配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

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 お久しぶりです。長い間投稿できずに本当にすみませんでした。これからもこんなことが多々あると思いますができるだけ早く投稿していければと思ってます。


やっぱりこうなりました

 フワッと宙に浮かび上がる霊夢、その手にはスペルカードが握られており彼女に光のような霊力が集まっている。何か仕掛けて来ると直感したコルテスは阻止すべくレイピアを構える。ところがコルテスの前を一本を光線が過ぎて追撃を阻む。

 

 

「霊夢の邪魔はさせないぜ」

 

「そういうことよ、大人しくしてなさい」

 

 

 ミニ八卦炉より放たれた極太のレーザーは魔理沙の必殺技「マスタースパーク」、さらには咲夜の「殺人ドール」による投げナイフの弾幕が展開されていた。無数に増えては飛んでくるナイフに対してコルテスは四つの武器を駆使して弾幕を弾くことで精一杯。

 そうしているうちについに力を溜めきった霊夢。そして「夢想封印」と唱えた瞬間色とりどりの大型の光球が展開、次々とコルテスへ撃たれる。

 

 

「ぐおおおおお」

 

 

 ナイフに気をとられていたコルテスは長期戦の疲労もあってか避ける事は出来ず真正面から弾幕を浴びる。爆発にも近い衝撃が辺りに伝わったのちコルテスは積み木が崩れるように倒れ動かなくなった。

 

 

「ハァハァ……止まったよな、アイツ」

 

「そりゃあ、流石にね」

 

 

 力を使い果たしその場に座り込む魔理沙に霊夢は投げやりに答える。彼女もまた力を出し切り疲労困憊といった感じになっている。

 

 

「結局この化け物は何だったんでしょうか」

 

「その帽子やコートからして海賊の類いではないかと思うんですが、詳しくは分からないですね」

 

 

 三人の元に駆け寄ってくる早苗と妖夢。始めに一騎打ちをして追い込まれていた妖夢も早苗の「奇跡」の力による治療で動けるまでに回復できていた。

 

 

「ところで妖夢、そもそも何でこんな奴と戦ってたんだよ。何か怒らせるようなことしたのか?」

 

「してませんよそんなこと! 私はいきなり襲われたので防衛をですね……」

 

「お前が最初に斬りかかってきたんだろ!?」

 

 

 突如聞こえてきたその声に全員が驚いた。なんと倒した筈のコルテスが再び起き上がっていたのだ。でも起き上がっているのは頭だけであり胴体の骨は散乱したままである。

 

 

「ま、まだ動けたのね。それも頭だけ」

 

「そりゃあオレ様は亡霊だからな。だからいくら殺しても無駄っていうかもう死んでるっていうか。でもそこの紅白女の攻撃は効いたぞ」

 

「霊力を込めてるから当然よ。それより亡霊、質問に答えなさい。あんたは何でここにいるのよ、そして妖夢から斬りかかってきたっていうのはどういう意味?」

 

「そのまんまの意味だ。まず何でここに来たかはオレ様にも分からん。オレ様はただ自分の島で酒樽を取ろうとしたら変な穴に吸い込まれたんだ。そして気づいたらここにいてそこの剣士にお化け呼ばわりされて斬りかかられたんだよ! 本当だ!」

 

 

 その言葉を聞いて四人は一斉に妖夢に呆れた目を向ける。妖夢はだって〜といいながら何とか弁解しようとあたふたしていた。妖夢が大のお化け嫌いであり何かあればすぐ剣を抜く癖があるのは理解しておりたまにトラブルを引き起こしているのは知っていた。だがここまでの騒動に発展したケースは本当に稀ではあるが。

 でも霊夢はそれとは別にコルテスの言葉に一つ引っかかっていた、それは穴に吸い込まれたと言っていたこと。その「穴」について霊夢は嫌な考えが一つ頭に浮かんでいた。そしてその嫌な予感は的中する事になる。

 

 

「……どうせ紫でしょ」

 

「ピンポーン」

 

 

 全員の目の前に突然現れた「スキマ」から上半身の乗り出してきたのは妖怪の賢者八雲紫、そしてこの白玉楼の管理者であり妖夢の主である西行寺幽々子だった。コルテスはいきなりの出来事に目を点にしているがみんなにとってはもはや日常茶飯事に近い光景となっている。

 紫はコルテスの方へと目を向ける。

 

「改めて自己紹介するわ。私は八雲紫、みんなからはスキマ妖怪って呼ばれるわ。ようこそ幻想郷へ、大海賊の亡霊コルテス」

 

 

 紫は客でも招いたかのように落ち着いた口調で丁寧に話す。だがコルテスには現状を理解する事で頭がいっぱいになっていた。

 

 

「ちょっ、ちょっと待てよ。紫だったな、何でオレ様をこんなところに呼んだんだ。何が目的だ」

 

「別にとって食う訳じゃないから安心しなさい。寧ろ貴方の友達に合わせてあげようってんだから感謝して欲しいわね」

 

「おいっ、誰なんだそいつは!」

 

「それはね……」

 

 

 その人物の名を聞いた時コルテスが飛び上がるように驚いたのだとか。

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

 

 一方でここは博麗神社。死闘?の末に和解した神子一行とマリオ一行はやっとの思いでたどり着いていた。

 というのも本来なら戦いを終えた翌日にはすぐに向かう筈だったのだが突然布都とヨッシーがやれ疲れたのだのやれお腹が空いたのだのと駄々をこね始めてしまった。結局その日はマリオの家に泊まり、さらには一日人里観光となったのだ。とは言っても神子達にとって人里はかなり新鮮だったらしく疲れも癒せたので結果良しといったところだった。

 

 

「すみませんマリオ、一日引き伸ばしてしまって」

 

「別にいいぜ、半分ウチの(ヨッシー)の所為でもあるし。それに体を休める事も出来たしな」

 

「そうですよ神子さん、もっと気楽にいきましょう」

 

「そうですぞ太子様。マリオもああ言ってますので」

 

「「はぁ、あの二人は……」」

 

 

◯特に悪びれる様子もない布都とヨッシーに二人は苦笑い、そして屠自古とルイージに至っては額に手を当ててため息を付いていた。

 

 

「それにしても、留守のようですね。人の気配はなさそうですし」

 

「あいつが留守にするなんて珍しいんだけどな。どうする、一旦里に戻るか?」

 

「いえ、せっかく来たのでしばらく待ってみましょうか。すぐ帰ってくるかもしれませんし」

 

 

 そうだな、と答えてしばらく待つ事にした六人。そしてこの後帰ってきた霊夢達や共に来た紫からの報告によって博麗神社が騒がしくなったのは言うまでもない。




 今回は本当に久しぶりの本編を書きました。
 これからについてですが当分は本編を中心に一~二週間を目安に投稿できればと思っています。 
 あと今までに比べて文字数がかなり減ってしまいました。しばらくはこんな感じでいくつもりですが、もし以前の方が良いと思われた方はメッセージを送ってくださると幸いです。
 読んでいただきありがとうございました。
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