東方武装記録   作:祝神✯

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大幅に遅れてしまいました。

申し訳ないです・・・

理由は、CSOをしていました(涙)



第三作戦 八百万の潜入 中段

神奈子「はぁ!?国で動いているって!?」

 

影涼(わぁ!!大声を出さないでください!!左耳が痛い!!)

 

影涼からの無線連絡を、受けた神奈子は大声を上げた。瀋陽軍区の襲撃・中国兵が言ったセリフを神奈子に報告をしていたのだ。神奈子を含んだ、その場にいたレミリア・聖・幽々子も驚いていた。

 

神奈子「国って・・・アメリカの支援を承諾したはずだ」

 

影涼(そこが、謎なんですよ・・・中国の狙いが全く不明なのですよ・・・)

 

神奈子「・・・分かったわ・・・あなた達は、任務に集中しなさい・・・こっちで調べるから」

 

影涼(死なない幽霊了解!)

 

影涼からの無線を切った神奈子は、ため息交じりの表情で席に座った。

 

レミリア「国で動いている・・・狙いが分からないわ」

 

聖「中国の反乱した軍区が日本を侵略・・・しかし、実際は国家全体で動いている・・・」

 

幽々子「謎だね~」

 

神奈子「アメリカは、まんまと騙されているのか・・・いや、奴らも馬鹿じゃない・・・時間の問題だろうが・・・」

 

神奈子は、立ち上がり固定電話の受話器を手に取った。

 

神奈子「私だ・・・奴は起きているか?・・・準備しておけ・・・」

 

受話器を置いた神奈子は、3人の顔を見て頷いた。3人も察したのか、一斉に立ち上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慧音「影涼・・・地図を取ってくれないかしら?」

 

副操縦席に座っている影涼は、ポーチから中国本土の地図を取り出し、慧音に渡した。神奈子に無線連絡した後、影涼は、操縦席に移動して慧音の様子を見ていたのだが、慧音が傍にいてと言うので副操縦席に座っているのだ。操縦桿が慧音によって操作されているとは言え、勝手に動いているのは、奇妙だった。

 

慧音「地図上では、森だけど・・・」

 

影涼「村か・・・」

 

影涼は、双眼鏡を片手に前方を見た。焚火による煙か、物を燃やしているのか、煙が出ていた。木造建築がまばらに、見え畑も確認できた。いわゆる、名もなき村なのだろうか。

 

慧音「中国では、貧富の差が激しくてな・・・地図に乗っていない村なんて無数にある・・・政治家と大会社の社員ぐらいだぞ・・・裕福な生活をしているのはな・・・」

 

影涼「政治家の汚職は、有名だよな・・・」

 

慧音「金は人を変えるからな・・・そろそろかな?」

 

影涼「レーダー?」

 

慧音「あぁ、危険だが・・・高度を50フィート落とす」

 

操縦桿を前に押し倒し機体の高度を下げた。

 

慧音「北京軍区と瀋陽軍区の境界線を今、飛行中・・・済南を通過したいが、海上に出てしまうな・・・海岸線には、地対空ミサイルを配備しているはず・・・」

 

影涼「北京から行きましょう」

 

慧音「燃料の問題がある・・・今の燃料では、迂回している暇がない・・・危険だが済南の海上を飛ばないと済南のど真ん中で着陸しないといけなくなる・・・」

 

影涼「済南の真ん中で着陸するのは危険だな・・・海上を飛行すれば」

 

慧音「ぎりぎりだが南京軍区の端っこに着陸できる」

 

影涼「不時着の間違いじゃあ?」

 

慧音は、フッと笑って影涼の方を見た。

 

慧音「不時着の前に、ロープで降下しておいてくれ、私は荒っぽく降りるからな」

 

影涼「・・・気を付けてくださいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特戦群隊員1「ここに座れ!!」

 

