功助side
明日から試験召喚大会が始まる。今日のうちに死ぬほど勉強しなければ。
「明久〜!早く帰るぞ〜!」
「うん、少し待って!」
今夜は、明久、雄二、秀吉、康太、沙也加、霞、千鶴、翔真、陽一郎の計9人で勉強会を開くらしい。誰の家でやるかは知らんが。あ、勿論島田と姫路は呼ばない。明久に出来るだけ被害が及ばないようにしないとな。
「ごめん!待った?」
靴箱から明久が走ってきた。
「今日は誰の家で勉強をするんだ?」
「え?功助の家に決まってるじゃないか」
・・・・・・は?
「な、なんで俺ンチ?俺ンチ来たって何もねーぞ?しかも狭いし」
「大丈夫だって!皆入りきるって!」
まあ勉強に支障が出ないならいいが・・・
1時間半後・・・
「明久・・・ひとつ聞いていいか?」
「ん?何?」
俺の目に広がっていたのは、俺の家に来るとわかっていた奴+木下優子、工藤愛子、久保利光、霧島翔子がいた。
「なんでこんなたくさん人がいるんだよ!」
俺が文句を吐くと、雄二が答えた。
「それは俺も分かる、って何か翔子がベタベタ引っ付いて来るんだ!誰か外してくれ!」
雄二、嫌だ。翔子と楽しめ。
「ほら、勉強だったらさっさと始めるぞ!分かんないとこあったらテキトーに聞け!」
明久side
結構功助の部屋って、綺麗だなぁ。僕はゲームの館だからな。
「あの、功助」
沙也加が僕に語りかけてくる。
「ん?どうしたの?」
「その、ここの問題がわからないんだけど」
「どの問題?」
見た感じは歴史のようだ。
『第二次世界大戦中のドイツの管轄下で、世界で最も恐いと言われた秘密警察の名を答えよ』
ドイツの秘密警察、最も恐い、ああ、あれか。
「ここは“ゲシュタポ”だね」
「え?本当に?」
沙也加、僕を信じきれないみたいだね。なら、
「功助に聞いてみれば早いよ」
「そうだね。功助〜!この問題の答え何?」
功助が「ああ?何て?」と答える。
「どう?功助」
「秘密警察、ドイツ、ああ、“ゲシュタポ”だな」
ほら、沙也加。僕の言った通りだろ?
「ご、ごめん明久。その、信じられなくて」
「いやいやいいよいいよ、気にしないで」
いやしかし、隣の雄二は・・・
ドガガガガガガッ!
超問題解いてる、書くスピードが半端じゃない。
「ゆ、雄二。何そのスピード」
「何だ?悪いか?」
こっちを見てニッと笑う。
「おし!明久!雄二!みんな!そろそろ9時半だ!帰るんだ!」
「「「へーい」」」
そして今日はおわった。明日は、僕たちと、姫路さんの運命を賭けた試験召喚大会だ。
次の日・・・
文月学園の朝、綺麗な快晴だ。
「功助!おはよう!」
「ああ、ちゃんと復習したか?」
「もっちろん!ていうか、今日はもう倒れないでね」
「あ、ああ」
この後、店も着々とお客さんが来て、そろそろ僕と沙也加の試験召喚大会一回戦が始まる。
「沙也加、準備はいい?」
「うん!いいよ!」
「よし!行こう!」
そして、僕らの試験召喚大会が始まった。
功助side
試験召喚大会の様子が、AAクラスのモニターに映し出されている。俺たちは明久たちの後の試合か。まあどうせ明久たちの勝ちは目に見えてるがな。
「霞、調子はどうだ?」
「いい感じよ、あなたは?言っとくけど、足を引っ張ったらキスは無しよ?」
「いや、それは別件だろ。とにかく、俺たちは竹原のいいなりにはならない。あの危険な腕輪は俺たちが優勝して回収しないと」
その時、モニターから歓声が上がった。
『勝者!青コーナー、吉井明久!蓮見沙也加!』
ふっ、やっぱりな。
「吉井君って強いわね」
「ああ、俺と同じ観察処分者だからな。戦う時が楽しみだ。さて!行くぞ、霞!」
「ええ!行きましょう!」
俺たちも、戦場に出向いた。
ちょっとガサツになってしまいましたなー。申し訳ございません(−_−;)。さて、次回は大体準決勝の場所まで行くと思います!では、また!