キリト・イン・ビーストテイマー   作:クジュラ・レイ

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05:幼き女神との遭遇

 

 次の休み、俺は皆と一緒にALOにログインを果たし、スヴァルト・アールヴヘイムの地へ足を運んだ。空都ラインに降り立つと、相変わらずというべきか、沢山のプレイヤー達を見る事が出来たのだが、そこで俺達は驚く事になった。

 

 空都ラインの広場で、スヴァルト・アールヴヘイムが実装された時の人だかりを超えるのではないかと思えるくらいの、プレイヤーの群れがあったのだ。男ばかりなのかと思いきやそう言う事はなく、様々な種族、男女問わずそこに集まっている。

 

 まるで何かのイベントの開催時のような、そのあまりの規模と人の数に俺達のパーティの大多数の者が驚き、そのうちの一人であるアスナが、ユピテルを連れつつ口を開いた。

 

 

「すごい人だかりだね。ユピテル、入っちゃ駄目だよ。迷子になるから」

 

「確かにすごい人だかりだな……一体何が起きてるっていうんだ」

 

「何かのイベントかなぁ。これくらいの人を集めるものなんて、それくらいしかなさそうだけど……」

 

 

 俺の言葉にリーファが答えた直後に、集まる大衆達は一斉に大きな声を出した。それは歓声のようだったが、あまりの音量のせいか、獣耳を持つリランとシリカが頭の上にある耳を倒した。その様子が可愛いものだから、思わず笑いそうになったが、すぐさまリランが怒るように、シリカが驚いたように言った。

 

 

「なんだ、いきなりでかい声を出しおって!」

 

「いきなり、なんですかぁ!?」

 

 

 リランとシリカだけではなく、他のみんなと一緒になって群れる大衆の方に顔を向ける。隙間なく立ち並んでいる木々のような人々の間、そこを縫うように視線を送ると、集まる大衆の群れはドーナツ状になっている事がわかった。そのドーナツの穴に該当する部分に、数人のプレイヤーの姿が見え、その中の一人に、俺は注目する。

 

 

 白、金色、青色が合わさったミニスカートの服を纏い、頭に帽子を被っている、ユイよりかは身長の高い、白銀色の長い髪の毛と赤桃色の瞳が特徴的な、一般からは可愛いと言われそうな小さな少女。明らかに周りの者達よりも目立っているそんな少女に向けて、周りの大衆達は一斉に歓喜の声を上げる。

 

 

「セブンちゃん来たぁぁ――――――――――――!!!」

 

「今日も可愛い―――――――――――!!!」

 

「新曲聞いたよ! 最高だったぁ――――――!!!」

 

「レア素材手に入れたよ! だから俺もシャムロックに入れてくれぇ!!!」

 

 

 いずれも若い男女の声。まるで現実世界のアイドルのライブ会場を思わせるプレイヤー達の声を聞くなり、セブンと呼ばれた少女は周囲を見回してから、その顔に満面の笑みを浮かべて、大手を振って答えた。

 

 

「みんな元気みたいだね――! セブンもとっても元気だよ――――――!!!」

 

 

 少女が大手を振って大声を上げるなり、周りの歓声も大きなものとなって、プレイヤー達は大手を振りかえす。周りのプレイヤー達の一体感と大歓声、大歓喜の様子。それはまさに、現実世界のアイドルのライブ会場のそれと一切変わりが無かった。空都ラインの広場は今、アイドルのライブ会場になっていた。

 

 

「セブン……あの子が、イリス先生の言ってた要注意人物って奴ね」

 

「そのようだな。だけど、あれがセブンだったのか」

 

 

 リズベットの興味深そうな声に俺は答える。

 

 セブン。ALOにて歌姫と呼ばれ、現実世界では天才科学者と呼ばれている、本名七色・アルシャーピンという少女。その容姿は現実世界のニュース番組で見ていたから大体どのような人物なのか把握していたが、シュピーゲルが実は身長を現実世界よりも盛っていると聞いてから、セブンもまた同じようにALOでは全く違う姿に容姿を作っているのではないかと思っていた。

 

 しかし、俺の予想に外れてセブンの姿は現実世界のそれとほとんど変わりが無い、白銀色の髪の毛の少女だった。現実世界のそれとは違い、スプリガンならではの黒髪となっているフィリアが、そんなセブンの姿を見て言葉を発する。

 

 

「あれがセブンかぁ。これだけの人に集まられて、まさにアイドルって感じがするね」

 

「確かにそうだね。見た目も可愛いし、更に歌も歌えるうえに、リアルでは超が付くほどの天才科学者。色んな要素が複合的に話題を呼んで、あれだけに人気を出してるんだろうね」

 

「それに、なんだかあいつは我らの中にはいない種族のようだぞ」

 

 

