功助side
か、霞、お前。
「霞、お前、ん!」
チュッ
まさかの2度キス。霞、なんで。
「功助、今みんながいないから言うね、私は功助のことが、好きなの、中学の時から」
あまり公にしなかったが、俺と霞は中学校で出会った。喧嘩ばっかしてたけどな。霞、お前って奴は。
「だから私と、付き合ってください」
霞からの急な告白、流石に俺も驚いた。そんな雰囲気出してなかったから。
ドクッ ドクッ
俺の鼓動が高鳴ってくる。霞の性格には難があるが、友達思いで良いやつだ。俺はそういう意味でも、いや、自分の本当の気持ちも、
「俺も好きだ、霞」
「え?」
ああ、もう。2度も言わせるなよ、恥ずかしいじゃんか。
「だから!俺もお前のことが好きだって言ったんだよ!」ギュッ
霞を優しく抱擁する。霞の体温がどんどん熱くなって来る、しかも学園祭の準備で体を動きやすくしてるため、シャツの胸元を少し開けている。
(な⁉︎くっ!耐えろ!俺の理性耐えろ!)
何がともあれ俺と霞は付き合うことにした。俺の決断は正解だったのかもしれない。
明久side
ただいま、中華喫茶の準備中。僕はここである問題を雄二に投げかける。
「そういえば雄二、机と椅子はどうするの?」
「決まってるだろ?生徒会室からパチる」
いや、なに普通にやっちゃいけないことを平然と言うわけ?
「ダメに決まってるだろ雄二、鉄人にでも見つかったら」
「安心しろ、俺に考えがある」
20分後
「待あて〜!吉井〜!坂本〜!」
結局、鉄人に見つかった。あの鉄人に捕まったら終わりだ。
「雄二〜!考えがあるとかいいながら見つかってるじゃないか!結局机一つすら回収できなかったじゃん!」
「これも想定内だ!AAクラスの教室まで逃げ切るぞ!」
「そんなこと言ったって、鉄人がどんどんスピード上げて来てるよ〜!」
鉄人め、トライアスロンで体をバカ鍛えやがったな。流石、”筋肉バカ”の異名は健在だ。走ってるうちに、AAクラスの教室が見えてきた。
「明久!俺たちが教室に入り次第扉の鍵を閉めろ!」
「うん!」
ガラッ!僕達はAAクラスの教室に入った。
ガシャン!
どうやら、鉄人に捕まることもなくAAクラスの教室に間に合ったようだ。
「功助君!ちょっとかくまって、え?」
「功助!少しだけ、あ」
見てしまった。功助君と代表戦に出てた女の子が抱き合ってた部分を見てしまった。しかも女の子はシャツの胸元を開けている。
・・・・・
「功助君、エッチの手前だったの?だったらごめん」
「そうだな、邪魔してすまないな、功助」
やはり一番誤解を生むのは、胸元だ。
功助side
まさかこんなところを見られるとは思っていなかった!なんたる不覚!やっぱり霞の胸元が誤解を生んだか!
「ま、まってくれ!これはち、違うんだ!その、お前らは色々誤解している!」
俺はこうなった以上誤解を解くしかない。
「これはあの、保健体育の実習であって」汗汗
って自分で自分の首を締めるようなこと言ってんじゃねーよ俺!余計怪しくなったわ!
「ああ、やっぱりそうだよね、付き合ってるもんね、二人」
「これぐらいのことはカップルだし当たり前か」
ああああ!ダメだこれ!修復不可能!
「功助、その、一応お互い付き合ったし、いいよ」
霞〜!お前までもが明久たちに乗っちゃった〜⁉︎
「と、とりあえず落ち着こうか、んで、お前らは何の用だ?」
「あ、ああ、そうだった、机をFクラスに分けて欲しいんだ」
「そんなことか、だったら半分持って行っていいぞ、その代わり、鉄人には見つかるなよ、お前らを匿ったっつってめんどくさくなるのもごめんだからな」
「ありがとう!功助君!」
「あと功助”君”はやめてくれ、功助でいい」
「じゃあな功助!霞と仲良くな!」
「だから誤解しないで〜!」
本当にこいつらは、馬鹿で面白い。最高だぜ。
更新遅れてすいません!ケータイのことで遅れました!では、また!