明久side
今の時間は午後6時30分の放課後、学園祭まであと3日。なんとかAAクラスから半分の机と椅子を用意したが、教室の周りに付ける装飾がまだだ。
「雄二、教室の周りに何か飾りでもつける?」
「そうだな、この状態はあまりにも殺風景だからな、なんかしら装飾を施してもいいと思うぞ」
「じゃあ僕は飾りの買い出し行って来る!」
「ああ、頼んだぞ」
僕は近くのスーパーに買い出しに行った。
沙也加side
私は今、千鶴ちゃん、翔真君、陽一郎君とスーパーで買い物をしている。私と千鶴ちゃんは、メイド喫茶で使う食べ物や道具、翔真君と陽一郎君にはメイド喫茶で着る服装を買うよう頼んでいる(100%まともなものは買いそうにない)。
「沙也加〜、聞きたいことがあるんだけど」
「うん?どうしたの?」
「明久君とデート行った?」
「い、いや、まだだけど」
私がそう言ったらハァッと深いため息をついた。
「早くデートに行きなよ、明日の放課後でも」
「え?でも学園祭の準備が」
「あたし達のことは大丈夫よ、あなたも明久君と別れたくないでしよ?」
「まあ、そうだけど」
こんな話をしていたら、前から、
「あれ?沙也加ちゃんと琴無さんじゃないか、ここで何やってるの?」
ビックゥゥゥ!
体が反発的に動いた。
「え⁉︎あ、明久君⁉︎なんでここに⁉︎」
(沙也加、おどおどしすぎ)
千鶴ちゃんの心の声が私の耳に響いた。おどおどしすぎっていわれても、
「僕は教室の飾り付けの買い出しだよ、沙也加ちゃん達は?」
「わ、私たちは食べ物の材料とそれを作る道具の買い物に来たの」
「ああ、そうだったんだ!出来れば一緒に買い物してくれない?僕飾りとか苦手だから」
「え⁉︎いいの⁉︎」
(沙也加!チャンスなのになんで明久君が言うべきセリフを自分が言うわけ⁉︎)
またもや千鶴ちゃんの心の声が聞こえて来る。どんどん自分が恥ずかしくなって来る。
「いや、あの、デートも兼ねてと思って、ダメかな?沙也加ちゃん」
デ、デートも兼ねて⁉︎
「い、一緒に買い物しよう!ね!ね!」
(沙也加、興奮しすぎ、ていうかさっきから後ろの視線が気になるわね)
私と明久君は気づかなかったけど、この時背後から二人がこちらをガン見していたらしい。まあ大体予想はつくけど。
翔真・陽一郎side
「陽一郎、どんな服にする?」
「そうだなあ、出来れば露出の多いものがないかなあ」
流石、ムッツリーニと並ぶ変態度を持つ男。つい昨日、ムッツリ商会に会員登録したらしい。
「翔真、ムッツリーニ曰く”露出が一番ではない、エロさが一番だ”らしい」
いや、ムッツリーニ。名言っぽくその言葉を語っても気持ち悪いぞ。俺は露出があってこそエロさが生まれると思うのだが。
「あ、そうだ陽一郎、代表にも着させるか?」
「な⁉︎待て待て!それはダメだ!」
お?陽一郎よ、お前は流石に男子には目覚めない奴だったのか?
「瀬良に着させると俺が目覚めた上に覚醒しそうだああ!」
ああ、ダメだこれ。こいつ本当は男子でも女子でもいけるパターンか。
「んで、メイド服はどんなのにする?」
「そうだなあ、お!これいいんじゃねえか⁉︎」
「ん?おお、こ、これは、でかしたぞ!陽一郎!」
俺たちはそのメイド服を着てる沙也加、千鶴、霞、そして瀬良を想像して、下半身が覚醒してしまった。
すいません、最後が本当に下ネタの塊になってしまって。(汗)次回も準備の続きです!その後に学園祭の開催にしたいと思います!では、また!