功助side
「ふぅ、やっと終わったか」
目の前に広がっていた光景は、FFF団の亡骸(生きてます)が転がっていた。まあやったのは俺なんだけど。
「全部カウンターで捌いただけなんだけどなあ。まさか昔ぐれてた時の喧嘩がここで蘇るとは」
ムンギュ!
「があああ!痛ってぇぇぇ!」
足を踏まれた。マジ痛い。
「あんた、なんでそんなに喧嘩っ早いの?AAクラスなんだからもうちょっとしっかりしなさいよ!」
そこには同じクラスの女が立っていた。いわゆる、怪力ババアだ。
「あらあらこれはこれは、マウンテンゴリラの岩崎霞(いわさきかすみ)さんじゃないか痛い痛い痛い頭グリグリしないで!」グリグリッ!
「あんたはいちいち一言多いのよ、反省しなさい」
「いきなり手を出したお前が反省するべきだと思うけどな」
こいつも沙也加と同じショート髪で可愛いのだが、性格がマウンテンゴリラで、考え方もマウンテンゴリラで、力もマウンテンゴリラという奇妙な人間である。因みに、胸は普通。
「さあ、早く教室に行くわよ」
「いや、俺よるとこあるから先行ってて」
そう言って俺はFクラスの教室に向かった。
明久side
今さっき沙也加ちゃんと別々の教室に向かって、自分も教室に入る。入ったら、早々面倒なことになった。
「吉井!あんた蓮見になにしたのよ!」
いやそれ島田さんに関係ないじゃん!
「ちゃんと正直に答えたら喉笛を裂くという刑だけで終わらせてあげますから」
いや、もうそれ処刑だから。それやった時点でこの世界から消えるから僕。もう突っ込む気も失せた。
「・・・・・」
「なんかしら言いなさいよ吉井!」
「早く言ってください」
しつこい、本当しつこい。ここまでだるいと思った女子は初めてだ。沙也加ちゃんの胸に飛び込みたい。
「何もしてないよ、ただ喋りながら来ただけだよ」
「なんですって!死刑よ!」
「はい、そのようですね」
もうわざわざキレるのに疲れた。まあどうせ何もしないでしょ。と思ったその時、
ブュゥゥイィィィィ!
⁉︎この音は!
「吉井!あんたの体を真っ二つにしてあげる!」
チ、チェーンソー⁉︎バカじゃないのこの人たち!これ使ったら確実に死ぬよ僕!
「おい‼︎」
誰かが怒声をあげた。この声は雄二だった。
「雄二⁉︎」
「島田、姫路、ふざけるなよ」
「何よ坂本!あんたからかっさばいて欲しいの⁉︎」
「私たちは何もしていません、全ては吉井君が悪いんです」
はあ?僕いつそんな悪いことした?あの二人最近頭病んでるの?
ガラッ!
いきなり教室のドアが開いたので見たら、功助君がいた。
「よう、明久!」
「功助君!何しに来たの?」
何処かが痛そうな顔をしている。なにがあったんだろう?
「いや雄二に話があってな、ちょっといいか?」
「あ?ああ構わんが」
功助君と雄二は何かを話しに廊下に行った。
「明久、ちょっといいかのう?」
秀吉が声をかけてくれた。なんだろう?
「どうしたの?秀吉?」
「いや、お主が最近色々ひどいことをされておるからのう。・・・いらん気遣いであったか?」キューン❤︎
う、上目遣い⁉︎あの女子が使うと言われる高等技術⁉︎いや!僕はそれでも沙也加ちゃんを獲る!
「ありがとう秀吉。おかげで気持ちが落ち着くよ」
「その言葉聞いて安心したぞい!」
やっぱり島田さんと姫路さんとは比べ物にならない。友の温かみを受けるのであった。
終わりました〜!次の話から試験召喚戦争に入りたいと思います!それでは、また!