市ヶ谷駐屯地の地下取調室に、手錠をされたラットが、荒々しく特戦群の隊員に連れてこられた。取調室の中には、89式小銃を構えた特殊作戦群の隊員が4名四方に立っていた。ラットが丸椅子に座られた後、神奈子達が、特殊作戦群の隊員2名と一緒に入って来た。

 

神奈子「何かまだ、隠しているわね!!!」

 

来るや否や、ものすごい鬼のような表情で怒鳴った。怒鳴り声に、レミリアを含んだその場にいた者全員が、体がビクッとなった。決して怒鳴ることの無かった、神奈子が本気で怒鳴ったからだ。

 

神奈子「中国は、国全体で動いているらしいじゃないのよ!!貴様は、一体どんな工作をしたの!?」

 

神奈子は、ラットの首元を荒々しくつかみ、ラットを持ち上げた。首元を押さえてラットは、抵抗をしていたが、誰も神奈子を止めに行かなかった。

 

神奈子「私はな・・・影涼や慧音・死んだ村田のように一切容赦しないぞ」

 

ラット「は・離せよ・・・」

 

神奈子は、掴んでいる手を離した。席に座ったラットは、首元を押さえながら話し始めた。

 

ラット「俺は・・・何もしていない・・・」

 

レミリア「何もしていないですって!?ふざけないでよ!!」

 

レミリアも、容赦なくラットに掴み掛った。

 

ラット「知らないものは、知らないんだよ!!俺は、広州・南京軍区だけに対してしただけだ!!」

 

聖「現に、中国全体が動いているのだけれども?」

 

ラット「抗戦派の連中が、促しただけだろう!!」

 

幽々子「予想はできなかったの?」

 

ラット「お前は、自分がいつ死ぬかなんて予想できないだろう?もっと言うなら、感染力の高い病気が周りに広がるように、俺がした工作が広がっただけだろう!?」

 

レミリア「神奈子・・・」

 

神奈子「・・・改めてクズ野郎と思ったわ」

 

ラット「フンッ!」

 

神奈子は、近くにいた特殊作戦群の隊員から、89式小銃を借りて、ストックでラットの顔面を力一杯ぶつけた。ラットは、椅子ごと後ろに豪快に吹き飛ばされた。

 

神奈子「・・・仲間がいるはずよね?こんな大掛かりな工作は、一人では絶対に不可能だわ」

 

神奈子は、ラットの近くに近づき、顔を覗き込むようにしゃがんで言った。

 

神奈子「誰なの?仲間は・・・」

 

ラットの表情は、不敵に笑っていた。

 

ラット「仲間だと?いるわけないだろう」

 

神奈子「・・・私の予想が正しければ・・・村田を殺し、影涼を襲った奴らだろう?」

 

ラット「あの失敗作の1人・・・死んだのか・・・初耳だぞ」

 

レミリア「失敗作呼ばわり・・・ふざけるんじゃないわよ!!」

 

神奈子「お前は、何か知っているな?」

 

神奈子は、近くにいた特殊作戦群の隊員から、ナイフを借りてラットの眉間に向けた。

 

神奈子「じっくりと、聞かせてもらうわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慧音「みんな、これから海上を飛行して済南に入るわ・・・荒っぽく操縦するからしっかり掴まっていなさい」

 

慧音は、大声で後ろで座って居る皆に言った。現在、Mi-18は、瀋陽軍区を出て済南に向かう為に、海上を飛行していた。済南に入ったら、すぐに南京に向かうルートだ。海上には、小型の艦船が停泊していたが、特に問題なく海上を飛行していた。約9分で済南に到着した。

 

慧音「燃料が思った以上に消費したわ・・・もしかしたら、南京に入る前に着陸かもね・・・」

 

慧音が言い終わるのと同時に、突然アラート音が鳴り響いた。

 

慧音「地対空ミサイル!!距離1500!!!」

 

レーダーを見ると、2発のミサイルがこっちに向かって飛来しているのが確認できた。

 

影涼「最悪だ・・・おそらく、あの時遭遇したフロッグマンを始末しなかったから連絡されたんだろうな」

 

