マリオside
あれから一時間経過...
「それでな、その時に...」
「へぇ、ヨッシーがつまみ食い...ですか。面白いですね、そのヨッシーって方は。」
「流石さとりさん、すぐ分かるんだね。」
「それが覚ですからね。」
4人の会話はまだ続いており、マリオ達はここへ来た目的をすっかり忘れていた。ポンプも一瞬頭を何かがよぎったが話に夢中になってしまいすぐに忘れてしまった。
そんな時...
「ところで貴方達はどうしてここに来たのですか?」
さとりがふと疑問を口にする。
「へ!?」
マリオは聞かれた事に対し腕を組み考え込む。そういえばどうしてだったかな?とルイージとポンプも一緒に考え込む。
そしてそのまま10秒経過し...
「「「あーーーーーーーーーーっ」」」
すべて思い出した。
「そうだった!俺、異変解決に来たんだ!」
「すっかり忘れていたよ。」
「やっと思い出しまシタ。」
「あ...そうでしたね。」
マリオ達はやっと本来の目的を思い出した。意気投合し、思いきり話し込んでいた為すっかり忘れてしまったのだ。
目的をやっと思い出したマリオは異変を解決するために再び動こうとした。すると...
「でしたら私がペットに聞いてみます。」
「そんな事出来るのか?」
「はい。」
さとりは能力は動物にも使える為、言葉を持たない動物の声を読み取る事が出来るそうだ。
じゃあ一緒に行こうとなった時、誰かが部屋へ勢いよく入って来た。
「さとり様!!」
「お燐!!」
その声の主にさとりは素早く反応した。マリオ達も声のした方を見てみるとそこには両サイドを三つ編みにした深紅の髪に黒い猫耳を生やした少女がいた。
「この子がペットの1人の火焔猫燐、通称お燐。お燐、こちらがマリオさん、ルイージさん、ポンプさんよ。」
「お燐です、よろしくね~。」
「よ...よろしくな。」
さとりの言うペットのお燐の姿にマリオ達は言葉を失っていた。何故ならマリオ達の想像していたペットとはかなり違っていたからだ。(さとりから人化出来るとは聞いていたが...)
(なんか想像していたのと違うな)
(まさかペットまで少女だったn...
「文句ありますか?」
「「いいえ何も!!」」
さとりに読まれ、とっさに否定するマリオとルイージ。このままでは何をされるか分からないと思ったらしい。
「ところでお燐、一体なにが...成る程、お空がそんな事に。」
お燐の心を読み、お燐が何をしたのか、そしてお空に何があったのかをさとりは全て把握した。するとお燐は申し訳なさそうに話した。
「すみませんさとり様。早く伝えなければと思ったのですが、もし今のお空を見たらさとりがすごく怒るのではないかと思いまして。ホントにすみません。」
お燐は深々と頭を下げる。するとさとりは頭を上げるように促した。
「そんな事ないわお燐、私はそれくらいで怒ったりしないわ。」
「あの~、結局何がどうなってるんだ?」
マリオ達はさとりとは違って心が読めない為、お燐が何を考えているのか全く分からなかった。
するとお燐がマリオ達に今回の異変について話し始めた。
話によるとまず異変の原因となった怨霊はお燐が送り込んだものらしく、目的は地上の者達に助けを求める為だった。
次にお空というのはお燐と同じさとりのペットであり、ある日何やら不思議な力を手に入れた為に暴走していることらしい。
さとりにも伝えようとしたのだが、もし伝えればお空が嫌われてしまうのではと思ったのでに言うに言えなかったとの事。
「それで怨霊が出ていたのか。」
お燐の話を聞いて納得したマリオ達。それでどうするのかという事になったのだが...
「ここまで来たんだ、行くに決まってるだろ。」
「うん、そうだね。」
「いや~、お兄さん達が話が分かる人で良かったよ。」
マリオ達が止めに行くと分かって安心するお燐。さとりも自分の大事なペットの為だと共に行くことになった。
「じゃあ行くか!」
「うん。(やっぱりだ、さっきからずっと誰かがコッチを見てる気がする。)」
ルイージはまだ誰かが見ている気がすると思っているがマリオは全く気にしてないようすだった。
そしてマリオはポンプを背負い、お空のいる場所へと向かおうとする。すると...
「ルイージさん、少しお話があります。お燐、マリオさんを先に地底都市最深部へ。」
「分かりました。じゃあお兄さんコッチだよ。」
「マリオな。」
そう言いながらお燐はマリオを連れてお空のいる場所へと向かった。
そして残ったさとりはルイージに...
「貴方には分かるのですか?こいしの気配が...」
「こいし?う~んその子かは分からないけど、確かに誰かが見ているのは分かったんだ。そして今もコッチを見ているんだ。兄さん達は信じてくれないけど。」
「そうですか、だったら...こいし、いるなら出て来て。」
「は~い。」
すると部屋の隅から1人の少女が出て来た。その姿は薄く緑がかった癖のある灰色のセミロングに黒色に黄色のリボンを着けた帽子を被っており、2本の管に繋がれた紫色の閉じた第三の目(サードアイ)を胸に浮かべていた。
「この子が私の妹のこいしよ。こいし、挨拶は?」
「はじめまして、古明地こいしだよ。あなたはルイージさんだよね、赤いおじさんがそう言ってたもんね。」
「う、うんそうだよ。君がずっとボクを見ていたんだよね。でもどうして兄さんやポンプには分からなかったの?」
「それはですね...」
さとりは声のトーンを1つ下げると語り始めた。こいしも昔はさとりと同様心を読む覚妖怪だった。しかしその能力が故に周りから嫌われ、それが嫌になり瞳を閉じて能力を封印し、結果心まで閉じてしまったのだ。
ちなみに、その変わりに無意識を操る能力を得たらしく、その為に人に気づかれなくなったそうだ。
「そんな...」
ルイージはこの事実に言葉を失った。さとりとこいしにそんな事があったなんてルイージには信じられなかった。
「でも今が楽しいから何ともないよー。」
確かにルイージの目から見てもこいしは明るい印象だった。
後、こいしは自分の無意識に気づいたルイージの方が凄いと喜んでいた。
「てことはルイージさんも私と同じで皆に気づかれないの?だからわたしに気づいたのかな?」(無意識)
「ガーン」
ショックでその場に倒れ込んでしまったルイージ。
「こ、こいし(汗)」
さとりは心を読んで落ち込む分かった為ルイージを慰め始めた。一方こいしは特に気にする事なくニコニコしていた。
今回はいつもより文章が変になったかもしれません。みなさまスミマセン。もし分からなかったりおかしい部分があったらコメントでの指摘お願いします。
後余談ですがこいしちゃん、人気投票1位おめでとう!!
霊夢、次こそは1位奪還だ!!
スミマセン、独り言でした。では失礼します。