キリト・イン・ビーストテイマー   作:クジュラ・レイ

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明けましておめでとうございます。
2017年最初の更新を、どうぞ!


09:シアワセノオワリ

 妖精の世界に行くための信号を切るように操作をすると、一瞬だけ浮遊感が訪れてきて、それがなくなった時には詩乃は妖精の世界を脱して、現実世界に戻ってきて、いつも使っているベッドの上に横たわっていた。

 

 ぎゅうと目を強く瞑った後に瞼を開くと、そこに広がっていたのは、ベッドで仰向けになって寝て起きた時に見える、白い天井。仮想世界から戻って来た時にはきまって見えてくる事が多い、白一色。

 

 しかし、今の天井は黒色の染まっていた。当然だ、あたりはすっかり夜になっており、部屋には照明が点灯されていないのだから。カーテンの方を見てみれば、薄らと街灯りが差し込んで来ていて僅かに明るいけれど、それでも部屋の中一帯を照らしてくれるほど明るくはない。

 

 いつもならば、すぐさま起床して部屋に灯りを点けるところだけれど、詩乃は全くと言っていいほどベッドから起き上がろうという気を起こす事が出来なかった。いや、全くその気がなかったわけではないけれど、起き上がる事が出来たのは、妖精の世界から現実の世界に意識が戻って来てから三分ほど経った時だった。

 

 ゆっくりと腹筋の力だけで上半身を起こして、むくりと起き上がり、頭に装着されているアミュスフィアを外して、手に持つと、ぼんやりとそれを眺めつつ、先程まで居た妖精の世界での出来事を思い出そうと、頭の中を回す。

 

 それから数秒後、先程の出来事が詩乃の頭の中に広がってきたが、それは詩乃が予想したよりもはっきりとした形となって蘇ってきて、詩乃はかっと目を開き、それをしっかりと認識してしまうと、詩乃は無意識のうちに、手に持っているアミュスフィアを強く握り締めた。

 

 

「くっ……うぅッ……!」

 

 

 喉から湧き上がる嗚咽をある程度漏らしていると、腹の奥底から強い衝動が込み上げて来てたまらなくなり、詩乃は握り締めた細い円環を二つ重ね合わせたような装置を、

 

 

「……ッ!!!」

 

 

 思い切りベッドに投げつけた。白い輪の装置は比較的柔らかいベッドに打ち付けられると、一度跳ねて、そのままベッドの外へと落ち、プラスチックが硬いものにぶつかった時のような音を立てながら詩乃の視界から消えた。

 

 妖精の世界だけじゃない、様々な世界へ行くための装置から目を逸らして俯くと、詩乃はぎゅうと両手で拳を握った。爪が掌に食い込んで、結構な痛みが走り続けたが、詩乃はそれさえ気に留めない。きっとこのまま爪を喰い込ませ続けて、皮膚を破って血を出したとしても、気にする事はないだろう。

 

 

「……」

 

 

 何の音も聞こえてこない部屋の中。いや、よく聞こうとすれば自分が妖精の世界に行っている間も動き続けていた空気清浄器、加湿器、浄水器の稼働音が耳に届いて来るが、詩乃はそれらを上書きする形で、先程聞いた言葉を頭の中で繰り返した。発言したのは、自分の愛する人の相棒であり、自分の最高の友人である、リランだった。

 

 

――お前には今、詩乃のトラウマが伝染している。そしてお前の中の詩乃の記憶は、お前の記憶と詩乃の記憶の境目を曖昧にして、お前を侵食していっている。このまま何も手を打たずにいるならば……いずれお前の中の詩乃の記憶とお前の記憶は複雑に混ざり合って劇毒になり、お前を侵し、お前を崩壊へ導くだろう――

 

 

 自分の愛する人の頭の中には、自分の記憶があって、それが現在進行形で、愛する人の精神、心、記憶を蝕んでいっている。そしてこのままそれが進んでいけば、愛する人の精神は崩壊し、死んだも同然になる。それがわかると、友人の言葉は二つのフレーズだけになり、詩乃の耳の中で何度も木霊するようになった。

 

 

 ――詩乃ノ記憶ノセイデ、和人ハ死ンジャウンダヨ――

 

 

 詩乃はこれまで、恐れている事など基本的になかった。あるとしたならば、自分がかつて銃で人を殺してしまった事を多くの人に公表される事、知られてしまう事だったけれど、それは一度実行されてしまっているため、今となってはそんなに恐ろしい事でもない。なので、もはやこれまでの詩乃は、怖いものなど一つもないに等しかった。

 

 

 しかし、そんな詩乃には、ある時を境に明確に恐れている事が出来ていた。それはSAOの中で出会って、自分の事を、こんな自分の事を守ってくれて、傍に居てくれて、愛してくれる人であるキリト/桐ヶ谷和人が死んでしまう事、壊れてしまう事だ。

