P4S ~ペルソナ4+閃乱カグラ~   作:名無しの蕎麦

2 / 3


3月22日(木)晴れ→曇り






スマホに買い替えにいこう

結局のところ深夜1時まで家族3人で大騒ぎをしたのだが朝7時には目が覚めた。

荷物の整理を早めに終わらせようと午前中を使ったのだが…。

 

 

 

 

Side 悠

 

今日は荷物の整理に1日を当てようと思っていたのだが、思った以上に早く終わってしまった。

近くを散歩でもしてみようか、そう思っていると父さんに呼ばれた。

 

「悠。見ろ!このスマホとかいうやつ!格好良くないか!!」

 

童心を忘れない。そう言えば聞こえは良いが結局は子供っぽいとも言える。

だが、そんな父さんが俺は好きだった。

一緒にゲームをやったり漫画を読んだり、今みたいに新しい物に目を引かれたり。

八十稲羽とは違う意味で退屈しそうにないからだ。

 

「確かに格好良いけど。父さんの携帯電話って去年買い換えたばっかりじゃなかった?」

 

「そうなんだよ!釣りをしていたら大物が来てな、魚を1時間の格闘の末に釣り上げたんだが格闘の

 最中に海に落ちてな…。母さんに怒られたよ」

 

笑いながら言っているが、この時の写真には驚かされた。

明らかに自分の釣り上げた『海ヌシ様』よりも大きい上に木製の竿だったのだ。

この写真を見たときの仲間達は……

 

陽介「あー。やっぱ、あれな。お前んとこスゲーわ」

と苦笑いをされた。

 

千枝「うわー!すっごいね!これ食べられるのかな!?」

その時は鳴上君が捌いてね、と言われた。

 

雪子「良い出汁に…いや、それよりもお刺身にして…」

やめてください死んでしまいます。

 

クマ「でっかいクマ!さっすが、センセイのお父さんクマね!」

熊が魚を掬い上げる動作をしながらそう言うのだが、自分もできるというアピールなのだろう。

 

完二「先輩の親父さんスゲー!俺も釣りに挑戦してみっか…」

その時は皆を誘って行こう。

 

りせ「悠先輩。これ普通に世界で報道されるほどスゴイと思うんだけど…」

それは褒めすぎだろ、と口にはしたが実は嬉しかった。

 

直斗「この大きさを木製の竿では…。いや、しかし先輩のお父さんなら可能なのか…」

写真を見ながら真剣に考えているようだ。

 

ちなみに釣り上げても元気すぎて地元の漁師達が手が付けられなかったところ母さんが一撃で仕留めた。

手紙にはそう書いてあったので言うと仲間達には何故か納得された。

叔父さんにはやっぱり、と納得された。

菜々子は目を輝かせて写真を見ていた。

 

 

 

話題を戻して…。

 

「それで父さんの携帯電話を買い換えるの?」

 

「いや、ようやく慣れてきたしそんなことをしたら母さんに怒られるよ」

 

「…と言うことはもしかして」

 

「悠にスマホを使ってもらってから俺も時々操作をしながら慣れようと思います!」

 

「ですよね」

 

とそんな会話があってから。

午後の1時を過ぎたころ、買い替えに出かけたのだが。

 

「悠、父さんはこれから用事があってな」

 

用事と言ったが結局のところテレビでアニメチャンネルの連続放送を見たいだけだった。

家を出るとき「コーブーラー」と耳に残る歌が聞こえてきたが出ることにした。

ちなみに俺に見せるのと自分が何度も見るために録画しておくらしい。

 

 

 

 

 

 

 

___________________________________________

 

 

 

 

スマホへの機種変更は思いのほか簡単だった。

あらかじめ父さんの書いた機種変更等同意と書かれた書類と代金ですぐに手続きは終わったのだ。

八十稲羽で使っていた携帯電話は電波の送受信ができなくなるの処分するか聞かれたが、

撮影やメモ帳、録音の機能が使えるのでこのまま持っておく事にした。

確かにスマホでもできるが慣れるまではこちらの方が素早くでき、何より愛着があるので手放したくなかった。

 

「アドレス帳をスマホに移動してくれたらしいが、こういうのは周りに報告した方がいいのか?

 別にアドレスや番号が変わったわけでもないみたいだけど…自慢をしておくべきか」

 

そう考えながらスマホとにらめっこをしていると家に置いてきたはずの『契約者の鍵』が突然現れて

まるでスマホの中に溶けるように吸い込まれた。

画面の中央にメッセージが現れ、「DL中」と表示された。

 

「確か…さっき説明されたアプリ?をダウンロードしているときに似ているな」

 

3分ほどで「DL完了」の文字が表示された。

「四角の中に鍵」のアイコンが現れアイコンの下にベルベットルームと表示されている。

 

「アプリを始めるには押せばいいんだよな…」

 

説明されたばかりで自信があまり無いがアイコンを押すと画面が切り替わり。

いつものベルベットルームに入る時と同じ感覚がカラダを駆け巡る。

 

 

 

気が付くと俺がいたのは、いつもの車内ではなく修学旅行で行ったバーのような場所にいた。

ここもベルベットルームなのだろうか?

 

>どこからか飛んできた青い蝶が肩にとまる

>その蝶につられるように3匹の蝶が飛んできた

>右手を前に出すと3匹の蝶はそこにとまった

 

 

 

 

「さあ、覚悟を決めろよ少年。ここからまた、新たな物語が始まる」

 

 

 

 

 

声が聞こえた。

一度辺りを見回して、声の聞こえた方向を見ると仮面をつけた男が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳴上父「なんで平日に家にいるか?放送見るために有給使いましたが?」








鳴上悠の中で何かがはじけた。
装備メニューから自分に装備するペルソナが変えられるようになった。
メンバーメニューから召喚できるペルソナが選べるようになりました。
※自分に装備しているペルソナ、すでにメンバーにいるペルソナは召喚できません。
編成例:悠装備ペルソナ『伊邪那岐大神』 
    召喚ペルソナ『スライム』『ヴァルキリー』『オモイカネ』
このように設定すると戦闘は
『鳴上悠』『スライム』『ヴァルキリー』『オモイカネ』
の4人(?)で行うことになります。


新しいスキル
鳴上悠が「ディア」を覚えた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。