配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

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ワリオとワルイージ 幻想郷の冒険

ワリオside

 

場所:博麗神社

 

時刻は現実でいうおよそ午前7時頃。朝日は昇り、辺りはすでに明るくなっていた。

博麗神社の中は昨日の宴会によって散らかっていた。酒の入っていた瓶は空のまま放置、つまみが盛られていた皿はひっくり返ったものまであった。

 

「あちゃ~、まずいね。」

 

目が覚めた萃香は部屋の惨劇にさすがにヤバイと思っていた。もし霊夢に見つかったりなんてしたら...

 

「ん、どうした?」

 

「もう朝か...」

 

寝ていたワリオとワルイージが目を覚まし、萃香に声をかけた。

萃香はこのままじゃ霊夢に大目玉を食らう事になるから急いで片付けようと言った。ワリオ達は何をそんなに焦っているんだと思ったが萃香がそこまで言うのだからと、しょうがなく手伝った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女・おっさん片付け中...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ~やっと終わったよ。」

 

「朝から疲れたぜ。」

 

「結局俺1人でやったんじゃねえか。ワリオ!萃香!」

 

まあまあとなだめる萃香。

 

何があったかというと実は片付けが始まった途端萃香とワリオがだらけてしまい、結局ワルイージが1人で片付けをする羽目になったのだ。

 

「そういやこれからどうするんだい?」

 

「え?」

 

「そういや考えてなかったな。」

 

萃香に聞かれて気づくワリオ達。なんと何も考えていなかったのだ。そもそも幻想郷に来た目的はマリオを探す事だ。だが今地底にいるマリオには会うことが出来ないのですることがないのだ。

どうしようかと萃香も含めて3人で考えた。

するとワリオが

 

「よし、だったら...」

 

「ん?」

 

「何か思いついたのか?」

 

何かを思いついたらしい。それは...

 

「俺も幻想郷を冒険する!!」

 

「何だって!?」

 

なんとワリオは自分も幻想郷を冒険すると言い出したのだ。恐らくマリオも冒険しているのに自分がしないでどうすると思ったのだろう。(後はお宝が目的)

ワリオの考えにワルイージは最初乗り気ではなかったがルイージに負けたくないという対抗心でワルイージも行く事にした。

萃香は用事があるからと断った。

こうしてワリオとワルイージは幻想郷の冒険に行くことになった。

 

「世話になったな、萃香。」

 

「アンタとはまた勝負したいね、ワリオ。」

 

「いや勘弁してくれ...」

 

「アッハハハハ。」

 

別れを言うとワリオとワルイージはあてもなく出発した。

萃香は2人を見送ると全身を霧に変えて何処かえと消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワリオとワルイージはひたすら歩く。だが何処か行く先を決めていたわけではなく、ただ時間ばかりが過ぎていく。

 

「あ~、何処だここ。」

 

「さすがに無謀すぎたか?」

 

2人の周りには草木が生えているばかりで建物や人の気配は全くといっていいほどなかった。

2人はキノコワールドでもよく冒険はしており遭難する事はよくあったが、今回は世界も違うという事もあってさすがに不安もあった。

 

「せめて人に会えればな~。」

 

「よくマリオ達はこの世界で生きていけるよな。」

 

幻想郷で生きぬくマリオに関心する2人。

そんな事を話しながらさらに歩いていく。

するとその時...

 

 

「うわーーーー!!」

 

 

何処からか声が聞こえた。

 

「!?」

 

「何だ一体!?」

 

2人は声のしたほうへと走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方声のした方では

 

「逃げようよ、チルノちゃん!!」

 

「アタイが負けるかーー!!」

 

「グギャアアアアア」

 

そこにいたのは博麗神社の宴会でルイージに興味を持っていた氷の妖精チルノとその友達の大妖精(通称大ちゃん)だった。

そしてチルノ達が戦っていたのは体長4メートルはあると思われる四足歩行の妖怪だった。

何故戦っているかというと腹を空かした妖怪が偶然チルノ達を見つけて食おうとし、それをチルノは勝てると思い込んで迎え撃ったとか。

 

「ギャギャーーー」

 

妖怪は前足を使って2人を捕まえようとする。

対するチルノもスペルカードを使って応戦するが倒せずにいた。

 

「あのようかい、なかなかやるな。まさかさいきょーのアタイにここまで...」

 

「言ってる場合じゃないでしょ!!」

 

チルノも諦める気はないし、このままじゃマズイと思った大ちゃん。

 

とその時

 

「おい、何かいるぞ。」

 

「あれは...まさか妖怪!?」

 

妖怪の後ろから声がした。

 

「あれ?声がした。」

 

「どうしたの大ちゃん?」

 

チルノが聞いてみた。そして大ちゃんに言われた方を見てみると

 

「ムムっ人間?」

 

「何だ?小さいガキもいるぞ。」

 

チルノとワリオの目があった。だが妖怪もそれに気づき、ワリオの方に振り向いて襲いかかった。

 

「危ない!!」

 

大ちゃんがワリオ達に叫ぶ。だが妖怪はすでに攻撃に移っており、ワリオを踏みつけようとしていた。だがなんとワリオはその妖怪の前足を逆に掴んだのだ。

 

「うおりゃああああ」

 

そして力を込めて妖怪を投げ飛ばしたのだ。それにはさすがにチルノも大ちゃんも驚いていた。

 

「ふー、何だったんだ?あの妖怪。」

 

「それよりワリオ、こいつらは...」

 

ワルイージがチルノ達を指差す。するとチルノは

 

「こいつらじゃない。アタイのなまえはチルノ。げんそーきょーさいきょーの妖精だ!!」

 

堂々と言い張った。だがワリオはそれを聞くと大笑いし始めた。

 

「ワッハッハッハ、お前が最強?ただのガキがか?」

 

だがチルノも負けじと反論する。

 

「わらうな!!あんたはアタイのつよさをしらないんだな。このいかついおっさん!!」

 

「誰がいかついおっさんだっ!!俺はワリオだ。てかあんな妖怪に苦戦するお前が最強な訳ないだろ。」

 

「うるさい、これからほんきだすとこだったんだぞ。このおおばかやろー。」

 

「お前も大馬鹿野郎だろ!!」

 

チルノとワリオの喧嘩が始まった。

 

(チルノちゃん...)

 

(ワリオ...)

 

2人は手がつけられずにいた。

とその時

 

「グギャアアアアア」

 

なんとさっき投げ飛ばされた妖怪が戻ってきたのだ。その妖怪はチルノとワリオを狙っていた。

 

「「うるせーーじゃまするんじゃねーー!!」」

 

チルノとワリオが同時に叫ぶ。

 

「こうなりゃあいつの始末が先だ。いいな、サルノ。」

 

「アタイはチルノだ。おまえこそあしひっぱるなよワルオ。」

 

「ワリオだ!!」

 

こうしてチルノ&ワリオ対妖怪の戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(俺、完全に忘れられてる...)

 

(私もだ...)

 

「「ん?」」

 

ここで忘れられてた2人がお互いに気づいた。そしてお互いに自己紹介し情報を交換する事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はワリオ編が読みたいという意見が多かったのでワリオ編にしました。ここからはしばらくワリオ編になると思います。(何話続くか分からないけど)
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