東方記憶郷 ~Memory's Fantasista~ 作:Dr.クロ
今回は記憶郷の説明と妖夢たちサイドのバトルです
意外なメモリビトも出てきますのでぜひお楽しみください♪
ジョーカーと出会った霊夢達は此処に至る経緯を放した。
ジョーカー「なるほど…つまりお前たちはそのフードの少女によってこの記憶郷に連れてこられたって言うわけか」
霊夢「えぇ。そのとおりよ」
大体の事情を聞いて確認するジョーカーに霊夢が代表で頷く。
サイクロン「(ジョーカー君、もしかしてその女の子って…)」
ジョーカー「(いや、サイクロン。確証はないんだ。まだ黙っておこう)」
麟「? どうかしたの?」
そんなジョーカーに小声で話しかけるサイクロンにジョーカーがそう返すとひそひそ話をしていたのが気になったのか麟が聞く。
ジョーカー「い、いや。なんでもない」
サイクロン「それで私たちに何を聞きたいの?」
霊夢「この世界のことを知りたいのよ。教えてくれる?」
それにジョーカーは返し、サイクロンが聞くと霊夢が誰もが知りたかったことを聞く。
ジョーカー「いいだろう。この世界は全ての異世界に存在するガイアメモリたちの意思が擬人化した者たちが暮らす世界。此処にはおそらく全てのメモリのメモリビトたちが存在する」
麟「全てのってことはT3やDFのメモリのメモリビトも居るってことね」
この世界について説明するジョーカーのに麟は思い出しながら呟く。
ジョーカー「恐らくな。あると思うぞ」
それにジョーカーは肯定し、霊夢達は関心する。
さて霊夢たちがジョーカーと話している一方で妖夢たちはナスカ兄妹の元、探偵事務所に向かっていた。
妖夢「それにしてもまさかガイアメモリが擬人化した世界があるなんてビックリしましたよ」
アリス「私もよ。麟に頼まれて様々な世界に行ったことがある私でも此処には驚いたわ」
青ナスカ「まぁ大抵の人はそんな反応をします。気持ちは分かりますけどね」
赤ナスカ「私たちもまさか貴方が私たちの使い手だとは思いもよらなかったわ」
こちらでも霊夢達がジョーカーから説明されたのと同じのを聞いて妖夢は驚き、アリスも同意してナスカ兄妹はそう言う。
そんな四人が会話しながら事務所へと向かっていると…
青ナスカ「! 止まれ!」
「「「え?」」」
何かを感じ取った青ナスカが3人に叫び、3人はそれに驚いて止まると…
ドゴッ!!
突然四人の前にマグマが噴出する
妖夢「なっ、これは…」
赤ナスカ「兄さん。もしかしてこれは…」
青ナスカ「あぁ。あいつだ」
驚く妖夢とアリスだがナスカ兄妹はそれが誰の仕業か分かってる様だ。
???「なんだよ青紳士野郎。女の子三人と一緒なんていいご身分だなぁ」
と言いながら現れたのは赤髪の男性だった。
青ナスカ「やはりお前か。マグマ」
マグマ「ヒッヒッヒッ、久しぶりだなァ」
鋭い目で言う青ナスカにマグマは嫌味ありな笑みでそう言う。
妖夢「マグマという事はマグマメモリのメモリビトですか」
マグマ「ちょうどイライラしていたところだ…テメェら全員焼き尽くしてやらぁ!」
先ほどのと名前からそう言う妖夢の後にそうマグマが叫ぶと同時に妖夢たちの下から溶岩がいくつも噴出する
妖夢「みょん?!」
アリス「くっ」
それに誰もが慌てて避ける。
青ナスカ「相変わらずお前の溶岩を操る能力は厄介だな」
マグマ「はん!この地球で一番熱いこの溶岩でテメェらを焼き尽くしてやる!」
回避しながらそう言う青ナスカにマグマは余裕綽々で宣言する。
青ナスカ「悪いがそんな気はない。行くぞ赤ナスカ」
