グラブルの方も書けないし、気がついたら恋姫夢想の話書いてるし……
ほんとなんかすいませんm(__)m
お読みいただけるとうれしいです
辺りには粉塵が立ち込めている。
目の前には百代ちゃん、先程までの戦闘の影響で傷だらけだ。もちろんそれは俺にも言える。
お互いに全力を出しあっての闘い、開始と同時に互いの持つ全てをぶつけ合った。おそらく戦闘が始まってから、まだ5分ほどしかたっていないだろう。しかし、この5分は俺にとって、おそらく百代ちゃんにとっても、5分よりずっと長く濃密な物だった。
そんなステキな時間も終わりが近づいている。
俺はさっきの百式観音であるだけの気を使いきったし、百代ちゃんから感じる気も、もはや俺となんら大差ないものだ。こうなったらあとはもう、気を使わない純粋な武の比べあいしかないだろう。
「……ボロボロだね、百代ちゃん」
「お前も同じようなものじゃないか、陽」
「そうだね、その通りだ。……もはやお互い、気もろくに残ってない」
「あぁ、だが、それがどうした?」
百代ちゃんが挑発的な笑みを浮かべてこっちを見てくる。
ホント、嫌になるほど戦闘狂だ。あんだけダラダラ血を流して、鼻の下には鼻血を拭ったあとだって付いてる。
いったいどこが美少女なんだよって感じだろう。
端から見たら。
だけど戦ったから、戦っているからこそわかる。
どれだけ服がボロボロでも、どれだけ体がボロボロでも、百代ちゃんの芯にあるものは始めっから、なんら変わりない。
ただただ愚直なまでの『強くありたい』その意思だ。
狂気的なまでのその意思は、日常の中で見たらただの戦闘狂だろう。
だが、拳を交え、血を流してながら戦ってみれば伝わってくる。
精確に急所を狙ってくる拳、と思うと不意に下から繰り出される脚。
そして、相手を倒す、ただそれだけの思いを込めて放たれるバカみたいな密度の気の固まり。
そんなフルコースを、こんな特等席で喰らっちまったらもうどうしようもない。
今なら俺は、誰がなんと言おうと断言できる。
川神百代はとびっきりの美少女であると。
……だからこそ、返す言葉は決まっている。
百代ちゃんに負けないぐらいの、とびっきりイラっとさせるような顔をして。今までの攻撃なんで毛ほども効いていないですよ、って思われるくらいの口調で。
「……あぁ、どうもしないよ、どうもしないとも。……なんてことはない、まだお互いにしっかり立ってる。……目の前に相手がいるならする事なんて一つだ、そうでしょ?百代ちゃん」
俺の返事を聞き終わるかどうかというところで、百代ちゃんは嬉しそうに口を広げる。
ったく、どんだけ俺を魅了してくれるんだこの
「あぁそうとも!そうこなくっちゃな!さすがは陽だ、やっぱり私はお前のことが大好きだぞ!さぁやろう、今すぐやろう!この幸せな時間を少しでも長く味あわせてくれ!」
言い終わる前に突っ込んでくる百代ちゃん。
ったく、言ってること支離滅裂じゃねーか。しかもさりげなく告白しやがったな?
……こんな情熱的な告白されて、黙ってたら男の恥だな。こうなったら、なんとしてでも百代ちゃんに、少しでも長くの幸せな時間をプレンゼントしたくなっちまうよ。
突っ込んでくるのを待ってるってのも男らしくないな、こっちからも突っ込んでおあいこかな?
「ってことで、いっちょステキなプレンゼント手渡しに行きますか!」
陽の体がまるで弾丸のように飛び出す。
互いに、普通ならもはや立っているのもツラい状態だろう。しかし、今の二人には関係ない。
もはや誰にも二人を止めることなどできない。
どちらかが倒れるまで、この
「……っていう夢を見たんだ」
「長ぇよ!!!」
現在、俺は幼なじみ三人組と登校中です。
百代ちゃんと戦闘?いや、夢ですけど?
