キリト・イン・ビーストテイマー   作:クジュラ・レイ

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02:竜と街

 目を覚ますと、いつも通りの天井が広がっていて、耳を澄ましてみれば、外からは軽快な鳥の(さえず)りが聞こえてきているのがわかった。

 

 木材だけで構成されたオーソドックスで何の変哲もない模様と目に、鳥の声を耳にしてすぐに、俺は第22層の自宅にいて、俺専用のベッドで眠っていた事を自覚する。ウインドウを操作して時刻を確認してみれば、午前8時30分と出ていた。

 

「朝……か」

 

 疲れがまだ溜まっているのか、少し重い身体を起こして枕元を確認する。いつもならば俺よりも遅起きの相棒が枕元で身体を丸くして寝ているのだが……そこに見慣れた相棒の姿はなかった。

 

「あれ、リラン……」

 

 いったいどこへ行ってしまったのだろう。昨日まで一緒に居たから、ここから出ていってしまっている可能性はないはずなのだけれど……。

 

《我ならここだ、キリト》

 

 聞き慣れた《声》が頭の中に響いてきて、俺は周囲を見回す。

 窓際に顔を向けてみたところで、椅子の上に降りて、朝日を浴びて白金色の毛を光らせている小さき狼竜――俺の相棒であるリランの姿を見つけた。

 

「リラン、もう起きてたのか」

 

《あぁ。お前は相変わらずシノンやユイがいないと遅起きだな》

 

「そう言うお前だって俺に起こされないといつまでも寝てるじゃないか」

 

《……その辺りはお互い様と言ったところだな》

 

 俺はさっとベッドから降りて、そのままシノンのベッドの方へ顔を向けた。普段はシノンのいるベッドには誰もおらず、使った形跡も残っていない、文字通りがらんどうだった。それを目の当たりにした俺の中には、まるで妻と娘に逃げられてしまったかのような錯覚が起こる。そうではないとわかっているのに、だ。

 

「はぁ。今日から三日間シノン無しか……」

 

《ついでに言えばユイもおらぬぞ》

 

「それもわかるけれど。何だか変な感じだよ。いや、どっちかと言えば懐かしいかも」

 

《懐かしい? 何故だ?》

 

 これまでこの家には俺、シノン、ユイ、そしてリランの四人で住んでいるが、シノンやユイと出会ってからは、リランと二人だけで過ごす日なんて全然なかった。

 

 シノンがユイを連れて買い物に行って家を空ける事もあったけれど、そういう時を除けば、完全に二人きりになるのはリランと出会った去年のクリスマス以来だ。あの夜にリランと出会い、驚き、そして<ビーストテイマー>になり、ボスと戦った。

 

 リランと戦って、リランの力を目の当たりにした時の驚きは、ずっと俺の中に残り続けている。まさか、こんな力がアインクラッドに、しかもプレイヤーが手に出来るものとして存在していたなんてって。

 

「お前とこうして完全に二人きりで長い間過ごすのなんて、去年のクリスマス以来、お前と出会った夜以来だからさ。ほら、お前と出会った翌日に、シノンと出会ったわけだしさ」

 

《そうであったな……お前と出会って、どれくらい経ったか……》

 

「お前とはクリスマスの夜に出会ったから……八ヶ月は一緒に居るな。およそ半年以上」

 

《およそも何も、半年以上ではないか》

 

 リランはそのまま顔を窓の外へ向ける。そこに広がっているのは、リランの様に朝日を浴びて輝いている大きな湖だ。

 

《もう、半年も経つのか。早いものだな》

 

「あぁ。お前と出会って、シノンと出会って、もう半年以上も経ってる。そして攻略も順調に進んで、もうじきラストの100層だ」

 

 正直俺は、ここまで誰にも犠牲になってもらわずに来る事なんか出来ないと思っていた。ここまで来た時は既に100人以上の犠牲が出ており、攻略組は完全に壊滅状態になっていると予測していたのだが、その考えはものの見事に外れた。

 

 第75層で大きな被害を出して以降、誰一人攻略組から欠けていない。75層から変わらないメンバーで、ずっと進み続けて、ここまで辿り着く事が出来ていた。きっとこの事情は誰一人として予測できていなかっただろう。

 

 そしてその要因は、リランにあると俺は踏んでいる。確かにみんなが強くなって、モンスターにも負けなくなったからというのもあるけれど、そんな俺達を支え続けてくれたのがリランだ。リランという心強い仲間であり、最大の切り札がいるから、俺達はモンスターを恐れずに戦いを続ける事ができ、そして勝利する事が出来たのだ。

 

 もしあの時リランが仲間になってくれず、攻略組に切り札が齎されなければ、きっと攻略はもっと遅れていただろうし、犠牲だってたくさん出ていたかもしれない。そんな状況を防いで、ここまで俺達を連れてきてくれたのは間違いなくリランだと、俺はずっと思っている。

