GOD EATER ~龍と虎を背負いし兄弟〜 作:ミスターポテトヘッド
タイトルは気にしないでください...ふと思いついたのをそのまま書いただけです、はい。
act.30 日常?いいえ戦場
「あー、暇だねぇ...」
「最近、アラガミが前よりおとなしく?なってんのかわかんないけど出撃要請がこないからねぇ」
カゲトラとコウタはエントランスのベンチに座りだらけていた。
事実、ここ1週間で出撃した回数はたったの3回で怠けてしまうのも無理は無いと言えば無いのである。
「ま、俺らが暇ってことはそれなりに平和って事だからいいんじゃあねぇの?」
「このご時世に平和なんて言葉あるのか?」
「違いない」
2人で他愛ない雑談を繰り返し10分、2人の元にさらに2つの人影が近づいていく。
そしてその内の1人はカゲトラに近づくや否や...
---ゴツン!
頭に軽く拳を落とした。
「ゲブゥ!!」
拳骨を食らったカゲトラはコウタと話に夢中になっていたので変な声を上げながら舌を噛み、口を抑えながらその場で悶絶した。
「暇なら暇なりに出来ることがあるだろう2人とも」
「そうですよ!訓練とか、データベースでアラガミの行動等を調べたりもできるじゃないですか!」
拳骨を食らわせたタツヤと彼のうしろに居たアリサは2人に話しかけ、ベンチに腰掛けた。
「ひ、ひっへーなはにひー。ひはかひちひるほほはっはほ(い、いってーな兄貴ー。舌噛みちぎるとこだったぞ)」
「おいおい、ただ軽く拳骨したくらいだろーが」
「いや、軽くじゃないよね!?軽くでゴツンってはならないよ!?」
「そうか?いやーアラガミ化してから軽い重いが曖昧でな」
「...ちなみにガチなゲンコツは?」
汗をかき顔を引き攣りながらコウタは本気の拳骨はどうかとタツヤに聞いた...
「ドカン!だな」
「ドカン!だね」←復活した。
「なにこの兄弟...」
しれっととんでもない事を言う兄弟でした...
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「で、話を戻すが暇なら訓練でもしたらどうだ?いつアラガミの動きが活発になるかわからないんだから」
タツヤは自販機で買ったコーヒーを飲みながら2人に言った。
因みにこの時タツヤが買ったコーヒーの隣に『初恋ジュース(試作品)』なるものが売っていたので気になり買おうとしたが、嫌な予感がしたのでいつものコーヒーを買ったそうな。
後にこの初恋ジュースなるものが極東支部で重大な事件を引き起こすのはまだ少し先の話...
「いやー、最近出撃することがめっきり減ったじゃん?今まで色々と忙しかったからついつい怠けちゃってさー」
「コウタの言い分も分かりますがアラガミの動きは分かりませんからね。良いことが続いたと思ったらいきなり悪いことが続くようにアラガミの動きがいつ変わるかホントに分かりませんから」
コウタの言い分に今度はアリサがジュースを飲みながら言った。
因みにアリサも初恋ジュ(ry
「そんな漫画みたいなこと突然訪れるわけないでしょー、徐々に活発化していくんじゃないのー?」
「いやいや、ホントにどうなるかわからんぞ?いきなりとんでもないイベントが『ビーッ!ビーッ!』ん?」
『緊急事態、緊急事態。支部内にいる第一部隊隊員は至急会議室まで来るように!』
けたたましい警報音と共に、ツバキの声がスピーカーから極東支部全体に響き渡る。
「...ほらな?」
タツヤが親指をスピーカーに向けながら2人の方を向く。
「「...oh......」」
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所変わり会議室には先程の4人とツバキ教官、サカキ博士、整備班班長のリッカの7名が集まっていた。
「突然で済まないが諸君らに緊急任務をこなしてもらう」
4人が集まったのを確認しツバキはモニターの前に立ち告げた。次いでモニターの電源が入り画面に1体のアラガミが映し出された。
「諸君らにはこの新種のアラガミ『ハンニバル』を討伐してもらいたい」
『新種』
その言葉を聞いてこの場に集まった4人は同時に肩を震わせた、コウタは冷や汗も垂らしている。
極東の主力が集まる第一部隊の面々でもデータベースに載っていない新種のアラガミには恐怖を感じるのだ。
だがその中でも新種という未知の敵と戦えることに喜びを持つものも居る...