なんだかとてつもなくクオリティの高い夢だったので三人に語ってあげたところだ。
「なんだよ、なんでそんなこまかい描写までしてんだよ!たかが夢だろ!?てかなんでちゃっかり百代さんにコクられてんだよ!」
「面白かったのだ~!でも、告白されてたのはいただけないのだ……僕のが陽のこと好きなのに!」
「おやおや、それでは僕も混ざりましょう。僕も陽のことが好きですよ」
「雪はありがと、冬馬はその口閉じろ、準はその調子でどんどんツッコミ頑張ってくれ」
「やだよ!なんで、朝からこんな全力でツッコミしなきゃなんねーんだよ……。それに今日から高校生なんだぞ?朝からこんなに体力使わせんじゃねーよ……」
「いいんだよピカピカの一年生なんだから、もっと元気ですよアピールして。まぁそんなことしなくても準はピカピカしてるけどね」
「おいこらぁ!お前今どこ見ながらピカピカって言った!やめろよぉ、俺だって伸ばしたいんだよ!だけどなぜか伸ばそうとしても小雪が頑なに伐採していくんだよー!」
「準がピカピカじゃなくなったら、そこにはロリコンしか残らないのだ……。さすがにそれは笑えないから僕がピカピカにしてあげてるのだ!」
「確かに一理あります。偉いですよ小雪」
「くそ~、若までダークサイドに落ちたか!」
そう、なんと今日は川神学園入学式なのだ。加えて俺は今日からピカピカの一年生。まぁ若干一名物理的にピカピカしてるのがいるが。
それは置いといて、初めての登校ということで、この三人と待ち合わせて一緒に登校しているとこだ。
百代ちゃんとの闘いは、結局まだしていない。俺が受験で忙しかったり、百代ちゃんもまだ納得のいく武に到達していないらしい。
なのでお互いにまだ修行中ということだ。ぶっちゃけ百代ちゃんがどんなバケモノになるのか不安で仕方ない。
「……ッハッハッハッ!」
後ろから高笑いが聞こえてきた。この頭の軽そうな笑い方はおそらくアイツだろう……。
「陽ではないか!それに準、冬馬、小雪も一緒か。おはよう!」
「みなさん、おはようございます」
メイド(冥土)に引かれる人力車に乗って、九鬼英雄が登場した。なんなの?なんでこんなん乗ってんの?どういうコンセプトがあるのこ詳しく説明してほしい。
あとあずみさん(冥……じゃなかった、メイド)は睨むのやめてほしい。あといい歳こいてブリッ子ぶるの、なんか見てて痛いから。
あと英雄、その準のお株を奪わんばかりにピカピカしてる服やめろ。なんだ金色って、制服着ろよ、ピカピカはもういらねーんだよ。
「おぉ、英雄かおはよう。しかし人力車って……さすが九鬼って感じだな……」
「おはようなのだ~」
「おはようございます、今日も絶好調みたいですね」
「おはようさん……一応聞くけど、これから毎日それで登校するん?」
「なぜそんなことを聞く?当たり前ではないか!ハッハッハッ!」
「キャー、さすが英雄様!」
まぁ、ナチュラルにバカだよね。
こう見えて頭はいいから腹立つ、マジで。
あと、あずみさんはホントいい加減にしてほしい、痛い。救急車呼びたくなる、あ、手が勝手に。
「ん?どうした陽、電話なんて出して」
「い、いや、なんでもない。大丈夫だ。」
「……ッハッ、っと!こんなことをしている場合ではない!川神学園の野球部がどんなものか視察しに行かねばならないのだった!あずみ、行くぞ!それではお前達、また学校でな!」
そう言うと英雄はえげつない早さで去っていった。
ちなみに、英雄の肩は怪我をしていたので龍掌で治しました。あのままだと野球なんてできない状態だったけど、龍掌で一発だったね。龍掌マジ万能。
そのあと泣いてお礼を言われたけどぶっちゃけ楽すぎてこっちが困った。とりあえずなんかあったら力を貸してくれるってことで手を打った。
英雄を見送った俺達は、他愛もない話を続けながら川神学園へとたどり着いた。
初日だからだろう、まだそこそこ早い時間だがチラホラと一年生らしき姿が見える。まぁ俺達もなんですけど。
とりあえず自分達のクラスを探す、張り紙に書いてあったクラスはめでたく全員1-Sだった。勉強したかいがあったようで安心した。
まぁ二回目の勉強だし、それにこよ幼なじみ達はみんな優秀だからね。いろいろと勉強助けてもらいました。
「やった~!陽と冬馬も一緒のクラスなのだ~!ついでに準も」
「あれれー?小雪ちゃん?今、聞き間違いじゃなかったらついでって言われた気がするなー?」
