配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

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大激突 語られる怪力乱神と永遠の冒険者

マリオside

 

ついに星熊勇儀VSマリオの一騎討ちが始まった!!

 

「先手はやる、遠慮なく来な!!」

 

「じゃあお言葉に甘えて、「スペルカード!」」

 

マリオはハンマーを一端しまうとスペカを取り出し、そしてカード宣言をする。

 

「「炎符」ファイヤーボール」

 

宣言をするとマリオは両手に炎を灯し、一気に火の玉を連続で放つ。だが勇儀は避ける素振りさえも見せない。

 

「こんなもんか?」

 

そう言うとなんと勇儀は拳で火の玉を殴り相殺していったのだ。マリオはそれに一瞬驚くも負けじと火の玉を放ち続けるもすべて消されてしまった。

 

「うそだろ...」

 

マリオはさすがに驚いていた。まさか素手でファイヤーボールを防がれるとは思ってもいなかったからだ。

 

「スペルカードじゃ私は倒せないよ。倒したきゃルール無用の全力で来い!!」

 

「ああ、分かった!」

 

マリオにも分かっていた。スペカでは勇儀を倒すのは無理だと。幽香の時と同じようにルール無用で挑まなければ確実に命を落とすと。

 

「行くぞ!!」

 

そう言いマリオはダッシュをして勇儀との距離を一気に詰め始める。だが勇儀は仁王立ちのまま動こうとしない。マリオは気にせずに距離を詰めると勇儀の腹に一発パンチをいれる。

 

(これはどうだ?)

 

マリオが勇儀の顔を見上げる。だが勇儀は顔色1つ変えていなかった。

 

「これが全力か?確かに普通の人間よりは強いが...」

 

「まだだっ」

 

マリオは右拳で腹を殴り、更に左拳でパンチをして右足の蹴りを加える。それでも勇儀には効いてなかった。

 

「じゃあこれだ!」

 

マリオはその場でじっとして力を込める。そして...

 

「ダブルキック!!」

 

勇儀の足に回し蹴りをぶつける。更にもう一度力を込めて、今度は顎を狙った。

 

「スマッシュヘッドバッド!!」

 

力を込めたマリオの頭突きは見事顎に命中した。これは決まったかとマリオは思った。だが勇儀はそれでも効いていなかった。

 

「今度は私の番だ。」

 

勇儀は左手に力を込めると素早く腹に拳をぶつけた。マリオはその速さに追いつけずまともにくらってしまった。

 

マリオはそのまま殴り飛ばされ、地面に倒れる。勇儀にとっては挨拶がわりだったらしいがマリオにとっては大ダメージだった。

 

「ガハッ」

 

マリオはなんとか起き上がるも受けたダメージは大きく、殴られた部分を押さえていた。その威力は幽香と同等、もしくはそれ以上かもしれない。

 

「立ち上がれるなんてたいした奴だな。もう降参するか?」

 

「いや、まだやるぞ。」

 

マリオはこのままでは勝てないと判断すると次の戦法で挑む。

 

「「星石」ムキムキボディ」

 

マリオはスターストーンによるスペシャル技を使い、自身の攻撃力と防御力を上昇させる。更に

 

「「鋼化」メタルマリオ」

 

マリオはアイテム袋から取り出した緑ブロックを使いメタルマリオに変身した。

 

(幽香の時はギリギリうまくいったけど大丈夫かな?)

 

相手が鬼という事もありさすがに不安になるマリオ。だが考えても仕方ないと思い、一気に攻める。

勇儀は先程よりも気配の強まったマリオに少し警戒はしたが問題ないと思った。

 

突っ込んでくるマリオを勇儀は拳で迎え撃とうと構える。そして近づいてきた所に一発殴りかかろうとする。ところが...

 

「!?」

 

なんと今まで正面から突っ込んできていたマリオが突如消えたのだ。急な事に勇儀だけでなく観戦していたパルスィやルイージ達でさえも驚いていた。

 

「何処いったんだ!?」

 

勇儀が周囲を見回して探すがマリオは見当たらない。

 

とその時...