赤ナスカ「はい!兄さん!」
と兄妹は溶岩の柱を避けながらマグマへと切りかかる。
マグマ「おっと」
それに対しマグマは溶岩でできた剣を出してナスカブレードを受け止める。
兄妹「はぁ!」
マグマ「うぉ?!」
だが兄妹がさらに力をこめてマグマを後ろへと下がらせる
そのままナスカ兄妹は剣舞の様にマグマへと攻撃を続ける。
マグマ「チッ、相変わらずテメェらの剣術は厄介だな…」
青ナスカ「当たり前だ。我ら兄妹、主を守るために日夜努力している」
赤ナスカ「守るべきものがいないお前負けるはずがない!」
悪態付くマグマにナスカ兄妹はそう返す。
マグマ「ほぉ…ならこれならどうだよ!」
とマグマが両腕に溶岩を出してそのまま上空へと沢山投げると溶岩は沢山の火炎弾へと変わる。
兄妹「なっ!?」
マグマ「マグマメテオ・レイン!」
驚くナスカ兄妹にマグマは技名を叫ぶと兄妹の真上からいくつもの溶岩弾が落ちてくる。
それにナスカ兄妹は慌てて避けるがその内の1つが赤ナスカに命中する。
赤ナスカ「キャア?!」
青ナスカ「赤ナスカ!グッ!」
倒れる赤ナスカに青ナスカは慌てて駆け寄ろうとして別の溶岩弾が命中する。
妖夢「二人とも!」
青ナスカ「このままではまずいな…仕方ない、妖夢さん!」
叫ぶ妖夢に青ナスカはなんとか立ち上がった後に呼びかける。
妖夢「は、はい!」
青ナスカ「ナスカの適合者の貴女に頼みがあります。私を使いマグマを倒してください」
慌てて返事をする妖夢に青ナスカはそう言って頼み込む。
妖夢「え?それってどういう…」
彼の言った事に妖夢は戸惑って聞こうとした時…
ポン
すると青ナスカが一本のメモリ…ナスカメモリへとなり妖夢の元へ飛んで行く。
妖夢「なるほど…ならこれで心置きなく戦えるって訳ですね!」
《ナスカ》!
飛んで来たナスカメモリをキャッチしてそれを見て言うと妖夢は青ナスカが変化したメモリの起動ボタンを押し、そうして右腕に出現したコネクタに吸収させた。
一陣の青い風が吹き、妖夢の身体を覆い隠す。
暫く身体中を巡った風が収まると一人の剣士が姿を現した。
青い服と左手に同色の剣、首からは橙色のマフラーを巻いたナスカ妖夢は両手に白楼剣とナスカブレードを構えてマグマと対峙する。
マグマ「あぁ?今度はテメェが俺の相手をするのかよ!」
とマグマは言い終わる瞬間に右手から溶岩弾を発射するが…
妖夢「はぁっ!」
バシュゥ
マグマ「なっ?!」
向かって来たのを妖夢はナスカブレードと白楼剣で十字に切り裂く。
まさかあっさり斬られるとは思いもしなかったのかマグマは驚く。
妖夢「どうしました?貴方御自慢の溶岩はこの程度なのですか?」
マグマ「テメェ…舐めるんじゃねぇぞクソガキがァァァ!!」
そう兆発する妖夢に顔を真っ赤にして叫びながらマグマは大量の溶岩弾を妖夢に向かって投げつける。
妖夢「よっ、はぁ!」
向かって来る溶岩弾を妖夢は避けたり、ナスカブレードで切り裂きながらマグマへと近づいていく。
マグマ「この!近づくんじゃねぇよクソガキ!」
そういってマグマは巨大な溶岩弾を作り出し妖夢へと投げるが…
妖夢「はぁ!」
それを妖夢はナスカブレードと白楼剣で切り裂き破壊する。
マグマ「んなっ?!」
妖夢「決めます!」
自分のとっておきだっただろうそれが破壊された事に驚くマグマに妖夢は手を右腰に運んで叩く動作をした。
《ナスカ》!
《マキシマムドライブ》!
音声が辺りに鳴り響くと共にナスカブレードと白楼剣が輝く。
妖夢「神速剣『颯天・蜂禽斬』!」
シュバッ!
