相変わらずの駄文ですがゆっくり見ていって下さい。
ヨッシーside
「しかし凄いですね」
前の3人に追い付こうと飛びながらそんな事を考えていたヨッシー。キノコワールドでも飛行船を見たことはあるがあそこまで立派な物は中々無い。
「あ、またあのUFO」
そう言い自慢の長い舌を伸ばして掴み口に入れる。
(う~ん、やっぱり美味しくないです)
口に入れた物を吐き出す。吐き出した物はUFOではなく何かの破片のような物だった。
(本当に何なんでしょうか?これは...)
飛行船を追いかけ始めてから時々、3色のUFOを見かけていた。気になったヨッシーは試し食べてみたが美味しくなく、吐き出してみるとそれはUFOではなく何かの破片だったのだ。怪しいと思ったヨッシーは一応自分のタマゴに保管していた。なおそのタマゴは原作通り後ろをついてきている。
(あ、やっと追い付いて来ました)
目の前には何処かで見たことあるような3人が何やら騒ぎながら飛んでいるのが見えていた。
「全く、何でアンタ達までついてくるのよ!」
1人の少女が一緒に飛んでる2人に向かって叫ぶ。
「いやいや、あの船には絶対お宝があると思うんだ。だから私が行くのは当然だぜ」
「私は神奈子様から妖怪退治を出来るようになれと言われましたので。その修行の一環として来ました」
3人はどうやらそれぞれ違う理由であの船を目指しているようだ。
「...それよりさっきから何なのよ、この変な物体は!」
「物体ではなくUFOと言うんですよ」
「「UFO??」」
とその時だった...
「待って下さーい!!」
「「「ん?」」」
3人は振り返る。するとそこには何時かの宴会で会ったあのドラゴンがいた。
「あら」
「あっヨッシーさん!」
「おっヨッシーじゃないか。久しぶりだぜ」
「あっお久しぶりです。霊夢さん、魔理沙さん、早苗さん」
ヨッシーと謎の3人がついに対面した。
その3人とはヨッシー達が初めてここ(幻想郷)へ来たときにお世話になった博麗神社の巫女の博麗霊夢に白黒の魔法使いの霧雨魔理沙、そして守矢神社の巫女の東風谷早苗だったのだ。
「ところでみなさんもあの飛行船を目指して?」
「ああ、そうだぜ」
話によると霊夢は一攫千金、魔理沙は宝探し、早苗は妖怪退治の一環が目的だという。そしてヨッシーは...
「私はグルメを求めて来ました!さて、どんなご馳走があの船には...」
「全く本当相変わらずね、ヨッシーは」
半分呆れている霊夢。
「霊夢も人の事言えないだろ」
「うっさいわね」
ツッコミを入れた魔理沙に陰陽玉が投げつけられた。
結局あの船を目指している事は同じなのでヨッシーも入れて4人で向かう事になった。
「そういえばマリオさん達はどうしたんですか?」
「それはですね...」
ヨッシーは3人に説明した。あの日、ルイージが守矢に向かった後に自分もグルメを探す旅に出たくなり、マリオと別行動を取ったことを。
「...という訳で私もよく知らないんです。」
「そうだったんですか。」
「...」
説明に納得した早苗。ところが霊夢は1人思い詰めたような表情を浮かべていた。
「どうしたんだ、霊夢?」
「いえ、その...マリオの事なんだけどね。多分あいつら今地底にいると思うんだけど。」
「「「地底!?」」」
そうよ、と霊夢は言う。実はあの船があちこちで目撃されたのと同じ時期に、温泉と怨霊が湧くという事態が起きたのだ。温泉はともかく怨霊は妖怪にとって有害らしく問題となった。始めは霊夢が行かされるつもりだったらしいが...
~数日前~
博麗神社にて
「...は?今なんて?」
「だから、今回はマリオ達を向かわせるって言ったのよ。というかもう向かわせたわ」
そう言い紫はお茶をすする。
突然言われた事に霊夢は理解出来なかった。
「どういう風の吹き回し?いつもは無理矢理にでも私に向かわせるってのに...」
「気が変わったのよ。たまには霊夢も異変から開放されてのんびり過ごすのもいいんじゃないかな~って思って。それに地底の世界なんて冒険好きの彼らには持ってこいじゃない」
紫はさも楽しそうに言う。その表情は美しく、涼しげだった。
(こういう時の紫って絶対何か企んでるのよね)
霊夢もまたお茶をすすりながら考える。確かに過去にも何度か似たような事があった。その度に霊夢は苦労してきたのだ。
(マリオ達も災難ね、まさか地底に行かされる羽目になるなんて。...てか私も行ったことないんだけど。ホント紫の考える事は理解出来ないわ。マリオ達に行かせて一体何の得があるっていうのよ)
霊夢はますます紫の思惑に疑問を持ち始めていた。こんな時の紫はろくでもない事を企んでいる可能性があるのだ。
(まあいいわ、それより今は...)
