東方武装記録   作:祝神✯

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名前を変えました。
微風短信音から祝神✯に変更しました。


その後

情報管理員「おや?久しぶりですね・・・え?例の記録ですか?もちろん、閲覧は可能です。しばらくお待ちください」

 

情報管理員は、一つのファイルを持って来た。そして、ファイルを開けるといろんなレポートがつづられていた。

 

???「・・・私の知っている人では、2名死んでいるのね」

 

情報管理員「村田三等陸佐・森和気二等陸佐を亡くしています」

 

???「・・・影涼と慧音が行方不明ですって?」

 

情報管理員「はい」

 

???「なるほどね・・・この、咲夜・早苗・幽香・美鈴って娘達は気になるわね」

 

情報管理員「偵察作戦群唯一の実戦配備した者達ですからね」

 

???「いつか、一緒に働けるかもしれないわね」

 

情報管理員「あれ?もうお帰りになるのですか?神奈子幕僚長に会わなくてもいのですか?」

 

???「また、いつか会えるわ・・・それじゃあ、いつものように、黙っておいてね」

 

情報管理員「・・・行ってしまいましたか・・・相変わらず神出鬼没な人だな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アナウンサー「以上、中国は今回の反乱に対して、一部の過激派の政治家が筆頭に行われていたとし、自国内でのミサイル基地の爆発も・・・」

 

時の奇跡店内のテレビでは、連日中国の事が放映されていた。来店していた30代後半と20歳後半のサラリーマンが何やらテレビの放映を見て笑っていた。

 

中年男「はっ、あの国は一体何がしたかったんだ?いきなり、攻撃をしてきてよ」

 

若い男「幸いにも、民間人の被害は無かったらしいが、自衛官が何名も死んだらしいですよ」

 

中年男「へっ、国を守るのが自衛隊だろうが、それに、自衛隊のおかげで俺たち一般市民の命は救われているんだ。感謝しないとな・・・」

 

若い男「感謝ですか・・・マスターは、どう思います?今回の事は」

 

コップを拭いている咲夜は、クスッと笑いながら答えた。

 

咲夜「さぁ、私には分かりませんよ。こうして、おいしいお酒を作って提供するだけですよ」

 

若い男「はぁ」

 

中年男「はいはい、もうこの話題はおしまいだ。どうせ、政治家が片づけてくれる、放っておけ」

 

中年男は、お酒を一気に飲んだ。約10分後に、2人のサラリーマンはお勘定を済まして帰って行った。店の看板をしまい、咲夜はお店の明かりを消した。そして、カウンター席に座りパソコンを取り出し、起動した。

 

早苗「咲夜さん、厨房のお掃除が終わりましたよ」

 

幽香「疲れたわ」

 

美鈴「ほんとですね」

 

幽香「あんた、右肩を怪我しているから、ずーっとレジ担当だったじゃないのよ、こっちは早苗と一緒に何とか回していたのよ」

 

厨房から、早苗・幽香・美鈴が出てきた。3人はカウンター席に座り咲夜のパソコンを覗き込んだ。画面には、中国での記録が表示されていた。もちろん、その記録は極秘扱いされる記録だった。咲夜が記録をまとめて、神奈子幕僚長に提出されるものだ。最終的には情報管理室に保管されるだろう。

 

幽香「終わったのね・・・」

 

早苗「あれから、もう一週間は経ちますもんね・・・」

 

美鈴「こうやって、話を聞いていると・・・すぐにみんな、無関心になるんですね」

 

幽香「仕方ないわ、嫌な事を忘れようとして、真実に目を向けない人・単純に関係ないって言う人・他の誰かがすればいいって言う人と様々な考えがあるわ」

 

美鈴「何だか、嫌ですね・・・真実を知っていると」

 

早苗「ニュースでしているのは、一部の事だけですからね。誰も、本当の事を知りません・・・私達でさえ」

 

