FAIRY TAIL 天候魔法の眠り姫   作:唯野歩風呂

9 / 10
ほぼ二か月もの間空けてすみませんでした。

時間があいていろいろ忘れたと思うので、ちょっと復習を。

〇オリジナル主人公
名前:レーナ
性別:女
年齢:16歳
特徴:鮮やかな青い髪、長い前髪が目を隠していて、時々神の間から覗く瞳が怖い。いつも眠たそうで半目に猫背。
趣味:寝ること
特技:どんな過酷な状況でも寝ることができる
好きな料理:辛いものならなんでも
性格:基本的眠そうなのでやる気なし。
魔法:天候魔法(広域専門➝つまり無差別)


前回までのあらすじ

ハコベ山にて、ヴァルカン退治から戻ってこないマカオを探しに来たナツ、レーナ、ハッピー、ルーシィ。
吹雪く雪山にて探していたら、ヴァルカンが現れ、レーナとルーシィがさらわれる。
しかし二人がたどりついたのはシロワイバーンの縄張りで、そこでレーナが天候魔法を使いシロワイバーンを倒すも、無差別攻撃によって、助けに来たはずのナツが黒焦げになる。
そして、再びルーシィはヴァルカンにとらえられ、山の頂上へ連れていかれたのだった。




九、ルーシィ頑張る

 「いやーっ離してよ変態!」

 「ウッホ!」

 「キャァ!」

 

 力の限り暴れると、氷の地面に放り出された。

 周りを見渡すと氷の洞窟のようで、あの場所から上ってきたことから、山頂付近のヴァルカンの住処なのだろう。

 

 「おんな、おんな、ウッホッホ~」

 「イタタタッ。このエロ猿、見てなさいよぉ」

 

 恐らく、助けは期待できない。

頼りのナツは、レーナの無差別魔法の餌食になって期待できないし、レーナの天候魔法は強力だけど、ここで発動されたら、命に係わる。

 むしろ来てほしくない。

 

 「あたしだってやるんだから!『開け 金牛宮の扉 タウロス』!!」

 

 雄叫びを上げて現れたのはビキニパンツを穿いた二足歩行の牛。

 その背には大きな斧が背負われている。

 

 タウロスは呼び出したルーシィを見ると――

 

 「……ルーシィさん、相変わらずナイスバディ。モ~素敵です!」

 

 と目をハートにして言い放った。

 

 「そうだ、こいつもエロかった……。えぇい、もう!タウロス、あいつをやっちゃって!!」

 「モ~ッ!お任せあれ!!」

 

 そういうとタウロスは背中の斧を手に持ち、振り下ろす。

 すると地面が割れ、ヴァルカンへと延びる。

 

 しかし、ヴァルカンはそれをやすやすと避けると、素早い動きでタウロスへと迫る。

 

 「速い!」

 「っ!?」

 

 タウロスはヴァルカンの攻撃を迎え撃とうとし、

 

 「オラァ!!」

 「ナツ!?」

 

 復活したナツに蹴り飛ばされた。

 

 タウロスは吹っ飛び、地面に伸びた。

 もう駄目っぽい。

 

 「弱ぁっ!」

 「おい、なんか怪物増えてんじゃねぇか?」

 「味方よ、味方!星霊よ!」

 「猿が?」

 「牛の方!!っていうかあんた、よく生きてたわね」

 「まぁ、レーナの無差別攻撃には昔から慣れっこだからな……ははっ」

 

 何故だろう。この時のナツが影を背負った大人に見えた。

 

 「くっ……察するわ。――ところで、どうしてここが?」

 「俺の鼻はよく利くんだ。レーナの雷で雪が止んでたし、匂いを追ってこれた」

 「まるで犬だね」

 「そうね…………って、レーナ!?」

 

 気づいたら洞窟の入り口にハッピーに抱えられたレーナが眠そうな顔をしてそこにいた。

 

 「やっほー、ルーシィ。……よく寝てる?」

 「えぇ。生きて――って!何で『よく寝てる?』なの!?普通そこは『生きてる?』とか『無事?』とかでしょ!!」

 「えーっ、だって生きてるのも無事なのも見れば分かるし……そしたら、あと一つしか――」

 「もっとあるわよ!」

 「……ぐー」

 「ね・る・なぁぁあああああ!!」

 

 ルーシィはレーナの襟首をつかみ、ガクガクと揺さぶる。

 

 「ルーシィ、さっきから怒ってばっかり。やっぱり睡眠不足からくるイライラなんじゃない?」

 「だから違うぅっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 ※※※※※※※※※※

 

 

 

 

 

 

 ルーシィが騒いでいる間、実はヴァルカンとナツのバトルが進んでいたりしていた。

 

 「俺はマカオを連れて帰るんだぁああああああ!!」

 

 ナツの炎をまとった拳がヴァルカンを吹っ飛ばすも、ヴァルカンはすぐに体制をお建て直し、衝撃で折れて落ちてきたつららを吹き飛ばす。

 

 ルーシィは飛んできたつららを何とか避けた。

 ナツは直撃だったが、「火にはそんなもん効かぁぁん!」とノーダメージ。

 

 「あ、レーナは!?」

 「ここだよー」

 

 見上げると、ハッピーが寝ているレーナを抱えて飛んでいた。

 

 「超お荷物!何で起きないの!?」

 「すぴー」

 

 レーナはとても幸せそうに寝ていた。

 そう、憎たらしいほどに。

 

 土埃が晴れ、だんだん視界がよくなってきた。

 目をこらし、ヴァルカンを見ると――。

 

 「ウッホ」

 

 手には巨大な斧が握られていた。

 

 

 




ほんと、お待たせしてすみませんでした。

毎回あらすじをまえがきに載せますので、話の流れがわからなくなったら見てください。
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