「あの船の事ね。全く、巫女ともあろう者が宝船で一攫千金だなんて」
「勝手に心を読むな。ていうかもう用がないならさっさと帰ってよ」
そう言われると紫はスキマの中へと消えていった。
「全く、ホント紫には疲れるわ」
霊夢はため息をつくとお茶うけを片付け始めた。
「...と言う訳よ。分かった?」
「へ~、てか私も行きたかったぜ。」
「マリオさん達、大丈夫でしょうか?」
(まさかその原因ってあの時の...いや、今は黙っておきましょう。)
約一名、異変の原因を知っているが今は黙っとくみたいだ。四人はそんな会話もしつつあの空を飛ぶ船を追いかけていく。途中何度もUFOが目撃されたがその度に一応倒したり捕まえたりしていく。だがUFOよりもヨッシーが食べようとした事の方にみんな驚いていたが。
その時、四人の耳に何処かで聞いたことあるような声が耳に響いてきた。
「驚けーーーーっ!!!」
「「「「.........」」」」
その大きな声と共に4人の目の前に現れたのは紫色の古風な傘を持ち赤と青のオッドアイをした少女、多々良小傘だった。
(ふっふっふっ流石わちき。きっと今ので4人は驚いて...あれ?)
小傘の考えとは真逆に4人ともただ呆然としていた。しかもその中の1人の手にはお札や陰陽玉が握られていて...
(え?何で!?この前のルイージさんは驚きのあまり気を失っていたのに。それにあのヤバそうな人は...)
「邪魔!!」
その瞬間、ピチューンという音と共に小傘が落っこちていった。そして落とした張本人はというと。
「ったく何なのよ。今の妖怪は...」
「...恐ろしいぜ霊夢」
「流石霊夢さん、私達に出来ない事を平然とやってのける!」(早苗)
「そこにしびれる憧れるぅ!」(ヨッシー)
あまりの秒殺に言葉を失っている魔理沙、そして何処かで聞いたことあるようなセリフを言う2人。だが霊夢はそんなのお構い無しだ。
「ほら、もう到着するわよ。」
霊夢の言う通り空飛ぶ船はもう目の前だった。
4人はついに船に乗り込む。
飛行船side
「どうですかナズーリン、飛倉は見つかりましたか。(そして私の宝塔も)」ボソッ
「あったさ、宝塔は。ご主人の頭の上に。」
「え!?」
ナズーリンと呼ばれたネズミ耳の少女が頭に指を差す。ご主人と呼ばれた虎のような黒と金色の髪の少女、寅丸星は自分の頭に手をやる。するとあの手触りが伝わってきた。
「あっ!ありました。流石ナズーリンですね」
「まあね(本当に気づかなかったのか、まあご主人らしいが)」
これでも毘沙門天の代理なのかねとつい思ってしまうナズーリン。だがそのドジだけがご主人ではないとちゃんと分かっている。
「おーいナズーリン、星ー。ちょっと来てー」
2人は返事をすると声のする甲板へと向かう。そこにはフードを被った少女、雲居一輪と相棒の大入道である雲山がいた。
「どうしたのですか?一輪」
「来たわね2人とも。ムラサ、来たわよ!」
「は~い」
軽い返事とともに新たな少女が出てきた。その姿はセーラー服(水兵服)を身にまとい、右手には大きな錨を持っていた。村紗水蜜、この船の船長だ。
「よ~し、これでみんな揃ったね。それじゃあ話し合いを始めよう。まず最初にナズーリン、飛倉の破片はどれくらい集まった?」
「残念ながらあんまり集まってないよ。あちこちに飛んでったから思ったより難しくてね」
そう言うとナズーリンは集めた飛倉の破片を見せる。確かに沢山集まったとは言えない量だった。
「もう少し掛かりそうね」
一輪の言葉にみんなが黙りこむ。確かにこの量だけではまだまだ足りなかった。あれの為には...
「あのさ、もう1つ問題があるんだけど。」
ふと村紗が口を開いた。どうしたの?と一輪が聞く。
「...侵入者が来た」
「「「え!?」」」
そしてその声と同時に
「やっと着いたわ!」
その侵入者達が甲板へと乗り込んできた。
しばらくはヨッシー編で行くと思います。
あと今回ネタを入れて見ました(気分で)もしネタが嫌だと思った方は遠慮なく言って下さい。
後、いつか言った番外編についてですがもうそろそろ投稿していくと思います。
内容としては長編物や自分の好きなキャラ同士の組合わせによる短編物など様々です。
もしこんな話を見てみたいなどがあればご意見をどんどんお願いします!