東方武装記録   作:祝神✯

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第一作戦 蜃気楼の鳥

C-1輸送機機内では、空自の無線を咲夜達は聞いていた。

 

文(全機、レーダーに注意せよ)

 

咲夜「空自の通信が聞けるなんて・・・この秘匿傍受機はすごいわね」

 

早苗「これで、敵の無線も聞けるのですよね」

 

幽香「いいでしょう?」

 

幽香は、笑いながら影涼を見た。偵察作戦群の装備品は各種小型化により、軽装備に見えるが、特殊作戦群の装備品は偵察作戦群と比べると少し大型なのだ。偵察作戦群は液体ボディーアーマーを着用しているので、女性特有の身体のラインがしっかりと見える。特殊作戦群は、黒いⅢ型ボディーアーマーを着用しているので重々しく見える。慧音は苦しそうだ。

 

美鈴「慧音さん、大丈夫ですか?」

 

慧音「胸が・・・キツイの」

 

美鈴「咲夜さんと変わったらどうですか?」

 

咲夜「どういう意味なの?」

 

美鈴「私や早苗さん幽香さんは胸が大きくてⅢ型ボディーアーマーなんて無理じゃないですか・・・だから、胸が無いさくぐわー!!」

 

咲夜は、チタンナイフの柄の部分で美鈴の頭を叩いた。

 

影涼「任務前だぞ・・・怪我をするなよ」

 

他の特殊作戦群の隊員は、クスッと笑っていた。影涼と慧音を含んだ特殊作戦群の隊員は、バラクバラを装着しているので表情がいまいち読み取れないが、偵察作戦群はバラクバラを装着していないのだ。髪の長い早苗・美鈴はリボンで髪を結んでいる。

 

幽香「それにしても、外の様子が見れないから何だか怖いわね」

 

C-1の周りには、疾風の天狗隊がダイヤモンド隊形で護衛にあたっているのだ。

 

霊夢「私はコックピットから外の様子が見えたわよ」

 

妖夢「私達も中国へ攻撃したいですね」

 

うどんげ「いいなぁ、銃が撃てる実戦があって・・・私も特殊作戦群か偵察作戦群に入ろうかな?」

 

影涼「レンジャーを取ったらいつでも歓迎するよ?」

 

うどんげ「あ・・・やっぱりいるのですね・・・」

 

妖夢「偵察作戦群だったらレンジャーいらないよね?」

 

霊夢「あのね・・・空挺団が嫌なの?」

 

霊夢の周りに暗黒の雲が発生した。お怒りのようだ。すぐに2人は地面に頭を下げて謝った。いきなり、機体が大きく揺れた。

 

文(敵機発見!J-1116機!)

 

秋田上空を飛行中、中国空軍の攻撃を受けた。疾風の天狗隊は、すぐに迎撃に向かった。C-1は、編隊を崩し飛行を開始した。早苗は、端末を通じて秘匿傍受機で傍受した無線を全員に聞こえるようにした。

 

中国パイロット1(何を輸送しているんだ?全機!輸送機優先しろ!!)

 

慧音が、中国語を日本語に訳しながら皆に聞こえるように翻訳した。

 

中国パイロット2(わざわざ瀋陽軍区から来たんだぞ!いい結果を残すように努力しろ!)

 

慧音「瀋陽軍区!?」

 

慧音の驚きの声に、全員が驚いた。

 

霊夢「瀋陽軍区って正規軍じゃないの!?」

 

慧音「いや・・・そのはずだが・・・」

 

早苗「考えている暇はありません!とにかく、文さんに伝えないと!」

 

霊夢「すぐに空自とつなげなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文「わかったわ」

 

霊夢から連絡を受けた文は、すぐにほかの仲間に伝えた。

 

副隊長(石川県もそういうことだったんだな・・・しかし、いったいどういうことなんだよ!?)

