メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界   作:KR410

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2年が過ぎ、おそらく18歳になった かなた少年。
性格は相変わらずだが、身長も5センチほど伸び、体格も大分しっかりしたものになっていた。

彼は今、スージーの整備をしている。

 ガタン☆ ゴゴゴゴゴゴゴ!

かなた 「おっとととと!」

ドックの床が突然動き出した。


第1話  エンディングのその後で・・・、みんなやっぱり旅が好き❤

かなたが「フィリファリーテ」のコントロールルームに入ってきた。

 

かなた 「アルー、動かすときは声かけてよね、整備中だったんだよ!」

アルは、頭を抱えて、親指でクイクイっと、女性陣を指差していた。

 

メギ 「かなた! 仕事よ❤❤❤」

姫子 「かなた! 今度の仕事も楽しそうだ♪」

嬉しそうに、メインシートに座る姫子さんと、躁舵席に座るメギを見て、アルの表情の意味を理解した。

 

かなた 「・・・・・、で今回は何するんですか?」

 

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アル 「戦艦のドックがみつかったんだと、その施設の探索と脅威の排除だそうだ」

かなた 「今度は戦艦のドック!!! 何なの、この辺りの施設は」

アル 「・・・・・、なんなんだろうな? 有名どころのカンパニーもやたらと集まってやがるし」

 

そこは、かつての人類の自動兵器工廠だった。

大破壊を生き延びた、この地下工場郡は、しかし、ノアとの戦争のさなか、制御システムをノアに奪われ沈黙してしまっていた。

 

1時間ほどで依頼の場所に到着した。

 

ドックの入り口と思われる場所は、多くのくるまとハンター達で賑わっている。

その一団の片隅に、彼もいた。

 

黒のスーツにサングラス、ポケットには手を入れず、姿勢よく立ち尽くす細身の体型。

かなた 「あーっ!!! アドラァー♪」

かなたは、大声で彼の名を呼び手を振った。

 

アドラは、かなたに気づくと、スタスタと早足で歩いてきた。

アドラ 「や~、少年♪ また会ったね」

アドラ 「俺は、これでも調査員なんだからね、あんまり大声で名前を呼ばないように!」

 かなた 「ごめんなさい、そうでしたね・・・・・」

アドラ 「アハハハハハッ、 ゴメンゴメン、別に叱ったわけじゃないよ」

アドラ 「ところで少年、こんなところで何してるの?」

アドラは相変わらず、軽い感じだった。

 

 かなた 「俺ね、俺もね、今、カンパニーに所属してるんだよ♪」

アドラ 「へーっ、そうなんだ・・・・・」

アドラの顔が少し固くなった。

 

アル 「かなた、知り合いか?」

 かなた 「あの、えーっと、こちらアドラさん、カンパニーのちょう・・・、カンパニーのアドラさん!」

アドラ 「アドラと申しまーす♪ 「シードN」ってゆうカンパニーで調査員をしてます、よろしく」

 かなた 「・・・・・(自分で言っちゃった)」

 かなた 「で、この人は アル、 俺の所属する「フィリファリーテ」のボスだよ♪」

アル 「よろしく。 シードN? 聞かないカンパニーですね」

アドラ 「少数精鋭の小さな組織ですから。 あっ、俺は精鋭じゃないですよ! ナハハハハッ」

アル 「ハハハッ、かなたの知り合いに、こんな面白い奴がいるとはね♪」

アドラ 「フィリファリーテ? フィリファリーテ! あー!!! あの、馬鹿げた無謀な戦闘で近頃有名な特攻機関車チーム、フリフリですかー!!!」

アル 「・・・・・、そんな通り名がついてるんだね」

アドラ 「少年、悪い事は言わない、すぐにこの場を去るんだ!」

アドラ 「なんちゃってね、アハハハハハッ♪」

アル 「ハハハ・・・・・」

アドラは屈託の無い笑い声を上げていた。

その横でアルは苦笑い。

アドラ 「じゃーね少年。 俺、仕事に戻るよ♪」

アドラはそう言って、いつものように一直線に歩き始めた。

 かなた 「はい、それじゃーまた♪」

 

アドラ 「・・・・・、少年、・・・・・、何かあったらすぐ逃げるんだよ、こんな場所ではね」

 

アドラは、少しまじめなトーンで、振り向かずにそう言って歩き去った。

 

アル 「ハハハッ、面白いヤツだな♪」

 かなた 「うん、でもいい人でしょ♪」

アル 「んっ? 姫子さん、どうした?」

後ろに姫子とメギが立っていた。

 

姫子 「・・・・・・・・・・気のせいかな」

姫子 「何か、何となくなんだけど、あいつからね嫌な感じがした」

姫子は、少し恐い顔で、彼を見送っていた。

 

 かなた 「そんなわけ無いですよ、気のせいですって」

姫子 「だといいけどね」

アル 「・・・・・」

 

メギ 「そんなことより、早くドックに向かいましょうよ♪」

 

フリフリの一行は、揃ってドックに向かって歩き始めた。

 




   あとがき

MM世界の人は、みんなやっぱり旅が好き。

改造装甲列車 「フィリファリーテ」
装備についてはおいおいに、
まだ何も考えてません。

とりあえず、レールが無くても自走可能な戦車です。
最高速度、35km/砂漠 
フロントダブルエンジン、パワートレインは直接駆動方式。

中央部フロント寄りにコントロールルーム(管制室)

その後ろに、多目的ルーム。
リビング兼、事務所兼、寝室です。
そんなに広いスペースではないですが、夜は全員ここで雑魚寝です。
男女一緒がどうとか、道徳的に・・・・・、
実際あるでしょうが・・・、ですが、ですけどね、
アイアンギャング時代の3人は毎日キャンプを張って寝る、装甲車の荷室で寝る、戦車のシートで仮眠が当たり前。
かなたも同じで、テントかスージーの荷台です。
いつでも、自由に横になれるスペースがある!
戦場でも嵐の砂漠でも。
これって、彼らにとっては、そうとう快適なんじゃないかなーと♪

最後尾が、格納庫兼貨物室で駐車スペースはここにあります。

全長 22m(うち貨物室が8m)
全幅 8m
重量 100トン弱
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