「よかったですね、これでまた四人一緒です」
「安心しろ準、俺はお前と一緒のクラスになれてうれしいぜ」
「陽……!」
「だから宿題とか見せてね」
「どーせそんなことだろう思ったよ!すこしでも期待した俺がバカだったわ!」
準をいじりながら教室を目指す。
無事たどり着いた教室は、まだ人がまばらだ。とりあえず席につくが、すぐに机の周りに三人が集まる。
まだ時間もあるし話でもしようか、そう思ったとき、ふと声をかけられる。
「庶民の分際で高貴な此方に挨拶もなしとは、礼儀を知らんのじゃな。し、仕方ないから此方が教えてやってもよいぞ?」
着物ツインテールがいた。
なんだかすごく上から目線な物言いだが、なぜかその視線には若干の期待が込められているように感じる。
「あ、間に合ってるんで大丈夫です。お気になさらず」
「な!?」
まぁスルーですけどね。めんどくさそうだし。
「なぜじゃ!?此方が教えてやるといっておるのだぞ!普通ありがたく受けるじゃろ!」
「いや、ホント大丈夫です。お金持ち常識知らずキャラは英雄がいるんで、もういらないです。お腹いっぱいです。これ以上はお腹もたれるから」
「くそ~、なぜなんじゃ~!」
「せめて制服ちゃんと着てこい、そしたらそのおじゃる丸みたいな口調はスルーしてやる。だから今すぐ学校指定の制服着てこい」
「なぜ高貴な此方が制服なんて貧乏臭いもの着なきゃならんのじゃ!」
「テメー制服のこと貧乏臭いって言いやがったな?いいぜ、やってやるよ、戦争だ」
「な、なんじゃ、なんでいきなりそんなに怒っておるのじゃ?おい、そこの坊主、こいつをなんとかしろ!」
「陽はたまに暴走するからな~、まぁ諦めてくれ。さすがに武神レベルは止められねぇ」
「武神レベルじゃと!?」
「陽は強いのだ~」
「なん、じゃと?……おい、やめろこっちに来るでない!お願いだから!ジリジリ近づいてくるなぁ!」
そんな着物ツインテールの願いもむなしく、彼女はなすすべなく陽の小脇に抱えられて拉致られた。
「あー、行っちまった」
「むぅ~、僕も陽と遊びたかったのだ!」
「あぁなってはなかなか止まらないでしょう。まぁそのうち冷静になったら戻ってくるでしょうし、待ってましょう」
一方その頃、陽はと言うと保健室へ訪れていた。
この時間じゃ、まだ開いていないだろうという予想のもと、職員室から誰にも気づかれることなく鍵を奪って訪れるあたり、ムダに手際がいい。
最初は、うにょー、とか狙い澄ましたかのような声を出していた着物ツインテールだったが、陽のほぼ全力のスピードに今はぐったりと抱えられている。
陽は保健室へ入ると、着物ツインテールをベッドへと放り投げる。
「うにゅ!……てて、いったいなんなのじゃ!ここはいったい……」
そこまで言って、今の状態をパッと見で把握した着物ツインテールは硬直した。
二人っきりの密室(鍵はかかっていない)、自分が今いるのはベッド、無言でこちらを見る陽。
「な、なんじゃ。なにをする気じゃ!い、言っておくかが此方に手を出したら、ただじゃすまんじょ!」
噛みながらも威嚇する着物ツインテールを、陽は気にも止めずに保健室を漁る。そして目当てのものが見つかったのか、着物ツインテールへ向き直り無言で近づく。
「や、やめろ、来るな!」
涙目になりながら後ろへ下がる着物ツインテール、しかし狭いベッドはすぐに途切れ壁に背中が付いてしまう。
「ひ、ひぃ~」
今にも号泣しそうな様子の着物ツインテール、そこで陽は近づくのをやめなにかを投げ渡した。ボフッと音をたてて目の前に落ちたそれは、川神学園の制服だった。
「こ、これは……」
「大人しくそれに着替えなさい、さすれば君も制服の良さに気づくだろう」
「い、いやしかし、此方は……」
「早く!」
「ハイィッ!」
……よし、これでこの着物ツインテールも制服の良さに気づくことができるに違いない。なんかだいぶ暴走した感はいなめないけど、まぁしょうがないよね。
制服を馬鹿にしちゃいけない、制服はいいものだよ。すんごい抜ける、ナニがとは言わないけど。
それにこの着物ツインテールも、顔だけ見ればだいぶビジョンだから制服が似合うはずだ。俺の目は誤魔化せない。
「き、着替えたぞ」
「お、そんじゃお兄さんに見せてみなさい」
「誰がお兄さんじゃ、まったく……」
そう愚痴りながら出てきたのは、すこし生意気そうな目をしたツインテールの天使だった。
え、なにこれ美少女なんだけど?
