配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

46 / 82
午後の運動という名の弾幕ごっこ

ワリオ・チルノside

 

「「弾幕ごっこ?」」

 

聞いたこともない言葉に?マークを浮かべるワリオとワルイージ。するとチルノが満面のどや顔を見せ

 

「しょうがないな~、それならアタイがおしえてあげ...」

 

「知るわけないだろ!!」

 

またしてもチルノとワリオが...となりそうだったが皆が間に入り今回も衝突は避けられた。チルノがこのまま話すとまた衝突しそうなので大ちゃんが代わりに説明を始めた。

 

簡単に言うとこの世界(幻想郷)の決闘ルールらしく、お互い避けにくい弾幕を出しあって先に戦闘不能?になったほうが負けらしい。

そして弾幕もただ放てばいいわけではないらしい。

 

「スペルカード?」

 

「うん、弾幕を放つ時は必ずそのカードを掲げて宣言しないといけないんだよ。」

 

「えっと...つまり必殺技みたいなもんか?」

 

「まあそうかな。」

 

弾幕ごっこについてのルールを少しずつ覚えていくワリオとワルイージ。だがまだ残っている疑問をぶつけていく。

 

「必殺技は何回まで使っていいんだ?」

 

「スペルカードな。」

「う~ん、その時次第だけど大体3~5枚かな。」

 

大ちゃんの説明でなんとか理解した2人。そしてどうせ夕食まで時間があるのだし折角だからとやることにした。大ちゃんは弾幕ごっこはやらないそうなのでメンバーはチルノ、ルーミア、ミスティア、リグル、ワリオ、ワルイージの6人でそれぞれ2人ずつ3組に分かれて戦う事とした。

 

「...でどう分ける?」

 

ミスティアが皆に聞いた。確かにどう分けるかまでは考えていなかった。すると...

 

「アタイはワリオをたおしたい!!だからワリオとたたかう。」

 

「ほお、いい度胸じゃねえか。じゃあ俺もチルノと戦うぜ。」

 

こうしてひとまずチルノとワリオで1組が決まった。そしてあとは2組だが...

 

「じゃあ私は細いのと戦うのだー。」

 

「誰が細いのだ!!俺はワルイージだ!!」

 

「え?ルーミアちゃん、ワルイージさんと戦うの?」

 

なんとルーミアがワルイージと戦うと言い出したのだ。ミスティアが理由を聞いてみるとどうやら1番弱そうだかららしい。

 

「おいっ」

 

「じ...じゃあ私はミスティアちゃんとだね。」

 

「そうだね。」

 

こうしてチルノとワリオ、ルーミアとワルイージ、そしてミスティアとリグルとなった。

順番についてはまず弾幕ごっこに慣れてるミスティアとリグルが見本という形でする事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ミスティアVSリグル

 

「じゃあ始めるね、リグルちゃん。」

 

「いつでもいいよ、ミスティアちゃん。」

 

2人は広い所の中央におり、他の皆は少し離れた所にいた。

 

「いよいよ始まるな。」

 

「てかそんなルールあるなら早く知りたかったぞ。」

 

萃香とガチンコで勝負してぼろ負けしたワリオが呟く。

そして遂に弾幕ごっこがはじまった。

 

「「蛾符」天蛾の蠱道!!」

 

するとミスティアは大量の紫の弾幕を自分の周りから周囲に打ち出し、ミスティア自身はリグルを狙って赤の弾幕を打ち出した。

 

「おっと、流石ミスティアちゃんだね。」

 

リグルは飛んで空中で弾幕を避けていく。何度か当たりそうにもなるがグレイズ(かすり)でおさえている。

 

「じゃあ私も「灯符」ファイヤフライフェノメノン!!」

 

リグルは宣言すると米粒状の弾幕を辺り一面に打ち出す。更にミスティアを狙って青の弾幕を打つ。ミスティアは自分の弾幕を打ちつつもなんとか避けていく。

一方それを見ていたワリオ達はというと...

 

「マジかよ...」

 

「もはや少女の域越えてんだろ...」

 

ワリオとワルイージは初めて見る少女達の弾幕ごっこに言葉を失っていた。弾幕という見たこともない光の弾を打ち、当たり前のように飛んで避ける。キノコワールドでも女性が戦う事もあるがここまで激しい決闘は見たことがなかった。

 

「流石だよ、リグルちゃん。」

 

「いや、ミスティアちゃんこそ凄いよ。」

 

2人とも何発か被弾し少しアザができていた。お互いまだ戦うだけの体力は残っているように見えた。だが...

 

「よし、これでいいかな。」

 

「うん、そうだね。」

 

すると2人は弾幕を打つのを止め、弾幕ごっこを終了した。2人はあくまでも見本としてだったのでこれくらいがちょうどいいらしい。それにミスティアは屋台の仕事があるので体力は残した方がいいという事で。

 

「まあこんな感じだよ。」

 

「あ...ああ、よく分かったよ。」

 

あんなに激しい決闘を繰り広げたのに笑顔でいる2人にワリオ達は唖然としていた。

そしてミスティアとリグルの弾幕ごっこが終わったので次はワリオとチルノが戦う事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チルノVSワリオ

 

「やっとアタイのでばんだ、さあかくごしろ!!」

 

「お前こそ!!」

 

先程ミスティア達が戦っていた場所にワリオとチルノが移り、お互い既に戦闘準備を終えていた。

そして大ちゃんの合図と共に弾幕ごっこ第2回戦が始まった。

 

「せんてひっしょう!「氷符」アイシクルフォール!!」

 

チルノは辺り一面に氷の弾幕を打ち出した。

 

「うおっ」

 

ワリオはその弾幕をなんとか避けていく。だがまだ弾幕ごっこに慣れてない為か結構ギリギリだった。

 

「どうだ、アタイのちからは。」

 

「くそっ思った以上に難しいな。」

 

いくら戦いに慣れてるワリオとはいえど、弾幕ごっこみたいな決闘には全くの無縁(キノコワールドでのワリオはゴリ押しで戦ってた)だった。そしてこのままではマズイと思ったワリオは

 

「こうなったら力ずくだ、いくぞ必殺技!!」

「スペルカードな」

 

ワリオは被弾するのも覚悟の上でスペカを発動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「必殺、ステッキオだ!!」

 

ワリオは懐から生きた杖、ステッキオを取り出した。そしてワリオはステッキオを掲げて変身した。

 

「「怪獣」ダイナソーワリオ!!」

 

出てきたのはまるで怪獣のような着ぐるみを着たワリオだった。それにはチルノも含めて全員驚いていた。だがワルイージだけはステッキオについて聞いたことがあったのでそこまで驚いてはいなかった。

 

「い、いくらみためがかわってもアタイのスペカには...」

 

「ウォォォォォォファイアーー!!」

 

ワリオはなんと口から真っ赤な火炎を吐き出した。その炎はチルノの氷属性の弾幕を消していき、炎の一部がチルノをかすった。だがワリオもまた今までに放たれた氷の弾幕を全て消す事は出来ず何発か被弾した。

 

「くっなかなかやるな、ワリオ。でもこれからさ、アタイのほんきは!」

 

「いいぜ、受けて立つ!」

 

チルノとワリオの弾幕ごっこは更に激化していく。

 

 

 

 

 




久々の元ネタ、ステッキオとダイナソーワリオは怪盗ワリオ・ザ・セブンより

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。