メタルマックス 終わりの始まりのその後が終わらなかった世界   作:KR410

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とても、のんびりとした悪の時空研究所。
最初の警報が鳴り響いてから30分ほど過ぎていた。
その最下層には、「ノア」の幽霊(ゴースト)。

ミラ 「ちょーっっっと!ひめこおぉぉぉぉぉー!!! なぁぁぁにやってんだぁぁぁぁぁーーーい!!!!!」

壁の穴からミラが入ってきた!
なんだか、とても怒っている。

  「・・・・・、悪魔の研究を継ぐものよ、ワタシは誰なのだろう・・・・・」
ミラ 「ノア様! すぐに修理をしますのでカプセルに戻って」

 「ワタシハ・・・・・ワタシでは、・・・、ないのだろうか・・・・・」

ミラ 「えっ・・・・・」
ミラ 「こぉらぁぁぁぁぁ!!! ひぃめぇこぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
姫子 「あっ! ダンディー君・・・・・、 ククク♪」

ダンディー君は涼しい顔でゆっくり空中散歩♪ 奥のほうに歩いていった。

ミラ 「おい!姫子!!! ノア様に、一体、なーにしたんだー!!!!!」

ノアも、ぶつぶつ言いながら、奥に消えていった。

  黒尽くめ 「姫子様は何もしておられません、博士」
ミラ 「っとと、なんだい! 急に話に割り込んでくんじゃないよ!」
黒尽くめ 「ノア様が、姫子様に襲い掛かられて、とっさにダンディーさんが反撃、そのような理由で起こったアクシデントでした」
ミラ 「・・・・・、そうなのかい?」
姫子 「ダンディー君は悪くないよ! ボールが急に飛び掛ってきたんだからね」
ミラ 「ダンディーに・・・・・、それじゃー、しかたがないか」
姫子 「だよね♪」
ミラ 「・・・・・・・・・・」
ミラ 「まてまて! そもそも、この部屋に何であんたらがいるの!!!」
黒尽くめ 「博士が眠っておられたので、私がご案内いたしました」
ミラ 「おまえが・・・・・、なんで?」
黒尽くめ 「お叱りはごもっとも! 今回は失敗しましたが、次こそは必ず♪」
ミラ 「・・・・・・・・・・」

黒尽くめの言葉に、少し微妙な表情を浮かべるミラ博士。

ミラ 「あー! わかったわかった! あたしはノア様の修理をしてくるから、これ以上ココで暴れんなよ! お前ら、上で待ってな」

ミラも空中を漂って、奥に消えていった。



  「猿を惑わす悪魔のネコよ、ワタシハイッタイ何者ダロウ?」

  「ナー?」




善と悪の壁 第16話  鋼鉄ガーディアン

王子 「パパー! 追いついてくるよー! この大型戦車じゃ逃げ切れない、反撃してもいい?」

王 「それはいかんぞ、息子よ! それよりもシートベルトを閉めろ! 戦車帽を被っておけ!!!」

王子 「パパ♪」

王 「ふっふっふっふ♪ 本気を出すぞーーー!!!」

王様は不敵な笑いとともにリミッターカット! 戦闘プログラムをオンにした。

 

 

 

   ぐわちぃぃぃぃぃぃんんん!!!!! ×2

 

かなた&メギ 「はうぅぅぅぅぅ~」

  問答無用の、ちょっと本気ゲンコツが炸裂!

アル 「盗みはだめだって、いーっつも言ってるだろ!」

メギ 「はうぅぅぅぅぅ」

かなた 「いってぇぇぇ~!」

 

 

 

   グオォォォォォォォォォォンンン!!!!!

 

王子 「うわぁぁぁぁ!!!」

王 「おおおおお!!! すっ、すごい! すっごいぞー!!!」

王子 「パ、パパー! 大丈夫なのーーー!!!」

  「ニコラプログラム」をオンにした、路地を疾走する「フィリファリーテ」。

  前後左右から激しい G が襲いかかる!

王 「さすがは現役車両!!! このサイズにしてこの機動力か!!!!!」

王子 「パパ♪ パパ♪ パパパンツが離れてく♪」

王 「ワハハハハ♪ まだまだ、私の腕も捨てたものではなかろう♪♪♪」

 

 

 

かなた 「いちちっ! アルのゆう通りだけど、緊急事態だったんだ!」

メギ 「はうぅぅぅぅぅ」

アル 「それは俺達とあのバカ王子との問題だろ、この戦車の持ち主には関係ない!」

かなた 「だ、だけどね~」

メギ 「はうぅぅぅぅぅ~、うぅぅぅぅぅ、 ば、バカ王子が乗ってるのね やっぱりそうなのね」

アル 「メギ! 話をそらすんじゃないの」

かなた 「だけどね、コイツはその「イエガー(王子)」のとこで見つけたんだよ!」

メギ 「当然、フリフリが盗まれる瞬間も目撃してるし!」

アル 「えっ・・・・・、 あ、ああ・・・・・、 そうか・・・・・」

  メギのじっとりとした視線が痛いアルだった。

アル 「・・・・・・・・・・」

 

