モグラだってドラゴン名乗っていいじゃない!   作:すこっぷ

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はい、遅れに遅れましたごめんなさい。

ゴールデンウィークなんて無くなればいい。
祝日なんぞ大人になったらいらないんだよ!


42話

「ハァァァァッ!!」

 

魔方陣を大量に展開して、龍王の模造品へと攻撃を繰り返す。

効果はある様で、長くて巨大なその身体をくねらせながら地に倒れていく。

大量にいたドラゴンも、今は数を減らして残りは10体いるかいないかだ。

タンニーン殿やゼノヴィアさんが一緒にいる事もあり、この調子ならなんとかなりそうだ。

 

「ッゼノヴィアさん!」

 

私が振り向くと、ゼノヴィアさんの背後に迫る龍の姿が!

粉塵に紛れて近づいていたの!?

ダメ、此処からじゃ間に合わない!

そう思った時、激しい音を響かせながら此処にいないはずの男の子が現れた。

 

「オラァッ!」

 

その男の子、カズキくんは銀色の装甲に身を包み、加速をつけたまま量産型龍王の頭部を殴りつける。

身体の内側に響く様な鈍い打撃音の後、龍王はよろめきながら地面に倒れていく。

助けられたゼノヴィアさんは、カズキくんに気付くと一直線に彼の元へ向かっていった。

カズキくんもそれを向かえる様に手を振って応えると、ゼノヴィアさんはそのままの勢いでカズキくんの胸に飛び込む–––

 

「お〜ゼノヴィぶほぉぁ!?」

 

事はなく、加速をつけたまま彼の頬目掛けて全力で拳を振り抜きました。

ゼノヴィアさんの拳は彼の頬に突き刺さり、錐揉み回転しながら大量の岩が積まれている場所に落ちていってしまいました。

 

あれ、なんか想像してたのと違う!?

助けられた感動で、思わず抱き着くとかじゃないんですか!?

というか彼、凄い勢いで落ちましたけど生きてるんでしょうか?

弱ってるって聞いてたんですが、まさかあれがトドメになったり……?

 

「–––ぶはぁッ! ペッペッ、口に砂利が……おいてめぇゼノヴィア! 人がせっかく助けてやったのに、なにすんだゴラァ!」

 

あ、よかった生きてた。

カズキくんは瓦礫から這い出て文句を言っている。

人間として生きてて良いのかわかりませんが。

 

「助けてくれたのには感謝する、ありがとう。だがソレとコレとは話が別だ、私が待っていろと言ったのにこんな所までしゃしゃり出てきた罰は甘んじて受けろ。まだ文句を言うのなら、次はデュランダルで張り倒すぞ」

 

ゼノヴィアさんは殴った方の手をプラプラと振りながらお礼を言い、彼を睨み付ける。

何やら妙な迫力があり、カズキくんも少したじろいでいる様に見える。

 

「というかカズキ、此処にきたという事は何かしら策があるんだろうな? もし考えなしで来たと言うのなら、あの蛇より先にお前から斬るぞ」

 

「あの、俺の為に泣いてくれた人とは思えない発言なんですけど……」

 

「知らん。というかカズキ、何時の間に転生したんだ? お前は転生出来ないとアザゼル先生から聞いていたんだが……」

 

カズキくんは背中から黒く艶やかに光る漆黒の翼を羽ばたかせながら私達の元に戻ってくる。

何時の間に転生を……ゼノヴィアさんも驚いた様で、目を大きくしていた。

 

「ついさっき堕天使になってみた。なんで転生できたかは俺も分からんよ、さっきまで転生出来ないってのも知らなかったし」

 

「……無理はするなよ、勝手に死んだら許さんからな」

 

「おう、取り敢えずはお前からの攻撃に一番気をつけるわ……っと結構強めに殴ったのにまだ動けるのか、タフだねぇ」

 

二人がそんなやりとりをしていると、先程彼が殴り飛ばした模造品が身体を起こして此方を威嚇してきている。

やはり打撃だけでこのドラゴンを倒すのは難しい様です。

他のドラゴンも集まり、此方を睨みつけている。

 

「五大龍王の一角である『終末の大龍』の模造品だからな、なかなかしぶとい」

 

「あ、タンニーンさん。お久しぶりです」

 

タンニーン殿が力強く羽ばたきながら近くまでやってきた。

どうやら以前会った事がある様で、カズキくんは頭を下げて挨拶している。

 

「久しぶりだな小僧。本調子ではないと聞いたが、大丈夫なのか?」

 

「まぁ本調子ではないですけど、ゼノヴィアがいますから。なんとかなりますよ」

 

「私?」

 

ゼノヴィアさんは首を傾げながら尋ねる。

 

「なんだよもう忘れたのか? グリゴリの施設でお前が言ってくれたんじゃないか。『私がいる』、『頼れ』って」

 

カズキくんはそう言うと、龍王の模造品に向き直った。

カズキくんの言葉を聞いたゼノヴィアさんは、目を潤ませながら黙ってカズキくんの背中を見つめている。

 

「手助け、してくれるんだろ? 背中頼むぞ、ゼノヴィア」

 

「……あぁ、あぁ! 任せてくれ!!」

 

ゼノヴィアさんは大きく頷き、二人一緒に龍王の群れに飛び込んでいく。

確かにカズキくんは強いのだろうが、あの数の敵にたった二人で飛び込むなんて!