慧音「基地に帰還して、兵士の死体・ヘリが1機だけ無い事を連絡したんだろう・・・フレア装置は期待できない・・・すぐにここで全員を降ろすぞ」

 

影涼「全隊員に次ぐ!!ロープですぐに下に降りろ!!!1分以内だ!!!」

 

影涼の大声と共に、咲夜から順に後部ハッチからロープで降下し始めた。

 

慧音「ミサイル着弾まで3分!!!」

 

セルジー「死なない幽霊!!俺がラストだ!!お前らも早くしろ!!!」

 

影涼「分かった!!!」

 

セルジーを最後に、ヘリにいるのは、影涼と慧音だけになった。ミサイル着弾まで2分を切った。慧音は、ヘリを右に傾けて降下させた隊員から離れていった。着弾した時に、破片によってみんなを傷つけないようにするためだ。

 

慧音「ここなら大丈夫だ!!残り50秒!!」

 

影涼「慧音さん!!」

 

影涼は、慧音の手を引っ張り、後部ハッチに向かって走って行った。操縦している者がいないため、すぐに機体は左方向に傾き始めた。

 

影涼「慧音さん!しっかり掴まっていてくださいよ!!」

 

慧音「え!?」

 

影涼は、慧音を抱きしめてそのまま機体から飛び降りた。機体と地面の距離は2階建ての家と同じくらいあった。下は、湖でも木が生い茂っているわけでもなく、ただの地面だった。突然、爆発音が聞こえた。ヘリにミサイルが着弾したのだ。影涼が下敷きになるように2人は、地面に叩きつかれた。

 

慧音「影涼!!」

 

慧音は、影涼に抱きしめられていたので、衝撃以外の痛みは無かった。

 

影涼「げほっ!・・・だ・大丈夫ですよ・・・」

 

影涼は、笑って答えたが、2人分の体重がかかった状態で地面に叩きつかれているので、どこか苦しそうだった。すぐに、咲夜達が走って来た。

 

早苗「影涼さん!慧音さん!」

 

咲夜「周りを警戒しなさい!!」

 

美鈴「大丈夫なのですか!?」

 

影涼「だ・大丈夫ですよ・・・それよりも・・・」

 

影涼は、慧音と早苗に背中を支えられながら起き上り、辺りを見渡した。

 

影涼「もうすぐ夜になりますね・・・」

 

夕日色に染まった空を見ながら、咲夜は言った。

 

咲夜「10分間休んだほうがいいかしら?」

 

影涼「必要ない」

 

影涼が片目式の個人暗視装具を装着した瞬間、慧音と特殊作戦群の隊員4名が同じように装着した。

 

影涼「時間が無い・・・それに・・・背中を強く打っただけですよ」

 

影涼は、慧音と早苗に小声で離してと言って、1人で立った。軽々とジャンプをしていたので本当に大丈夫だったらしい。

 

幽香「私達も装着しましょう」

 

咲夜達も、3つ目タイプの暗視装置を装着した。アルファの隊員も2つ目タイプの暗視装置を装着した。夕方と言ってもすぐに暗くなるため、早めに装着したのだ。

 

セルジー「追手が来る確率は?」

 

影涼「すこぶる高い・・・死体を確認するためにこのあたりに来るでしょう・・・それに・・・」

 

燃えているヘリからは、黒煙がモクモクと空に上がっている光景を見ながら影涼は言った。

 

幽香「早く、ここから離れたほうがよさそうね」

 

影涼「そうだな・・・ここからだと・・・」

 

美鈴「一晩を掛ければ南京に出られますね」

 

咲夜「そうと決まれば早く行きましょう」

 

セルジー「先頭に立つ」

 

セルジーを先頭に、アルファ・特殊作戦群・偵察作戦群の順に2列で暗くなりかかっている南京に続いているであろう道路に沿って歩いて行った。

 

美鈴「あれは・・・」

 

早苗「どうしましたか?」

 

美鈴「検問所・・・」

 