 

文「私に怒鳴らないでよ!とにかく撃ち落とすわよ!!」

 

疾風の天狗隊は、次々とJ-11を撃ち落していった。海上では、村佐率いる第3護衛隊群が中国強襲揚陸艦隊及び中華イージスO52D型と激しい戦闘を繰り広げていた。空も海も壮絶な戦闘が繰り広げられていた。

 

妖夢「きゃっ!」

 

C-1が多く揺れて妖夢がバランスを崩し倒れた。

 

うどんげ「大丈夫?」

 

うどんげが手を差し伸べていた。影涼・慧音・4名の特殊作戦群の隊員は表情を崩すことなく黙って座っていた。その光景は、精鋭と新兵の差があるほどに思えた。

 

早苗「咲夜さん・・・」

 

早苗が咲夜の手を握った。

 

咲夜「大丈夫よ」

 

咲夜は笑顔で、早苗の手を強く握り返した。さすがの咲夜も機体が大きく揺れ不安になっていた。

 

慧音「さすがの咲夜も怖いらしいな」

 

影涼「まだまだ、経験が浅いですからね・・・中国の地に行ったらもっと怖い体験をしないといけませんよ」

 

突然機内の警告音が鳴り響いた。

 

機長(囮のC-1が1機が落ちたぞ!!)

 

どうやら、囮のC-1が撃ち落とされてようだ。中には、操縦士だけが搭乗していたが、優秀な人材を失ってしまった。

 

秘匿傍受機からは、とんでもない会話を傍受していた。

 

慧音「やばい・・・J-20が3機もこっちに向かっているだと!?」

 

幽香「はぁ!?」

 

美鈴「やばいじゃないですか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文「分かったわ!全機!ステルスが3機接近している!!」

 

連絡を受けた文達は。J-11を相手にしながらJ-20の確認を急いだ。レーダーにも見えない存在はこちらの存在を把握しているほど恐ろしいものは無い、沖縄での演習で空自の隊員が言っていたセリフに、まるで見えないボクサーに殴られているようだ!と言うセリフが脳裏を横切りながら文は、J-20を何とか探していた。

 

パイロット1「ミサイル警告!警告!!」

 

3番機がどうやらJ-20にロックオンされたようだ。

 

文「3番機!何とか回避しなさい!!全機3番機の半径100キロ圏内を飛行しなさい!!」

 

文はこう睨んでいる。中国の航空機が搭載できるミサイルの中で最大の射程を誇るR-77をJ-20は搭載していると、違ったとしてもR-77を超えるミサイルは無いので確実に100キロ圏内にJ-20はいると確信している。

 

村紗(こちら、第3護衛隊群・・・敵艦隊は撤退を開始した!これより上空支援に入る!)

 

文「ナイスタイミングよ!」

 

村紗(ん?なんだこの音楽は?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「なによこの音楽!?混線しているの!?」

 

早苗「まさか!暗号化されているのですよ!?」

 

咲夜「頭が!何よこの音楽!?」

 

幽香「不快通り過ぎて痛いわ!」

 

美鈴「ぐわ~」

 

妖夢「何々!?」

 

うどんげ「無線機壊れた!?」

 

突然、全ての無線機から聞いていてあまり気持ちのいいものでないロックテイストの音楽が流れていた。

 

影涼「もしかして・・・LCAC?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒本「あ~はははははは!!!」

 

物凄い大音量の不快ロックを流しながらLCAC3隻が、接近して来た。

 

酒本「みんな!楽しんでいるかい!?」

 

LCAC乗員達「いぇーい!!!」

 

酒本「チルノ~楽しんでいるかい!?」

 

チルノ「おぉー!!」

 

酒本「大妖精!楽しんでいるかい!?」

 

大妖精「この音楽止めて~!!」

 

耳を押さえて大声で大妖精は叫ぶが誰も聞いていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文「なによ!あの部隊!?」

 

副隊長(クソ!!いきなりどうしたんだ!?計器類が狂ったぞ!?)

 

パイロット2(頭が~!!)

 

中国パイロット1(なんだこのカオスな曲は!!!)

 

中国パイロット2(海上にLCACがいるぞ!!)

 

中国パイロット3(LCACを撃沈しろ!!)

 

J-112機がLCACに向けて攻撃をしようと接近したが、LCACからミサイルが発射された。J-112機を簡単に撃ち落としていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「LCACが戦闘機を撃ち落とした!?」

 

咲夜達は、扉を開けて海上を見ていた。

 

早苗「LCACからミサイルが発射されましたよ!?」

 

幽香「なによあの部隊!?海上自衛隊にあんな部隊がいるの!?」

 

美鈴「影涼さん!なんですかあの部隊!?」

 

影涼「あれは!武装LCACです!!」

 

咲夜「武装LCAC!?」

 

影涼「詳しくは私も知りません!!噂でしか聞いたことが無いので・・・神奈子幕僚長が言っていたのはこういう事だったのか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒本「尊敬する人物は!?」

