配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

47 / 82
弾幕ごっこ後半戦と終わり

ワリワル・バカルテット+@side

 

「うおりゃあーーー!!」

 

ヒュヒュヒュヒュヒュッ

 

「負けるかーー!!」

 

ゴオオオオオッ

 

2人の戦いはますます激化していた。氷属性の弾幕を放つチルノに、ダイナソーとなり炎を吐いて迎え撃つワリオ。両者の実力はほぼ互角だった。

 

「くそ~、厄介だな。」

 

ダイナソーワリオになりチルノの弾幕を防いではいるものの相手に炎を当てることが出来ていなかった。というのもチルノは飛んで避けることができるがワリオ自身は今の状態では飛ぶことが出来ない、つまりワリオの炎は簡単に避けられるのだ。

弾幕ごっこでは飛べると飛べないとでは戦局に大きな差が生じる...らしい。

 

「どんどんいくぞ「凍符」パーフェクトフリーズ!!」

 

チルノは先程よりも更に多くの、それもカラフルな氷の弾幕を辺りに放つ。ワリオはなんとか避けていたもののダイナソーになった事による鈍化によってスピードが落ち、次第に当たり始めてきた。

 

「くそっなんとかしてくれステッキオ!」

 

生きた杖、ステッキオに頼み込むワリオ。

 

「そんな事言われてもの~、おっそうじゃ。」

 

するとステッキオは何かを閃いたらしく、魔法でワリオを何かに変身させた。その変身とは...

 

「フフフ...」

 

「「!?」」

 

その変身にはチルノだけでなく見ていた皆も驚いており、言葉を失っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「大変身」ワリオマン!!」

 

そこにいたのは仮面を付け、紫のスーツに紫のマントをまとったワリオだった。

実はステッキオは魔法により召喚したマンドラゴラをワリオに食べさせたのだ。それによりワリオが変身したのだ。

 

「こうなればもう俺に敵はない。」

 

「ぐぬぬ、そのくらいでアタイに勝てると思うなー!」

 

チルノは「凍符」パーフェクトフリーズを更に放つ。だがワリオは先程とは比べ物にならない速度で避けていく。

 

「なんてヤツだ、アタイのスペカをよけるなんて...」

 

「フフフ、このパーフェクトな俺にはそんな弾、無意味だ。さあ、次で決めるぞ。」

 

完璧?な男ワリオマンは空を飛び、一気に距離を詰めていく。もちろん弾幕を避けながらだ。

 

「くっ」

 

距離を詰められ流石に焦るチルノ。ワリオは距離を詰めると懐から何かを取り出そうとした。

 

「これで終わりだ!「宇宙」スペースワリオ!!...の銃」

 

ワリオマンはスペースワリオの時のレーザー銃を取り出そうとした。だが手に持っていたのは...

 

「ん?」

 

「へ?」

 

「お、おいワリオ。それは!!」

 

ワルイージは気づいたが既に遅かった。ワリオが持っていたのは足が生え、白い目とゼンマイの付いた黒く丸いものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後ワリオから大爆発が起こり、気がつくとワリオとチルノが2人とも倒れていた。

 

「な...何が起きたの?」

 

「ワリオのバカ...」

 

大ちゃん達がワルイージに何があったか聞いてみた。話によるとワリオが誤って取り出したのはボムへいと呼ばれる爆弾らしく、ワリオの相棒だった時もあるらしい。

「うっ...ゲホッ」

 

「アタイ...あっちいのは...ダメ...だ」

 

その言葉を残し、2人はそのまま気を失ってしまった。

 

 

結果......両者戦闘不能となった為引き分けとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ルーミアVSワルイージ

 

そして本日最後の弾幕ごっこ、ルーミアとワルイージの決闘。ちなみにチルノとワリオだが妖精の回復力とワリオのタフさによって2人共すぐに目を覚ました。

 

「よーし、始めるぞー。」

 

「ついに、始まるのか...」

 

