配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

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⑨チルノと怪力馬鹿のワリオ

チルノ&ワリオside

 

 

「アタイからいくよ。「氷符」アイシクルフォール!!」

 

宣言するとチルノは氷属性の弾幕を放った。その弾幕は大量に放った為、妖怪は避けきれずいくつかが被弾した。

 

「グガッ」

 

「へぇ、やるじゃねえか...」

 

横にいたワリオも関心していた。こんな弾幕を張れるとは思ってもいなかったからだ。

 

「グギャアアアアア」

 

だが妖怪は避けきれないと分かると被弾を覚悟の上で突っ込んできた。

チルノは構わず放ち続けるが妖怪は傷を負いながらもどんどん近づいてきた。

 

「あれ?ヤバイかも。」

 

チルノは身の危険を感じ避けようとするがその時既に妖怪は近くまできていた。これはさすがにマズイと思った。だが...

 

「ぬおおおおおおおっ」

 

ドカッ

 

「ッ!?」

 

なんとワリオが妖怪の突進を両手を使って止めたのだ。今度はチルノが驚いていた。

 

「お前やるなあ、ワリオ。」

 

「へへ、それほどでも。」

 

ワリオはそのまま押し返そうとする。だが妖怪も負けじと力ずくで押し飛ばそうとしていた。2人の力はほぼ互角でどちらも1歩も引かなかった。

そしてそのまま力比べが続くかと思われたが...

 

「グギャアアアアア」

 

「!?」

 

突然妖怪が大声で叫びだした。それにワリオは一瞬怯んでしまい、その隙にと妖怪は一気に力を出してきた。ワリオは一瞬の隙を突かれ、不利な体勢になっていく。

 

(くそ、ちょっとヤバイか...)

 

このままでは押し負けると思ったワリオ。だが...

 

「グガッ」

 

突然妖怪が体勢を崩し倒れたのだ。何が起きたかワリオには分からなかったが

 

「今がチャンス。ワリオパーンチ!!」

 

ワリオのパンチで妖怪が吹き飛ぶ。何とか助かったがワリオは何故妖怪が体勢を崩したか分からなかった。

だが妖怪の足元を見てみるとその答えが分かった。

 

「氷ってる...まさか!?」

 

もしかしてとワリオがその方を見てみる。そこにはどや顔を浮かべたチルノがいた。

 

「お前がやったのか?」

 

「フフン、アタイにとっちゃあれくらいふつうだよ。」

 

「一応ありがとな。」

 

ワリオは珍しく素直に礼を言う。チルノもさっきのおかえしだとワリオに言い返した。

殴られた妖怪はなんとか起き上がると最後の力で2人に向かって突進してきた。

 

「一気に決めるか。」

 

「よっしゃー。」

 

2人は避けようともせず、構える。妖怪がどんどん近づいてきて、そして射程内に入ると2人が技を繰り出した。

 

「「冷体」スーパーアイスキック!!」

 

「ワリオ裏拳!!」

 

チルノの連続キックとワリオの裏拳が同時にヒットした。妖怪はなすすべなく吹き飛ばされ、もう起き上がってはこなかった。

 

「やったか?」

 

「そうみたいだね。」

 

妖怪がもう起き上がってこないと確信するとチルノとワリオはお互いに向き合う。

 

「お前、少しはやるな。」

 

「アンタこそ。」

 

なんと2人はお互いの健闘を称えあったのだ。そして更には握手までした。

 

「やったなワリオ。」

 

「凄いよ、チルノちゃん。」

 

いつのまにか影になっていた大ちゃんとワルイージが2人に近づいていく。

ワリオとチルノが仲良くなっていた事に安堵する大ちゃんとワルイージ。

でもワリオとチルノにとっては大ちゃんとワルイージが仲良くなっていた事の方が驚きだった。

 

 

 

その後...

 

 

 

大ちゃんの提案でひとまず霧の湖の近くに移動し、そこで詳しく話をしようという事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女・おっさん移動中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧の湖では少々霧がかかっており視界はあまりよくなかった。

だが特に気にすることなくお互いの事について話始めた。その矢先

 

「そういやお前に提案がある、チルノ。」

 

「そういやアタイもてーあんがあるんだぞ。」

 

ワルイージと大ちゃんは?マークを浮かべていた。そしてワリオとチルノはその提案を堂々と言った。

 

「「お前を俺(アタイ)の子分にしてやる!!」」

 

10秒間の沈黙...

 

 

「「なっ...何だとー!!」」

 

なんと2人とも先程の戦いで実力を認め合ったからなのか、お互い自分の子分にしようと考えていたのだ。

聞いていた大ちゃんとワルイージもなんて声をかけたらいいか分からなかった。

 

「何で俺がお前の子分にならなきゃいけないんだ。お前が俺の子分になれ。」

 

「なにいってるんだ。アンタこそアタイのこぶんになれ。」

 

「何だよ、やんのか?」

 

「のぞむところだ。」

 

もう誰にも手がつけられない状況だった。自分の主張を曲げない2人。そんな2人の影には苦労している人もいる。

 

「チルノちゃん...」

 

「友達じゃ駄目なのかよ...」

 

だが、およそ10分くらいでお互いエネルギー切れとなり小さな争いは幕を下ろした。

 

「それでワリオさん達はマリオさんを探してたら幻想郷に来ちゃったんだよね?」

 

「ああ、そうなんだ。でもまさかその幻想郷にマリオもいるとは思わなかったけどな。」

 

ワリオとチルノの争いの後、やっとお互いの状況について話し合う事が出来た。チルノはよく分かってなかったが大ちゃんが理解していたのでワリオ達も助かった。

 

「さて、これからどうするか...」

 

「また萃香の所に戻るって方法もあるけど出来れば新しい所に行きたいよな。」

 

「だったらアタイにいいかんがえがあるよ。」

 

チルノが何やら思いついたらしく3人とも聞いてみる。(ワリオはやや不安らしいが)

 

「それは...みすちーの屋台に行く事さ。」

 

「「みすちーの屋台?」」

 

大ちゃんにはすぐに分かったがワリオとワルイージには何の事やらさっぱりだった。

 




今回の元ネタ。ワリオ裏拳はスマブラ3DS・WiiUより。名前はよく分からなったので自分で考えました。
Xまではショルダータックルだったのに3DS・WiiUでは裏拳になっていたのに驚きました。

お詫び
今回投稿が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。活動報告にも書いたように4月以降忙しくなり、週1のペースになり、最悪週1で投稿出来ない場合もあります。
出来るだけ間に合わせるようにしますので皆様気長にお待ち下さい。
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