バカと論外とAAクラス   作:シュウナ・アカネ

10 / 41
こんにちは!シュウナ・アカネです!今回は、待望のオリキャラが出て来ます!それでは、どうぞ!


自分勝手はやめろ!

功助side

 

 

 

はあ〜。姫路は勉強したって言ってたけど、ここまで弱いとはな。

 

 

「おかえり!やっぱり功助は強いわね!」

 

 

沙也加が嬉しそうに俺を褒める。

 

 

「まあ観察処分者での分召喚獣を扱い慣れてるからな、あいつはあまりにも弱すぎた」

 

 

この言葉どうり、あいつは本当に弱かった。あんな馬鹿でかい剣振り回しても、動きが単純になるのはわかるだろ。

 

 

「相変わらず、嫌いな奴には容赦しないわね」

 

 

「今の試合、圧倒的だったね」

 

 

そう俺に話しかけて来たのが、AAクラスの次席かつ副代表の琴無千鶴(ことなしちづる)と、数学オリンピックの優勝者の桂木翔真(かつらぎしょうま)だった。もちろんこいつらも代表戦に参加している。

 

 

「まあな、表側の学年次席って言ったから結構期待してたんだが、お前らでも勝てる弱さだった、本当拍子抜けだぜ」

 

 

そして、今日一番のため息をついた。

 

 

雄二side

 

 

 

「姫路!お前には選択科目を使うなと言っただろ!なんで俺の言うことを無視して」

 

 

「坂本君には関係ありません!これは私とあのAAクラスの代表との問題です!」

 

 

こいつ、ちゃんと俺の言ってる意味が分かってるのか?

 

 

「俺が言いたいのはそこじゃない!俺が言いたいのは、約束を破ったこととそんな身勝手な理由でなんで仲間に迷惑をかけたんだってことだ!どのみち、お前も絶対勝てないって分かってただろ!なんで分かってるのに選択科目を使ったんだよ!」

 

 

「そ、それは」

 

 

「何れにせよ、今回の件は見逃すわけにはいかない、それ相当の罰があることを覚悟しておけ」

 

 

「そ、そうです!あれは」

 

 

「言い訳は聞かないぞ、もう下がってろ」

 

 

「うっ、はい」

 

 

俺は怒りを抑えられなかった。自分勝手な理由で仲間を巻き添えにした姫路に対して。

 

 

 

千鶴side

 

 

 

「さて、次はあたしね」

 

 

「お前なら勝てる、千鶴」

 

 

功助が優しく声をかけてくれる。いつもいつも無駄に元気をもらう。まあそこらへんはありがたいとして、

 

 

「相手は誰かしら?」

 

 

「わしじゃ、よろしく頼むぞい」

 

 

ん?え?女子が男子の服着てるの?なんかすっごく可愛いんだけど。

 

 

「え、えーと、あなた女子?」

 

 

「な⁉︎違うのじゃ!わしは男子じゃ!」

 

 

「へ、へー」

 

 

本当に冗談のようにしか見えないような体と顔。可愛い。

 

 

「科目はなににしますか?」

 

 

「「ランダムでお願いします!(いたす!)」」

 

 

「それでは”古典”、始めてください」

 

 

古典ね。あたしの得意教科だわ!

 

 

「「サモン!」」

 

 

琴無千鶴 814点

 

 

今回はなかなか調子が良かったのよね!えぇーっと、向こうは、⁉︎

 

 

木下秀吉 928点

 

 

「な、なんですって⁉︎」

 

 

「わしをなめてもらっては困るのう!」

 

 

くっ!でも、操作能力で負けるわけにはいかない!

 

 

25分後

 

 

「ハア、ハア。」

 

 

「フゥ、フゥ。」

 

 

琴無千鶴 39点

 

 

木下秀吉 38点

 

 

木下君は思った以上に粘るわね。なら、

 

 

「これで終わりよ、木下君」

 

 

「わしも”居合切り”で倒すのじゃ」

 

 

静かな空気が大気を冷やす。

 

 

「「はああああ!」」

 

 

ドスッ!

 

 

二人の召喚獣がお互いを斬った。結果は、

 

 

「勝者!Fクラス、木下秀吉!」

 

 

そ、そんなバカな。あたしの頭の中ではそんな言葉しか浮かばなかった。

 

 

「お主、なかなか強かったのじゃ、また手合わせ願いたいものじゃ」

 

 

「フッ、いつでもいいわよ」

 

 

あたしと木下君は、友情の握手をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




書き終わりました〜!次回はとうとう、数学の天才・桂木翔真と、数学得意をやたら推してくるポニーテールとの対決です!ではまた!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。