東方記憶郷 ~Memory's Fantasista~   作:Dr.クロ

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みなさん、お待たせしました!
記憶郷の第二話、やっとの投稿です!
是非!ご覧ください!



第2話「Jとの邂逅/ナスカ兄妹と暴力」

霊夢たちがヒートから記憶郷のことを聞いている時、冥界のほうではまた別の出会いが起きていた。

 

???「ちょっと、起きなさい…」

 

妖夢「う、うぅ…」

 

誰かの声に気を失っていた少女、妖夢は目を開けると…

 

???「やっと起きたわね」

 

妖夢「あ、貴方はアリスさん…」

 

目の前にいたのは自分の知るアリスだと気付いて安心するが…

 

アリス「えぇ、そうよ。と言っても貴方たちと敵対しているダークファンタジアのほうだけどね」

 

妖夢「?!」

 

それを聞いて妖夢は起き上がった後に一瞬でアリスから距離をとり、ショドウフォンを使い変身しようとするが…

 

妖夢「あ、あれ?」

 

妖夢がどう操作してもショドウフォンは使えなくなっていた。

 

アリス「無駄よ。どうやら此処じゃ私たちの変身アイテムは使えないようよ」

 

妖夢「私たちという事は貴方のもですか?」

 

そう言うアリスに妖夢は聞くとアリスは肩を竦める。

 

アリス「えぇそういうことよ。ったく変身アイテムが使えなくなった上に変な場所につれてこられて麟たちとは離れ離れになるなんて運が悪いわね」

 

妖夢「連れて来られてって今回のことはそちらの仕業じゃないのですか?」

 

そう洩らすアリスの言った事に妖夢は気になって聞く。

 

アリス「? どういう事かしらちょっと教えてくれない?」

 

少女情報交換中……

 

妖夢「なるほど、つまり私たちはどちらもその謎の少女にこの世界へと連れて来られた訳ですね」

 

アリス「そういう事になるわね。にしても私たちをこの世界に連れて来たあの子、一体何者かしら」

 

情報を交換しあった後纏める妖夢にアリスも同意した後に自分達を連れて来た人物について考える。

 

妖夢「何者かは分かりませんが彼女からはとてつもない負の感情を感じ取りましたね」

 

アリス「そう。とりあえずみんなを探しに…」

 

ドゴォォーン

 

「「!?」」

 

とアリサが言い終わる前に聞こえた爆発音に二人は驚く

 

妖夢「な、何ですか今の音は!?」

 

アリス「あっちから聞こえたわね。行ってみましょう」

 

そうして二人は音がした方向へと行く

 

???「兄さん!いい加減私を未熟未熟と言わないでくれないか!」

 

???2「だからそういう事を言っているからお前は未熟なんですよ」

 

???「なんだと!」

 

音がしたほうに言った二人が見たもの、それは同じ剣を持った青い髪の少年と赤い髪の少女が喧嘩している姿だった。

少年は青い燕尾服を着ており、首にはスカーフを付けている。

対して少女は髪型はポニーテールで赤い軍服を着ているのであった。

 

妖夢「どうやらさっきの爆発音はあの二人の喧嘩のせいだったようですね」

 

アリス「そうね。! 妖夢、あの二人が持っている剣をよく見てみなさい」

 

妖夢「え?…あ、あの剣は!」

 

とアリスに言われて妖夢は二人が持っている剣をよく見て気づく

二人が持っているのは自分がナスカメモリを使ってなった姿の時に使用する剣、ナスカブレードだったである。

 

妖夢「何であの二人がナスカブレードを?」

 

アリス「とりあえず此処がどこか聞くためにあの二人の喧嘩、止めるわよ」

 

妖夢「は、はい」

 

戸惑う妖夢だったがアリスの言葉に同意して走る。

 

???2「はぁ!」

 

???「たぁ!!」

 

ガキィン!

 

妖夢「二人とも、止まってください!」

 

「「?!」」

 

ぶつかり合う所だった所に妖夢は楼観剣と白楼剣でそれぞれのナスカブレードを受け止める。

それに驚いた少女と少年はそれぞれ妖夢から離れて距離をとる。

 

???「お前、何者だ!私と兄さんの剣を同時に受け止めるなんて只者じゃないな!」

 

???2「落ち着きなさい赤ナスカ。それにしてもホント何者ですか貴方たちは?」

 

突然現れた妖夢に警戒してナスカブレードを構える少女を少年は落ち着かせた後に妖夢とアリスに問う。

 

アリス「私はアリス・マーガロイド、人形使いよ。んでこっちの先ほど貴方たちの剣を受け止めたのが」

 

