メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界 作:KR410
見知らぬ場所で仲間が行方不明になった!
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まあ、行き先の検討はついているのだが。
大切な仲間を探すリーダーの足は、だがしかし重いのだった。
アル・困 「はぁ~あ・・・・・、 嫌な予感がするな~、あいつ、トラブル大好きだもんな~」
メギ 「それじゃー、ここはアンダーグラウンドな難民キャンプ?」
ミヤコ 「うーん、そうなんだけど、そうではないの」
メギ 「そうですよね、これだけの設備だもの、ただの難民キャンプには見えない」
ミヤコ先生は今、少年少女に、この国の歴史を講義中。
だが、なぜだか、メギの納得のいく回答が得られないでいた。
メギ 「だったら、ここは何なんですか」
ミヤコ 「うーん・・・・・」
かなた 「どうしたの、ミヤコさん?」
ミヤコ 「うーん、どうしよう」
メギ 「もー、またですかー!」
ミヤコ 「うーん・・・・・」
ミヤコ先生は、さっきから核心部分をはぐらかしていた。
ちょっと難しい表情を浮かべて。
ミヤコ 「・・・・・・・・・・」
ミヤコ 「メギさん達は、通りすがりにここを見つけたんだよね」
かなた 「えっ!」
メギ 「それがどうかしたんですか?」
かなた 「・・・・・」
メギは、「自称」嘘つきではない、「自称」嘘はつかない! と言っている。
本人曰く、多少オーバーな表現やぎりぎりの解釈をすることはあるそうですが。
まっとうな、ごくまっとうなトレーダーの常識の範囲で、だそうな・・・・・
平然と、正直者気取りのメギの言葉を、横で聞くかなたの方がシドロモドロ。
ミヤコ 「メギさんとかなた君は、ハンターなんだよね」
かなた 「は、はい!」
ミヤコ 「ここは、一般の地図には載ってないし、オフィスの地図では立ち入り禁止区域になってるはずなの」
かなた 「えっ? ええっ!」
メギ 「・・・・・」
ミヤコ 「普通に探してもね、ここはそう簡単に見つからないはずなのよ」
かなた 「それって・・・・・」
かなた君に、色々と嫌な予感が走る。
恐る恐る、相棒の少女の方を見ると。
とても涼しい顔をしたメギがいる。
ミヤコ 「あなた達、どうやってここを見つけたのよ」
ミヤコさんの暖かい感じの笑顔は無くなっていた。
ミヤコ 「オフィスのスパイ・・・・・・・・・・、じゃないよね、ほんとに何も知らないみたいだし」
かなた 「み、ミヤコさん?」
ミヤコ 「非合法バウンティーハンター?・・・・・にしては、まぬけだし」
メギ 「まぬけって・・・・・」
ミヤコ 「ここにはいろんな珍しいものがあるからね、盗賊の類かとも思ったんだけど」
メギ 「あたし、泥棒じゃないですから」
かなた 「・・・・・」
ミヤコ 「みたいね」
ミヤコ 「あなた達は、いったい何者なの?」
メギ 「!?」
メギ 「まさか! 「フィリファリーテ」をドック入りさせた本当の理由って・・・・・」
ミヤコ 「そこは安心していいよ、イェーガー様はお人よしだし、クロフォードさんはわりと義理難い人だから」
かなた 「え? え? どうゆうこと?」
メギ 「つまりね、この監視のお姉さんが、あたし達の素性に納得がいかない限り、「フリフリ」を返さないって」
かなた 「ええっ??? えええ~!!! 何でそうなるの~???」
ミヤコ 「表現には身も蓋もないけれど♪ まあ、間違いじゃないかな」
辺りは、人気(ひとけ)もまばらな工場街。
拉致、謀殺、etc、こっそり悪いことをするにはもってこいのシチュエーションだ!
かなたは、状況を整理しながらアワアワしている。
メギは、自分の見て歩いた街並みから地図をイメージして逃走経路を確認している。
ミヤコ 「その顔は何かたくらんでるね! ふふふ♪ メギさん、ほんとにうちに就職しない?」
かなた 「メギさん、何かたくらんでるの???」
メギ 「何言ってるの! バカ!!!」
ミヤコさんは敵なのか?
この街は?
戦車「フリフリ」は?
姫子さん達は大丈夫だろうか?
不確定な要素が多すぎて、行動を即断できないメギだった。
相棒のナイト君は、完全に戦力外だし・・・・・
「おおぉぉぉぉぉーーーーーいいいーーー! ミーヤーコーさぁぁぁぁぁぁんんん!!!」
かなた 「あら? アルだ? なんで?」
メギ 「 ! 」
メギ 「フッフッフ~♪ ミヤコさん、アルは名の通った首ハンターなんだよ~♪」
ミヤコ 「へー、そうなの。 だけど、あたし達が本気になれば、首ハンター一人ぐらい物の数じゃないわよ」
メギ 「かも知れない♪ だけど、相棒とコンビならどうかな~、「タンクバスター」の姫子さんが一緒なら!」
ミヤコ 「タンクバスター・・・・・、あのお姉様、タンクバスターだったの・・・・・」
「タンクバスター」
それは、ソルジャーの異名の中でも最大の敬意とそれを上回る畏怖を併せ持つ。
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まあ、ようはあだ名なので、正確に能力を形容しているかは疑わしいけどね。
だが、その名は、掛け金を釣り上げるには十分な価値を持っているのも事実。
アル 「姫子のやつが、迷子になっちまってねー! 探すの手伝ってくれないかーーー!!!」
メギ 「・・・・・・・・・・」
ミヤコ 「・・・・・・・・・・だって」
かなた 「大変だー、姫子さんが迷子だってー!」
メギ 「うるさい! 聞こえてるわよ、もー、ホントバカ!!!」