意外にやる気のあるルーミアに少々不安を感じているワルイージ。この2人がついに...ぶつかる。

 

 

 

「私からいくのだ「夜符」ナイトバード!!」

 

ルーミアは宣言すると2色の玉形弾幕をそれぞれ曲線状に放つ。ワルイージは慣れないながらもフットワークを生かしてこれを避けていく。だがルーミアが弾幕の量を増やした為に避けきれず被弾してしまった。

 

ピチューン

 

「くそっ」

 

「もう終わりなのかー?」

 

ルーミアは両手を横に広げたまま余裕の表情だった。そして更に弾幕を放つ。

マズイと思ったワルイージはとっさに何かを取り出すと、なんと弾幕を防いだのだ。

 

「!?」

 

(たまたま持ってきていたのが助かったぜ)

 

それはなんと...テニスラケットだった。

 

「何?あれ...」

 

「おい、ラケットを知らないのか!?」

 

ワリオはチルノ達がラケットを知らなかったことに驚いた。どうやら幻想郷にはラケットが無いらしい。ワリオはテニスというスポーツに使う物だと説明したがやはりテニスも知らなかった。

 

ワルイージはラケットを使い、避けきれない弾幕を防いていく。何故かラケットが壊れないのは不思議だが...

 

「こうなったら「闇符」ディマーケイション!!」

 

するとルーミアは米粒形の弾幕を交差させるように放ち、更に玉形の弾幕をワルイージ目掛けて放った。

 

「俺様も一気に行くぜ!!」

 

するとワルイージは初めて前に出て攻めに入った。そしてカードはないがスペカの宣言をする。

 

「「籠球」スクリューダンク!!」

 

するとワルイージは全身に青白い光を纏う。そしてΓマークの形に体を曲げたかと思えば風を纏った弾幕を放った。

 

「おっと、危ないのだ。」

 

幸いにも飛んできた弾幕は1発だけだったのでルーミアは簡単にそれを避けようとする。だがなんと周りには大量の泡形弾幕が浮かんでおり、避けるのが楽ではなかった。

 

(よし、チャンスだ!)

 

そう思ったワルイージはもう1発弾幕を放つと自らもその弾幕を追いかけ始めた。それも平泳ぎで飛びながら...

 

「!?」

 

ルーミアは気づいたが既に遅くもうワルイージが目前におり、両手には先程放った弾幕を持っていた。

するとルーミアはとっさに自分の周りに闇を張った。

 

「なっ!?」

 

急に目の前が真っ暗になりルーミアの位置を見失ってしまった。だがルーミア自身も相手の位置を見失ってしまいそしてそのまま...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴーーーーーーーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果......両者共に頭を強く打ち気を失った為またしても引き分け

 

「俺と似た終わり方だな...」

 

その後

 

時はもう夕刻となっており夕日が山の向こうに沈もうとしていた。

ルーミアとワルイージも起きたので今回の弾幕ごっこをみんなで語り合った。(チルノとワリオは相変わらずだが)

ミスティアの屋台でみんなで呑みながら...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「??様~、もうすぐですよ。」

 

「分かってますよ??。い...いいですかこれはあくまでも調査であって決して貴方と2人で飲みたいなどとは...」

 

「はいはい、分かってますって。」ニヤニヤ

 

1人はきっちりしながらも少々顔を赤くし、もう1人はその様子を楽しんでるようだ。そんな2人が向かっていた先は大盛り上がりのあの屋台だった。

 

 

 

 

 

 




今回の元ネタ、ワリオマンはメイドインワリオシリーズ
スペースワリオは怪盗ワリオザ・セブンより、ボムへいはスーパーマリオシリーズより、ラケットはマリオテニスより、スクリューダンクはマリオバスケ3on3より、

今回元ネタが多くなってしまいました。もし、間違いがあったらご指摘お願いします。
後、ルーミアの話し方がいまいち分からなかったのであんな感じになりました。もし、違ったらこちらもご指摘お願いします。
ワリオ編は後1、2話くらいでひとまず区切ろうと思っています。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。