妖夢「魂魄妖夢と申します。ところで貴方、今赤ナスカと言いましたが貴方たちは一体?」

 

???2「おっと、申し遅れました。私はナスカ文明のガイアメモリ、ナスカメモリのメモリビトの青ナスカと申します。こちらは私の妹の」

 

???「同じくナスカメモリのメモリビト、赤ナスカだ。よろしく頼む」

 

名前を名乗るアリスと妖夢に少年は名乗り、続けて少女も名乗る。

 

「「め、メモリビト?!」」

 

青ナスカ「おや、その様子だとどうやらあなた達は外の世界から来た人たちのようですね」

 

出て来た言葉に驚く2人に青ナスカは少し驚いた様子で言う。

 

アリス「え、えぇ」

 

青ナスカ「ならもう少し詳しく話を聞きたいところだが立ち話もなんだ、ここは彼のところで話を聞くとしよう」

 

妖夢「彼とは一体誰のことで?」

 

頷くアリスに青ナスカが言った中にあった彼と言うのに妖夢は聞く。

 

青ナスカ「彼とはこの記憶郷の切り札とも言えるメモリビト、ジョーカーのことだ」

 

こうしてナスカ兄妹と妖夢たちが出会っている一方で霊夢たちはヒートの案内の元、ジョーカーがいる探偵事務所に向かっていた。

 

魔理沙「それにしても驚いたぜ。まさかガイアメモリが擬人化した奴等が暮らしているなんて」

 

ヒート「こっちもまさかお前等がジョーカーや他の奴等の使い手だったとはな。ホント、ビックリしたなぁ」

 

霊夢「んでヒート。この先にジョーカーが居る探偵事務所があるの?」

 

帽子に手を置いて歩きながらそう洩らす魔理沙にそう言うヒートへ霊夢が先ほど聞いた事を確認する為に聞く。

 

ヒート「あぁそうだ。そこであたいたちはこの記憶郷で起こる様々な事件を解決しているんだぜ」

 

麟「なるほどね。その事件を幻想郷での異変とするなら貴方たちは霊夢や魔理沙のような異変解決者みたいなものなのね」

 

肯定して言うヒートに麟は納得してそう洩らす。

 

ヒート「? その幻想郷とか異変とかはしらねぇがまぁそんな感じだな!」

 

と四人が会話してながら目的地の場所へと向かっているその時だった

 

?????「オイオイ、俺様が居るこの森に勝手に入ってるのは何処のどいつだぁ?」

 

「「「「!」」」」

 

と少し荒っぽい台詞を言いながら出てきたのは筋肉質な体でオールバックの髪型をした一人の男性だった。

 

ヒート「オイ、誰がテメェの森なんて決まったんだ?この暴力野郎」

 

?????「あぁ?テメェ、あの切り札野郎がやってる探偵事務所に居る熱女(ねつおんな)じゃねぇか」

 

それに食い掛かるヒートを見て男性はバカにする様に笑って言う。

 

ヒート「誰が熱女だ!この野郎!!」

 

霊夢「ちょ、落ち着きなさいヒート!」

 

それに飛びかかりそうだったヒートを霊夢が慌てて取り押さえる。

 

?????「テメェだって俺のこと暴力野郎って言っただろうが、俺にはバイオレンスって言うちゃんとした名前があんだぞ。間違えんな!」

 

ヒート「はっ、テメェなんか暴力野郎で十分なんだよ!」

 

そう言う男性、バイオレンスに霊夢を振りほどいたヒートは先ほどのを返す様にバカにする様に笑う。

 

バイオレンス「アァ?何だとゴラァ!」

 

ヒート「あぁ?やんのか!?」

 

とヒートとバイオレンスの二人は一触即発の感じになる。

 

魔理沙「おいおいあの二人、なんかやばいんじゃないか?!」

 

霊夢「同じタイプの人間、いやメモリビトがあそこまでぶつかり合うなんてね」

 

それに慌てる魔理沙に霊夢は困った様子でそう洩らす。

 

バイオレンス「あぁむしゃくしゃする!とりあえずぶん殴らせろ!」

 

ヒート「やっぱそれかよ!」

 

と言い殴りかかってくるバイオレンスにヒートはやっぱりかと思い避ける

 

バイオレンス「あぁん?避けんじゃねぇぞこの熱女!」

 

ヒート「避けるに決まってんだろうがこの暴力馬鹿野郎!」

 

苛立つように言うバイオレンスにヒートはそう返す。

 

バイオレンス「何だとぉ!これでも喰らいやがれ!バイレンスパンチ!」

 

ドゴォォォォォォ!!