早苗の言う通りだった。放映されているのはこうだ。中国の一部の過激派の政治家を筆頭にして、広州と南京に所属する軍を動かして、日本に攻撃をした。攻撃理由が、日本の長年に続く領土の不当な領有、これは例の諸島を指すのだろう。そして、最大の理由が、報復とのことだった。この報復は、2年前の影涼達による中距離核弾頭の発射コードを盗んだことを指すのだろうが、確定的な証拠はもちろん無いため、これは国連は受理しなかったらしい。また、中距離核弾頭が爆発したことは、もちろん、放映されることは無かった。あくまで、火薬が大爆発したという事になっている。そして、中国は依然としてこの爆発には、日本の自衛隊が行ったと発言しているが、もちろん、確定的な証拠も無いため、これも受理されていない。自衛隊の中国に対する攻撃は、正当防衛と交戦規則にも反していないものだが、日本の野党は、相変わらず、自衛隊批判をしていた。田中防衛大臣が逮捕されたこともあり、現在はかなりややこしいことになっているらしい。とにかく、中国の立場は、かなり悪い。いまだ謎なのが中国が国全体で攻撃に参加した本当の理由・CIAによる戦争の誘発・次世代兵士向上研究計画の事・候補生計画・ラットの他の仲間の事とたくさんあるが、真実を確かめることもできない。謎のまま、真実は一生明らかにされないだろう。

 

咲夜「だからと言っても、私達が気にすることではないわ。この処理は、神奈子幕僚長と聖幕僚長・幽々子幕僚長・統合幕僚長が処理をするって、私達が出来る事は、行方不明になった教官2名を探し出すことよ」

 

いまだ影涼と慧音は発見されていない。不思議な事に例のミサイル基地で爆発した中距離核弾頭の放射能は、半径200メートル以内にとどまっていた。民間人の被害はゼロだった。

 

早苗「当分の間は、海外での活動は許可されていませんから、指示が出るまではこのまま、待機ですからね」

 

ほとぼりが冷めるまで、偵察作戦群に所属する者はすべて、活動を停止している。これは、神奈子幕僚長の指示だった。

 

美鈴「訓練も許可されていないんですよね」

 

幽香「すぐにでも、活動を再開するわ」

 

咲夜「よし、出来たわ」

 

咲夜は、提出用の報告書を打ち終えた。そして、プリントアウトして、データを消去した。

 

咲夜「今から、市ヶ谷に向かうわ、先に帰っておいてもいいわよ」

 

早苗「私も行きます」

 

幽香と美鈴は、先に家に帰って行き、早苗は咲夜と共に市ヶ谷駐屯地に向かっていた。

 

咲夜「そういえば、あのロシア人は無事に帰ったらしいわね」

 

セルジー達は、一旦日本に到着した後、すぐにロシアに戻って行ったのだ。もちろん、武器は返却済みだ。

 

早苗「確か、片霧さんと文さん達が護衛を務めて、無事に送ったそうですね」

 

咲夜「語学の勉強をしないといけない事が、今になってわかったわ」

 

早苗「そうですね・・・そう言えば、咲夜さん・・・あの話は、どうなりましたか?」

 

咲夜「そうね・・・まずは、レンジャーを取るわ、無事に取れたら引き受けるつもりよ」

 

偵察作戦群には、群長と言うものがまだいなかった。第七偵群が実戦配備されるまでは、ただの訓練生の集団だった為、今亡き森和気が、その似たような役目を担っていたのだ。そして、中国での実績及び、国内活動が評価され、初代偵察作戦群の群長を咲夜にしようとしているのだ。もちろん、偵察作戦群は、特殊作戦群の派生型である。今のままでは、群長は務まらない、咲夜がレンジャーを取らないとっと言っているのは、そういう事なのだ。特殊部隊のトップが、何らかの物がなければ、その下に着く隊員から士気を得られないからだ。群長の話は、もちろん、神奈子幕僚長が持ちかけてきた話だ。

 

咲夜「私が群長ね・・・夢にも思っていなかったわ」

 