 

 そう言う面からすると、俺はリランに頭を上げる事が出来ない。

 

「それはきっと、お前のおかげだと思うぜリラン。お前がここまで、俺達を連れてきてくれたんだ」

 

《……我だけではないよ。お前達が自ら進んでここまで来たのだ。我はあくまで、お前達の背中を押してやっただけだ》

 

「そう。お前に背中を押してもらったおかげで、俺達はここまで来たんだよ。ありがとうな、リラン」

 

 今までずっと、俺達を支えてきてくれた狼竜に近付き、その頭を軽く撫でる。狼竜は頭を軽く下げた状態で、俺に声を送ってきた。

 

《……我はお前の<使い魔>として当然の事をしたまでだ。だが、そう言ってもらえると素直に、嬉しいぞ。……ありがとう》

 

 その言葉に俺は思わず驚く。今までリランは感謝する時は、「感謝する」とか「礼を言うぞ」とか、そんなふうな言い方しかしなかったのに、今「ありがとう」と言った。ひょっとしたら、半年一緒に過ごしてきて初めての「ありがとう」だったかもしれない。

 

「なんだよ、今日は随分としおらしいじゃないか」

 

《そう見えるだけだ。我はいつもどおりだ》

 

「そうか。よし、もうじきラストではあるけれど、最後の最後まで頑張って行こうぜ、相棒」

 

《……あと7層……()()()()のか……》

 

 もう一度聞こえてきた言葉に、俺はもう一度軽く驚く。

 

「え、なんだって」

 

 リランは俺に手を置かれたまま、俺の方へ顔を向けた。

 

《100層まであと7層しかないのだ。最後の最後でくたばるではないぞ、キリト。最後の時までしっかりと戦い続けよう》

 

「なんだ、そんな事か。せっかくここまで来たんだ、今更くたばるつもりなんか毛頭ないよ。お前こそ、最後まで戦い続けてくれよ」

 

《任せておけ。だが、今日はそんな意気込みを持つべき日ではないぞ。今週は、我もお前も戦い過ぎという事で、皆から休む事を義務付けられた週なのだからな》

 

「そうだったな。それじゃあ、今週は休みまくるとしようぜ」

 

 そう言うと、リランは俺の手を振り払って翼を広げ、そのままおれの肩に飛び乗った。街中や家の中など、圏内に限定されているこの格好も、見方を変えれば《人竜一体》だ。

 

「あ、そういえば朝ご飯もシノン無しだった……」

 

《お前の料理スキルで何とかするのだな》

 

「不味くても文句言うんじゃないぞ」

 

《その時になったら決めよう》

 

 俺は軽く溜息を吐いてから、リランを肩に乗せたまま階段を下りて、誰もいない一階に降りた。

 

 

 

       ◇◇◇

 

 

 

《そうだ、ここに来たかったのだ》

 

 簡単な朝食を済ませてから、俺達は20層の街へと赴いた。20層の街と言えば、街そのものが一つの建物の中に収容されていて、無数の店が並んでいる街……まさに現実のショッピングモールを思わせる場所であり、シノンとユイがよく行ってるところでもあった。

 

 朝食を終えた後、リランは突然第20層に行きたいと言い出して、ほぼ無理矢理という形で、俺をここに連れて来たのだ。

 

「そう言うけれどお前、なんでこんな場所に?」

 

 ここに売っているものもほとんどプレイヤーの生活を支えたりするものばかりだから、リランが来てもあまり意味がないはず。

 

 リランの気持ちが読めない時は結構あったけれど、今現在、一番それが強い気がする。そんな事を考えている頭の中に、リランからの応答があった。

 

《我だって……》

 

「えっ」

 

《我だってお前と歩きたいと思う事だってある。ダンジョンやフィールド以外の場所をな》

 

 そういえば最近リランと歩く場所と言えば、フィールドかダンジョン、迷宮区のどれかであり、こういう平穏な場所を歩く事なんてなかった。リランは人ではなく竜だから、そう言う場所が好きであり、街中とかは苦手なんじゃないかと思っていたが、俺の勝手な決め付けだったようだ。

 

「確かにお前とこうやって街を歩く事なんてなかったな……」

 

《アインクラッドを昇る毎に風景は変わった。しかし、どこを見てもモンスターがいる。そんな風景に、少し飽いていたのだ》

 

「その気持ち、わからないでもないな」

 

 リランからの返事は帰ってこなかった。どうしたのだろうかと思ってリランに顔を向けると、リランはじっと待ちの中の方を見つめていた。その目線の先にあったのは、ユイやシノンと一緒に来た時によく寄るクレープの屋台だった。

 

「どうしたリラン。そんな場所なんか見つめて」

 

《キリト、あれが食べたい》

 