 

「タンニーン殿、私達も加勢に!」

 

「 ……いや待て、その必要は無さそうだ。二人を見てみるといい」

 

私が二人に続こうとタンニーン殿に声を掛けたが、静止されてしまった。

何を悠長なと思いつつも二人を見てみると、たった二人で立ち回っている。

いや、むしろ圧倒している。

 

片方の死角をもう片方がカバーし、足りない所をフォローし合う。

それぞれが背中に翼を広げ、剣と拳で演武でもしている様に舞いながら戦い続ける。

ゼノヴィアさんの動きが、私たちと戦っていた時に比べて明らかに良くなっている。

しかもあの二人、あれだけの敵と相対しているというのに……

 

「笑ってる……?」

 

「心底楽しそうにな、しかもなかなかの連携だ。強固な信頼関係があるからこその芸当だろう、ここは二人に任せて我らは他の相手をするとしようか」

 

タンニーン殿はそう言うと、他の皆さんが戦っている方へと飛んでいかれました。

私もその後へと続き、ふと二人の方を見返す。

背中を預け合いながら戦う二人の男女。

その光景が凄く絵になっていて、私には眩しく見える。

私もああやって助け合える男性、欲しいなぁ。

……言ってて悲しくなりました、ぐすん。

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 

ゼノヴィアと一緒に大量のドラゴンを相手取って大立ち回りをした後、ロキの元へと向かった。

あのドラゴンを倒しても、その度に新しいのが出てきてる様なので大元を叩き潰す事にしたのだ。

 

「カズキ、白龍皇は一人でロキの相手をしているのだろう? 大丈夫なのか?」

 

「ロキがどんだけ凄くても、ヴァーリさんは死にやしないよ」

 

フェンリルに喰われかけてた?

いや、あれはイメチェンだから。

あの人が負けるとか断じてないから、絶対。

むしろ相手させられる奴を心配してやった方がいい。

 

そんな事を話していると、目の前で派手な魔法を打ち合う二人の姿が見える。

ヴァーリさんとロキだ。

 

「おや、お前は何時ぞやのビックリ人間……いや、もう人間ではないようだな。ちょうど良かった、白龍皇の相手も飽きてきた所だ」

 

めっちゃピンピンしてるわ、流石に神様か。

ヴァーリさん相手に余裕でよそ見してやがる。

 

「カズキか、模造品とはいえ『終末の大龍』を倒せる程度には回復した様だな」

 

ヴァーリさんがこちらの横まで来てから尋ねてくる。

この人はさっき『フェニックスの涙』を使ったから、まだまだ余裕がありそうだ。

 

「まぁ一応、死体からゾンビ位には回復しました」

 

「ふむ、それは回復してるのかね?」

 

俺が言葉に、ロキが横から口を挟んできた。

 

「動けるだけマシだろ?」

 

「ハッハッハ、なるほど確かに! なかなかに愉快だな、元人間」

 

実際そんなもんだ。

転生したお陰か、ある程度目もついてきてるし身体も動く。

でもやっぱり反応は若干鈍いし、思うようには動けない。

やっぱ石の人の言う通り、『アレ』をしないとダメっぽい。

 

「うるせぇ、性格悪そうな笑い方しやがって。お前あれだ、人の事罠に嵌めて楽しむ様な奴だろ? 最低だな」

 

ぞんざいに答えると、ロキは愉快そうに笑いだした。

ゼノヴィアからの『お前が言うな』と言いたげな視線は無視する。

てかあくまで俺らの名前を言わないな、ヴァーリさんも白龍皇って呼んでるし。

名前を呼ぶ価値もないってか?

 

「まぁ北欧神話では『トリックスター』なんて言われているのでな、そう言われても仕方ないか。貴様の実力は知っている、余計な事をされる前に仕留めさせて貰おう。スコル、ハティ!」

 

『ウォフッ!』

 

ロキの掛け声に応え、奴の後方より二体のフェンリルが現れる。

さっき殴りつけた奴より小柄だ、あれの子供かね?