「な、なんじゃその目は?人を見るなり固まりおって、第一無理矢理着替えさせておいて、感想の一言もないとはなにごとじゃ」
「……あ、あぁ、ごめん。想像してたよりずっと似合ってて驚いちった、すごくカワイイよ」
「な!?……ま、まぁ、そうじゃろう。高貴な此方が着てるんだからあ、当たり前じゃな!」
顔を真っ赤にさせてるとことかドストライクです。
カワイイのでこのまま攻めようと思います、異論は認めない。
「さっきは乱暴にしちゃってごめんね、どうしても君のようなカワイイ娘の口から、制服の悪口が出てしまうのが我慢できなかったんだ。だって、こんなにも似合うんだから。……もしよかったら、君の名前を教えてもらえないかな?」
床に片膝をつくように座り、ベッドの上の彼女に向かって手を差し出しながら言う。とくに意味はないけど。
すると着物ツインテール改め、制服ツインテールは顔を真っ赤にさせてオロオロしながら手をとった。チョロいなこの子。
「う、うむ。な、なら仕方ないの、此方の名前は不死川心じゃ。……ついでに、き、貴様の名前を聞いてやってもよいぞ?」
キョドりながら、少し期待した風な目をしてこちらを見る心ちゃん。カワイイ。
「俺の名前は麻倉陽、よろしくね」
「ふん、ま、まぁ、よろしくしてやらんこともないぞ?」
バカっぽくてカワイイなこの子。なんか頭弱そう。
俺の勢いに流されて、無理矢理連れてこられた事実を都合よく忘れてくれてるらしい。このまま心ちゃんとイチャイチャするのも捨てがたいけど、さすがに初日から遅刻は内申に響きそうなのでこれぐらいで大人しく戻りますか。
「それじゃ、教室に戻ろうか。このまま二人でゆっくり過ごすのもいいけど、遅刻しちゃったら怒られそうだからね。行こう、心ちゃん」
「こ、心ちゃん……」
この反応から見るに、心ちゃんは友達少なかったんだろうね……。だって名前呼ばれてすんごい嬉しそうだもん、ニヨニヨしてるもん。
よし、ここでダメ押しの一発。
「そうだ、心ちゃん」
「……なんじゃ?」
「もしよかったらさ、俺と友達になろうよ」
会心の一撃、心の心に9999のダメージ。心の機能が停止した。
「……とも、だち?」
「そ、友達。いや、ムリにとは言わないよ。心ちゃんがイヤだったら聞こえなかったことにしてくれても……」
「イヤじゃない!!!」
想像していたより大きめの声で返事された。ちょっとビクッってなった、恥ずかしい。
「……ハッ!い、いや、違うのじゃ!今のは貴様がかわいそうだと思ったからで、決して此方が友達欲しいとかそういう意味じゃないのじゃ!」
か、カワイイ。なんかこう、ここまで王道なツンデレを目の前で披露されると、もはや職人芸かなんかじゃね?って思うよ。文句のつけようもない、完璧なツンデレでした。
「そっか、よかった。ありがとね、心ちゃん」
ニコッとしておく。
今ならば発動するはずだ。
昔夢見て、しかし揚羽さんの前に破れ去ったあの奥義。ニコポがっ!!
