メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界   作:KR410

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本格的な調査を始めた、本業は修理屋「ニコラオート」のニコラ。

本日は、遥か異国で出張修理♪

寒さ も でかさ も何のその!


第27話  ランチタイム

最初はあきれていた二人だったが、見たことも無い設計の駆動系や関節、

武装は全て外されているが、仕組みのわからない動力装置が残っていてメ「奇人メカニック ニコラ組み」はやる気になっている。

 

メギ 「この、動力装置は降ろせないの?」

ニコライ 「駄目だ、メインフレームに直接取り付いてるだろ、無理やり剥がせばバランスを失って転倒だ」

メギ 「それじゃー、あっちの補助エンジンから?」

ニコライ 「いや、まずは、上にあるものから降ろしていくぞ、内部に空間を作ってそれから作業開始だ」

メギ 「そっか! 夜だけじゃー、いくらなんでも効率が悪すぎるってわけだね」

ニコライ 「そうゆうこと」

 

この巨大ロボ、もとい、二脚戦車は外部操作によって動いていたか? 自律制御で動いていたのか?

 

メンテナンスハッチは、いたるところにあるのだが、人の乗り込むスペースは、どこにも見当たらない。

せめて、コックピットがあれば、修理して再起動、移動するぐらいは出来たかもしれないが、こうなっては解体する以外に方法が無かった。

 

メギ 「それにしても、どんなバカがこんなイカレタものを作ったんだろう?」

ニコライ 「40mの超合金ロボだからな~、重量がどれだけになるのか? 検討もつかねー!!!」

メギ 「これだけの技術があるんだから、まともに戦車を作れば、超絶無敵戦車が出来ただろうにね」

ニコライ 「まったくだ・・・・・」

 

メカニックの師弟は、しばらくロボを見上げて、呆れかえった。

才能に技術、労力に資材、資金と時間を惜しみなく無駄遣いしなければ、このロボは ここに立っていないはずである。

何と言うか・・・・・、アホほどかっ飛んだ、ホームランより飛距離のある超特大ファールのような、とてもおしい、とてももったいない、そしてとてもせつない気分だった。

 

 メギ 「・・・・・」

 ニコライ 「・・・・・」

 

そのロボ、もとい、二脚戦車は全体としてはイカレているが、そのイカレタ機械を動かすための細工は、奇人ニコラをも唸らせるものがあった。

超重量を支える関節をスムーズに動かすための過重軽減装置、強靭なメインフレームとサブフレームをかねた応力分散型外殻、たいしたオバーテクノロジーを使わない整備性に優れたダンパーユニットに油圧動力系統とサーボシステム。

コンピューターと一部制御装置以外は、どれも、常識の範囲でまとめられていた。

だが、どう見ても、戦闘に耐えうる代物ではない。

 

メギ 「たぶん、作ったはいいけど、何にも使い道が無くって、ここに飾るしかなかったんでしょうね・・・・・」

ニコライ 「いや、そうでもなさそうだ、あちこち修理の跡がある」

メギ 「これで、戦闘してたってゆうの!」

ニコライ 「さあなー? そこまではわからねーけどよ」

メギ 「どうせ、自分で歩いて自分でこけたんでしょ!」

ニコライ 「ハハハハハ、かもしれねーな♪」

 

 そこに、かなたと神主さんが差し入れを持ってやってきた。

 

 かなた 「二人とも、そろそろ昼飯にしない?」

ニコライ 「もう、そんな時間か? メギ、昼食にするか」

メギ 「そうしましょうか♪」

 

昼食は、かなた手製のサンドイッチっぽい何か。

かなたは、料理の腕はなかなかのものだった。

彼は、以外に違いのわかる味覚の持ち主である。

 

メギ 「いっただきまーす  ハムハム♪」

メギ 「んんん~~~!!!」

メギ 「!? おいしい~♪」

 

 かなた 「でしょー♪ ここの市場で仕入れてきたんだよ、見たことの無い食材なんかもあってね、面白かった!」

ニコライ 「町に行ってきたのか?」

 かなた 「そう。 姫子さんたちは、まだ情報収集で戻ってないけど」

ニコライ 「ふーん、そうか」

 

メギ 「かなたって、料理だけはセンスがあるよね~♪」

 かなた 「料理だけ? だけって言った!」

メギ 「そう、料理だけ!」

 かなた 「だけ!? それは、あんまりだよ~!」

メギ 「アハハハハ~♪ だけ!」

ニコライ 「ハハハ♪ 心配すんなよ、センスが無くてもよ、努力すれば一流にはなれるもんだぞ」

 かなた 「そうだよねー♪」

メギ 「超一流は無理だけどね♪」

 