 

チルノ・LCAC乗員「ゴア少佐!!」←エースコンバット6に出てくるエストバキア連邦所属の武装LCACの隊長・初登場は、モロク砂漠戦車戦

 

酒本「大妖精の反応が無いんだが!?」

 

LCAC乗員「失神していますよ!!」

 

酒本「あははは!!!傑作だな!!!」

 

あまりにも、不快なロックで大妖精は失神してしまった。LCACには87式自走高射機関砲2輌と地対空誘導弾改良ホークが乗せられている。どうして、衝撃に弱いLCACをこんな使い方にしているのか全く不明である。とにかく、武装LCACの登場により、疾風の天狗隊は、J-20の捜索に従事することができた。

 

パイロット1(ミサイル・・・回避!!)

 

文「ナイス!!」

 

ミサイルにロックされていた3番機は、チャフ・フレアを屈指してミサイルを回避した。今度は、文にミサイル警告音が発せられた。

 

文「ロックオンされた!!」

 

文は完全に焦っていた。まだレーダー探知圏内にミサイルが表示されていないからだ。完全に、ステルスに押されていた。

 

片霧(一機撃墜)

 

突然、片霧の声が入って来た。

 

文「撃墜って・・・まさか!」

 

片霧(ステルス以外に何があるんだ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国ステルスパイロット1(2番機が撃ち落とされた!!)

 

中国ステルスパイロット2(レーダには、何も映ってないぞ!?)

 

レーダーを確認しても、疾風の天狗隊と輸送機2機しか表示されていなかった。それもそのはず、片霧は海面すれすれを飛行していたのだ。片霧は、レーダーに頼らずに目視でJ-20を確認した。

 

片霧「ステルスはこっちで対処する!ルーキーは、輸送機の護衛に専念しろ!!」

 

文(ミサイル回避!!・・・ルーキー呼ばわりしないでください!!)

 

片霧「計器に頼っているようじゃあいつまでたってもルーキーだ」

 

片霧は、無線を切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「チャンスね・・・千歳まであとどのくらい?」

 

機長「あと10分で到着します」

 

村紗(こちら、第3護衛隊群・・・敵機が12機接近中・・・こちらで対処するわ・・・疾風の天狗隊は護衛に集中しなさい)

 

文(天狗リーダー了解)

 

第2破で接近してくるJ-1112機は、村紗に任せて、疾風の天狗隊はC-1の護衛についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機長「こちら、C-1・・・着陸許可を願う」

 

管制塔(こちら、管制塔!着陸は許可できない!地上に中国軍の上陸部隊が上陸している・・・今着陸すると地上から狙われるぞ!)

 

千歳基地を狙っている中国の上陸部隊とどうやら交戦しているようだ。秋田の海域で村紗と交戦した中国艦隊は北海道に上陸部隊を上陸さして、それが終わり帰還する最中だったのだろう。

 

霊夢「ふざけないでよ!魔理沙達がいるでしょ!?さっさと着陸しないと燃料が持たないわよ!」

 

管制塔(敵対空車両が邪魔で今、着陸態勢に入ると狙われるぞ!)

 

霊夢「燃料は!?」

 

機長「もって・・・1時間です」

 

霊夢は、すぐに機内放送のスイッチを押した。

 

霊夢「狂狼空挺団!降下準備!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幽香「なに?出撃命令!?」

 

妖夢「何だか、緊急事態のようです」

 

妖夢は、パラシュートを装着しながら言った。霊夢が出てきたので影涼は、何が起きているのか質問した。

 

霊夢「地上は、中国の上陸部隊が展開していて着陸できないのよ。これから、私達はパラシュート降下して敵対空車両を破壊するわ」

 

霊夢は、ついでに隊員に作戦を伝えながら影涼に説明した。

 

早苗「私達も行ったほうが?」

 

霊夢「駄目よ!選抜メンバーを護衛するのが私達の任務なのよ。高みの見物でもしていなさい」

 

影涼「燃料は?」

 

霊夢「1時間・・・なーに、10分で片づけるわ」

 

霊夢を含んだ狂狼空挺団は、110ミリ個人携帯対戦車弾を持って次々と、パラシュート降下した。

 

 

 

 

 

 




イラストとか描いたのですが、出したほうがいいのか悩んでいます。

イラストがあったほうがいいですかね?
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