距離200メートル先に、陸軍による検問所が設置されていた。南京には、多くのDF-21Dが配備されている為に検問所を設置しているのだろう。テントが2つ張ってあり、近くに大型のトラックが2輌あるだけの検問所である。10名の中国兵を確認出来た。

 

セルジー「検問所か・・・面倒なものに出会ったな・・・」

 

影涼「何か対策があるのか?」

 

セルジー「見たところ、簡易検問所らしい・・・監視カメラも無いだろう・・・俺にいい作戦がある、お前とそこの緑髪の女の協力があればすぐに終わる」

 

影涼「どんな作戦なんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早苗「こちら、奇跡の風・・・死なない幽霊どうぞ」

 

早苗は、SV-98を構えて茂みの中にいた。早苗のすぐ隣では咲夜が狙撃手カバーをしていた。

 

影涼(歴史喰いと、フラワースカート・レッドドラゴン・桜1~4が側面より検問所に接近中・・・ロシアは正面から接近中・・・予定通り、正面の奴らから狙撃しろ)

 

早苗「奇跡の風了解・・・」

 

咲夜「落ち着いてね」

 

早苗「大丈夫です・・・正面にいるのは・・・5人・・・」

 

早苗は、スコープを覗き込み照準を中国兵の頭に合わせた。

 

影涼(狙撃開始ポイントまで5・4・3・2・1・・・撃ち方始め)

 

同時に2発の銃声が鳴り響いた。放たれた弾丸は、中国兵の眉間に命中した。すぐに、ボルトを引き次弾を装填して次の目標に照準を合わせて引き金を引いた。またしても、同時に銃声が鳴り響いた。

 

影涼(合わせているわけでもないのに、よく合うな)

 

早苗「そうですね。残りの1人はお願いしますね」

 

影涼(了解した)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慧音「さすがね・・・私達も攻撃を開始するわよ」

 

慧音を先頭に、AN-94とPKPを構えて引き金を引いた。

 

セルジー(こっちも、攻撃を開始する)

 

正面にいたアルファも攻撃を開始した。中国兵は、満足な反撃もできぬままに次々と撃ち殺されていった。

 

慧音「幽香!テントに向かって撃ちなさい!!」

 

幽香は、テントに向かって引き金を引き続けた。中で、中国兵の悲鳴が聞こえた。すぐに特殊作戦群の隊員2名と美鈴は、テントの中に入り中を確認した。

 

美鈴「3名の死亡を確認!」

 

セルジー(こっちも片づけた!検問所の脅威は完全に無くなった!!)

 

幽香「フラワースカートより、時のナイフ・奇跡の風・死なない幽霊、無事に検問所の無力化に成功」

 

影涼(よくやった)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

影涼「みんな~、しっかり掴まっていろよ」

 

検問所にあった大型トラックに乗り込み、影涼はエンジンを掛けた。これで南京に向かうのだ。

 

咲夜「大型免許持っていたんだ」

 

早苗「私達は、持っていないですからね・・・」

 

運転席は、3人乗れる構造になっており、影涼の横に早苗・咲夜と順番に座っていた。後ろの荷台には慧音達が、座っていた。大型トラックは凄まじいエンジン音と共に荒れた道路を走行して、南京に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神奈子「私は・・・無力だったわ・・・」

 

???(神奈子・・・仕方ないわよ)

 

神奈子は、自室の部屋の電気をつけずに携帯である人に電話をしていた。

 

神奈子「いや・・・作戦立案者がここまで、把握しなかったのがいけなかったんだ・・・」

 

???(大丈夫よ・・・影涼なら対処できるって・・・)

 

神奈子「・・・しかし」

 

???(私と神奈子の教え子よ・・・信じなくてどうするのよ?)

 

神奈子「そうだな・・・」

 

???(しかし・・・まさかね・・・)

 

神奈子「あぁ、信じられないと思うが・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさか・・・協力者があいつなんて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なるべく早く投稿しようと思います!

たぶん・・・
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