盗んだ戦車で疾走するバカ王子は、親父に良くやったと褒められ。

盗まれた戦車を追うメギ&かなたには、兄のゲンコツ。

理不尽を正す神は、怪我と病気で面会謝絶。

 

かなたが操縦不能に陥っている間に、フリフリは猛然と加速して路地を抜けていった!

 

かなた 「だめだー! 追いつけない・・・・・」

メギ 「チッ!」

アル 「・・・・・・・・・・」

 

完全に「フリフリ」に振り切られた「フリフリ」。

だが、超ヘビー級の「フィリファリイーテ」の足跡はしっかりと、石の大地の上にも刻まれていた。

 

メギ 「しょうがない、足跡をたどって追うわよ!」

かなた 「それじゃあ、時間かかるけど、いいの?」

メギ 「ゲートは閉じてるだろうからね、そう簡単には外に出れない。 追いかける方が有利な状況に変わりはないよ、今のとこね」

かなた 「だけどさ・・・・・」

メギ 「そうね、わかってる。 なるべく急いで追いましょ」

アル 「だけど、どうした?」

メギ 「アル! 無駄口たたいてないで、キューポラに上がって直接偵察! はい、ヘッドセット!」

アル 「・・・・・、おお」

 

アルは、メギに命じられるままキューポラから半身を乗り出して監視を始めた。

別に嫌がらせではなく、・・・・・、若干それもあるけど、Cユニットの調子が悪い上に正規の起動キーで動かしてないので、火器管制系の制御がほぼできない。

モニターは映っているが、映像からの分析能力は「ゼロ」と言って良い。

 

アル 「・・・・・・・・・・」

 

アル・無線 「話も聞かずに殴って悪かった! ごめんな・・・・・」

かなた 「・・・・・♪」

メギ 「あー! 信頼無いんだ、あたし達!」

アル 「す、すまん・・・・・」

かなた 「・・・・・」

 

メギの日ごろの素行の悪さに「そう思われても仕方がないかも」と、そんな事がちょっぴりかなたの脳裏をよぎる。

 

メギ 「なーてね♪ なんとも思ってないって。 それよりも、ナビに集中してよ」

アル 「ごめんな、かなたも・・・・・」

かなた 「同じく♪ こっちはほぼ目が利かないからね、ナビよろしく♪」

アル 「まかせろ♪」

 

 

 

その日の夕刊 「マグラニカタイムズ (ゴシップ紙)」 に、こんな記事が載っていた。

一面ぶち抜きで!

 

 

 

  - テロなのか!!!  病院に激突した謎の大型戦車!!! -

本日昼ごろ、中央病院に謎の大型戦車が激突した。

事故処理に当たった軍の発表によると、謎の戦車は旅の途中で偶然この国に来訪した旅のエトランゼで、テロではなくあくまでも「事故」だそうである。

だが、偶然、この場所を発見できるものだろうか?

偶然、中央病院に突っ込むだろうか?

先日の例の一件も含めて、最近の軍報道には首を傾げざるを得ない。

幸い、死者は出てない模様だが、軍が何かを企んでいるとしたら、この事件は何かの引き金ではないだろうか。

この国にも、危険が迫っているのかも知れない、みたいな気がしている。

さあみなさん、トイレットペーパーは今のうちに買いだめておこう!

 

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-
   あとがき

ノアについて、かなり適当な設定を加えましたが、本当のオリジナルとはまったく関係がありませんので。
完全に、勝手な妄想ですから、念のために。

だいたい、ノアは神を名乗ってなかった記憶があるんです。
名乗ってなかったですよね、確か?

だけど、会話をすると、人間を含む不良生命を「悪魔」と呼ぶ。
自分か、自分を導く存在を「神」と暗示するような表現で。

で、わかりやすく、彼には神になってもらって。
だけど、あの尊大な彼が、彼以外を認めるだろうか?

それと、「美しい」存在 (これも勝手な妄想です) だけど。
コピーのベビーノアをやっぱり同じ形に再現してるのだから、自分の容姿を美しい、少なくとも合理的な形状として認識しているはずですよね。
まあ、もしかしたら、さらに深い意味があってあの形状をしているのかもしれませんが。

ボールの形状・・・・・

ま、 まさかぁーーー!!!
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