二匹は素早い動きで距離を詰め、俺たちに襲い掛かってきた。

 

「子供と言えどその牙は健在だ、一噛みであの世へ旅立てるぞ! さぁ行けお前たち、正面から噛み千切れ!」

 

「なら噛まれなきゃいいんだろ?」

 

正面から来るとかすげぇ有難い。

両手で二匹纏めて地面に叩きつけ、動きを封じる。

次の瞬間俺の胸部装甲が開くと、そこにあるオレンジ色の宝玉から『ある物』がジャラジャラと音を立てながら飛び出てきた。

それを倒れてる二匹に巻きつけて、手足をモグラさんの土で固定すれば終了だ。

 

「フェンリル二体、捕縛完了だ。てか、襲う方向言うとか馬鹿なのか?」

 

ブラフかと思ったら本当に正面から来るし。

こいつ実は駆け引き下手なんじゃ……いや、こっちを舐め腐ってるからだな。

有難い事だ。

 

「……なぜ貴様がそれを、『グレイプニル』を持っている?」

 

「そこで落ちてるの拾ってきた。ゼノヴィア、この子達預かっててくれる?」

 

「あぁ、了解だ」

 

俺は手にしていた鎖をゼノヴィアに預け、ロキに向かって一歩前に出る。

 

「なんかやたらと派手な鎖だったからな、ゼノヴィアに聞いたらフェンリル専用のリードって言うじゃないか。役に立って良かったわ」

 

「……ふん、こんな小僧に捕縛される程無能とはな。所詮は急拵えの欠陥品か」

 

「おいおいどうした『トリックスター』? 台詞が三下臭いぞ、調子が悪いか?」

 

ロキが不快そうな表情でこちらを睨み付けてくるので、バカにする様に嘲笑してやった。

俺が言葉を並べる度に、ロキの額に青筋が浮かんでいくのが分かる。

 

「そんな失敗作を捉えたぐらいで調子に乗るなよ、元人間。本物のフェンリルの恐ろしさ、とくと味わうといい」

 

「悪いが、それをさせる訳にはいかないな」

 

声に反応して振り向くと、ヴァーリさんがいつの間にかあんなに遠くに。

側には親フェンリルがおり、美猴さんと剣を持ったイケメンがフルボッコにしている。

うわ、滅多斬りだよエグいなぁ。

 

「このフェンリルは俺たちが責任を持って処理する、後はお前たちに任せるぞカズキ。黒歌!」

 

「了解にゃ〜ん♪」

 

あ、小猫ちゃんのお姉さん。

相変わらずのエロい格好のまま指を振ると、ヴァーリさんの仲間たちはフェンリルごとまとめて転移していってしまった。

……おい、残り俺らに丸投げかよ。

 

「白龍皇め、初めからフェンリルが目的だったのか? ……まぁいい、私の目的はあくまでオーディンの排除。それさえ出来れば何の問題もない」

 

「言い訳とか見苦しいぞ、悪神さん」

 

「ふん、好きなだけ喚くといい。フェンリルが使えないのなら仕方ない、質より量で攻めるとしよう」

 

ロキの足下にある影が広がり、そこから先程倒した体の長いドラゴンが大量に湧いてくる。

うげ、ウジャウジャ出てきて気持ち悪い。

 

「ミドガルズオルムのコピー体、この数を相手にどう戦う?」

 

うわぁ、ドヤ顔うぜぇ。

けどまぁ問題ない、厄介なフェンリルはもういないんだ。

 

「決まってるだろ? 目には目を、数には数をだ」

 

だから、そろそろ来るだろ?

 

『雷光よ!』

 

凛とした女性の声と、野太い男性の声が重なって辺りに響く。

それと同時にドラゴンたちに向かって雷が放たれ、煙を上げながら大きな音を立てて崩れ落ちる。

暫くすると背中に黒い翼を持つ二人、朱乃さんとバラキエルさんが目の前に降り立った。

 

「すまない、手間取ってしまった」

 

「お待たせしてごめんなさいね、カズキくん」

 

「いえいえ、タイミング計ってたんじゃないかって位にドンピシャですよ」

 

しかし二人とも凄いな、同時に放った雷光でドラゴンが丸焼きになってる

あんなの俺が喰らったら一発で伸されそうだ。

そんな事を考えていると、他のみんなも周りの龍を伸しながら続々とやって来る。

本当にタイミング計ってた訳じゃないよね?