 セブンを遠目で見て分析するアスナと、セブンの種族に気付くリラン。聞いた話によると、セブンは音楽妖精族という二つ名を持つプーカという種族を選んでおり、それもまた話題になっているのだ。確かにセブンはアイドルだし、歌を歌うから、歌を歌う事を得意としているプーカを選んでいるというのも、理にかなっていると思う。

 

 そこで、周りの者達を見回してからカイムがその口を開く。

 

 

「っていう事は、周りのプレイヤー達はシャムロックって事だね。実物は初めて見るな」

 

「あぁ、周りの大衆達ではなく、そのすぐ近くにいるプレイヤー達だな」

 

「えっ、あそこで歓声上げてる人達が全員シャムロックじゃないの」

 

 

 少し驚いているカイムの隣のユウキに、俺は首を横に振る。イリスからシャムロックに要注意だと聞いた後、俺はシャムロックの情報を集めていたために、シャムロックがどういった存在なのかを理解している。

 

 まず、シャムロックというのは大規模ギルドではあるものの、そこまで大多数というわけでもなく、およそ六十人くらいであるらしい。最初はユウキのように、物凄い数の人間がシャムロックに所属していると思ったのだが、そうでもないというのがわかった時には拍子抜けしたものだ。

 

 そして、その六十人のシャムロックの者達は、基本的に精鋭と言えるプレイヤー達であり、並々ならぬ実力を持った者達であるらしい。そのため、プレイヤー達の間では、精鋭と呼ばれるくらいのプレイヤースキルがあるならば、セブンからシャムロックに入らないかというスカウトがかかるなんて言われているそうだ。

 

 この話が本当ならば、今セブンのすぐ近くにいるプレイヤー達は、全てセブンにスカウトされるくらいの実力がある者達、という事になる。少なくとも、無数のモンスター達を叩き伏せてスキルを上げ、デュエルでも強豪と呼ばれる者達である事に間違いないだろう。

 

 

「周りの連中はセブンの熱烈なファンか、ただの見物客か、もしくは信奉者だ。シャムロックはセブンのすぐ近くにいる少数の連中だ。全員精鋭らしいぜ」

 

「そうなんだ。てっきり周りの人達全員シャムロックなんじゃないかって思ってたよ」

 

「流石にそこまで大規模じゃないと思うよ。だけど、おにいちゃん、あの人……」

 

 

 ユウキの後のリーファの言葉に、俺は頷いてリーファの視線の先に同じように視線を送る。かなり背の高く、白と青を基調とした戦闘服を身に纏い、腰に刀を携えている、様々な局面に対応し、全てを乗り切って来たかのような聡明さと、まるで何匹ものモンスターとの戦闘、何人ものプレイヤー達とのデュエルを繰り返して、戦闘というものを知り尽くしている熟練者のような強い気迫を感じさせる雰囲気を全身から放っている、水色の髪の毛の青年の姿が、セブンの隣にあるのだ。

 

 そしてその青年は、周りのプレイヤー達に喜んで手を振るセブンの隣で、腕を組んでじっとしているだけで、口を開く様子は一切ないが、その姿を見ているだけで、俺はあの青年こそが精鋭部隊であるシャムロックの中の最精鋭である事を把握する。

 

 

「あぁ、あいつ、すごい気迫を感じるよ。多分あいつがシャムロックの中での最精鋭なんだろうな。あぁいうのとは、一度くらいは手合わせをしてみたいものだぜ」

 

「キリト、さっきから随分とシャムロックに詳しいみたいだけど……いつの間に調べてたの」

 

 

 あまりに大きな音を聞かされたせいなのか、シリカとリラン同様頭の上の大きな耳を倒しているシノンの問いかけに俺は向き直る。

 

 シャムロックについては、イリスから注意しろと言われた時から既に様々な事を調べていた。だからこそ、今のところシャムロックがどういう連中なのかは把握済みだ。

 

 

「イリスさんに注意しろって言われたからな。それで調べてたんだよ」

 

「それならわたしも調べてたよ。やっぱりトレジャーハンターは情報収集しなきゃだからね」

 

 

 俺達の会話にフィリアが加わる。確かにフィリアは財宝探しやトレジャーハンティングを好んでやっているから、そのための情報収集も得意なのだろう。一度アルゴとフィリアのどっちが情報量が多いのか試してみたい。――そう思っていると、リランとユイの妹であるストレアが俺の右隣に並んできた。

 

 

「だけど、強いのはシャムロックの人達ばっかりみたいだよ。肝心なセブンはすんごく弱いんだ。ステータスだってアタシ達の誰よりも低いし貧弱だし」

 

「そうなの? だけどシャムロックってALOの中じゃかなり高レベルのギルドなんでしょう。そのボスであるセブンが一番弱いってどういうことなの」

 

 