スペカを宣言した妖夢は空気を切る音を立てて姿を消す。
マグマ「なっ?消えやがった?!」
消えた妖夢が見つけようとマグマは辺りを見渡し…
妖夢「はぁ!!」
マグマ「なっ?!後ろだ…ギャァァァァ!!」
後ろから現れた妖夢の斬撃をまともに受ける。
必殺技を受けたマグマは吹っ飛んだ後に倒れ、呻いた後に気絶する。
妖夢「ふぅ…何とか倒せましたね」
ポン
気絶したマグマを見て妖夢が呟いた後に妖夢が煙に包まれ、収まると元に戻った妖夢と人の姿に戻った青ナスカがいた。
青ナスカ「あぁ、少し苦戦はしたが何とか倒せたな」
アリス「それにしても貴方たちってメモリのほうにもなれたのね」
赤ナスカ「まぁな。と言ってもあまりなることは少ないがな」
妖夢にそう言う青ナスカを驚きの目で見ながらそう洩らすアリスに赤ナスカはそう返す。
青ナスカ「さて邪魔者は倒したことだし。探偵事務所へと行きましょう」
気を取り直してそう言う青ナスカに3人は頷いて歩き出す。
そうして妖夢たちは気絶したマグマを放って探偵事務所へと急ぐのであった
一方、こちらもどって探偵事務所では…
サイクロン「ジョーカー君。お客さんが来たよ」
ジョーカー「お客さん?誰が来たんだ」
しばらく話しあいをしてると応対に出たサイクロンのにジョーカーは聞く。
??「私ですよ。ジョーカー」
霊夢「え?この声って…」
聞こえて来た声に霊夢は少し驚き、他の2人も反応するとサイクロンの後ろから出てきた少女を見て霊夢たちは驚く
霊夢「さ、咲夜?!」
魔理沙「お前もこの世界に来ていたのか?!つかちっちゃくなってるし?!」
咲夜?「咲夜?と言いますと貴方たちはどうやら私の元となった人物を知っているようですね」
驚く霊夢の後に聞く魔理沙に少女は首を傾げた後に1人で納得して言う。
麟「元になったって…まさか貴方、東方メモリの…」
少女の発言に麟はもしやと考えてそう聞くと少女は頷く。
咲夜?「はい。私は咲夜メモリのメモリビト。サクヤと申します」
「「「さ、サクヤ?」」」
頭を下げて自己紹介する咲夜メモリことサクヤに3人は再び驚く。
先ほど聞いていたのは良いがまさか東方メモリのメモリビトがいた事に驚きを隠せなかった。
ジョーカー「んでサクヤ。依頼ってことはまたスカーレットのくだらない頼みごとか?」
サクヤ「えぇそうですわ。今日はお嬢様の飼い猫の真紅が居なくなってしまったので」
そんな3人を尻目に呆れた顔で聞くジョーカーにサクヤは訪問した理由を言う。
ジョーカー「その真紅って猫を見つけてくれってことか…全く、こういう事は人里の万事屋にでも頼めばいいのに」
サクヤ「いいじゃないですか。このお嬢様のくだらない依頼の報酬で貴方たちは生活できているんでしょ?」
ジョーカー「うっ…」
ふうと息を吐くジョーカーだったが呆れが混じった様な目で返すサクヤにジョーカーは痛い所を突かれてか、呻いてたじろく。
魔理沙「えっ?もしかしてお前等貧乏なのか?」
サイクロン「実はそうなんだよ。記憶郷って大きい事件がそう連続して起こらないから仕事があまりないんだよ」
霊夢「なんだろう…とても親近感が沸くわね」
思わず聞く魔理沙にサイクロンは肩を竦めて答え、霊夢はしみじみと漏らして麟はあははと苦笑する。
サクヤ「でどうするの?依頼受けるの?受けないの?」
ジョーカー「もちろん受ける。頼まれた依頼を受けないのは探偵として恥ずかしいことだからな」
もう1度問うサクヤにジョーカーは帽子をかぶり直しながら依頼を了承する。
霊夢「なら私たちも手伝うわよ」
サイクロン「え?いいの?」
それに霊夢が協力を持ちかけてサイクロンは目を開いて聞く。
霊夢「此処まで聞いて関わらないっていうのもなんだしね。二人はどうする?」
魔理沙「私も手伝うぜ。この世界の紅魔館にも行ってみたいしな!」
麟「私は他のメモリビトたちがどんなのか見てみたいし…手伝うわよ」
そう返した後に聞く霊夢に魔理沙はニッと笑って返し、麟も笑って手伝いを申し入れる。
霊夢「なら決定ね」
サクヤ「では早速行きましょう。我が主、スカーレット様が待つ紅魔館へと」
そんな3人を見てサクヤはそう言って歩き出し、ジョーカーを先頭に霊夢達も続く。
こうして霊夢たちはサクヤの案内の元、紅魔館へと行くことになったのであった。
いかがでしたか?
今回登場したメモリビトはマグマメモリのメモリビト、マグマとサクヤメモリのメモリビト、サクヤです。
体をマグマにしたり地面からマグマを出したりできる赤犬みたいな能力を持っています。
キャラはバイオレンスと似たヤンキーキャラです。
サクヤのほうは本来の咲夜を小さくした感じで性格などはほぼ咲夜と同じです。
紅魔館でスカーレットメモリのメモリビト、スカーレットのメイドをしています。