 

「周りの敵は掃討してきたわ、残りはここにいる奴らだけよ!」

 

「カズキだけを戦わせたりしない、俺たちが相手だ!」

 

リアス先輩やイッセーが啖呵を切ってロキを牽制する。

 

「どーだロキ、肉た……もとい愉快な仲間たちが助けに来てくれたぞ。これが『友情パワー』って奴だ、ボッチのお前にはわかるまい?」

 

「おいカズキ、お前今俺らの事『肉盾』って言いかけなかったか?」

 

「違う、肉盾はお前だけだ」

 

「ひでぇ!?」

 

イッセーが何やら不満げだが、気にする必要はない。

 

「リアス先輩、みんなと周りのドラゴンを頼みます。ロキだけなら俺がシバきますから」

 

「待てカズキ、お前に渡すものがあるんだ!」

 

俺がブースターを吹かそうとすると、イッセーが止めに入る。

 

「あん? 渡すって何を?」

 

俺が尋ねると、イッセーは掌サイズのオモチャを見せてきた。

 

「コレだ、乳の精霊がお前に渡せって言ってたんだ」

 

「……ちょっと待ってろイッセー、いま最後の『フェニックスの涙』使ってやるからな。まだなんとかなる筈だ」

 

「別に頭にダメージとか受けてないからな!?」

 

どうしよう、イッセーのダメージが深刻だ。

頭の。

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 

他のみんなが量産型龍王の相手をしている間、俺の頭に貴重な『フェニックスの涙』を振りかけていたカズキ。

部長や朱乃さん、スレイプニルを預かっているアーシアの説得で何とか納得してくれた。

自分でも阿呆らしいとは思うけど、実際起こった事なんだから仕方ないじゃないか。

 

乳の精霊が起こした奇跡により、すれ違い続けた朱乃さんとバラキエルさんの仲は改善された。

その後、乳の精霊は消える前に

『ミョルニルを人間の少年に託しなさい、それで彼を救う事が出来る』

と助言していったのだ。

 

転生した事によってカズキの症状は改善されたと思っていたが、完治はしていないのかもしれない。

何より朱乃さんを救ってくれた乳の精霊の言葉だ、信じてみる価値はあると思う。

 

「友との別れは済んだのか、元人間。今生の別れなのだ、もう少し待ってやってもいいぞ?」

 

ロキが嘲笑を浮かべながら話し掛けてきた。

ムカつく顔をしてるな、完全にこっちを見下している表情だ。

 

「お気遣いドーモ、でも気にしなくていいぞ? お前を潰した後でいくらでも話せるからな」

 

カズキも負けずにいつもの調子で小馬鹿にしながら言い返す。

うわ、ロキの額に青筋浮かんでる。

 

「口の減らんガキめ……貴様如きが私に勝てるとでも思っているのか?」

 

「思ってるよ? お前なんぞチョチョイのチョイだ」

 

「ほざいたな、ならばこれを防げるか!」

 

ロキはそう言うと魔方陣を三重に展開し、そこから強烈な魔法を放ってきた。

かなりの力を感じる。

まともに受けたら大ダメージ必至だが、カズキは避ける素振りも見せずに右手を腰だめに構えた。

まさかあれを防ぐ気なのか!?

 

「フンッ!」

 

「な、拳一つでだと!?」

 

カズキが気合と共に拳を振り抜くと、ロキの放った魔法はあっけなく弾け飛んだ……っておい!

あの攻撃がただの拳打で消し飛んだぞ!?

ロキもあんな風に防がれると思っていなかった様で、驚愕して動けないでいる。

 

「堕天使の幹部も【大抵の魔法は強力な力で殴れば潰せる】って言ってたからな。それに転生してから、あんだけシンドかった身体が大分良くなった」

 

いやいや問題だらけだから!

どんな筋肉理論だよ!?

カズキは魔法を砕いた方の腕をぐるぐると肩ごと回し、ゆっくりとロキに向かって歩きながら話し出す。

 

「実は前からイッセーの神器が羨ましかったんだよね、『神滅具』って言うんだろ?」

 

「……それがどうした?」

 

「俺とモグラさんも。今日ここで神を、お前を倒して名乗らせて貰うわ」

 

カズキがそう言った瞬間、一気にロキとの距離を詰める。

ロキも反応しきれずに回避が遅れる。

 

「障壁が!? グァッ!」

 

ロキが常時張っている障壁を物ともせず、ガラスが割れる様な音と共に瓦礫の山へと吹き飛ばした。

 

「文字通りの『神滅具』って奴」




カズキくんの見た目に対しての質問が何件か来ているのですが、特に細かくは決めてません。

見た目:短い黒髪。脱ぐとそれなりに筋肉ついてるのがわかる。
ぱっと見は普通の高校生。
身長:イッセーよりちょっと高い。172cm位?

位ですかね?
実はカズキはヴァーリよりも背が高いんですよね。
後は皆さん適当に妄想してくれると助かります。

次はもう少し早く投稿出来るといいなぁ……

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