GOD EATER ~龍と虎を背負いし兄弟〜 作:ミスターポテトヘッド
---極東支部 ベテラン区画---
「え~っと、リンドウさんの部屋は...」
ベテラン区画にあるリンドウの部屋に向かっているタツヤは一つの部屋の前で立ち止まった。
「あった、ここだ」
そしてその部屋の扉を2回ノックすると中からリンドウの声が聞こえてタツヤは中に入った。
「失礼します」
「おぉタツヤか、どうした?」
リンドウはビール瓶が置いてあるテーブルの近くのソファーに座ってタバコを吸っていた。
「リンドウさん、吸いすぎは良くないですよ」
「サクヤみてーに固いこと言うなよ。んで何の用だ?」
タツヤの注意を軽く流しリンドウは要件を聞いた。
「実はさっきアリサのお見舞いに行ったら...」
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「...ていうことがあったんですよ」
タツヤは一通り説明を終えてリンドウの顔を見ると、リンドウの顔が焦りの色に変わっていた。
「...タツヤ、その話はここではマズイ、場所を変えるぞ」
「え?」
リンドウはそう言うとタツヤを連れて手頃な任務を受け、車に乗り込み贖罪の街に向かった。
「とりあえず任務が終わったら詳しく教えてくれ、それまでこのことは話すな。分かったな?」
「あ、はい」
リンドウはそれから一言も話さず贖罪の街に車を走らせた。
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「タツヤ!そっちいったぞ!」
リンドウとタツヤは贖罪の街でヴァジュラを相手していた。
そして、リンドウに言われるとタツヤはヴァジュラと距離をとり、神機を上段に構え...
「絶風刃...」
そう呟いたあと神機を振り下ろし、オラクルの刃を飛ばす。
アラガミ化により更に巨大に、強力になったそれはヴァジュラの体を容易くまっぷたつにした。
その後コアを抜き取って回収班を待っている間、リンドウは先程の事を話始めた。
「なぁタツヤ、さっきのこと少し詳しく教えてくれ」
「あ、はい。まず、アリサが目覚めたとき突然オオグルマが慌てだして病室を出て誰かに電話をし始めたんですよ」
「...」
「それでアラガミ化して聴力が増した耳で俺が聞いた重要そうな点は、感応現象と俺とアリサを隔離するってとこですね。通話相手は分かりませんが」
タツヤは重要そうな要点を簡潔にリンドウに話した。
「...感応現象って言うのは分からんが、隔離するということには心当たりがある」
「本当ですか?」
「あぁ、通話相手も大体予想は付いてる」
「...それは誰なんですか?」
タツヤはリンドウに通話相手の事を聞いた。
「...話してもいいが、それ相応の覚悟が必要だぞ?」
「俺はアリサを守りたいんです...覚悟はできてます」
リンドウはその言葉を聞き数秒目を閉じたあと...
「...分かった、今から真実を話す。これを聞いたらもう後戻りはできない、今ならまだやめれるぞ?」
「構いません、続けてください」
「じゃあまずは通話相手の事だが、それは恐らく支部長だ」
「!?」
「そしてこの間の事件、あれを仕向けたのも支部長だろう、そして精神が不安定なアリサを利用して俺を殺そうとした。まぁ、これは俺が考えている仮説でしかないが大体は合っている筈だ」
「なんでそんなことを...」
「それは俺が真実を知り過ぎたからだ...だがあの事件の時のアリサの豹変、あのピッタリなタイミングで精神を不安定にさせる、恐らくあれは...」
「...アリサに催眠術的な何かを仕込んだ...」
「...正解だ、本来なら俺はそこで死んでいたがお前とトラのお陰で生き残れた、んで俺を殺す事に失敗し、またアリサに催眠術を施そうとしていたところでお前とアリサの感応現象だ...」
「催眠術を施す障害になりかねないから隔離するということですね」
「そういうことだ」
そこまで言ってリンドウはタバコを吸い始めた。
「アリサの件は納得がいきました。けど支部長の事で知り過ぎたというのは...」
「...それは時が来たら話す、それまでこのことは内密にな」
「了解です」
回収班の車が見えたのでリンドウは話を止めた。
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帰りの車の中で、リンドウはタツヤに一つ質問をした。
「そういやさっきアリサを守りたいって言ったが、友達としてなのか?」
「...自分でもなんでそう言ったのか分かりません、なぜか咄嗟にアリサを守りたいって言ってました」
(タツヤめ、自分では気付いてないがアリサに好意を寄せてるな...)
リンドウはタツヤに気付かれないよう意地の悪い笑みを浮かべた。
許可取ってないので名前はあかせませんが、タツヤの技名はとあるお方の絶風刃(ぜっぷうじん)にしました。
次回はカゲトラメインの外伝になると思います...
艦これやりてぇ、でもPCない(´;ω;`)
長いけどvita版待つしかないか...