配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

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遂に決着 星熊勇儀VSマリオ

マリオside

 

 

 

「じゃあ行くぞ!!」

 

マリオは7つのスターストーンを取り出して空に掲げる。そしてマリオは全身に力を込め始める。

すると勇儀の周りに無造作に光の線が引かれていく。それも地面ではなく空中に。

 

(何だこれ?触れても何ともないが。)

 

勇儀はマリオが何をするか想像もついてなかった。見ていたパルスィも同じだったがルイージとポンプは何をするか分かっていた。

 

(兄さんアレを放つ気だ。)

 

(ワタシ初めて見マス。)

 

「私もそろそろ行くよ!!」

 

勇儀はそう言うと全身から凄まじい殺気を放つ。マリオだけでなく見ていたルイージ達もその殺気に寒気を覚える。勇儀は殺気を放ったまま、大きく一歩出る。

 

 

 

 

勇儀が一歩歩くと周りに大量の弾幕が出る。

 

(勇儀、アレをやる気なのね。)

 

(何をする気だ、勇儀のヤツ...)

 

マリオは勇儀が何をするか分からなかった。だが明らかにとんでもない攻撃が来ることだけはすぐに感じ取った。

 

 

 

 

勇儀はもう一歩歩く。すると更に別の弾幕が最初の弾幕の周りに出てくる。

その頃にはマリオの出した光の線、その数10本以上が勇儀の周りに出ていた。

 

「行くぞ、俺の最高の攻撃!!」

 

「ああ、かかってきなよ。」

 

2人は今まで以上に力を込める。すべてを出しきろうとするマリオ、そしてそれを迎え撃つ勇儀。

 

 

今、決着がつく。

 

 

 

 

 

 

「「星石」ズバットスター!!」

 

「「四天王奥義」三歩必殺!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん...」

 

気がつくと目の前には地底の空が見えていた。すると...

 

「兄さん!!」

 

「マリオサン!!」

 

ルイージとポンプの顔も視界に入ってきた。マリオは2人に気がつき体を起こそうとする。だが、

 

「痛っ」

 

全身に痛みが走ったがそれでも何とか体を起こして座り込む。向こうを見てみると勇儀は盃を片手に酒を飲んでいた。隣にはパルスィもいる。

 

「おい、あの後どうなったんだ?」

 

マリオは技を放った直後の事を覚えていなかった。ルイージにどうなったか聞いてみる。

 

「それは...」

 

「見ての通り、マリオサンの負けデス。」

 

ポンプは言う。話によるとどうやらお互い技を放ち、そしてマリオはそのまま吹っ飛んで気を失ったらしい。勇儀も怪我はしたもののマリオほどはなくすぐに起き上がったらしい。

 

「俺が、負けたのか。」

 

「兄さん...」

 

ルイージは負けたマリオになんて言葉をかけたらいいか分からなかった。だが、

 

「そっかー、俺負けたんだな。あ~悔しいな~。」

 

「「!?」」

 

なんと落ち込んでるかに見えたマリオは何故かとても明るかったのだ。これにはルイージも驚きを隠せなかった。

 

「えっと、兄さん?僕はてっきり落ち込んでるかと...」

 

「ん?いや、落ち込んでないぞ。それより嬉しいんだ。」

 

「どういうことデスカ?」

 

ポンプも気になったのでマリオに聞いてみる。すると

 

「俺よりも強い相手と戦えたからだ。幽香の時も感じたんだけど俺はまだまだ弱いって分かったんだ。そして、ピーチ姫を守る為にもまだまだ強くなれるってことも。」

 

「兄さん...」

 

「さすがマリオサンデスネ。」

 

「よく言ったマリオ!!」

 

「!?」

 

気がつくと勇儀とパルスィがマリオ達の目の前にいた。勇儀は満足感に満ちていた。

 

「お前との勝負は楽しかった。まさかここまでできる人間とは思わなかったよ。」

 

すると勇儀はマリオに手を差し伸べた。

 

「お前が強くなった時、また勝負をしよう!!」

 

「勝負はちょっとゴメンだが、その時はよろしくな。」

 

マリオは勇儀の手を掴み、痛みにこらえながらも起き上がる。

こうして星熊勇儀VSマリオの決闘は勇儀の勝利で幕を下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後

 

マリオはルイージの手当てによって何とか治療を終えた。ルイージとしてはもう少し体を休めてもらったほうが良いと思ったのだが、マリオは早く異変を解決した方がいいからと先に進もうと言い、結局そうする事にした。

 

「勝負の為に引き止めて悪かったな、もう通っていいぞ。ちなみに地霊殿は旧都の大通りを真っ直ぐ進んだ更に先にあるからな。」

 

「ありがとうな、勇儀。」

 

「ありがとう、勇儀さん。」

 

マリオ達は勇儀とパルスィにお礼と別れを告げると地霊殿目指して進み始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しかし、まさか兄さんを倒すなんてね。」

 

「最初の攻撃でヤバイとは思ってたぞ。あれだけ出来ただけで奇跡だよ。」

 

「まあ、鬼でしたカラ。」

 

マリオ達はそんな事を話しながら地霊殿を目指す。

とその時

 

「ん?」

 

「どうした?ルイージ。」

 

「いや、誰かに見られてる気がして。それもヤマメさん達に会った時からずっと。」

 

「気のせいだろ。俺は何も感じないぞ。」

 

「ワタシもデスヨ。」

 

(確かにそんな気がしたんだけど、僕の考え過ぎかな?)

 

ルイージはそんな事を思いながらマリオと共に歩いていく。

 

そしてその3人を見つめる1つの影。

 

?「ふ~ん、まさか私の気配に気づくなんて。ちょっと驚いたな~。」

 

そしてその影はまた消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ勇儀。」

 

「何だ?パルスィ。」

 

「あの人間、変わってるわね。私を嫌わなかったし。」

 

「う~ん、まあそういう人間もいるだろ。それより酒だー!!」

 

「まだ飲むの!?そんなに明るいのが妬ましいわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方こちらは今地底にいるマリオ達とは別行動をとっているヨッシー。ヨッシーは今空に浮かぶ飛行船を追いかけていた。

 

「久しぶりの出番ですね、私。さて、あの飛行船にはどんなご馳走が待っているんでしょうか?」

 

考えていることはやはりご飯の事だった。そして飛んでいるとヨッシーは何かに気がついた。

 

「ん?何でしょうか?」

 

遠くの方にヨッシー以外に飛行船に向かって飛ぶ影が3つほど見えたのだ。

 

「もしかしてあれは!」

 

ヨッシーは何か分かったらしくその3つの影に向かって飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 




話自体の投稿はおよそ2週間ぶりになりました。皆様スミマセン。今後も1週間に1本ほどのペースになりますが気長に待っていただけたら幸いです。
ちなみに次の話はヨッシー編を書くつもりです。もし、マリオ編かワリオ編が読みたいという方はコメントよろしくお願いします。
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