 

とバイオレンスが放った強烈な拳で木々の何本かが吹っ飛ぶ

 

バイオレンス「はっ、どうだ!」

 

ヒート「相変わらず凄いパワーだけどよ。隙が多いんだよ!」

 

決まったとばかりに笑うバイオレンスだが何時の間にか懐に飛び込んでいてお返しとバイオレンスの股間に蹴りを炸裂させる。

 

バイオレンス「ッ?!」

 

ヒート「とどめだ。ヒートナックル!」

 

バイオレンス「グフゥ?!」

 

ヒートに股間を蹴られた後、呻いていたバイオレンスは炎熱を纏ったアッパーカットにより吹っ飛び、気絶する。

 

魔理沙「うわぁ…今のは男性にとっちゃきつい一撃だぜ;」

 

麟「そ、そうね。確かにあれは男性にとっては急所みたいなものだし。それを容赦なく蹴るなんて…」

 

気絶したバイオレンスを見てそう洩らす魔理沙に麟も冷や汗掻いてそう洩らす。

 

ヒート「さて、こんな奴放って置いてとっととジョーカーのとこに行くぞ」

 

霊夢「え、えぇ。そうね」

 

手をパンパンさせてからそう言って歩き出すヒートに霊夢達は気絶したバイオレンスを見てから続く。

そうして霊夢たちはしばらく歩いていると一つの建物が見えてきた。

 

魔理沙「お、なにか見えてきたんだぜ」

 

ヒート「あの建物があたいたちが住んでいる探偵事務所だぜ」

 

麟「なんか鳴海探偵事務所とそっくりね」

 

霊夢「此処にジョーカーが居るのね」

 

見えた建物を見て漏らす魔理沙へ答えるヒートに麟は建物の外観を見てそう述べてから霊夢はそう呟く。

 

???「お、何だヒート。帰ってきたのか」

 

ヒート「おう、ただいま。外来人を連れてきたぜ」

 

探偵事務所の前でトレーニングをしていた丸ぼうずの青年にヒートは挨拶する。

 

???「お、外来人か。わしはメタル。鋼鉄の記憶のメモリ、メタルメモリのメモリビトじゃ」

 

魔理沙「おう、よろしくだぜ!メタル」

 

と自己紹介したメタルに魔理沙が挨拶した瞬間だった

 

メタル「ぶほっ!?」

 

「「「!?」」」

 

突然メタルから鼻血が飛び出る。

 

魔理沙「ど、どうしたんだぜ?!」

 

ヒート「あ~、大丈夫。いつものことだ」

 

麟「い、何時ものこと?」

 

突如鼻血を噴き出したメタルに驚く魔理沙に呆れた様子でそう言うヒートに麟は戸惑う。

 

?????「メタルさんは可愛い女の子を見ると鼻血が出ちゃうんだよ」

 

そう説明するかのように事務所から緑色の髪をして首にマントをつけている少女が出てくる。

 

霊夢「貴方は?」

 

?????「あたしはサイクロン。疾風のメモリ、サイクロンメモリのメモリビトだよ」

 

と少女、サイクロンは霊夢へ元気よく自己紹介する。

 

ヒート「おいサイクロン。メタルを介抱してくるから後は頼む」

 

サイクロン「うん、わかったよ」

 

そういうとヒートはメタルを事務所の中へと運んでいく。

するとヒートと変わるように一人の特徴的な帽子を被った紫色の髪の青年が事務所から出てくる。

 

?????「アンタたちが外来人か」

 

霊夢「あ、その帽子は」

 

すれ違った際にヒートに聞いたのか霊夢達3人を見て問う青年に霊夢は青年がかぶってる帽子を見て驚く。

 

?????「この帽子を知っているって事はあんたは俺の持ち主、翔太郎のことを知っているって事だな」

 

麟「という事はもしかして貴方が…」

 

かぶっていた帽子を脱いで見せてそう言う青年に麟が代表で聞く。

 

?????「あぁそうだ。俺がこの記憶郷の切り札でありジョーカーメモリのメモリビト、ジョーカーだ」

 

今此処に、ジョーカーと霊夢たちが出会うのであった!




いかがでしたか?
では今回登場したメモリビトの紹介!
バイオレンスメモリのメモリビト、バイオレンス
猪突猛進の単細胞キャラで木々をなぎ倒したり岩を簡単に砕いたりできるとてつもない怪力の持ち主。

このようにあとがきでは出てきたメモリビトを紹介しますので次回もお楽しみに!

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