 シノンの疑問に答えようとすると、フィリアが俺よりも先に答えてみせた。

 

 

「シャムロックは確かに精鋭大部隊って言っていいくらいの集団だよ。だけど、肝心なセブンが弱いっていうのは、つまり……」

 

「セブン自身は戦わないで、周りのメンバー達を動かして、ギルドとしての戦績を上げてるって事?」

 

「そういう事。一見すれば汚いやり方だと思うかもだけど、そう言うやり方で攻略していくっていうのもありなんだ」

 

 

 セブン自身はあまり戦わず、周りの者達が戦績を稼いだり、戦ったりするやり方。まるで蜜蜂の女王蜂と働き蜂達の関係を思わせるやり方だと、この場にイリスが居たならばそんな事を言っただろう。そのイリスの娘の一人であるストレアが、フィリアに続いて説明をする。

 

 

「クエストランキング上位百位の中にシャムロックは三十人もいるんだよ。その中でも最強なのが、セブンの隣にいるウンディーネのイケメン、スメラギなの」

 

「へぇ、あの男、スメラギっていうのか。ただならない感じはするけど、やっぱりその通りだったか」

 

「スメラギの強さは折り紙つきを通り越していてね、先日サラマンダー領最強のプレイヤー、ユージーン将軍を打ち破ったらしいよ」

 

「あのユージーン将軍を倒したの!? そんなに強いなんて……」

 

 

 フィリアの情報を受けて、俺はリーファと共に驚く。デュエルだとかそういう事をやっているプレイヤーならば必ず知っているのが、魔剣使いユージーン将軍だ。

 

 ユージーンはサラマンダー領の領主であるモーティマーの弟であり、サラマンダー領最強と言われるくらいの実力を持ち合わせている事で有名で、最強という存在を目指すならば誰もが憧れるプレイヤーだ。……そんなユージーンを打ち破って見せたのだから、もしもスメラギがサラマンダー族だったならば、今頃サラマンダー最強になっていた事だろう。

 

 

「ちなみにそのスメラギだけど、シャムロックの中でセブンちゃんが最も信頼している人なんだって。やっぱり、シャムロックの中の最精鋭ってわけだね」

 

「スメラギは俺達ウンディーネの中でも話題になっている。多分だけど、今のところスメラギがウンディーネの中の最強のプレイヤーだろうな。あれだけの強さには、本当に憧れるよ」

 

 

 ストレアに続いて、スメラギと同じウンディーネであるディアベルが呟くように言う。ユージーンを打ち破ったならば、間違いなくその種族最強を名乗る事が出来るだろう。ウンディーネの中で最強という名の称号を手に入れる事の出来たスメラギへの、ディアベルの視線はどこか輝いて見えた。

 

 

「そんなものまで抱えているシャムロック……イリスさんが要注意って言ったのがわかる気がするよ」

 

「それとねキリト、さっき言ったクエストランキング上位百位の中の三十人だけど、うちの十五人が《ビーストテイマー》らしいの」

 

 

 ストレアから発せられた言葉に、俺は一瞬驚く。シャムロックくらいのギルドならば、《ビーストテイマー》もそれなりに存在しているのではないかと思っていたけれど、まさか十五人もの《ビーストテイマー》がいるとは思っていなかったし、調べたのにつかめていない情報だった。そしてすぐさま、その《使い魔》達の事が気になって、俺はストレアに向き直る。

 

 

「十五人もいるのか。そいつらはどんな《使い魔》を連れてるんだ。流石に俺も《ビーストテイマー》と《使い魔》の事はわからないんだ」

 

「アタシも全部はわからないよ。だけど、その中でものすごく強いって言われてるのが、紅い熊型のモンスターを連れた《ビーストテイマー》と、金色の猪型のモンスターを連れた《ビーストテイマー》らしいよ。どっちもかなりレアな《使い魔》みたい」

 

「紅い熊に金色の猪か……そして白金色の狼竜……」

 

 

 紅い熊と金色の猪のモンスターなんて、これまで見た事がない。それらがどれくらいに強い《使い魔》であり、その《ビーストテイマー》もどれほどの手練れなのか。頭の中で軽く予想しようとしたその時、白金色の狼竜の姿を持つ俺の相棒が、隣に並んできた。今は金長髪の狼耳の少女の姿となっているそいつは、大きな音を小さく聞きとるために、耳を閉じている。

 

 

「紅い熊に金色の猪……どれほどのモンスターかは知らぬが、我の敵ではないな」

 

「確かに、そいつらがお前より強力なAIを積んでるとは思えないしな。結局お前が勝ちそうな気がするよ」

 

「当然だ。そいつらがどのような者であったとしても、我が消し炭に変えてくれる。そして、あのシャムロックの連中よりも早く、このスヴァルト・アールヴヘイムを攻略しきるのだ。そのためにも、早速グランドクエストを進める事にしようぞ」

