時間があいていろいろ忘れたと思うので、ちょっと復習を。
〇オリジナル主人公
名前:レーナ
性別:女
年齢:16歳
特徴:鮮やかな青い髪、長い前髪が目を隠していて、時々神の間から覗く瞳が怖い。いつも眠たそうで半目に猫背。
趣味:寝ること
特技:どんな過酷な状況でも寝ることができる
好きな料理:辛いものならなんでも
性格:基本的眠そうなのでやる気なし。
魔法:天候魔法(広域専門➝つまり無差別)
前回までのあらすじ
ハコベ山にて、ヴァルカン退治から戻ってこないマカオを探しに来たナツ、レーナ、ハッピー、ルーシィ。
吹雪く雪山にて探していたら、ヴァルカンが現れ、レーナとルーシィがさらわれる。
しかし二人がたどりついたのはシロワイバーンの縄張りで、そこでレーナが天候魔法を使いシロワイバーンを倒すも、無差別攻撃によって、助けに来たはずのナツが黒焦げになる。
そして、再びルーシィはヴァルカンにとらえられ、山の頂上へ連れていかれたのだった。
「いやーっ離してよ変態!」
「ウッホ!」
「キャァ!」
力の限り暴れると、氷の地面に放り出された。
周りを見渡すと氷の洞窟のようで、あの場所から上ってきたことから、山頂付近のヴァルカンの住処なのだろう。
「おんな、おんな、ウッホッホ~」
「イタタタッ。このエロ猿、見てなさいよぉ」
恐らく、助けは期待できない。
頼りのナツは、レーナの無差別魔法の餌食になって期待できないし、レーナの天候魔法は強力だけど、ここで発動されたら、命に係わる。
むしろ来てほしくない。
「あたしだってやるんだから!『開け 金牛宮の扉 タウロス』!!」
雄叫びを上げて現れたのはビキニパンツを穿いた二足歩行の牛。
その背には大きな斧が背負われている。
タウロスは呼び出したルーシィを見ると――
「……ルーシィさん、相変わらずナイスバディ。モ~素敵です!」
と目をハートにして言い放った。
「そうだ、こいつもエロかった……。えぇい、もう!タウロス、あいつをやっちゃって!!」
「モ~ッ!お任せあれ!!」
そういうとタウロスは背中の斧を手に持ち、振り下ろす。
すると地面が割れ、ヴァルカンへと延びる。
しかし、ヴァルカンはそれをやすやすと避けると、素早い動きでタウロスへと迫る。
「速い!」
「っ!?」
タウロスはヴァルカンの攻撃を迎え撃とうとし、
「オラァ!!」
「ナツ!?」
復活したナツに蹴り飛ばされた。
タウロスは吹っ飛び、地面に伸びた。
もう駄目っぽい。
「弱ぁっ!」
「おい、なんか怪物増えてんじゃねぇか?」
「味方よ、味方!星霊よ!」
「猿が?」
「牛の方!!っていうかあんた、よく生きてたわね」
「まぁ、レーナの無差別攻撃には昔から慣れっこだからな……ははっ」
何故だろう。この時のナツが影を背負った大人に見えた。
「くっ……察するわ。――ところで、どうしてここが?」
「俺の鼻はよく利くんだ。レーナの雷で雪が止んでたし、匂いを追ってこれた」
「まるで犬だね」
「そうね…………って、レーナ!?」
気づいたら洞窟の入り口にハッピーに抱えられたレーナが眠そうな顔をしてそこにいた。
「やっほー、ルーシィ。……よく寝てる?」
「えぇ。生きて――って!何で『よく寝てる?』なの!?普通そこは『生きてる?』とか『無事?』とかでしょ!!」
「えーっ、だって生きてるのも無事なのも見れば分かるし……そしたら、あと一つしか――」
「もっとあるわよ!」
「……ぐー」
「ね・る・なぁぁあああああ!!」
ルーシィはレーナの襟首をつかみ、ガクガクと揺さぶる。
「ルーシィ、さっきから怒ってばっかり。やっぱり睡眠不足からくるイライラなんじゃない?」
「だから違うぅっ!!」
※※※※※※※※※※
ルーシィが騒いでいる間、実はヴァルカンとナツのバトルが進んでいたりしていた。
「俺はマカオを連れて帰るんだぁああああああ!!」
ナツの炎をまとった拳がヴァルカンを吹っ飛ばすも、ヴァルカンはすぐに体制をお建て直し、衝撃で折れて落ちてきたつららを吹き飛ばす。
ルーシィは飛んできたつららを何とか避けた。
ナツは直撃だったが、「火にはそんなもん効かぁぁん!」とノーダメージ。
「あ、レーナは!?」
「ここだよー」
見上げると、ハッピーが寝ているレーナを抱えて飛んでいた。
「超お荷物!何で起きないの!?」
「すぴー」
レーナはとても幸せそうに寝ていた。
そう、憎たらしいほどに。
土埃が晴れ、だんだん視界がよくなってきた。
目をこらし、ヴァルカンを見ると――。
「ウッホ」
手には巨大な斧が握られていた。
ほんと、お待たせしてすみませんでした。
毎回あらすじをまえがきに載せますので、話の流れがわからなくなったら見てください。