 リランの言葉に驚いて、俺は立ち止まる。リランは狼のように見えはするけれど実際は竜だから、狼や犬が食べたりしたら拙い物さえも食べる事が出来る。ので、クレープも問題なく食べられるのだが……まさかリランの口からそんな言葉が飛び出てくるとは思わなかった。

 

「お前が、クレープ?」

 

《おかしいか。我は竜だから、竜だから……食べられる》

 

「いや、確かにそうだけど、ちょっと意外過ぎるっていうか……」

 

《買えないほど、コルがないのか》

 

「いや、コルはあまりあるくらいだけど……本当に食べるのか」

 

 リランは力強く頷いた。俺はリランを不思議に思いながら、クレープ屋の屋台へ向かい、販売員のNPCに声掛けしてバニラアイスとチョコレートソース、ホイップクリームの入ったココア生地のクレープを俺とリランの二人分注文、会計を行った。

 

 NPCは少々お待ちくださいませと言うと、ココアの色をした生地の素の入ったボウルを手に取り、熱せられている鉄板の上に中身を流し込んだ。そのまま現実のクレープ屋のそれと変わらない手つきで生地をまん丸い形に、焦がさないように焼き上げていく。

 

 そして焼き上がった生地を破らないように鉄板から取り上げてテーブルに置き、俺達の頼んだ具材を手際よく乗せていき、最後にそれらを包み込むようにくるくると巻き上げた。

 

 これはSAOに住まう者達全てに言える事なのだが、こういう職種のNPC達はプレイヤーに頼まれてから、現実のそれと同じような手つきで物を作る。その時の仕草はこの販売員と同じように、現実のそれと全く変わりがなく、現実に帰って来たんじゃないかと錯覚するくらいだ。

 

 このゲームはデスゲームではあるものの、現実のそれをし過ぎと言えるくらいに研究して作られている。このクレープだってアイテムでしかないのだから、頼まれたならばポンと出せばいいのに、わざわざ作るところを見せてからプレイヤーに渡す。

 

 こういう点が、俺がこの世界をもう一つの現実世界だと思う理由の一つだ。もしこのゲームがデスゲームじゃなかったなら、もう一つの現実世界の再現という事で、今頃世界中で大騒ぎになるくらいの大ヒットだっただろう。

 

「ほらリラン。お前のが先だ。零さずに食べろよ」

 

 NPCから受け取ったリアルなクレープをリランに差し出すと、それをリランは少し驚いたような顔をして見つめた。

 

《いいのか。お前が先に食べればよかろう》

 

「いやいや、食べたいって言ったのはお前だろう。だからお前が先だ。俺は待たされるのには慣れてるから、平気だ」

 

《本当にか》

 

「へいき、へっちゃらだ」

 

 リランは驚いた顔のまま俺を見つめていたが、やがて微笑んで、頷いた。

 

《……ありがとう》

 

 リランはその小さな手でクレープを受け取った。そしていつもは敵に噛み付いたり、火を吐いていたりする口を開き、クレープに(かぶ)り付いて見せた。その時に口元にアイスとクリームがへばりついたが、リランは気にせずにクレープを食べ進めていき、やがてうんうんと頷き、目を輝かせて笑った。

 

《美味しい!》

 

 その言葉に、俺はもう一度驚く。いつものリランだったならば、「美味であるな!」「美味いではないか!」などといった言い方をするというのに、今普通に「美味しい!」と言った。

 

「り、リランお前……今美味しいって……」

 

《なんだ、我が美味しいと言ったら何かいけないか》

 

「いや、意外だなと思って……」

 

 その時リランは何かに気付いたような顔をした。

 

《おいキリト、お前の分が出来上がったぞ》

 

「えっ」

 

 リランに言われるまま前方に顔を向けてみれば、そこには手に出来上がったクレープを持って、不思議そうな表情で俺を見つめている販売員の姿。いつまで経ってもクレープを受け取らない俺を変に思っているらしい。

 

「あの、お客様。出来上がりましたが……」

 

「あ、あぁすまない」

 

 俺はクレープを受け取った。「ご利用ありがとうございました」という販売員の声を聞きながら、リランの様にクレープに噛み付くと、バニラアイスとチョコレート、クリームとココアの甘みと旨味、香りが一気に口の中いっぱいに広がり、美味しいという気持ちが心の底から突き上げてきた。――ユイやシノンと一緒に食べた事も結構あるけれど、やっぱりこの層に売っているクレープは格別に美味い。

 

「……やっぱり、美味いな」

 

《うむ、このクレープは格別だな。他の菓子よりも、かなり美味く感じる》

 

「というかお前、俺と歩きたいとか言って、本当はこれを食べたいがためにこの層に来たんじゃないだろうな」

 

 リランはクレープを口から離して、首を横に振った。

 

《そういうわけではないぞ》

 

「そうなのか」

 