早苗「教官も、聞いたら驚くでしょうね」

 

咲夜「確かに」

 

咲夜は、フッと笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「以上、報告書です」

 

咲夜と早苗は、神奈子の部屋で敬礼をした。

 

神奈子「受け取ったわ、この記録は、最重要機密として保管されるわ・・・閲覧許可は私が出すから、貴女達でも許可が無いと見れないから、そのつもりでね」

 

神奈子は、報告書を机の引き出しにしまった。

 

神奈子「さてと・・・改めて感謝の言葉を言うわ・・・本当に良くやってくれた。多大な犠牲は出たが、貴女達の活躍で、危機を回避することができたわ」

 

咲夜「・・・」

 

早苗「・・・」

 

2人は黙り込んでいた。

 

神奈子「・・・影涼と慧音の死体が発見された報告は無いわ・・・あくまで行方不明扱いだけど、もしも時は覚悟したほうが良いわ・・・現在、内調が動いてくれているわ。私達は、ここで黙って報告を待つことよ」

 

咲夜「・・・はい・・・そういえば、ラットはどうなりましたか?」

 

神奈子「アメリカに引き渡したわ」

 

神奈子の言葉に、咲夜と早苗は頷き、再度敬礼をして部屋を後にした。

 

神奈子「・・・」

 

神奈子は、立ち上がり窓の外を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 その後の、彼女たち・・・

 

 

 

 

十六夜咲夜 二等陸尉

 

初代、偵察作戦群の群長候補に選ばれる。現在は、富士学校でレンジャー訓練をしている。

 

東風谷早苗 二等陸尉

 

医療技術を習得するために、永琳医務長の元で訓練を受けている。

 

風見幽香 二等陸尉

 

語学を学ぶために、現在はロシア語の勉強をしている。

 

紅美鈴 二等陸尉

 

一旦、中央即応連隊に戻る。現在は中央即応連隊で訓練を受けている。

 

博麗霊夢 一等陸佐

 

北海道の作戦の後、現在は訓練に明け暮れている。

 

うどんげ 二等陸曹

 

現在は特殊作戦群に入ろうか迷っている。とりあえずレンジャー訓練を受けている。

 

魂魄妖夢 三等陸曹

 

霊夢と同様に、訓練に明け暮れている。

 

射命丸文 三等空佐

 

飛行教導連隊に誘われるが、本人は断った。現在は、沖縄で米軍との共同訓練に明け暮れている。

 

霧雨魔理沙 三等陸佐

 

北海道の作戦後、現在は千歳基地の警備任務に当たっている

 

アリス 二等陸佐

 

魔理沙同様、現在は千歳基地の警備任務に当たっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

影涼射智雅 二等陸佐

 

中国での作戦にて消息不明、現在は行方不明者扱いとなっている。

 

上白沢慧音 三等陸佐

 

影涼同様、中国での作戦にて消息不明、現在は行方不明者扱いとなっている。

 

片霧祐

 

飛行教導連隊の、講師として現在はちょこちょこ顔を出している。

 

ラット

 

アメリカに引き渡された後、消息不明

 

セニヤーロ・ハドミール 少佐

 

中国での戦いの後、消息不明

 

セルジー

 

日本からロシアに帰った後の情報は不明

 

田中義信

 

警察に捕まった後、裁判を行った。第一審では無期懲役・第二審では懲役50年、現在は最高裁判所の判決待ちである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「さてと・・・どうやって帰りましょうかね」

 

血まみれの黒い戦闘服に身を包んだ男は、浜辺でのんきな事を言っていた。その隣にいた女性も両手を上げて頭を竦めて見せた。

 

???「さぁ、とにかく、ここから離れた方が良さそうね」

 

女性は、男の肩を軽く叩いて歩き始めた。

 

???「待ってくださいよ、慧音さん」

 

慧音「中国の追っ手に見つかるわよ?影涼」

 

影涼は、笑いながらそうでしたっと言うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回から、第二期です。
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