メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界   作:KR410

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この「お尋ね者の街」にオフィスは無い。
無いったら無い。
ほんとーに無い。
それは、何を意味しているのだろう?

簡易チェアーで仮眠中の白衣の彼女。
意外と若い。
黒ずくめの男達は、もちろんアンドロイド。
しかし、街を守るダンディー君にはなつかれている。


善と悪の壁 第10話  プラスチックメカニック

ミヤコ 「わかりました、私が探してきますから、あなた達はここを動かないで!」

 

彼女は、あわててどこかへ走り出す。

 

アル 「まってくれ、俺も行くぞ!」

 

アルも、追いかけて行ってしまった。

 

かなた 「ちょ、ちょ、ちょっとー、ミヤコさーん!」

メギ 「かなた! チャンスだね、行くよ!」

かなた 「行く? 行くって何処に?」

メギ 「決まってるでしょ! あたし達の家を取り返さなくちゃ!」

かなた 「そ、それって城を攻めるってことじゃあ・・・・・」

メギ 「ほら、ミヤコさんが研究所に気をとられてる今しかチャンスは無いよ」

かなた 「でも、でも、、、どうしてそうなるのさ? いったい何がどうなってるんだよー!!!」

メギ 「今は、何も考えないであたしに従いなさい、守ってくれるんでしょ♪」

 

かなた 「・・・・・、うん」

 

 

メギとかなたの「戦車奪還作戦」が開始された。

   作戦① イェーガー邸の玄関までダッシュ

 

かなた 「それで具体的にどうするのさ?」

メギ 「任せておきなさいって」

 

メギには何か考えがあるようだ!

いざとなったら頼りになるメギちゃんは!

玄関の前にたどり着くと、神妙な顔つきで人差し指を突きたてた!!!

 

  「ピンポーーーン♪」

 

かなた 「わあああ、メギさん、何やってんのーーー!!!」

 

おおよその状況を説明してもらったかなたは、メギの大胆な行動にビックリ!ドッキリ!

 

  イェーガー邸 「・・・・・」

 

  「ピンポーーーン♪」

メギ 「ごめんくださーーーい」

 

かなた 「だから、何してるのさー! メギさーん!」

 

  イェーガー邸 「・・・・・」

 

  「ピンポン ピンポン ピンポン ピンポン!」

かなた 「メギさーーーん!!!」

 

  イェーガー邸 「・・・・・」

 

しかし、イェーガー城は静まり返っていた。

 

 

   作戦② 潜入! イェーガー城

 

上から眺めていると、見慣れた戦車が走っていく。

かなた 「ねえ、メギさん」

 

メギ 「ちょっとー、誰かいないのーーー!!!」

  「ピンポーン ピンポーン ピンポーン」

 

かなた 「ねえ、メギさんってば!」

メギ 「大丈夫だって、ミヤコさんも言ってたでしょ、クロフォードの言葉に裏は無いのよ、たぶん」

 

  「ピンポン ピンポン ピンポン ピンポン!」

 

かなた 「それはどうかなー? ほら、アレ」

 

イェーガー城から元気よく飛び出した見慣れた戦車が、要塞のふもとを走っている。

 

かなた 「フリフリが走って行く・・・・・」

メギ 「なんでーーー!!!」

 

 

   作戦③ チェイサー(追跡車両)調達

 

メギ 「あたし達のフリフリが走ってる、それにここのこの静けさ!」

メギ 「まさか、これってー!!!」

 

メギとかなたはイェーガー邸(城)の玄関(門)を爆破して、要塞内部を走っていた。

 

かなた 「まさか、どうしたの?」

メギ 「あたしの予想が当たってたら、最悪の事態だよ!」

かなた 「城門を爆破して城に侵入したよりもなの??? あー、何やってんだ、オレ・・・・・」

メギ 「そんな、些細な事の比じゃないわよ、最悪ったら最悪だよ」

 

走り回る二人は、格納庫入り口のような場所を見つけた。

車両用通路に車両用エレベーター。

そして、大型シャッターが据え付けてある。

 

そしていつものように! 担いだカバン(メカニックキット)から、プラスチック爆薬を、山盛りに取り出したメギちゃん。

もちろん、その爆薬は、メギ特性ブレンド!

 

かなた 「・・・・・・・・・・」

 

メギ 「かなた、離れてなさいよ!」

かなた 「 (ああ、この光景に慣れていく自分が怖い・・・・・) 」

 

 

   ちゅどーーーーーん!!!!!

 

 

大型のシャッターが、見事に吹き飛んだ!

かなた 「・・・・・・・・・・」

 

メギ 「ケホケホ、 ちょっと多かった」

かなた 「・・・・・・・・・・」

 

メギ 「さてと、手頃なのを探してね! 急いで追うわよ!」

かなた 「・・・・・」

メギ 「なるべく足の速いのね!」

かなた 「・・・・・了解」

 

理由はどうあれ、どう見ても強盗を働いてる。

フリフリも盗まれたと決まったわけではないし・・・・・

なんて、悠長な事を考えてる かなた とは対照的に、この世界の住人らしい「人生 絶対主人公主義」のメギちゃんだった。

ただ、やり過ぎ感は否めない・・・・・

 

「人生 マドの酒場主義」の主人公、かなた少年は、仕方なく「くるま」探しを開始する・・・・・

 

・・・・・

 

だけど、それは、「くるま」探し❤❤❤

 

かなた 「うわぁぁあぁぁあぁああぁぁぁぁ!!!  せんしゃだぁあぁぁあぁぁぁぁぁ♪  戦車がいっぱいだぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁ❤」

 

しかもそこは、パパのパンツコレクションのガレージだった!(王様所有の戦車コレクション)

「比較的まともな戦車」が個室に1両づつ保管してある。

状態もいい♪

ハンターには、たまらない場所だった❤

そして、良さそうな あるくるま が、かなたの目に留まる。

 

かなた 「メギさーん、これどうかな~♪」

 

  メギ 「・・・・・」

 

かなた 「メギさーん! メギさん?」

 

   ファァァァァァァァァァァァァァァンンン!!!

   キュイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンンンンン!!!

 

キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ

 

   シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンンン

 

ガレージの中を1台の戦車が移動していた。

それは、限りなくギリギリな、「まともな戦車!」だった。

 

   ガチャン☆

天井のターレットが勢いよく開く!

そして、笑顔の少女の首が、ピョコンと飛び出した!

 

メギ 「すっごいのみつけちゃったー❤❤❤」

かなた 「なんなの・・・・・、それ・・・・・」

 

メギ 「とりあえず乗って、試運転・・・・・、じゃ無かった、「フリフリ」取り返さなくっちゃ♪」

 

メギさんは、なんだか楽しそうだ♪

 

 

 

   豆知識 戦車は盗まれる方が悪い!(バカ王子談)

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