 かなた 「なんだよ、メギの意地悪・・・・・、いっそ、料理人になろうかなー」

そう言って、ちょっぴりすねた 才能ゼロの主人公。

 

メギ 「少年、落ち込んでちゃ、一流も無理だぞ!」

メギは、姫子の声色を真似してみた。

 

 かなた 「・・・・・」

 かなた 「プクククク♪」

 かなた 「アハハハハッ♪ 似てる似てる♪」

メギ 「姫子さんなら、そんな感じでしょ♪」

 

キャッキャ、キャッキャ言ってはしゃぐ若者を見ているおっさん二人。

とても、気分が和む。

 

神主 「若者は笑顔が似合いますね」

ニコライ 「そうですね、こいつらには、いつまでも笑っててもらいたいもんですよ」

神主 「ホホホ、仕事だけの関係ではないようですね」

ニコライ 「まあ、家族みたいなもんです」

神主 「それは、賑やかで結構で」

ニコライ 「ハハハハハ」

 

細目で面長、狐面の神主さんの嘘っぽい笑顔は、彼の顔の印象からだった。

彼は、口にする言葉どおりの善人、とゆうより、善行を宿命付けられた職業によって作られた人格者と言った感じだった。

 

ニコライ 「ところで依頼主さん、戦神様はいつからああやって立ってるんです?」

神主 「20年ぐらいでしょうか? 私が子供ころにはまだ動いていた記憶がありますから」

ニコライ 「なんですって!!! あれが動いてるのを見たんですか!!!!!」

神主 「ええ、少しだけですが、運転したこともありますよ」

 

ニコライ 「なんだってーーー!!!!!」」




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   海賊 ガレリア お尋ね者の日常
第5話 手配書

ガレリアの補給が、信頼のできるトレーダーを通じてそれなりに滞りなく進んでいた。

そして、その馴染みのトレーダーがもたらした凶報が波乱を呼んだ!

 「ダカダカダカダカ! ガチャン☆」
ノック無しに扉が勢いよく開いた!

艦橋要員A 「大変でーす!!!」

レイト 「どしたの、慌てて?」
艦橋要員A 「て、て、て、て、て、て、て、て」
ラス 「落ち着きなさい、いったいどうしたの!」
艦橋要員A 「て、て、手配書がまわったそうでーす!!!」
ティク 「大変じゃないですかー!!!」

ラス 「・・・・・・・・・・」

レイト 「ふーん、それで?」
ラス 「手配書がまわったんですよ、あたし達、追われる身になったんですよー!!!」
ティク 「そうですよ、ハンターたちが俺たちを狩に来るかもしれないんですよー!!!」

レイト 「別に俺たちは何にも変わってねーだろ? 今までの冒険だって危険は付き物だったじゃねーか」
レイト 「変に卑屈になったりするんじゃねーぞ! 「ガレリア」の旗を掲げて俺達の戦いを続けていけば、他人の土俵に乗ることなんかねーってよ♪」

ラス 「リーダー! 何が言いたいのかよくわからないけど・・・・・」
ラス 「カッコイイです❤」

ティク 「だけど、レイトさんが一番に命を狙われるって事なんですよ!」
艦橋要員 「それが・・・・・」

艦橋要員は、主要な手配書を並べていった。

 無敵の巨大軍艦
ガレリア軍艦 ブロント 討伐報酬 500000G

レイト 「50万か、意外と大した事ねーな」

 世界の破滅を望む冒険者
海賊勇者 レイト 討伐報酬 100000G

レイト 「まあ、こんなもんだろ!」

 勇者の右腕にして無敵軍艦の副艦長
ガレリア軍艦副長 ラス 討伐報酬 100000G

ラス 「なんで!!! あたしがリーダーと同額ですって!?」

そして、もう一枚

極悪な表情のモンタージュ、討伐報酬は15万。

決して表に現れる事は無い!
裏から全てを操る破壊王!!!
   無敵軍艦艦長 黒幕のティク!!!!!

レイト 「ちょ、ちょっとー!!! 何で俺よりてっくんの方が高けーんだよー!!!!!」
レイトは、あっさり他人の土俵に乗っかった。

ラス 「・・・・・・・・・」

たいち 「やったね♪ さすがマスターだ❤」
たいちくんが、嬉しそうにてっくんの方を振り向くと、マスターは衝撃のあまり立ったまま気絶していた」

たいち 「いやぁぁぁぁぁ!!! しっかりしてぇぇぇぇぇぇ!!! 」
たいち 「てっくーーーーーんんんんんんん!!!!!」
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