GOD EATER ~龍と虎を背負いし兄弟〜   作:ミスターポテトヘッド

23 / 40
act.19 リベンジ(後編)

 

---贖罪の街---

 

このエリアの一角で1体のアラガミがオウガテイルの死骸を捕食していた。

 

そのアラガミは漆黒のヴァジュラ亜種、ディアウス·ピターだ。その雰囲気は正しく帝王の名に相応しいものだ。

 

そして、その帝王に近づく人影が4つ。

 

「まだ気付かれてないようだな」

「じゃあいつものように私が銃撃で先制するからリンドウとタツヤ君は前衛、トラ君は遊撃ね」

「了解」

「了解っす姐さん」

 

人影の正体は極東支部の主力、第一部隊のリンドウ、サクヤ、タツヤ、カゲトラだ。

 

この4人は帝王ディアウス·ピター討伐の為このエリアにやってきた。

 

「先制いくわよ!」

 

サクヤの銃撃を合図に闘いは始まった。

 

---ギャァァァァァ!

 

銃撃が当たった事でディアウスはタツヤ達の存在に気付き戦闘モードに移行した。

 

「フッ!」

「おらぁ!」

「うらぁ!」

 

ディアウスがサクヤの銃撃に気を取られた隙にタツヤ、リンドウ、カゲトラはディアウスに斬りかかった。

 

---キィィィィン...

 

しかし3人の斬撃はディアウスの身体に命中したものの弾かれてしまった。

 

「っ!こいつ...あの時よりも肉質が硬くなってる」

「度重なる捕食の末の進化ってことか...」

「どっかに斬撃が有効な場所はないのかよ!」

 

そう言ってカゲトラは走りながらディアウスの頭を斬った。

 

すると少々ながら斬撃が効いた。しかし致命傷にはならない。

 

「斬撃なら胴体より頭が効くっぽいぜ!」

「頭か...トラはサクヤと銃撃で援護してくれ。俺とタツヤは足を集中攻撃してダウンさせる、そしたら一斉に頭に斬撃を喰らわせるぞ!」

『了解!』

 

カゲトラは距離をとり銃形態に神機を可変させ銃撃を開始した。

 

「俺達は足を集中攻撃だ、行くぞ!」

「了解!俺は右側をやります!」

 

タツヤとリンドウはディアウスの足にポイントを絞り斬撃を繰り出した。

 

タツヤはディアウスの右側に回り込み、リンドウは左側に回り込んで斬撃を喰らわせた。

 

---ギャァァァァァ!

 

ディアウスはリンドウ達に目もくれず初めに遠距離攻撃の2人を始末しようと2人に標準を定めた。

 

「今の内に捕食するか」

 

タツヤはディアウスがカゲトラ達を狙っている隙にディアウスを捕食した。

 

そして捕食によりバースト状態に移行し、オーラを身体に纏った。

 

しかしそのオーラは他の神機使いのオーラとは違った...

 

「おいおい、バースト状態でも龍かよ...」

 

リンドウはそれを見て攻撃しながら飽きれたように言葉を口にした。

 

タツヤが纏っているオーラは龍が具現化したようなものだった...

 

「俺の中にあるオラクル細胞が活性化したか...まぁいい。乱舞·VIII」

 

そう言ってタツヤは高速の8連撃をディアウスの足に叩き込んだ。

 

---ギャァァァァァ...

 

バースト状態で威力が上昇した上での8連撃を食らいディアウスは耐えきれずダウンした。

 

「うっし、今だ!」

 

リンドウの声でタツヤ達はディアウスの頭に斬撃を連続で叩き込む。

 

「おらぁ!」

「しっ!」

 

カゲトラとリンドウは間髪入れず斬撃を喰らわせる。

 

そして2人同時にその場から離れた...

 

「ナイス...龍神乱舞!」

 

タツヤはディアウスに向かって飛び出し高速の11連撃を叩き込んだ。

 

---ギャァァァァァ...

 

そしてディアウスの頭が結合破壊してダウンから元に戻った。

 

---ギャァァァァァ!

 

そしてディアウスが活性化したところで突如として現れたモノによって戦闘は終わりを告げた...

 

---ギャァァァァァ!

 

「っ!?こいつは...!」

「ちっ!総員撤退だ、今すぐ車の所まで戻れ!」

 

リンドウの撤退命令を聞きタツヤ達は即座にその場所から撤退した。

 

「...俺達がディアウスを弱らせるのを見計らって飛び出してきやがった...見かけによらず頭がいいな、コクリュウ...」

 

突如として現れたモノの正体は特殊接触禁忌種のコクリュウだった...

 

コクリュウはタツヤ達がディアウスを弱らせるのを待ってある程度弱ったところを見計らって飛び出してきたのだ。

 

----------------------

 

「はぁはぁ...全員居るか?」

 

車のある場所まで戻った所でリンドウは全員居るかどうか聞いた。

 

「なんとか...」

 

タツヤはその問いに答えるが他の2人は疲れきって喋る余裕はなさそうだ。

 

サクヤに至ってはコクリュウとの遭遇は初なので幾ら第一部隊の主力でもこうなるのも当たり前と言える。

 

それほどコクリュウの発するオーラは凄まじいのだ。まるでその場に居るもの全部に恐怖を植え付けるかのような禍々しいオーラを放っているのだ。

 

「とりあえず帰るぞ、このことを報告する必要もあるしな」

 

リンドウがそう言うとタツヤ達は車に乗り込み、贖罪の街をあとにした。

 

リンドウがこの事を報告してから数日後、贖罪の街は一時的に侵入禁止エリアとなった...

 

 

 




最近本当に書く時間がない(T_T)
なるべく早めに更新できるよう善処します...
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。