 

「スピンアタック!!」

 

なんとマリオは勇儀の真後ろにいたのだ。そしてダブル強化した状態での渾身のスピンアタックをぶつけたのだ。

急な攻撃にさすがの勇儀も反応できず直撃した。

 

「くっ、いつの間に!?」

 

勇儀は攻撃をくらうもすぐに起き上がり体勢を立て直す。だがマリオがいきなり消え、背後に現れた事に驚きを隠せなかった。

 

「やるねマリオ、でも一体何をしたんだ?」

 

「それはな、これだ。」

 

隠す様子もなくあっさり教え始める。

マリオはアイテム袋から何かを取り出した。みんなが見てみるとそれは小さいキノコだった。

 

「それはマメキノコ!!」

 

見たことがあるルイージが気づいた。そうマリオが使ったのは体を小さくするマメキノコだったのだ。

マリオは勇儀に突っ込んでいき、勇儀の攻撃が当たる瞬間にマメキノコを使い視界から消えて背後にまわったのだ。そしてスーパーキノコで体を元の大きさに戻したのだ。

 

「相手が相手だからな。真正面からぶつかるのはさすがに厳しいと思ったんだ。」

 

「いいね、それくらいはやって貰わないとね。」

 

勇儀は笑みを浮かべていた。ここまで戦闘技術のある人間とやり合ったのは先代の巫女以来だったから血が騒いでいるのだ。

 

「さあ、どんどん来なよ!!」

 

「ああ、(幽香の時といい何でこんなに好戦的な女性が多いんだよ、幻想郷は)」

 

マリオは今度はマメキノコを使わずガチンコ勝負で挑んだ。勇儀もそれを迎え撃つ。

 

お互いの拳と拳がぶつかり合い、そのままラッシュが始まった。その衝撃は見ていたルイージ達にも伝わってきた。

 

「あの勇儀にここまで張り合うなんて...」

 

「兄さん、凄い。」

 

勇儀の蹴りをジャンプでかわすマリオ。そのまま顔目掛けてパンチを仕掛ける。だが片手で顔をガードする勇儀。そしてもう片方の手でマリオを掴み、地面に叩きつける。勇儀は更に攻撃を加えようとするがマリオが素早く反応し、それをかわして背後へまわり、そして構える。しかし勇儀もそれに勘づいた。

 

「ファイア掌底!!」

 

マリオは勇儀の背中目掛けて炎を伴った掌底を放つ。だが勇儀も振り向き様の裏拳をぶつける。ほぼ同時であり、2人とも吹っ飛んだ。

勇儀はすぐに起き上がり、マリオも何とか起き上がった。

 

「こんなに愉しいのは久しぶりだよ。」

 

「ハァハァ。」

 

「兄さんっ」

 

ルイージが焦るのも無理はない。なぜならマリオはメタル化もムキムキボディの効果も解けていたのだ。

それに長期戦でマリオのスタミナも限界に近づいていたのだ。だが勇儀はまだ力が残っているみたいだった。

 

「さあ、続けようか。」

 

(正直言ってもう限界だ。こうなったら...)

 

するとマリオは

 

「勇儀、俺はこれ以上戦う力は残ってない。だから最後に俺の最高の一撃を放つつもりだ。いいか?」

 

「分かった、じゃあ私も奥義を放つ。それがお前への礼儀ってもんだ。マリオ!!」

 

 

地底での一騎討ちについに決着がつく。

 

 

 

 

 

 




今回のタイトルにある「永遠の冒険者」は皆様がそれぞれ考えた2つ名の意見から1つ抜粋しました。
本当にどれも良いネーミングでした。選ぶのに苦労しました。ありがとうございました。(霊夢も2つ名がたくさんあるのでマリオの2つ名もすべて採用します)

今回の元ネタ、ファイア掌底、ダブルキック、スマッシュヘッドバッドはスマブラXより

また、余談ですが登場しているマリオキャラ5人のプロフィールを書こうか迷っています。皆様のご意見よろしくお願いします。
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