GOD EATER ~龍と虎を背負いし兄弟〜   作:ミスターポテトヘッド

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2067年8月18日悲劇は起きた。そしてその悲劇はとある兄弟の運命を大きく変えることとなる


無印篇~伝説の始まり~
act.0 悲劇の夜


---------2067年 8月18日 極東支部外部居住区

 

いつもならそこに住む者たちが寝ているため居住区の中は静まり返っているはずだが、この日は違った。

 

居住区に鳴り響く警報音、それとほぼ同時に起きるなにかが爆発したような爆音、それと共に居住区の中になにかが入ってくる。

 

----その名はアラガミ...

 

突如として現れたアラガミは居住区から逃げ遅れた人間を見境なく捕食していく...

先程まで静寂が広がっていた居住区は、一瞬にして人間の悲鳴と血生臭い匂いが充満する戦場へと化した

 

その居住区の一角を逃げる1組の家族がいた...

 

「母さん、タツヤ、トラ大丈夫か!?」

「私は大丈夫よ」

「僕達も平気だよ」

「よし、その角を曲がれば極東支部までもう直ぐだ、あと少しの辛抱だぞ!」

「なんとか助かりそうだね父さん」

「うっ、くそっ」

 

角を曲がった先でその家族の父が見たものとは...

 

「くそ、こんな所にまでアラガミが...」

「父さん、どうするんだよこのままじゃ...」

「母さん...タツヤ達を連れて極東支部の中に避難するんだ、私が時間を稼ぐ」

「でもそれでは父さんが...」

「なぁに引退したとはいえこれでもゴッドイーターだぞ?時間を稼ぐ位問題ないさ」

「...わかりました。行くわよタツヤ」

「わかった、父さん必ず帰ってきてね」

「あぁ必ず帰る」

そう言って父親はアラガミに向かって地面に落ちていた石を投げつけた。

 

「ギャァァァァァァ!」

 

アラガミは石を投げつけた父親に攻撃の的を絞る

 

「今だ!行くんだ!」

 

父親がそう叫んだ瞬間、母親と子供達は極東支部に向かって走り出した。

 

----しかしそれを狙っていたかのように別のアラガミが母親と子供達に襲いかかる...

 

「!? 母さん、危ない!」

「えっ?」

 

突如襲ってきたアラガミ。四本の足を持ち胴体には羽が生え剣のように鋭い尻尾をもつその異径のアラガミの攻撃で母親達は吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた

 

「ガッ!げほっげほっ」

「!? 母さん、タツヤ、トラ!」

「タツヤ、トラ...大丈夫?」

「せ、背中が痛いよ...」

「ううっ、背中が...」

 

まだ悲劇は終わらない...

 

「!? 母さん!」

「タツヤ、トラ!」

 

突如として子供達の上に瓦礫が落ちてきたのだ

先に気付いた母親が子供達を突き飛ばし子供達は難を逃れたが...

 

「ううっ...」

「か、母さん?」

「タツヤ...トラを連れて逃げなさい...」

「なに言ってんだよ母さんも一緒に」

「だめよ、母さんは瓦礫に挟まって逃げれそうにないわ。だからあなた達だけでも逃げなさい...」

「そんなこと、できないよ...」

「だめよ、このまま此処に居たのでは皆死んでしまう...だからあなた達は逃げて生き延びなさい」

「でも...」

「行きなさい!母さんの言うことが聞けないの!?」

「...わかった」

「タツヤ!心配すんな父さんが母さんを連れて必ずそっちに行く!」

「うん...行くぞトラ」

「うん、兄ちゃん」

 

そう言って子供達は極東支部に向かって走り出す。

(強く生きるのよ、タツヤ、カゲトラ...)

 

極東支部のゲートが開き始めた、どうやら神機使い達が来るようだ、それを見てタツヤは少し安心した。

しかし、ゲートが開くと同時に後ろで嫌な音がなり始めた。

思わず立ち止まって後ろを振り返るタツヤ。

そこで彼が目にしたものは...

 

「ガリッ!クチャクチャ...」

 

.........両親がアラガミに捕食されている光景であった...

 

「...父さん?母さん?」

「ん? おいお前達そこで何してる?」

 

後ろから聞こえる何者かの声、おそらく極東支部のゴッドイーターの声であろう

そのゴッドイーターはタツヤ達に近寄り目の前の光景を見て全てを察した

 

女性のゴッドイーターはタツヤ達を抱き寄せこう言った。

 

「.........早く支部の中に避難するんだ、お前達が生き延びなければお前達の両親が報われないぞ」

 

そう言って女性のゴッドイーターはタツヤ達を連れ支部へと向かった

 

「ん、姉上その子達はなんだ?」

「さっきそこで保護した、リンドウ支部の中に連れていってやれ、私は居住区に向かう」

「了解です姉上」

「それと1回耳を貸せ」

「ん?」

「この子達はさっき目の前で両親を失っている、くれぐれもその事には触れるなよ...」

「そうか...了解した」

 

そう言って女性ゴッドイーターは恐らく弟であろう人にタツヤ達を預けた。その人も右腕にゴッドイーターの証である腕輪を付けていた。

 

「ここまで来ればもう安全だ。俺は居住区に行くからここで大人しくしてるんだぞ」

 

そう言って男性ゴッドイーターは立ち去った。

 

「なぁトラ」

「どうしたの?兄ちゃん」

「俺決めたよ、ゴッドイーターになる。ゴッドイーターになってあのアラガミを倒す」

「...兄ちゃんがゴッドイーターになるなら僕もゴッドイーターになる」

「そうか...じゃあ2人であのアラガミを倒そう、父さんと母さんの仇をとろう」

「うん兄ちゃん...」

 

この日ある兄弟の運命が変わった。

両親をアラガミに殺されたことで兄弟はゴッドイーターになって親の仇を取ることを誓う

 

桐生タツヤ 14歳

桐生カゲトラ 11歳

 

この悲劇の日から4年後、彼らの物語が動き始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、なんとなく思いつきで始めたゴッドイーターの小説です。
小説なんか書くの初めてなんでうまく書けてるか心配ですが初心者なので大目に見てくださると幸いです。
飽きっぽい性格&リアルの都合で失踪の可能性ありです(>_<)
この話の中で出てきたゴッドイーターはツバキさんとリンドウさんです。思いっきり名前だしてたんでわかると思いますが笑
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