メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界   作:KR410

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バトーは、期待に胸を躍らせていた。

大きく輝く「満月」を背にする彼に。


第39話  本物の漢達とドリル

バトー 「ヒッヒッヒーだ♪♪♪」

姫子・叫 「『ひっひっひー』じゃー、ないでしょーがー!!!」

 

警報 「ワァァァァァァァンンン!!!」

 

サースデー 「全武装、スタンバイ」」

バトー 「それじゃー、行ってみよー♪」

アル 「わあー、待った待った、ちょっと待てってー!!!」

サースデー 「コード『アカイオオカミ』137実戦テスト、記録を開始しました」

サースデー 「補助動力作動良好、目標まで4500、ミラーコートミサイル全弾発射」

バトー 「おおっとー! こいつは、レーザーゴーゴン(迎撃装置3号)でも迎撃できないぞー♪」

姫子 「発射した? ホントに発射したぁぁぁぁぁ!!!」

 

 「ポンポンポン!ポポポポン!ポポポポポン!!!」

 

可動式武装ポッドの一つから、無秩序に連続してミサイルが射出された。

軽快な音をたて、無造作に放出されていくミサイル。

そして、次々にブースター点火、 瞬く間に、満月の中に消えて行った。

 

かなた 「ミ、ミサイルがあんなに、まさかぁぁぁぁぁ!!!

かなた 「お金持ちだったのか・・・・・?」

 

 「バシュゥゥゥゥン!!! シュゥゥゥゥゥン シュゥゥゥゥゥン シュゥゥゥゥゥンンン」

 

 メギ 「ミサイルだー!」

ニコライ 「スリー、起きてるんだろうな?」

スリー 「うー・・・・・、ねむいー・・・・・」

 メギ 「スリー! 今、寝たら許さないからね!!!」

ニコライ 「射撃はお前に任せた、とりあえず迎撃だ!」

スリー 「わかった、まかされた」

スリー 「中距離迎撃する、二人とも、サポートしてくれよ」

 メギ 「眠いと、暴走しないのね」

ニコライ 「パトリ弾装填、迎撃したらすぐに移動だ」

 

主砲 「ドォォォォン!!!」

 

----------

 

満月の夜空に、12の大輪・花火が咲き乱れた。

比喩じゃなくって、本当に♪

 

 「パパパーン☆ ドォォォン☆ パラパラ☆ ドドォォォン☆ パラパラパラ☆」

 

サースデー 「全弾、迎撃されました」

 

姫子 「わあー、綺麗だねー・・・・・」

姫子 「何? ・・・・・、アレ?」

 

リッチ兵器(SE)の中でも超リッチ兵器♪ 成功者の証♪ 連装ミサイル(手作り)12発が全て迎撃された。

 

バトー 「ほー、主砲で! 凄いねー♪」

サースデー 「バトー博士、彼を見失いました」

バトー 「ヒッヒッヒ♪ 面白い、次は何を仕掛けてくるかなーだ♪」

 

「タイシャー」までは、あと3km。

バトー戦車は回避行動をとらず、猛烈な勢いで、ただただ一直線に前進していた。

 

バトー 「ヒーッヒッヒー♪」

 

----------

 

 メギ 「ニコラ、どうするの、高速弾で連射してみる?」

ニコライ 「2、3発 通ったからって止まる相手じゃねーな、アレは」

スリー 「おおっ? なんか、見覚えのあるスージーが見えたような・・・・・」

 メギ 「じゃー、どうするの?」

ニコライ 「厳しいな、補給なしだからなー・・・・・」

スリー 「オイラは、接近戦、苦手だぞ!」

ニコライ 「メギ、迎撃された砲弾の距離、 敵からの距離は?」

 メギ 「えーっとね、だいたい100m前後」

ニコライ 「よーし! 榴弾装填。 信管200でセット、爆裂弾とナパーム弾、30mmにも、ありったけだ」

スリー 「接近戦やる気じゃねーか!」

 

----------

 

その夜、「タイシャー」の街は、前日の「鳥」の空襲で厳戒態勢だった。

人々は、あの12連の花火を目撃した。

積雪の平原、整った三角山、満月輝く夜空に、咲き誇る た~まや~♪♪♪

そして、猛烈な勢いで迫り来る「ダイダロス」

麓の避難所には、手を合わせて拝む人々。

 

街人A 「戦神様ー!!! 戦神様が戦ってらっしゃるぞー♪♪♪」

街人B 「なんだってー!!!」

街人C 「ありがたいことじゃ、ナンマンダブ ナンマンダブ」

 

ハンターA 「今度は『ダイダロス』だと!」

ハンターB 「年末だってのに、大きなプレゼントが続きやがる・・・・・」

ハンターC 「空を飛んでなきゃ、こっちのモンさ、出るぞー!!!」

 

----------

 

巨大で凶悪な、迎撃装置を備えるモンスター。

弾薬は残り少ない。

「ダイダロス」は、回避行動もとらずに、一直線に突っ込んで来る。

未知の神輿たちの性能は不明、あまり、あてにしないほうが良さそうだ。

迫り来る脅威に、メギ達は大きなプレッシャーと緊張感に包まれて・・・・・、いなかった。

 

いつもの通り。

 

スリー 「さあ問題です、攻撃できるのはあと2回、敵は100m近い化け物戦車、勝ち目はあるでしょうか?」

 メギ 「うるさーい! 接近戦ったら接近戦なの!!!」

スリー 「オイラは、チマチマとか、コツコツとか、苦手なんだー!!!」

 メギ 「ダダこねてると、超接近戦でもガンガン使える、使えるだけのドリル積んじゃうわよ!!!」

スリー 「ドリル❤ ドリルって良いよね❤ それは、どんなドリルなの❤」

 メギ 「なんで、食いつくのよー!!! このヘンタイがー!!!」

スリー 「だから、オイラはヘンタイじゃねーってんだー!!!」

 

ニコライ 「・・・・・」

 

ニコライ 「おまえ、ドリル嫌いじゃなかったか」

スリー 「いやー、ゴローの、、、『ゴローさん』の、アレがメモリーに焼きついててね❤」

ニコライ 「惚れちゃったんだ」

スリー 「惚れちゃった❤」

ニコライ 「ふーん」

スリー 「えへへー❤」

 メギ 「そんな場合じゃなーーーい!!!」

 

スリー 「なーなー♪ どんなドリル積むのよ❤」

 

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