GOD EATER ~龍と虎を背負いし兄弟〜   作:ミスターポテトヘッド

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サクヤとの合同任務を無事終えたタツヤ。しかし彼はまだ神機への違和感を拭いきれてはいなかった


act.4 死神とは名ばかりの...

---神機保管庫---

 

「あ、タツヤ君、トラ君お帰り」

「あ、リッカさん」

「ただいまですリッカさん」

「タツヤ君、神機どうだった?」

「なんかまだしっくりこないですね」

「...そっか」

「次はショートを使ってみようと思ってるんですが」

「ん、わかった調整しとくよ」

「毎回毎回すいません」

「大丈夫だよ、それが仕事だもん」

「ありがとうございます、では失礼します」

 

そう言ってタツヤはリッカに一礼し保管庫を後にした。

 

「兄さんの神機どうかしたの?」

 

神機保管庫から出てエントランスに着いたところでカゲトラにこう問われた。

 

「いや特別これといったことは無いんだが、神機が扱いづらくてな」

「あぁ、そういうことか。兄さんはゴッドイーターになる前はそこら辺に落ちてた鉄パイプで特訓してたから余計にそう思うんだろうね」

「確かにそれもあるな。細い鉄パイプからいきなりあのデカイ刀身に変わったからな」

「慣れるしかないんじゃない?又は姉ちゃんの所に行ってオリジナルを作ってもらうとか?」

「...あいつの所に行くのはあまり気乗りしないな」

「確かに、けど神機の事に関しては姉ちゃん物知りだからな〜」

「次の任務でも扱いづらかったら帰りに少し寄ってみるかな...」

「そうしてみたら?何もしないよりはマシだよ」

「そうだな」

「うん。それじゃ今日はあと何もないし休もうかな、明日10時にエントランスだよね?」

「あぁ、送れるなよ」

「了解、じゃあね」

 

(あまり気乗りしないが行くしかないのか...)

 

-------------------------

 

「今日の予定だが、タツヤとカゲトラはソーマ隊員、コウタはリンドウと合同任務だ。以上、死ぬなよ」

 

いつものようにそう言ってその場を後にするツバキ

 

「今日はソーマさんって人とかー、どんな人なんだろう」

「第一部隊に居るくらいだ、かなり腕の立つ人だろう」

「...ソーマはタツヤと同じくらいの歳だよ」

「え!?そうなのコウタ?」

「あぁ、そして結構強い、けど...」

「けど?」

「なんていうか絡みづらい人だった」

「マジか」

 

カゲトラとしては絡みづらい人というのは苦手の分類に入る、それ故少々不安になってしまった。すると...

 

「ようあんたら、次はソーマと合同任務か?」

「あいつは死神だからな、気を付けろよ」

 

突如上から声をかけたられた。

 

「あ、確かシュンさんとカレルさんですよね?」

「お、俺達の名前覚えてくれたんだ。なんか人気者になった感じ」

「それよりカレルさん。死神とはどういう事ですか?」

「あぁそれはな、あいつと任務に行った奴の死亡率が高いんだ。だから死神」

「え!?」

「けど腕は確かなんだよな、それにあいつは仲間が死ぬのを一番嫌ってるだから自分から人と距離を取ってるんだ」

「実際、一番仲間思いなのはあいつなんだよな...」

「けど、それを知らない奴らはあいつの事を悪く言うんだよな。俺達も今死神って言ったけど新人への念のための注意で言っただけだ」

「あぁ、俺達は別にあいつが嫌いなわけじゃない」

「...そうだったんですか」

「ま、なるべくあいつとは仲良くやってくれ、じゃあな」

 

そう言ってシュンとカレルは任務に出かけた。

 

-------------------------

 

---鉄塔の森---

 

鉄塔の森の集合場所には2人の青年の姿があった。その内の1人の青年がタツヤ達の姿を見つけるとタツヤ達に駆け寄り自己紹介を始めた。

 

「やぁ僕の名はエリック、エリック·デア=フォーゲルヴァイデ。エリックって呼んでくれ」

「!?エリック上だ!」

「え?」

「危ない!」

 

エリックが自己紹介を終えるとほぼ同時に彼の上からオウガテイルが襲いかかった。間一髪アラガミの襲撃に気付いたタツヤがショートタイプの刀身をオウガテイルに突き刺したため難をのがれた

 

「あ、危なかった。ありがとう助かったよ」

「いえ、当たり前の事をしただけです」

「命拾いしたな...」

「あっぶなかったー」

 

ひとまず4人は安堵の表情を浮かべる。

 