「新種...」
「ヤベェ...滾ってきた...」
そう頭のネジが1本2本、いや全部ぶっ飛んでる戦闘狂のバカ2人(桐生兄弟)である。
「それでは博士、お願いします」
「うむ」
ツバキに頼まれ、今度はサカキ博士がモニターの前に立ち説明を始めた。
「この新種のアラガミ、ハンニバルは炎を操り攻撃してくる。まずはこの映像を見てくれ」
そう言ってサカキ博士は1本の動画をモニターに映した。
その内容はハンニバルの行動の一部が記録された動画だった。
そして映像が終わるとサカキ博士はおもむろに口を開き話し始めた。
「このようにハンニバルは炎を中心とした攻撃と素早い動きでかく乱しながら攻撃してくる。この映像を記録した偵察班の反応が映像が送られて来たと同時に消失した..今回は最悪の場合になる時に限り、タツヤ君とカゲトラ君の力の使用を許可しよう」
「「了解!!」」
サカキ博士の言葉にタツヤとカゲトラが返事をしそれを聞いたサカキ博士はモニターの前から元の位置に戻った。
「次に4人の神機の状態についてだけど、コウタとトラのは通常なんだけどタツヤの神機は装甲のメンテが終わってなくて装甲はいつもの時より40%の出力低下、アリサのはトータルでいつもより20%の出力低下になってるからタツヤとアリサは遊撃にまわることを推奨するよ」
今度はリッカが4人の神機の状態について詳しく説明してきた。タツヤとアリサは先の任務での神機のメンテナンスが完全ではなく大幅な出力低下をしているということであった。
「装甲40%か...」
「タツヤは装甲での防御を中心に確実性のある戦いをしていますからね、これは仕方ないと思います」
「そうだな...今回はリッカの推奨どうり遊撃で行くか」
「では私もそうします」
「では今回の陣形は前衛をカゲトラ、遊撃をタツヤとアリサ、後衛をコウタとする!時間が無いため30分後にヘリで出撃だ!!以上だ、生きて戻れよ」
「「「「了解!!」」」」
今までの話を聞いていたツバキが今回の任務の陣形などを決め4人に告げた。
そして4人はツバキに敬礼し会議室を後にした。
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「相変わらずここの竜巻は変わんねーな」
4人でハンニバルを索敵中、タツヤは今回の作戦エリアの平原中央で猛威を振るう竜巻をみてそう呟いた。
「俺と兄貴とコウタが極東支部に入った時から随分立つけどその時からあったもんなぁ」
「サクヤさん曰くその更に前からずっとあるらしいよ」
「そこの3人!喋ってないで集中してください!」
「アリサは手厳しいな...」
アリサに叱られ、再び4人は索敵を開始した。
普段ならば2人ずつに分かれて索敵をするのだが今回は新種という未知のアラガミが相手なので4人でかたまり索敵をしている。
「いたぞ...」
タツヤのその言葉に他の3人は同時にタツヤと同じ方向に視線を向けた。
そこには捕食をしているわけでもなく、ただその場でじっとして動かないハンニバルがいた。
「あれじゃあ奇襲は無理だな、ひとまず俺とトラで突っ込むからアリサとコウタは支援。ひとまずこれでいこう」
「「「了解!」」」
作戦をたていざ飛び出そうとした時、正面から火球が迫ってきていた。
これを4人は横にステップすることでギリギリ回避し事なきを得た。
もちろんこの火球を撃ってきたのはハンニバルで4人は奇襲される形で戦闘が開始した。
「いっちょまえに奇襲かよ、上等!」
「トラ、あまり突っ走るなよ」
タツヤとカゲトラはハンニバルに向かって走り出し、そのままの勢いでカゲトラはハンニバルの左側から斬りかかるが...
---ガキンッ!
「ちっ!」
ハンニバルはこの攻撃を左腕の籠手で防ぎ、その後あろうことかその左腕を支点にし後ろ足で跳躍し空中で体を捻りあっという間にカゲトラの背後を取り長い尻尾で薙ぎ払いを繰り出した。
「やばっ、避けれねぇ...」
あと少しで直撃というところで1人の人影が間に入ってきて尻尾を神機で斬りつけた。
「重っ!!」
そうタツヤである。嫌な予感がした彼は1度引き後ろでハンニバルの動きをみていたので咄嗟の反応でハンニバルの薙ぎ払いを防ぐ事ができたのだ。
「トラ、大丈夫か?」
「あぁ、ちっと油断したな。まさかあそこまで俊敏だとは...想像以上だぜ」
タツヤはカゲトラと共に神機を構え直し、再び斬りかかろうとしたとき、銃声と共にハンニバルの背中の突起部分が爆発し、ハンニバルは大きく怯んだ。
「タツヤ!偵察班からの情報で弱点は背中の突起部分だそうだ!」
「なに!?偵察班の人達は無事なのか!?」
「どうやらこの近くの地下水道を渡って安全なところまで避難していたようです。そのために反応が一時的にロストしたのかと思われます。今は支部で治療中だそうです」
「そうか...そいつはよかった」
銃撃を行ったのは勿論アリサとコウタだ。それだけでなくハンニバルの弱点と偵察班の無事を伝えられタツヤとカゲトラは安堵したがすぐさま頭を切り替えハンニバルと向き合う。
「このまま俺達が囮になる!アリサとコウタはその間突起部分の攻撃を頼む!」
「「了解!」」
タツヤは2人に指示をだし再び戦闘が開始された。
指示どうりタツヤとカゲトラは囮となりハンニバルを翻弄しつつ隙をみて厄介な籠手を破壊するため左腕を中心に攻撃し、その間コウタとアリサは背中の突起物を攻撃する。
ハンニバルが怯んでコウタ達に意識が向くと今度はタツヤとカゲトラがコンビネーションで素早い斬撃を足に浴びせ再び意識を自分たちに向ける。
これを繰り返すこと数分後。
---バキィン!
