道筋は大体決まったのですが、話が思い浮かばなくなってきましたね・・・
いやあ、かわいいは正義ですね。
私はヴィータちゃんを一通り可愛がって、
その後、守護騎士達と一緒に社長室に呼ばれていた。
実はヒュードラの事故後に私のワガママから次元駆動炉の研究のため新会社を立ち上げたり、
家で飼っていたリニスを私とママの2人からの魔力供給される特殊な使い魔にしたり色々あったのだ。
T社と言うのはテスタロッサ社の事なのだ。
・・・ママはアリシア・テスタロッサカンパニーとしたかったみたいだが、さすがに恥ずかしいから止めてもらった。
話を戻すが、おそらく用件は守護騎士達の事だろう。
コンコンとノックして入室の意思を伝え、
「入りま~す。」
間の抜けたような声で自分をだます。
ドアを開けて入室する私と守護騎士達。
社長室には社長であるママ、それから私とママの使い魔リニスがいた。
ママは私の後ろの守護騎士達に普段は見せないキツイ視線を向ける。
全員の入室を確認すると少し和らいだ視線を私に向けて、ママは1つため息をした後に問う。
「・・・これはどう言うことなのアリシア?」
「受け入れたくはないんだけど、闇の書の主になっちゃった、テヘ☆」
「テヘじゃないわよ!闇の書ですって!?」
「まあまあ、落ち着いてくださいプレシア。」
「一般人でも危険だと知ってるロストロギアの主に娘がなってしまって落ち着いていられると思う?!」
「まあ、無理でしょうね。」
「でしょう?!」
「それでも冷静な判断をするため少し落ち着いてください。」
「はあ・・・、わかったわよ。」
「それに比べ、アリシアは落ち着いてますね。」
「あはは、落ち着いてるというより、諦めと言うか達観というかね。」
それはある意味当然と言えば当然だろう。
詳しい説明は省くが闇の書には主と言えど安心できない仕掛けがあるのだ。
とはいえ闇の書もとい夜天の魔導書には罪はない。
私は出来ることなら、この『呪い』を解いてあげたい。
「それでこれからどうするかですが・・・」
「普通に考えれば管理局に協力を仰ぎたいところだけれど・・・」
そう言いながら視線を再び守護騎士達に向けるママ、険悪な雰囲気になりママを睨みつけるような感じになる騎士達。
「ヴィータちゃんそれに騎士のみんな、ママを睨んだらダメだよ。」
「睨んだらんでねーよ、みんな元々こういう顔だよ。」
「めっ!嘘はダメだよ、嘘は。」
「アリシア、あなたはどうしたい?私はあなたの意思を尊重するわ。」
「私は守護騎士達に悪いことをさせたくないし、闇の書も救いたい!」
「そう、わかったわ。」
簡単な受け答え。
だが、私達親子にとってはそれで十分だ。
内線電話をとって、何処かに電話をかけるママ。
「ああ、私よ。新しい研究チームを立ち上げるから、人員を揃えて頂戴。」
「プレシア、もし管理局から問い合わせがあったらどうします?」
「その時は例の執務官に連絡して、彼は信用できるわ。」
「あ、主どういう事なんでしょうか?」
困惑した様子の守護騎士達。
胸をはって私は高らかに宣言する。
「あなた達を救う戦いを始めるんだよ。」
正直な話、
なのはが『闇の書さん』と呼ぶのは、
なのはが悪魔と呼ばれるのと同じことだよね。
なのはさん、あんたって人は・・・