 

 和人に愛されるようになってからは、詩乃はこれだけがただ恐ろしくて、怖くてたまらなかった。もし和人が死んでしまったら、和人が自分の目の前から突然いなくなってしまったら、和人の心が壊れて、死んだも同然の状態になってしまったら――そんな事を考えると、腹の底から震えが来て、胸と頭の中が不安と恐怖でいっぱいになって、その状態が続くと怖くてどうしようもなくなって、涙が出てくる。

 

 だから、和人に出来るだけ無理をさせないように促して、隠し事もしないように、出来るだけストレスを溜め込んだりしないように言って来た。この前だって、同じような事を二回ほど言って、和人に聞いてもらった。その時には、和人は快い返事をしてくれたし、ちゃんと聞いてくれたと思っていた。

 

 なのに、和人はずっと、自分の記憶に蝕まれている事を、隠していた。SAOの中で自分の精神と融合した時から、ずっと蝕まれ続けていたのに、それを誰にも話さないで、ずっと抱え込み続けていたのだ。

 

 

 なんでそんな大事な事を隠していたの――いつもならば、そんなふうに和人に詰め寄って、理由を聞き出したかもしれない。だが、先程和人からその話を聞いた時、詩乃は全くその気を起こす事はなかった。その話を聞いた時点で、和人が何故この話をずっと隠し続けていたのかが、把握できてしまったからだ。

 

 そして次の瞬間、心の中に怒りと悲しみが混ざり合った強い感情が突き上げてきて、どうにもならなくなった時に、詩乃はログアウトボタンを操作して、妖精の世界を脱したのだった。その突き上げてきた感情の中に渦巻いている怒りの矛先は、和人には向けられておらず、自分自身に、向いていたのだった。

 

 同刻、再び頭の中に《声》が木霊する。それはリランのものでも、和人のものでもなく、自分自身の声色によるものだった。

 

 

――SAOに居た時からそうだったけれど、あなたは重要な事は何も話さないで、全部一人で抱え込む。抱え込んで、どうしようもなくなるまで悪化させて、それでも無理してく。だから、いつも心配になるの。このまま放っておいたら、あなたがそのうち壊れちゃうんじゃないかって……――

 

 

 時は、この前のデートの時。具合を悪くしてフラフラになった和人と一緒に休んだ時の言葉だ。ただ、和人に壊れて欲しくないから、ただ、ずっと和人と一緒に居たいから、ずっと、元気な和人を見ていたいから――その思いをまとめあげて、言葉にして、和人に伝えたのだ。そしてそれを、あの時の和人は聞いてくれて、快く頷いてくれた。

 

 

「何よ……」

 

 

 和人に壊れて欲しくなかった。

 和人が壊れてしまうのが怖かった。

 和人が死んでしまうのが、怖くて、守りたかった。

 

 なのに、なのに、なのに――。

 

 

 和人を一番苦しめて、壊そうとしていたのは、私じゃない――。

 

 

「……ッ……ッ」

 

 

 自分はかつて、愛する母も、祖父も、祖母も苦しめていた。あの事件以来、自分だけではなく、母や祖父や祖母を見る周りの者達の目つきは明らかに変わってたし、投げかけられる視線も鋭くて痛いものになった。その事から、母も祖父も祖母も、周りの者達の視線を避けようとして、あまり外出しなくなった。外出したくても出来ないし、した時には嫌な視線をずっと浴びせられ続ける。母、祖父、祖母は明らかに、自分のせいで苦しんでいたのだ。

 

 あの事件の事で苦しむのは自分だけでいいのに、どうして母や祖父や祖母と言った大切な人まで傷付けられ、苦しめられなければならないのだろう、どうすれば母や祖父や祖母は苦しまないだろう――その考えの先に、詩乃は東京の中高一貫校に行き、生まれ故郷から離れるという答えを導き出し、それを実行した。

 

 結果はどうなったかは確認していないけれど、きっと母や祖父や祖母は、もう苦しまなくなっているのだろう。苦しみの元凶が、もう近くにいないのだから。

 

 

 そして、その後に出会った和人。自分が生まれて初めて、心から愛せて、自分を心から愛してくれる人。初めは、もしかしたらこの人の事も苦しめてしまうんじゃないかと、不安になる時もあったけれど、和人は一切そのような様子を見せる事はなく、いつだって自分の事を受け入れてくれて、守ってくれて、慈しんでくれて、愛してくれた。

 

 きっとこの人を苦しめる事はないんだ、もう自分は誰も苦しめないんだ――和人を見続けた詩乃は、自然とそう思うようになり、やがてその思いは詩乃の心の中に定着して、詩乃に安心感を与え続けるようになった。

 

