メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界   作:KR410

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自由業に憧れる王様、「イェーガー」王、55歳。
学者系政治家の彼の夢は、世界1週的な旅である。

彼曰く、王様は国家に仕える立場なので自由業では無い! らしい。
まあ実際、明日をも知れぬ世界の王の日常は、並みの公務員(オフィス職員)より遥かに忙しい。
そこで彼は、その夢を息子に託している。

絶望の満ちる世界、夢を託された少年。
そんな世界に、夢を託す父親。
今、親子の絆が試される時!!!

  コソコソ

王 「どうだ、イエガー?」
王子 「僕なら通り抜けられそう、ロッククラッカーを貸して」
王 「よしきた! いつもの倍だぞ、気をつけろ!」
王子 「わかってるって、じゃーね、行って来る」
王 「よし、行ってこい! 我が息子よ!!!」


善と悪の壁 第9話  ニャン!ブラック

さて、困ったことになった。

 

カンパニー「フリフリ」は、敵中孤立?

そして、メンバーの一人が行方不明?

さらにさらに、4人のうち、3人は全く状況を理解していない・・・・・

 

孤軍奮闘、メギちゃんもバカ兄弟の役立たずっぷりに打つ手なし!

 

アル 「あのさ、この近くに「時空研」ってあるだろ?」

ミヤコ 「あそこに近づいてはいけませんよ!」

かなた 「ジクウ・ケン?」

 

アル 「・・・・・」

 

アル 「俺も、なんとなく嫌な予感はするけどね、そこに向かってるらしいんだ、姫子が」

ミヤコ 「何ですって! マズイです、それ! 『タンクバスター』が『時空研』に向かってるんですか!!!」

アル 「あ、ああ・・・・・、タンクバスター? 姫子のことか? 懐かしいな」

ミヤコ 「それで! あの「お姉さま」の目的は何ですか!」

アル 「いや、だから迷子なんだって」

 

 

その頃、当の姫子姉さんは。

 

 

 

  ダンディー君 「ニャッオ~ン♪」

 

テレテッテテ~ テッテッテッテッテテ~♪♪♪

 

 

ダンディー君はルンバを破壊して上機嫌♪

嬉しげな雄たけびを上げて、大きく背伸び。

ルンバは、煙を上げて側溝にハマリ自走不能になっていた。

 

  ルンバ - シャーシ大破❤

 

姫子 「キミ、すっごいねー♪♪♪」

ダンディー君 「ナーーー♪」

 

ダンディー君は、姫子に一言挨拶すると、尻尾をピンと立ててトコトコ歩き始めた。

 

姫子 「ダンディーくーん♪ どこ行くのー?」

ダンディー君 「・・・・・」

 

 トコトコ

 

姫子 「ダンディーくーん、 あたしもついて行っていーい?」

ダンディー君 「・・・・・」

 

 トコトコ

 

ダンディー君は、そっけなくトコトコ去っていく。

 

姫子 「おーい、ダンディーくーん」

ダンディー君 「・・・・・」

 

 

  ダンディー君 「・・・・・・・・・・」

 

 

ダンディー君 「ナーーー!」

 

少し離れた所で、ダンディー君は足を止めずに姫子に振り向き、「付いてこないの?」と言ったような。

 

姫子 「やーーー♪ かわいいいいいいいいいいい❤❤❤」

 

嬉し楽しそうに、ダンディー君の後を追いかける姫子さん♪

実は、ネコに好かれる体質である。

ダンディー君もネコ道を通らずに、路地裏沿いに歩いている。

彼も、姫子さんが嫌いではない様子だ。

 

姫子はダンディー君に道案内され、研究所にやってきた。

 

  『 くろの時空研究所 』

 

小さいバラック小屋には、痛んだ看板が貼り付けてあった。

そのバラック小屋に、尻尾をピンと立てたネコが誇らしげに入って行く。

それを追って、軽くぶっ壊れ中の元タンクバスター姉さんも。

 

姫子 「こんちはー♪」

 

  ・・・・・

 

姫子 「誰もいませんかー? ってぇー!!! なんだぁぁぁー!!!」

ダンディー君 「ウナウニャ」

 

「気にするニャ」って言っている・・・・・、ような。

 

小さいボロ屋、中はびっしり機械で埋まっている。

そして、何か手書きの看板がぶら下がっていた。

 

  「転送装置 調査中 超キケン!!!」

 

姫子 「転送装置? 凄いな、この機械は!」

ダンディー君 「ナァァァ!!!」

 

姫子が機械に触ろうとすると、ダンディー君が「さわるニャ」と吼えた。

 

姫子 「アハハ、ごめんごめん」

 

そして、彼は奥の階段に消えていった。

それを追って、姫子さんも♪

 

階段を下ると、そこは地上とは別世界。

雑多だが、とても設備の整った研究所に、黒ずくめの人たちが動き回っている。

そして、姫子さんはぶっ壊れ中♪

そのフロアーからは、いや、階段からもやばい匂いがかなりしていた。

強烈なオイル臭と腐ったような匂いが鼻に付き、焦げ臭い匂いが目にしみる。

そして、なにか、血のような匂いが血液を沸騰させる。

 

ダンディー君 「ナー」

姫子 「えっ? ・・・・・」

 

ダンディー君は「ただいまー」と、その中で唯一白衣の女性に近づいて行く。

 

姫子 「・・・・・」

 

冷や汗が噴出し、全身の毛が逆立つ!

冷静になった頭の中では、あの曲がとうとうコールされていた!

 

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