「ようこそクソッタレな職場へ。自己紹介がまだだったな、俺はソーマだ」

「俺は桐生タツヤです、よろしくおねがいします、ソーマさん」

「俺は桐生カゲトラ、よろしくおねがいします」

「さん付けは止めろ、呼び捨てでいい」

「わかりました。エリックさんもよろしくおねがいします」

「よろしくですエリックさん」

「あぁ、よろしく」

 

4人は一通り自己紹介を終え作戦を立て始めた。

 

「今回はオウガテイルとコクーンメイデンの討伐との事なので、俺とソーマは前衛で主にオウガテイルの掃討。エリックさんとカゲトラは銃撃による後方支援でコクーンメイデンの掃討。これでどうでしょうか?」

「俺はそれで構わねぇ」

「僕は問題ないよ」

「俺もそれでいいと思う」

「じゃあこれで行きましょう」

「了解、行くぞ」

 

高台から降り4人は、ソーマ·エリック、タツヤ·カゲトラのメンバーで二手に別れて索敵を開始した。

 

先に標的を捕捉したのはタツヤペア。

前方にはオウガテイル2体、コクーンメイデン1体

 

「俺の相手は2体か...」

「なるべく早く仕留めて援護に回るから、それまで1人でお願い」

「了解だ、行くぞ!」

 

タツヤが走り出すと同時にカゲトラは銃撃でコクーンメイデンに攻撃し注意を引き付ける。

それをタツヤは視界の端で確認しオウガテイルに上段からの斬撃で先制、突然の攻撃に怯むオウガテイルの隙を突いてタツヤはショートタイプの軽さを利用した連続攻撃でオウガテイルの1体を絶命させた。

 

「次はお前だ...」

 

そう言ってタツヤは次の標的に向かって走り出す。

 

「だぁぁぁぁ、うぜぇぇぇぇ!」

 

それに対してカゲトラはコクーンメイデンの地味な遠距離攻撃に手を焼いていた。カゲトラがコクーンメイデンに与えた攻撃は今の所最初の1手のみ。

 

「あぁもう、ちゃらくせぇぇぇぇ、もう遠距離なんかやめだぁぁぁぁぁ!」

 

カゲトラはそう叫ぶと神機を近接に可変させコクーンメイデンに向かって走り出した。そして遠距離攻撃をジャンプで回避してそのままコクーンメイデンの背後に着地し...

 

「なんだよ背後さえ取れば楽勝じゃん」

 

そう言ってカゲトラは口元に笑み浮かべながらコクーンメイデンを滅多切りにした。

 

2体目のオウガテイルを倒しその一部始終を見ていたタツヤはと言うと...

 

(トラめ、遂にキレやがったな。落ち着くまであのままにしておくか)

 

「あぁん?まだ倒れんじゃねーよ、俺はまだまだ満足してねぇんだからよォ」

 

(あいつは一番キレさせたらいけないタイプだな...)

 

これは余談だがその後対象の討伐を終えタツヤ達と合流したソーマ達はカゲトラの豹変っぷりを見て凍り付いたそうだ。

 

「ふぅこれで任務は終了だね」

「あぁ」

 

回収したコアを回収班に預けエリックとソーマは安堵の言葉を漏らす

 

(......しょうがないか)

 

「さぁ帰ろうか」

「あ、俺は寄る所があるんで先に帰ってて下さい」

「ん?あぁわかった。じゃあな」

「了解、タツヤ君お疲れ様」

「お疲れ様です」

「んじゃ俺も先に戻ってるからなー」

「あぁ」

 

そう言ってタツヤみんなと別れ、1人別なところに向かっていた。その途中で

 

「もしもしヒバリさん聞こえてますか?」

「はい、聞こえてますよ。どうしました?」

「俺、任務帰りに居住区に寄るんで神機の持ち出し許可を取ってもらってもいいですか?」

「はいわかりました、取っておきますね」

「ありがとうございます、では失礼します」

 

途中で通信機を使い神機の持ち出し許可をとった。

 

そして、タツヤは居住区の一角に向かって歩を進めた

 

???「了解した、教えてくれてありがとねトラ」

 

居住区の一角にある家の中で通信機を使ってトラと話している女性がいた。

 

「やっぱり来ることになったか、さて準備しなきゃね」

そう言ってなにやら大きな機械の準備を始める女性。

 

「あんたにぴったりな最高のオリジナル刀身パーツを作ってあげるよ、タツヤ」

 

 

 




カゲトラの裏の顔判明Σ(゚ω゚ノ)ノ
エリックは迷った末生き残らせることにしました。
さて、シュンとカレルは出した、それより...カノン出すタイミング見失った(゚д゚)
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