 だが、先程の話で、心の中の安心感は消え去り、足元からガラガラと全てが崩れ去っていった。結局、和人も自分のせいで苦しんでいたのだ。詩乃からどうやっても見えないところで、ずっと苦しみ続けていて、最終的には死ぬようになっていたのだ。それを、優しい和人は、絶対に気付かれないようにして、今までずっと隠し続けていたのだ。

 

 どんなに苦しくても、狂ってしまいそうでも、怖くても、ずっと、ずっと、ずっと……。

 

 

「どうして……ッ」

 

 

 どうして、いつもこうなるのよ。

 

 今度こそ、今度こそ誰も苦しまないと思ったのに。

 今度こそ、彼を苦しめないで、愛する事が出来るって、思ってたのに。

 

 

「どうしてよッ……」

 

 

 きっと、あの時から――いや、自分が生まれた時から、自分の胸には目には見えない大きな穴が開いていたのだろう。その穴からは猛毒が常に流れていて、周りの人は常にこの毒に侵されていて、苦しんでいたのだ。

 

 この毒に最初に殺されたのは父だ。毒は一番最初に父を病死させ、次にあの事件を招いて、母と祖父と祖母を苦しめている。そして今、毒は和人さえも殺そうとしている。

 

 

「……あぁ……」

 

 

 自分には、生まれた時から、呪いが掛けられているのだろう。その呪いが、胸に穴を開けて、猛毒を溢れさせて、周りの人を苦しめている。これは自分が生きている限り、ずっと続いていくようになっていて、どんなに逃れようとしても、逃れる事は出来ないだろう。

 

 

 詩乃は膝を抱えて、体育座りになると、そのまま横向きにベッドに倒れた。普段なら夕食を作っている時間だけど、そんな気は一切起きてこず、詩乃はその場を動く事が出来なかった。何も、したくなかった。

 

 

「もう……いや……」

 

 

 心の底からそう呟いて、ゆっくりと目を閉じたその時、耳元に大きな音楽が聞こえてきて、詩乃はかっと目を開いた。遠い国の民族楽器で演奏されている楽曲に誘われるまま身体を動かし、そこに向き直ると、音楽を発していたのはベッドの枕元に置いてあったスマートフォンである事がわかった。

 

 それは今、かなりの音量で音楽を鳴らしながらぶるぶると振動しており、モニターにはある名前と二つのボタンが表示されていた。

 

 その名前は、ずっと自分が苦しめていた人のそれである、桐ヶ谷和人だった。突然いなくなってしまった自分を心配して、慌ててALOをログアウトして、電話をしてきたのだろう。――そんな和人の意図を、詩乃はすぐさま読み取る事が出来た。

 

 

「和人……」

 

 

 詩乃は無意識のうちにスマートフォンを手に取って、通話開始ボタンを押しそうになったが、そこで意識をはっきりさせて、動きを止めた。

 

 今、和人は自分のせいで精神を蝕まれつつある。もし、これ以上自分が和人に接して、話して、関わってしまえば、和人の精神に負担を与えて、毒がより蝕む事になり、和人の精神の崩壊がより速くなるだろう。それを防ぐには……

 

 

「……ッ……」

 

 

 それを防ぐには、――自分がこれ以上和人と接しない事が一番だ。だからもう、電話に出る事さえ、許されない。

 

 詩乃は全身の力を抜くと、ぶるぶると音を立てて震えるスマートフォンを枕元に置き直した。いっそこのまま着信拒否ボタンを押そうとも考えたが、そんな事をすれば和人が余計に心配するだろうとわかり、詩乃はただ、電話が止まるのを待った。

 

 そして、スマートフォンの奏でる楽曲が一分くらいのところまで進んだところで、ついにスマートフォンは動くのをやめて、音楽も停止させた。同刻、モニターに表示されていた名前も消え去り、明かりもなくなって、部屋の中が再び闇に包み込まれる。

 

 

 もう、自分は和人と話す事だって出来ないし、会う事なんて論外だ。そんな事をしてしまえば、和人は死に近づいてしまって、そのうち死んでしまうのだから。和人を死から遠ざけるには、仕方のない事、なのだ。自分が、和人の命を奪おうとしているのだから。

 

 詩乃はもう一度体育座りの姿勢になって、ぎゅうと目を瞑った。

 

 もう、おしまいだ。和人と会えなくなったからには、もう和人を愛する事も、和人に抱き締めてもらう事も、温もりをもらう事も、できない。これまで生きるための糧にしていた事も、何一つできなくなった。

 

 それに、和人と会えなくなったという事は、もう愛する我が子であるユイにも会えないという事だ。ユイは基本的に和人の傍に居るから、和人からユイが離れない限り、もう自分と会う事は出来ないし、ユイが和人から離れようと考える可能性は限りなくゼロに近い。だからもう、自分は愛する我が子の顔を見る事さえ、出来ないのだ。

 

 

 これまでの当たり前の、何もかもが崩れ去った。もう、生きていても仕方がないに等しい。

 

 こんな事ならば、いっそのこと――

 

 その時、詩乃はそこでまたある事に気付いて、ハッと瞼を開いた。

 

 

(……ッ!)

