メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界 作:KR410
大きく輝く「満月」を背にする彼に。
バトー 「ヒッヒッヒーだ♪♪♪」
姫子・叫 「『ひっひっひー』じゃー、ないでしょーがー!!!」
警報 「ワァァァァァァァンンン!!!」
サースデー 「全武装、スタンバイ」」
バトー 「それじゃー、行ってみよー♪」
アル 「わあー、待った待った、ちょっと待てってー!!!」
サースデー 「コード『アカイオオカミ』137実戦テスト、記録を開始しました」
サースデー 「補助動力作動良好、目標まで4500、ミラーコートミサイル全弾発射」
バトー 「おおっとー! こいつは、レーザーゴーゴン(迎撃装置3号)でも迎撃できないぞー♪」
姫子 「発射した? ホントに発射したぁぁぁぁぁ!!!」
「ポンポンポン!ポポポポン!ポポポポポン!!!」
可動式武装ポッドの一つから、無秩序に連続してミサイルが射出された。
軽快な音をたて、無造作に放出されていくミサイル。
そして、次々にブースター点火、 瞬く間に、満月の中に消えて行った。
かなた 「ミ、ミサイルがあんなに、まさかぁぁぁぁぁ!!!
かなた 「お金持ちだったのか・・・・・?」
「バシュゥゥゥゥン!!! シュゥゥゥゥゥン シュゥゥゥゥゥン シュゥゥゥゥゥンンン」
メギ 「ミサイルだー!」
ニコライ 「スリー、起きてるんだろうな?」
スリー 「うー・・・・・、ねむいー・・・・・」
メギ 「スリー! 今、寝たら許さないからね!!!」
ニコライ 「射撃はお前に任せた、とりあえず迎撃だ!」
スリー 「わかった、まかされた」
スリー 「中距離迎撃する、二人とも、サポートしてくれよ」
メギ 「眠いと、暴走しないのね」
ニコライ 「パトリ弾装填、迎撃したらすぐに移動だ」
主砲 「ドォォォォン!!!」
----------
満月の夜空に、12の大輪・花火が咲き乱れた。
比喩じゃなくって、本当に♪
「パパパーン☆ ドォォォン☆ パラパラ☆ ドドォォォン☆ パラパラパラ☆」
サースデー 「全弾、迎撃されました」
姫子 「わあー、綺麗だねー・・・・・」
姫子 「何? ・・・・・、アレ?」
リッチ兵器(SE)の中でも超リッチ兵器♪ 成功者の証♪ 連装ミサイル(手作り)12発が全て迎撃された。
バトー 「ほー、主砲で! 凄いねー♪」
サースデー 「バトー博士、彼を見失いました」
バトー 「ヒッヒッヒ♪ 面白い、次は何を仕掛けてくるかなーだ♪」
「タイシャー」までは、あと3km。
バトー戦車は回避行動をとらず、猛烈な勢いで、ただただ一直線に前進していた。
バトー 「ヒーッヒッヒー♪」
----------
メギ 「ニコラ、どうするの、高速弾で連射してみる?」
ニコライ 「2、3発 通ったからって止まる相手じゃねーな、アレは」
スリー 「おおっ? なんか、見覚えのあるスージーが見えたような・・・・・」
メギ 「じゃー、どうするの?」
ニコライ 「厳しいな、補給なしだからなー・・・・・」
スリー 「オイラは、接近戦、苦手だぞ!」
ニコライ 「メギ、迎撃された砲弾の距離、 敵からの距離は?」
メギ 「えーっとね、だいたい100m前後」
ニコライ 「よーし! 榴弾装填。 信管200でセット、爆裂弾とナパーム弾、30mmにも、ありったけだ」
スリー 「接近戦やる気じゃねーか!」
----------
その夜、「タイシャー」の街は、前日の「鳥」の空襲で厳戒態勢だった。
人々は、あの12連の花火を目撃した。
積雪の平原、整った三角山、満月輝く夜空に、咲き誇る た~まや~♪♪♪
そして、猛烈な勢いで迫り来る「ダイダロス」
麓の避難所には、手を合わせて拝む人々。
街人A 「戦神様ー!!! 戦神様が戦ってらっしゃるぞー♪♪♪」
街人B 「なんだってー!!!」
街人C 「ありがたいことじゃ、ナンマンダブ ナンマンダブ」
ハンターA 「今度は『ダイダロス』だと!」
ハンターB 「年末だってのに、大きなプレゼントが続きやがる・・・・・」
ハンターC 「空を飛んでなきゃ、こっちのモンさ、出るぞー!!!」
----------
巨大で凶悪な、迎撃装置を備えるモンスター。
弾薬は残り少ない。
「ダイダロス」は、回避行動もとらずに、一直線に突っ込んで来る。
未知の神輿たちの性能は不明、あまり、あてにしないほうが良さそうだ。
迫り来る脅威に、メギ達は大きなプレッシャーと緊張感に包まれて・・・・・、いなかった。
いつもの通り。
スリー 「さあ問題です、攻撃できるのはあと2回、敵は100m近い化け物戦車、勝ち目はあるでしょうか?」
メギ 「うるさーい! 接近戦ったら接近戦なの!!!」
スリー 「オイラは、チマチマとか、コツコツとか、苦手なんだー!!!」
メギ 「ダダこねてると、超接近戦でもガンガン使える、使えるだけのドリル積んじゃうわよ!!!」
スリー 「ドリル❤ ドリルって良いよね❤ それは、どんなドリルなの❤」
メギ 「なんで、食いつくのよー!!! このヘンタイがー!!!」
スリー 「だから、オイラはヘンタイじゃねーってんだー!!!」
ニコライ 「・・・・・」
ニコライ 「おまえ、ドリル嫌いじゃなかったか」
スリー 「いやー、ゴローの、、、『ゴローさん』の、アレがメモリーに焼きついててね❤」
ニコライ 「惚れちゃったんだ」
スリー 「惚れちゃった❤」
ニコライ 「ふーん」
スリー 「えへへー❤」
メギ 「そんな場合じゃなーーーい!!!」
スリー 「なーなー♪ どんなドリル積むのよ❤」