ついにハンニバルの突起部分が結合破壊した。
するとハンニバルに異変が起こり、破壊された突起部分から炎の翼の様なものが現れハンニバルが咆哮しタツヤとカゲトラの足元から火柱が上がった。
「うわっち!」
「くっ!」
咄嗟の出来事にタツヤとカゲトラは装甲を展開しこれを防御する。
---バチッ!
「ちっ!装甲は使えてあと1回か」
「それより、突起部分を破壊してから凶暴になってない?」
カゲトラが言ったように突起部分を破壊してからハンニバルは素早さと攻撃力などがもう1段ギアが上がったように強くなったのだ。
「弱点だからといって急ぎすぎたな、もしかしたら触ってはならない逆鱗を破壊したのかもな」
タツヤがそう呟くとハンニバルはその場から少し上昇し咆哮すると炎の竜巻を3回繰り出し、広範囲を薙ぎ払った。
「コウタ!後に!」
「こい兄貴!」
アリサはコウタをカゲトラはタツヤをそれぞれの背後に移動させ装甲を展開しこれを防いだ。
「サンキューアリサ」
「助かったぜトラ」
そう言って再びハンニバルに向き直り、神機を構える。
「これは厳しいな、短期決戦いくか。アリサ!短期決戦だ近距離に変更!コウタはそのまま支援たのむ!」
「「了解!!」」
アリサはタツヤの言葉を聞き神機をブレードに切り替えハンニバルに肉薄し斬りつけた。
その斬撃はハンニバルの籠手に直撃し見事籠手を結合破壊させた。
「捕食!」
その隙にタツヤはハンニバルを捕食しアラガミバレットをコウタに受け渡した。
「これは...!」
「リンクバーストLv3、ぶちかませコウタ!」
そう叫びタツヤはアラガミ化しハンニバルを押さえつける。
「うっしゃあ!いっけぇぇぇ!」
「トラさん!私たちも!」
「よっしゃあ!くたばれトカゲ野郎!」
コウタが濃縮アラガミバレットを撃つと共にアリサも肉薄しハンニバルを斬りつけた。カゲトラもアラガミ化し最大の力を貯め地面を蹴りすれ違いざま横薙ぎの一閃を浴びせる。
---グギャァァァァ...
3人の最大攻撃を同時に浴びてハンニバルはついに力尽き、地面に落ちた...
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「コア摘出、本日の任務しゅーりょー」
コアを抜き取ったカゲトラの報告を聞き3人はホッと胸をなでおろした。
「あの逆鱗の事は事細かに説明しないといけませんね」
「あぁ、あの部位破壊はリスクを背負うからな」
「まぁ、そこは帰ってからにしようぜ!今は気楽にいこうよ」
「フッ、だな」
---グギャァァァァ!
『!?』
4人全員ハンニバルに背を向け回収ポイントに向かおうとしたとき、突如ハンニバルが起き上がりコウタに襲いかかった。
「コウタ!!」
タツヤはこれに素早く反応しコウタの前に立ち装甲を展開し防御するが...
---バキンッ!
「ぐぁっ!」
装甲が破壊されそのまま吹き飛ばされ気を失った。
「「タツヤ!」」
「兄貴!くそ!」
アリサとコウタがタツヤの元に駆け寄り、カゲトラは再びアラガミ化し瞬間移動したかのような速さでハンニバルを連続で斬りつけ再びハンニバルを倒した。
「コアは間違いなく回収したはずだ...なぜ動いた」
そう言ってカゲトラは自信の神機を見るが間違いなくコアは回収されていた。
「トラさん!今のうちに離脱しましょう!」
「あ、あぁ!」
アリサとコウタがタツヤを担ぎ、カゲトラはハンニバルの方を警戒しながらエリアを離脱し到着していたヘリに乗り込み支部にもどった。
どうも、最近落第騎士の英雄譚のss書きたいと思っても実行に移せないうp主です。
ちょっとここで皆様に報告です。
本家ゴッドイーターバーストで物語の鍵を握る重要人物のレンくんですが、この小説には出てきません。
出すことも可能なのですがそうなると中途半端な仕上がりになりそうなので中途半端は嫌なので出さないことにしました。
え?今までも中途半端だって?あの頃は若かったんですよ。←意味不明
それともう一つこの小説のバースト編ですがもしかすると話数が2ケタ行かずに終了しそうです...
もともとの本家バースト編が短いのでネタがなかなか思い浮かびません。今の所思いついているのが今回の本文でも書いた初恋ジュースだけです...
オリジナルを挟んでいくことになるので意味不明な話も出てくるかもしれませんがそこは皆様の寛大な心で許してください←土下座
誤字脱字がありましたら感想欄にお願いします!
では!