 

 

 駄目だ。

 

 電話がこうして応答なしだったら、和人は次、きっとこのマンションに、この部屋に直接乗り込んで来ようとする。――自分に、会いに来ようと、会って直接話をしようとして来るだろう。現にこの前詩乃が風邪で寝込んだ時も、和人が来てくれたが、事前に詩乃がひどい目に遭っていて、それを心配したというのが理由だった。

 

 今、間違いなく和人はこれ以上ないくらいに、心配してくれている。詩乃の事が心配だから、和人は直接様子を見に来るだろう。自分から、ここに、やってくる……。

 

 そしてその時、もし自分が命を絶っていて、遺体を放置していようものならば、それを最初に見るのは和人だ。ただでさえ自分を大切に思ってくれていて、心配して電話もかけてくれている和人が、自分の遺体なんてものを見た時、どうなるのかなんて簡単に想像が付く。――恐らく、その時和人を蝕む毒は一気にその勢いを増して和人の全身を包み込み、和人の精神を死に導くだろう。

 

 いずれにせよ、和人は、死ぬのだ。

 

 

(……どうすれば、いいの)

 

 

 このままじゃ和人が会いに来る。

 このままじゃ、和人を自分に近付けてしまう。

 

 自分が死ねば和人も一緒に死ぬ。

 だけど、いずれにせよ和人の心は死ぬ。

 

 どうしたら、いいの。

 

 

「……!」

 

 

 そうだ。和人に心配をやめさせればいいのだ。

 

 和人が、自分を嫌いになれば、もう会いに来る事もなければ、近付く事さえやめるはず。和人との今の関係を、絶ってしまえば――。

 

 思い立った詩乃は、先程まで動き続けていたスマートフォンを手に取り、メールを起動する。そして、文章を打ち込もうと意気込んだが、その時にふと指を止めた。

 

 これから打ち込もうとする言葉を頭の中に浮かび上がらせるが、それはどれも聞くに堪えない、ひどいものばかり。絶対に和人に言うものか、何があっても言うものかと誓っていたような言葉達だ。それを今から、和人にぶつける。

 

 

 世界の誰よりも大好きで、生涯ずっと傍に居て、ずっと愛し続けていたかった、和人に、聞くに堪えないような言葉をぶつける。そう考えると、詩乃は胸の中が焼けるように痛くなった。出来る事ならば、そんな事はやめて、このままスマートフォンを置きたかった。

 

 だが、これをやらなければ、和人はここに来てしまう。直接話をしようと、やってきてしまって、その心を崩壊により近付けてしまう。それを防ぐためには、やはり和人に――。

 

 

「……和人……」

 

 

 気付けば、詩乃の指は動き、文字をモニターの中に打ち込んでいた。そして、両方の瞳から零れるものがあった。指が動いて、文字を打ち込むたびに、頭の中に和人との思い出が思い出されて、涙がぼろぼろと溢れ出てきて、視界を遮りそうになったが、詩乃はそれを拭う事もせずにただ、文字を打ち込み続ける。

 

 そして全ての言葉を入力し終えたところで、詩乃は一旦動きを止める。これを送信すれば、もう和人との関係は終わる。もう和人に抱き締めてもらう事も、温もりをもらう事も、一緒にデートする事も、遊ぶ事も、出来なくなる。そう思う度に、和人と過ごした日々の場景が頭の中いっぱいに広がってきて、涙がとめどなく溢れ出てくる。

 

 だけど、こうしなければ、和人は死ぬのだ。だからもう、止まる事など、許されない。

 

 

「……さようなら、和人」

 

 

 詩乃は深く溜息を吸うと、送信ボタンを押した。

 

 

 

『あんたにはもう、うんざりよ。

 ろくでもない事ばっかりして、私の事を傷付けて。

 もうあんたとは会いたくない。

 もう顔を合わせる事だって嫌だ。

 目を見る事だって嫌、声だって聞きたくない。

 

 あんたとの関係は今日で終わらせる事にする。

 もう別れて。マンションにだって会いに来ないで。

 学校で会っても話しかけないで。

 

 あんたの周りには女の子がいっぱいいるんだから、一人くらいいなくなったって、困らないでしょうが。

 ユイはあんたにあげるわ。せいぜい大事にしなさいね。

 あんたに会ったのは、間違いだったわ』

 

 

 そう書かれたメッセージが、和人のスマートフォンへと送信された。

 
























はい、新年早々こんなお話を投稿してしまって、すみません。

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