GOD EATER ~龍と虎を背負いし兄弟〜   作:ミスターポテトヘッド

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やりすぎた感がありまくる前回の続きです。
アラガミになれる人ってタグ追加しようかなぁ...


act.13 アラガミ化

 

---極東支部 サカキ博士の研究室---

 

「ふむ、これは中々興味深いね...」

 

この研究室の責任者で極東支部の研究者、ペイラー榊は自身の前にあるモニターに映るタツヤのメディカチェックの結果に興味を持っていた。

 

「どうですか?サカキ博士」

 

ベッドから起き上がったタツヤはサカキに問う。

 

「タツヤ君の体の中のオラクル細胞が限りなく多くなっている。現状で言うと君の細胞の50%はオラクル細胞になっている」

「つまり俺は...」

「...認めたくは無いだろうが半分アラガミ化しているね」

 

メディカルチェックの結果、タツヤはアラガミ化していた...

 

「だけどアラガミ化したことで良いことも少しながらなるよ」

「なんですか?」

「アラガミ化したことで身体能力が飛躍的に向上したことだ、君の身体能力は他のゴッドイーターに比べて非常に高くなっていると思うよ」

「確かに、それならあの新種のアラガミ...プリティヴィ·マータだっけ?あれを簡単に倒せたのも説明がつきますね...」

 

タツヤのその言葉を肯定するようにサカキは頷く。

 

「けど納得のいってないことがあるんだ...」

「なにがですか?」

「君が体もアラガミになったことだ、普通半分アラガミ化したのなら全身がアラガミになるなんてことはない、腕などの一部がアラガミにはなるけど...」

「...確かにそれはよくわかりませんね...」

「それと、なぜアラガミになっても人としての意識を残せたのか...」

 

サカキは再び考え込んだ、すると...

 

「...あの時の傷かな?」

 

タツヤが突如として話し出した。

 

「傷とは?」

「俺とトラは昔アラガミに襲われて背中に傷を負ってるんですよ...その時に少量ながらオラクル細胞が体の中にあるって医者に言われて...」

「なるほど...君がゴッドイーターになった直後のメディカルチェックの時に発見したオラクル細胞はそれだったのか...」

「よく分かりましたね、ゴッドイーターになった時、体の中に他のオラクル細胞も入ったというのに」

「少し特殊なオラクル細胞だったからね...他のオラクル細胞と比べるとその細胞は明らかに人の細胞と混ざりあって共存していたんだ」

「...もしかして、今俺の中にあるオラクル細胞も...」

「君の思っているとうり、人の細胞と共存しているよ...それがアラガミ化しても人格を失わない理由なのかもしれないね」

 

サカキの口から驚愕の事実が発せられた。

 

普通ならば有り得ない事態に伴い、定期的にメディカルチェックを受けるようにとサカキに釘を打たれタツヤは研究者を後にする。

 

そして、研究者を出てすぐの所にある一つの扉の前で止まった。扉には...

 

---面会謝絶---

 

と、張り紙がしてあった...

 

「アリサ...大丈夫かな...」

 

その扉の向こうは病室で、そこにはアリサが入院している。

 

「後でまた来よう」

 

そう言ってタツヤはエレベーターに乗ろうとして...

 

「メディカルチェックは終わったか...?」

 

エレベーター乗り場の隣にある少々広い椅子のあるスペースから声をかけられた。

 

その声は酷く冷たく一瞬でタツヤの顔が青ざめていく。

 

「あ、いいい今終わりましたよ、ツツツツバキさん...」

「そうか...」

 

タツヤは恐怖の余り上手く言葉を発せられなくなっていた。

 

それもその筈だ、リンドウを助けるためとはいえタツヤとカゲトラは重大な命令違反をしたのだから...

 

現にツバキの右側には気を失って倒れているカゲトラがいる...

 

「タツヤ...」

「ははいっ!」

「姉として愚弟を助けてもらった礼はする、ありがとう」

「い、いえ、俺は当たり前のことをしただけです!」

 

タツヤはツバキの礼にシャキッと答える。

 

「だが、それは姉としてだ...これから私は教官として、命令違反をした新人のお前らに罰を与えねばならん...」

「デ、デスヨネー」

 

タツヤは自身の身にこれから起こる事態を想像し恐怖した。

 

「弟を助けてもらった恩人に罰を与えるのは複雑な気分だが、罰は受けてもらう!まずは私からのありがたい説教だ、その後は私の監視の下、反省文100枚だ...完成するまで開放せんから覚悟しておけよ?」

「フルコースじゃないですかやだー」

 

ツバキはタツヤとカゲトラの襟を掴んで引きずって行く。

 

「ちょ、襟は勘弁、首締まる、死ぬ...」

「これくらいのことで死んでどうする!それとも私と特訓でもするか?」

「いや、それはさらに勘弁で...」

「じゃあ我慢するんだな...」

「鬼教官...」

 

タツヤのボソッと呟いた一言を拾ったツバキはタツヤに拳骨を落とす、その一発でタツヤは意識を闇に落とした...

 

----------------------

 

---2日後---

 

「や、やっと終わった...」

「ま、まさか反省文の後に特訓までさせられるとは...」

 

タツヤとカゲトラは自室で倒れ込んでいた。

 

「とりあえず俺は少し寝る、しんどい...兄さんは?」

「俺も少し寝るよ、このままじゃ任務中に寝そうだ...」

 

そう言ってタツヤは眠り始めた...カゲトラ数秒後に眠りについた。

 

現在の時刻は午前6時、2人が起きたのは11時だった...

 

 

 

 




今回はタツヤのアラガミ化の理由を考える回と鬼教k...ゲフンゲフン、ツバキさんの教育回でした。

あるお方からの指摘を受け、戦場への移動手段を少々変えたいと思います。

今までは徒歩にしていたのですが、今まで出た3つのエリアは車での移動にし、まだ出してない地下街と空母エリアはヘリで移動にしたいと思います。(地下街は入口までヘリで、地下街へは徒歩)
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