……はい、心ちゃん恥ずかしがって下向いちゃってたので不発でしたー。まぁ今回のは心ちゃんが見てなかったからね?だからノーカンだよね、しかたないよね。
……俺はまだニコポを諦めてねーからな。
とりあえず機能が著しく低下した心ちゃんを引っ張りながら教室にもどる。ニコポはまた次の機会に挑戦するとしよう。
教室に着いたとほぼ同時ぐらいでチャイムが鳴る。
「ギリギリセーフ」
「おじさん初日から女の子と手を繋いで登校してきた君は、ぜひとも遅刻カウントしたいんだけどなー……って陽君じゃん、あれ?川神学園入ったの」
「お、巨人さんじゃん。おはようございます」
教壇の上には、なんと顔馴染みの宇佐美巨人さんがいた。ちょくちょく裏通りで顔を会わせる、なんでも屋さんだ。
パッと見、人生に疲れきったただのおっさんって感じだが、そこそこ戦えるし頭も切れる。パッと見ただのおっさんだけど。
「んじゃま、とりあえず席ついちゃって。さっさと説明終わらせて休みたいから」
「は~い」
巨人さんのこの緩い感じはとても好感がもてます。
心ちゃんを席に案内してあげて、自分の席に戻る。
「おかえり~陽」
「なにしてたんだ?いつの間にかあの娘制服になってるしよ」
「二人きりで出ていって、女の子が着替えている……。さすがは陽と言ったところですね」
「なにがさすがなのかわからねーけど、たぶん冬馬が想像してるのと違う。心ちゃんに制服の良さを教えてあげただけだよ」
「心?あの娘のこと?」
「そ、小動物系ツンデレ御嬢様だけど、根はいい娘だよ。友達になってきたんだ」
「友達……フレンド……、なるほど、そういうことですか。さすがは陽、高校入学と同時に
「おい、今ちゃんとお友達って言った?なんかよく聞こえなかったんだけど?」
「こらー、そこ静かにしろー。説明終わったら好きなだけ話していいから、今は静かにしろー。おじさんのお願い」
これから一年、この適当な先生のクラスだと思うとすんごい楽しみ。何事も適当がいいよね、適当最高。
最近は百代ちゃんと闘ったり、修業したりでちょっと頑張りすぎてたから、これぐらい適当だとうれしいよね。
よし、高校生活の抱負は決まった。『何事も適当に』で行こう、そうしよう。
巨人さんの適当な説明によると、どうやらこの川神学園はいろいろと普通の高校とは違う所があるらしい。間違いなく鉄心さんのせいだ。
なんだよ決闘って。デュエルしようぜ!みたいな?
ムリだよ~、俺デュエリストじゃねーもん。
「ーーーって感じだ、ぶっちゃけ決闘されると授業止まったりいろいろ面倒だから、おじさんはあんましやんないで欲しいな」
「陽、お前Sクラスだったのか!Fクラスにいないから探したぞ!」
巨人さんの話が終わるとほぼ同時に、扉がガラッと開かれて百代ちゃんが現れた。こっちを見ながらすんごい嬉しそうな顔をしてる。目がギラギラしてる、キラキラじゃない、ギラギラ。
いやな予感を感じつつも返事をする。
最近勉強があるからって百代ちゃんと絡んでなかったからなー。やだなー、みんなこっち見てるもん。
「……百代ちゃん。二年生でしょ?ここは一年生の教室だよ」
「そんなことは知ってる!お前に用があるからわざわざ来たんだよ、……陽だけにな!」
「くたばれ」
なんでどや顔なの?クソほどつまんねーんだけど。小雪が笑顔なのに目が笑ってない、ってメチャクチャ怖い顔になってるからほんとやめてほしい。
「く、くたばれって……、この前思い付いてからずっと温めてたネタなのに……」
「温めすぎたんじゃない?たぶん腐ってたよ今のネタ。今度は新鮮なうちに持ってきたら?」
「くそー、今日はいつになく辛辣じゃないか。……まぁいい、目的は別にあるからな!」
「当たり前でしょ、今の言うために来たんだったら病院連れてったわ」
「陽!私と決闘しろ!」
彼女はどや顔でそう言った。
……思わず殴りたいと思った俺は悪くないはずだ。
相変わらずの駄文です、ここまでお読みいただきありがとうございますm(__)m
不定期ですが、ちょくちょく投稿できればと思います
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