 

 

 俺達がこうしている間にもシャムロックの他の者達がセブンに変わって攻略を進めている事だろう。シャムロックの連中から離されるのもあまりいい気はしないし、一刻も早くこのグランドクエストを進めて、ストーリーとカボスとかを見てみたいというゲーマーならではの気も感じている。ここはリランの言う通り、セブンの事を見ていないで攻略を進めるのが先決だ。

 

 

「そうだな。よし皆、セブンの見物はこれで終わりにしよう。俺達も早く攻略に出かけようぜ」

 

 

 そう言うと、皆その気だったのか、一斉におおっと声を上げた。多分、こうしてセブン達の様子を見ていたのは時間の無駄だったのだろう。そう思うと、転移門への足取りは一気に軽くなり、俺達はほぼ一斉に転移門の方へと歩き出した。

 

 しかしその道中で、シノンが俺の隣に並んできて、声をかけてきた。

 

 

「ところでキリト、攻略の方ってどこまで進んでたんだっけ」

 

「攻略なら、フィールド内の洞窟を一つだけを除いて一通り回ったところで終わってる。そして一番怪しいのはまだ攻略してない最北端の洞窟だ。多分そこで、フィールドの高度制限を解除する鍵が見つかると思う。だから今日の目的は出来ればフィールドの高度制限解除に……」

 

 

 言いかけたその時、俺の左隣を歩いていたリランが突然後ろを振り向いて立ち止まった。突拍子もないその行動に、俺達はほぼ一斉に足を止めて、リランの方に向き直った。そこで、話を最初に始めたシノンがリランに声をかける。

 

 

「あれ、リランどうしたの」

 

 

 リランは答えずに、ただ広場の方をじっと見つめている。その視線の先に同じように視線を向けても、あるのは人だかりと街行くプレイヤー達の姿だけで、特に変わったものがあるわけでもない。本当にいつも通りの光景が広がっているだけだ。……だのにリランが警戒しているような表情を浮かべてじっとしているものだから、不思議になって来て、俺も続けて声掛けする。

 

 

「リラン、どうしたんだよ。何か珍しいものでも見つけたのか」

 

「……どこからか視線を感じる。セブンではなく、我らを見ている奴がどこかにいるようだ」

 

「なんだって?」

 

 

 リランの言葉を聞くなり、全員で周囲を見回し始める。セブンではなく、俺達を眺めているなんて言う珍しいプレイヤーがいるならば、すぐさま気付きそうなものだけれど、やはりどこを見回しても、いつも通りの街並みとプレイヤー達が見えるだけで、特にこれと言った珍しいものだとか怪しいものだとかは見受けられない。

 

 

「気のせいじゃないのか、リラン」

 

「そんな事はない。確かに感じるのだ。確かに……」

 

「そういえば、SAOに居た時にアタシを見つけたのもリランだったよね。だから、リランの言葉は信じていいと思うよ、キリト」

 

 

 リランの妹の一人であるストレアに言われて、俺は咄嗟に思い出す。確か、SAOにまだいた頃、ストレアの気配を察知して発見したのはリランだった。それにリランはこう見えて正直だから、嘘を言って俺達を混乱させるような事もしない。

 

 

「そういえばそうだったな……リラン、具体的にどんな気配とか視線とか、わかるか」

 

「流石にそこまでは察知できぬ。だが、我らを見ている奴がいるという事だけは確かなのだ。気を付けろ、キリト。何を考えている奴なのか、わからぬからな」

 

「あぁ。お前も何かを感じたらすぐに教えてくれ。お前は俺達じゃわからない事に気付けるからな」

 

 

 リランは頷いたが、直後に驚いたような顔になった。今度は何を感じ取ったのかと思ったその時に、リランの顔は悔しそうな表情に変わった。

 

 

「くそっ、気配が消えた。どうやら我に気付いたらしい」

 

「こっちに気付いたって事は、余程強いハイディングスキルを持ってるって事か……何にせよ、用心した方が良さそうだ。皆、出来るだけ早くフィールドに行くぞ。広大なところに出れば撒けるはずだ」

 

 

 提案すると皆頷き、そそくさと転移門の方へと動き出して、すぐにフィールドへと飛んだ。一体俺達を付けていたのはどのような人物だったのか。フィールドに出た時には、リランは街で感じた視線と気配を感じ取る事はなくなっていた。

 

 シャムロックと、セブン。そして未知なる何か。気を付けなければならないものが多く

なったものだと、俺は何となく思っていた。

 

 

 

 

 

 

         □□□

 

 

「……やっぱり、あの《使い魔》は厄介だなぁ。ハイディングスキルが効かないみたいだし。だけど、まだまだ観察させてもらうんだから。……《近付く人達》」

 

 

 


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