メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界 作:KR410
特徴の無さが特徴のような、だがしかし、とてもバランスが良く、信頼性の高い高性能メインコンピューターだ。
高い情報処理、分析、判断能力。
車載用にコンパクト、軽量化されたシステム。
そして、やや不足気味ではあるが、それでも十分な耐久性と防御力。
実戦でストレス無く使える、このCユニットを愛用するハンターは多い。
そんな優秀な彼は、今、とてもご機嫌斜めで、ヒステリックに怒鳴りちらかしている。
IFF(敵味方識別)には「敵性あり」では無く「敵」の表示。
彼の機嫌を損ねているのは何か?
それは、通常型の車体より延長されグラマーな形状の100m近いシャーシに、若干丸みを帯びた3階建ての砲塔群とその他の可動式武装ポッド。
巨大な2列単式の転輪が、何もかも踏み潰しながら迫り来る鋼鉄の勇姿。
今では、記憶する者もいない物語の、「裏切り者」の名を秘めたその戦車。
この3番目の大地では、常識など通用しない。
彼ら(Cユニット)でさえも。
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彼 = Cユニットのウォズニアク
彼女 = サースデー
IFF = 敵味方識別装置
バトー 「だからね、アレは『バトー6号』、僕が作った戦車なんだって」
ウォズニアク 「コーション コーション コーション コーション」
アル 「あんなもの、作れるわけがない、 嘘だろ、どこかで発掘したとか、鹵獲したんだろ」
バトーは「フリフリ」の事務所に招待されていた。
「ウォズニアク」の IFF では「ダロス」はしっかり「敵」。
「ダロス」を置いて、サンダルで駆けてくる「バトー」も「敵性あり」だった。
(自爆する子供に遭遇して以来、いや、お神輿の戦車のせいだろうか、彼も調子が悪かった・・・・・)
「フリフリ」には、サースデイも同席してる。
彼女が、バトーを敵地に、一人で送り出すはずが無い。
当然、彼女も「敵性あり」。
彼 「コーション コーション コーション コーション」
バトー 「完全なオリジナルだよ、だから、危険は無いって言ってるじゃないか」
姫子 「・・・・・」
バトー博士の IFF では、この場の全員が「フレンド❤」
だが、かなたと姫子は、念のために武装している。
集まったメンツはアレだが・・・・・、
「フィリファリーテ」の事務所は今、休戦か! 会戦か!のきわどい交渉会場なのだった。
そんなわけで、護衛の姫子、サースデーは、戦争も辞さずの臨戦態勢でピリピリ。
バトー 「形こそ『ダイダロス』に似てるけどもね」
アル 「さっき、アレを『ダイダロス』って言ってなかったか?」
バトー 「そうだね」
アル 「だから、アレは『ダイダロス』なんだろ!」
バトー 「そうだよ」
何度目かの堂々巡り。
姫子 「あぁぁぁぁぁぁ!!!」
姫子 「じれったい! アル! チェンジ!!!」
アル 「・・・・・」
姫子 「サースデイ君、結局、アレはなんなのよ!!!」
バトー 「・・・・・」
グレーで危うい立場の非合法組織のドン(両親分)。
当然、共に凄腕だが、取引き(交渉)には向かないようだ。
彼女 「説明してもいいですが2つ条件があります」
姫子 「条件? どんな?」
彼女 「一つ目は」
姫子 「なによ?」
彼女 「アノ クソボロCユニットヲ ダマラセテクダサイ(怒)」
彼 「コーション コーション コーション コーション (怒)」
かなたが、彼の口を塞いだ。
彼 「コーション コーション コー・・・ ムグムググ」
姫子 「それで、二つ目は?」
彼女 「二つ目は」
彼女 「ブソウ(人)ノ カイジョヲ ヨウキュウシマス」
姫子 「それは出来ないよ、あんたらのことが信用できないうちはね!」
アル 「姫子!」
彼女 「博士への脅威を排除するのがサースデーの存在価値ですから」
バトー 「サースデー・・・・・」
彼女 「博士、弾薬庫は、あのあたりですね」
バトー 「だろうねー」
バトーにそれを確認すると、伸縮式のアームを少し伸ばして、とても人間らしい嬉しそうな声で宣言した。
彼女 「自爆しちゃうぞ❤」
かなた 「・・・・・」
姫子 「自爆したら、博士も死んじゃうじゃん」
存在価値がなんたら言っていたサースデー。
彼女 「それがぁぁぁ、どぉぉぉしたんじゃぁぁぁいぃぃぃぃぃ!!!」
バトー 「イカーン!!!」
バトー 「みんなぁぁぁぁぁ、 サースデーのゆうとおりにするんだぁぁぁぁぁぁ!!!」
姫子 「何でよ!」
バトー 「魔神モードだぁぁぁぁぁ、 サースデーが暴走しそうなんだぁぁぁぁぁぁ!!!」
かなた 「・・・・・」
姫子 「魔神モード?」
バトー 「サースデー、サースデー、僕はほら、無事だからね、落ち着きなさい」
バトー 「みんなトモダチだからね、ほらほら!」
そう言って、アルと肩を組む博士。
アルも、何だか、雰囲気を察して作り笑顔♪
アル 「ほら! 姫子! かなたも!!!」
かなた 「・・・・・」
姫子 「・・・・・」
姫子 「しょうがないねー」
鈍感な かなたですら、それをしなければヤバイと感じていた。
4人がぎこちない笑顔で肩を組んだ。
彼女 「・・・・・」
彼女 「・・・・・」
彼女 「わかりました、あらためて武装の解除を要求します」
アル 「姫子!」
姫子 「しょうがない、わかったよ」
姫子 「かなた、素直に従お」
かなた 「いいの?」
姫子 「し・ん・ら・い・♪」
かなた 「してるけど・・・・・」
かなたも、魔神ロボを前に武装を解除。
姫子 「条件は飲んだ、今度はそっちの番だよ」
姫子 「アレは、結局何なの?」
彼女 「オフィスの資料をベースにバトー博士が新設計した『バトー戦車』です」
アル 「な、な、なんだって!? 今、なんつった!!!」
姫子 「オフィスの資料って、どうゆうことよ!」
彼女 「ある盗賊団が大量の情報を持ちこんで『アレ』の設計を依頼してきました」
バトー 「あー、あのトモダチ達は、今どこに・・・・・?」
あとがき
話が進みません、何となくまとまらなくて・・・・・
バトー博士とサースデイ、考えるほどに謎なところが出てくる。
そもそも、何なの?このジジイ。
人類の敵なのか?味方だろうか?
物語の中では、当然のように語られないし♪