ダンジョン…そこは絶大な宝、最大の強敵が居る。
そんな事に憧れる人なんていくらでも居る、だけど…
俺だけは好きに成れなかった
神様=空想
幽霊=合成
怪物=馬鹿かお前はの
つまらない奴だった。
だけど…今確信している、神様も幽霊も怪物も、この世界では当たり前。
「パズル&ドラゴンズ」と言う世界だから…
事の始まりは突然すぎた、いきなり空から女の子が落ちてきたと思えば、俺を誘拐して今この状態だ。
縄で縛られ→目隠しをされ→気が付いたときには大洞窟と言う現状だ、何か今更だけど…
瀧賀)なんじゃこりゃぁぁぁぁ!
緑色の草が生えたスライムっぽいやつが居るし、少しミニサイズのナイトも居る。
瀧賀)ここは天外魔境か…
認めざるを得なかった。
瀧賀)ん…あそこに居るのは…小さい少女?!
助けなければ…だが、俺は弱い。
近所の犬より弱い、高校生にもかかわらず弱い、だが…
瀧賀)うぉぁぁぁぁ
ガシッ!と緑色の髪の少女をスライディングで確保。
後に退却したら、逆方向を進んでいたらしく、最後の階まで来てしまった。
赤いドラゴン)グガアァァ
瀧賀)…ティラノザウルスかよ…
なんと…赤いティラノザウルスが居た。
瀧賀)逃げないと…
ボォンと嫌な音がする。
瀧賀)え…
先程まであった大岩がない…多分炎でやられたんだろう、やつは炎のティラノザウルス、ふざけてる、こんなもん勝てるはずがない。
誰もいない…せめて、この少女だけでも…
???)呂布、天下無双の崩撃!
呂布)ウォォォォ!
ドゴォンと大きな音を立てて闇の一撃が発生する。
???)ふぅー…大丈夫?
瀧賀)え?この子は大丈夫だけど…
???)違うくて、アナタよアナタ!
瀧賀)ええと…助けてくださってありがとうございます、このとうり、元…気…
パタンと俺は倒れ、気を失った。
その後、目を覚ましたのは、ベッドの上だった、辺りを見渡すと…
緑髪の少女)すー…すー…
可愛い吐息を立てて寝ている、あの小さい少女だった。
???)どう?調子は?
瀧賀)あ…助けてくださってありがとうございます
トーコ)別に良いよ、気にしなくて、私トーコ、趣味は呂布に稽古をつけてもらうこと、あなたは?
瀧賀)た…瀧賀…光芽瀧賀です、よろしく…
トーコ)ウンウン、よろしい
緑髪の少女)ううん…あ、マスター、おはようございます
瀧賀)ま…マスター?
トーコ)彼女はドリアード、妖精の一種ね
ドリアード)マスター? どうしたんですか?
瀧賀)…何でラチられたんだ… この間の不良が宇宙人だったんだ…絶対そうだ…
今更だけど一人反省会&現実逃避。
トーコ)あのー、大丈夫?
ドリアード)マスター、本当にどうしたんですか?
瀧賀)…この世界の説明をしてくれ…
トーコ)どうしたの?急に…
瀧賀)おそらく…俺はこの世界にとっては異世界人だ…
トーコ)…はぁ…何を言い出すかと思えば…馬鹿なの?死ぬの?
瀧賀)帰らなきゃ…
???)それは無理だ
トーコ)あ、緑おでん、何の用?
オーディン)何度も言うが、俺はオーディンだ!
瀧賀)どうして無理だと言える
今のやり取りをスルーして聞いてみる。
オーディン)…お前が、アテナと力を合わせて奴を倒さなければいけないからだ
瀧賀)どうして…奴って誰だよ!?
ついでに戦うって…何か嫌な予感しかしない。
オーディン)…闇に染まったダークゼウス、混沌のサタンが、同時に攻めてきている…だからお前の世界の神もこの戦いに参加している。
瀧賀)意味が分からん
まさに魔法少女になるためのあの白い生物を連想させる。
オーディン)…つまり、うちの上司がお前の事を、間違えて拉致したんだ
瀧賀)…マジで…?
オーディン)…マジだ
瀧賀)…帰れる?
オーディン)…無理だ、完全に扉を閉じたからな
瀧賀)…嘘だ…嘘だっ!
オーディン)…軽くこの世界の説明をするぞ、この世界のルールは一つ、パズルをすることだ
瀧賀)…え?
オーディン)何度も言わせるな、パズルをすれば、モンスターは攻撃するし、回復もする、それがこの世界「パズル&ドラゴン」略称パズドラだ
瀧賀)…強制的に?
俺は問うと…
オーディン)生き延びたいならな、せいぜい気を付けろ、じゃあな
そう言ったオーディンは空を駆けていった
瀧賀)…
トーコ)…はぁ…厄介なことになっているね
ドリアード)マスター大丈夫?
瀧賀)…すぴー…すぴー…
トーコ)考えすぎて寝たか…ま、仕方ないか…私も寝よ
ドリアード)お休みなさい
トーコ)お休み…
そうして騒動の一日が過ぎた、だがこれは台風前の風…これ以上の騒動が始まるのだ…
コンテにゅーしますか?
〈はい・いいえ〉
多分最後まで見てくださった方、ありがとうございます、こんなシチュエーションが欲しいと言う事があったらコメント下さい…お願いします
それと多分次回は遅れます