《そうだ。ほら、次の場所へ連れて行ってくれぬか》

 

「次の場所って……どこだよ」

 

 リランはくっと前を向いた。

 

《とにかく前だ、行ってくれキリト》

 

 俺は少し呆れにも似た感覚を持ちつつ、再び街の中へと歩き始めた。肩に乗っているリランは変わらず美味そうにクレープを食べ進めていたが、俺よりも早く食べ終えてしまい、再び周囲を見回し始めた。そんなリランを不思議に思いながらクレープを最後まで食べきったその時に、小さな《声》が頭の中に響いた。

 

《あっ……》

 

「どうした」

 

 リランの向いている場所に顔を向けて、俺は思わず首を傾げた。そこにあったのは衣服などを専門に販売している店であった。やはり服屋であるためなのか、実際の売り物と同じであろう服を纏ったマネキンのようなものが設置されている。

 

「服……か」

 

 リランは答えない。一体何がそこまでリランを引きとめているのか気になって、リランの目線を追うと、唾が若干長い女性用の帽子を被ったマネキンが見えた。人の似姿であるマネキンが気になっているのだろうか。

 

「どうしたんだリラン、あんなものなんか見つめて」

 

《……あぁいうのを、人は被るのか》

 

「あぁ。御洒落の一環として被るよ。他にも日光を防いだりするのにも使うな。現にユイだって被っている時あるし」

 

《我も、あぁいうのを被れるのか》

 

 俺は思わずリランに苦笑いする。あれは人間用であり竜用ではないから、リランが被る事は出来ないだろう。今の姿のリランでは帽子は大きすぎるし、本来の姿では小さすぎて被る意味がない。

 

 そして何より、リランには鋭い角が三本も生えているから邪魔になるし、無理矢理被ろうとすれば穴が開いてしまうだろう。

 

「お前じゃ難しそうだな。角が帽子を貫いてしまう」

 

《あっ……そうだった……なぁ……》

 

 存在を忘れていたかのように、耳の上にある角、そして額にある剣のような角を、リランは頻りに触り始める。耳の上にある角は意識していないだろうけれど、いつも戦闘に使ってきた大剣のような額の角を忘れるなんて。

 

「それ、無事に生えてよかったよな。75層のスカルリーパーに折られた時は、どうなる事かと思ったぜ」

 

《……》

 

 75層ボス戦攻略時、リランはあの骸鎌百足にしがみ付いて進化触媒を無理矢理剥ぎ取り、そのまま喰らった事によって今の姿へと進化を遂げた。その時に骸鎌百足の攻撃を浴びた事により、あの角は一度リランの額からなくなっているのだ。まぁ、すぐ再生したからよかったけれど。

 

「それにしても、あれ並みに強いボスなんて最近出てきてないよな。いや、別に油断してるわけじゃないけれど……」

 

《角が折れていたら》

 

 リランの改まった《声》がして、俺はリランに向き直る。そこにあったのは珍しく俯くリランの姿だった。

 

《角が折れていたのであれば、我は帽子を被る事が出来たのだろうか》

 

 リランの言葉に思わず頷く。リランはあの角を持っている事を誇りに思っていて、尚且つそれが自分の最大の武器だと思っているようだった。女帝竜(エンプレス・ドラゴン)となってからは、思念兵器のような聖剣も手に入れたけれど、やはりメインウェポンはあの角と爪だ。それを今、リランは自ら否定してしまっている。

 

「おいおい、どうしたんだよリラン。その角が無かったなら……」

 

《角だけではない》

 

 リランは軽く立ち上がって、そのまま自分の身体を眺め始めた。その様子は、どこか戸惑っているようにも見える。

 

《この甲殻も、翼も、尾も、戦闘以外に役立ったことはない。これのおかげで、確かに戦える。だが、シノンのように綺麗な服を着たりも出来ないうえに、本来の身体に合う服だってない! 服には穴を開けなければならないが、そんなものはもう服とは言えない》

 

 今まで見せた事のないリランの仕草、様子。まるで自分が竜である事を愁いているかのような言葉。散々自分は竜だから強い、俺達人間とは違うと言って戦ってきたリランからは想像もつかないような数々の言動に、俺は思わず戸惑ってしまった。そして、同時に何を言ったらいいのかも、わからなくなってきていた。

 

「リラン!!」

 

《……!》

 

「どうしたんだよ。なんだかおかしいぞ、今日のお前」

 

 リランは何も言わずに座り込み、やがて呟くように言った。

 

《……すまぬ、キリト》

 

「……もう、帰るか?」

 

《いや、続けてほしい……街を、歩きたいのだ……》

 

 詳しい事は後で聞こう――そう考えた俺は、リランを連れてひとまず街中を歩き続ける事にした。その間、俺達はあまり話す事はなかった。




なんか様子のおかしいリランさん。

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