見たこともないこの世界を。

 

しばらくして...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ~なんにもねぇ~。」

 

「本当だな。てかここはゲームの中だっけ?」

 

2人は行き先も分からずただひたすら歩いていた。何も見つからず、さすがに飽き飽きしてきた。

と、その時

 

「おい、ワルイージ。あれ。」

 

ワリオが何かを見つけたらしく、指を差す。指の差した方を見てみると...

 

「ん?...あっ!」

 

遠くにだが、建物が見えた。まるで神社のような造りだった。2人はやっと人がいそうな物を見つけた、と歓喜した。そして早速向かうことにした。

 

だが...

 

「ギャアアアア。」

 

突如獣のような声が聞こえてきた。2人はその声のした方を見ると...

 

「うわあああああ」

 

「何だ!?コイツは?」

 

2人の前に体長3メートルはありそうな二足歩行の化け物(というか妖怪)が立っていた。その化け物はいきなり2人に襲いかかってきた。

 

2人はそれぞれ横に跳び、かわす。

ワルイージはどうするかと聞く。するとワリオはケンカは買うだけだ!とやる気満々だった。

 

 

化け物はワルイージに狙いを定めたらしく一方的に殴りかかる。ワルイージは相手の拳をなんとか避けていく。そして隙を見て化け物に近づいていき、

 

「ワルイージキーック。」

 

化け物の右足に渾身の蹴りを食らわせる。化け物は蹴られた足を押さえ、うずくまる。

 

「ワリオ、今だ!」

 

「おうっ。」

 

ワリオは化け物の後ろからジャンプして後頭部を思い切り殴りとばす。化け物はそのままうつ伏せに倒れる。そしてワリオは化け物の両足を掴み...

 

「ジャイアントスイング。」

 

そのまま化け物を振り回す。そしてその勢いで思い切り投げ飛ばした。

 

「ウギャアアアア...」

 

化け物はそのまま遠くへ飛ばされていった。

それを見たワリオはパンパンと両手を払う。ワルイージもワリオの所へ来て戦果を喜ぶ。

 

「いや~、まさかあんなのがいるとは...」

 

「でもさすがワリオだ。あんなのを投げ飛ばすなんて。」

 

「あんなのクッパに比べたら軽い軽い。」

 

そしてワリオ達は再びあの建物を目指して進んでいった。

 

おっさん移動中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人はついにその建物に着いた。その建物はやはり神社だった。とは言っても人のいる気配はまるでない。何で神社に誰もいないんだよとツッコミをいれるワリオ。

 

本当に誰もいないのかと気になったワルイージは呼び掛けてみる。

 

「おーい、誰かいないのかー?」

 

と、その時

 

「こんな所に何の用だい?」

 

「「!?」」

 

神社の中から声がした。2人がその声の方を見てみるとそこには、瓢箪を片手に持ち2本の角を生やした少女が出てきた。

 

「ん?お前ら、見ない顔だな。誰だい?」

 

「俺はワリオ、こっちは相棒のワルイージだ。...てかお前こそ誰だよ!!」

 

(幼女?)

 

そう言われると少女は名乗る。

 

「あたしは伊吹萃香、鬼さ。」

 

「「エエーーー、お前が!?」」

 

ワリオ達はさまざまな疑問が出てきた。どう見ても人なのに何故鬼なのか、それも何で少女なのか、そして本当にここは何処なのか。

 

それを全部聞いてみた。萃香はよく分かんないとあっさり答えた。だがこの世界についてはしっかり教えてくれた。

 

ここは幻想郷と言うらしく忘れられたもの達が来る最後の楽園らしい。

ちなみにここは博麗神社というらしく異変解決をする巫女が住んでいて今はちょうど解決に出掛けているらしい。

 

ワリオ達はその説明になんとか納得とした。そしてこの世界が実在することも...

 

そしてしばらく話すうちに意気投合していた。

そして...

 

「なあ、マリオって知らないか?」

 

ワリオがマリオの事について聞いてみた。すると萃香は

 

「ああ、知っているよ。もう1ヶ月くらいコッチにいるよ。」

 

「マジか!?」

 

マリオは間違いなくここにいることが分かった。やはりマリオもあのディスクでコッチに来たらしく、そしてしばらくこの世界に住むと決めたらしい。

まあ、マリオらしいかと思うワリオ達。

すると萃香が...

 

「お前達はこれからどうするか?」

 

「う~ん、マリオに会うまではしばらくいるか。」

 

「そうだな、帰る方法も知らないし。」

 

すると萃香がある提案をする。

 

「だったらさ、ここに泊めてもいいよ。」

 

「本当か!?」

 

なんと萃香が神社にしばらく泊めてもいいと言い出したのだ。(本人の神社ではないが)だが条件があるらしい。

 

「それは...あたしと一騎討ちをしろ。ワリオ!」

 

「何ーーー!?」

 

「ワリオと!?」

 

 




今回は初のワリオ、ワルイージメインでした。次話もワリオ編でいくつもりです。

また、余談ですが活動報告欄にアンケートを用意しました。お暇な方は是非書いてみて下さい。(お願いします)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。