GOD EATER ~龍と虎を背負いし兄弟〜 作:ミスターポテトヘッド
無印篇ラストは私の脳内妄想が炸裂しまくってるので原作のセリフは出てこないと思ってください。
---エイジス島内部---
「ここは...?」
極東支部の地下通路からエイジス島に侵入した第一部隊のメンバーは内部の広い空間にたどり着いた。
「おいおい、こいつはデカすぎるぜ」
周りを見て、リンドウは呟いた。
リンドウがそう言うのも無理はない、なぜなら...
「これは...アラガミか?」
エイジス島を覆うように巨大なアラガミが居たからだ。
しかし、アラガミは動かない、まるで眠っているかのように。
「っ...シオ!」
その中でソーマはシオの名を叫んだ。
他のメンバーがそれにつられ、ソーマの目線の先を見ると...
『っ!?』
全員絶句した...。なぜなら視線の先には、巨大なアラガミの顔と思われる部分の額の中にシオが取り込まれていたからだ。
「ほう、思ったより早かったではないか」
すると、突如として支部長の声が辺りに響いた。
そして巨大なアラガミの前にある高台に支部長が現れた。
「チッ、てめぇシオになにしやがった!」
ソーマは支部長に向かって叫んだ。
「なに、彼女には人類最後の希望になってもらうだけだ」
「なんだと...?」
「フッ、君達はアーク計画というのを知っているかい?」
「アーク計画...あれか」
リンドウはそう呟いた。
「リンドウ!知っているの!?」
「あぁ、俺はそれを知っちまったから、支部長に命を狙われたのさ...」
「なんですって!?じゃああの時の事態はもしかして...」
「そうさ、私が仕組んだことだ」
支部長はリンドウが死にかけた時の事は自分が仕組んだことだと宣言した。
「私の計画をあの時点で知ってしまわれたのでね、下手に動かれては計画の妨げになる、邪魔な存在は消すに限るだろう?」
「てめぇ...」
支部長の物言いにカゲトラが飛び掛ろうとするが、タツヤに手で止められた。
「兄貴、なんで止める!」
「少し待てや...。支部長、あんたの計画ってものを教えてくれねぇか?内容によっては俺はあんたに協力してやってもいい...。まぁ知られて困る内容の物なんざ、聞くまでもねぇがな」
タツヤは支部長を睨みながらいった。
「フッ、いいだろう」
支部長はニヤリと笑みを浮かべた。
「アーク計画、それは人類の最後の希望だ。このシオ君のコアは特異点と呼ばれる特殊なものでね、この巨大なアラガミ、ノヴァを動かすために必要なのだよ」
「そいつを動かしたらどうなるんだ?」
「終末捕食...この星の全てを喰らい尽くすのだ、そして新たなものに書き換えられる...」
「そしたら俺ら人類はどうなる?見殺しか?」
「そんなことはしない、私の作った方舟で月へ一時的に避難するのだ、まぁ制限はあるがね」
「結局は見殺しってことかい」
「私だって神ではない、方舟をいくつも創り出せるわけではないさ、それに君達には方舟に乗る権利がある...」
「もういい、分かった...」
「ほう、もういいのかね?」
「あぁ、よーく分かったよ...」
「あんたがクソ野郎だってことがな!!」
タツヤは今までにないくらい眼光を尖らせ支部長を睨んだ。
「俺は誰かの犠牲の上の平和なんかいらねぇ!人類の為のゴッドイーターが人類の犠牲の上で生きるなんざァ、ゴッドイーターの名折れだ!そんなことするくらいなら、最後まで足掻いて死んだ方が本望だ!」
タツヤは支部長に向かって怒りを露にし、叫んだ。
「ケッ、一人でカッコつけやがって、ここにいる全員、お前と同じ考えだぜ?」
リンドウはタツヤの隣に立ってタツヤに言った。
そして第一部隊の全員がリンドウの言葉に頷いた。
「まさか、自分から方舟を降りるとは...。面白い、だが君達をここで逃す訳にはいかない、まだアーク計画は公にはされていないからね、ここで知れ渡ってしまっては計画が水の泡だ...。残念だが君達にはここで死んでもらう!」
支部長がそう言うと、支部長の後ろにアラガミが現れた。
支部長はそれに自分から取り込まれていった。
「サァ、ゴッドイータータチヨ...サイゴノアガキトヤラヲミセテモラオウカ!」
支部長取り込まれた瞬間、アラガミが動き出し支部長の声で叫んだ。
「墜ちるとこまで堕ちたか...まさか自分からアラガミになるとはな...いくぜ支部長!てめぇの野望はここでとめる!」
タツヤはこう叫んで、アラガミに向かって走り出した。
「っしゃあ!俺らも続くぞ!」
『おぉ!』
タツヤに続いて、リンドウ達もアラガミに向かって走り出した。
(まってろシオ、今助けてやる!)
ラストの構成ですが、予定では上は戦闘前で、中が戦闘、下が戦闘後で行きたいと思ってます。
場合によっては戦闘と戦闘後がいっしょになるかもしれません。