東方記憶郷 ~Memory's Fantasista~   作:Dr.クロ

5 / 16
どうも皆さん、Dr.クロです。
久しぶりの記憶郷最新話です。
今回はあのメモリビト達が登場します。

ではお楽しみください!


第5話「Eと合流/動き出す幻想歌」

?????「この!ロックエッジ!」

 

魔理沙「よっと。おいおい、その程度の弾幕じゃ私は落とせないZE☆」

 

少女の放つ岩の弾丸による弾幕を魔理沙は軽口を言いながら避けていた。

 

?????「泥棒如きが私に軽口叩くなんて…いい覚悟ね!ロックエッジ・バーニング!」

 

すると少女は岩の弾丸に炎を纏わせ、放つ。

 

魔理沙「うぉっと、危ないな。なら…」

 

そう言いながら魔理沙は帽子の中に手を入れ、中から何やら黄色い粉が入ってある試験管を取り出す。

 

魔理沙「これでもくらうんだぜ!」ポイッ

 

?????「えっ?あたっ!?」パリン

 

と魔理沙は試験管を少女に向かって投げ、試験管はそのまま少女に当たったあと、床に落ちて割れる。

そして割れた試験管から黄色い粉が辺りへと散っていく

 

?????「ふん!こんな粉で私をどうにかでき…!?」

 

と少女は言う途中で自身の体の異変に気付く

 

?????「なに…これ…体が…痺れ…る…」

 

魔理沙「吸ったら体中が痺れるシビレダケの胞子だ。まぁしばらくしたら解けるから安心しな」キュィィィィィン

 

と魔理沙は説明しながらミニ八卦炉にエネルギーを溜めていく

 

?????「ちょっ…まっ…」

 

魔理沙「恋符『マスタースパーク』!」

 

ドゴォォォォォォォォォォ!!!!

 

ミニ八卦炉から放たれた光線が動けない少女を飲み込む

 

?????「むきゅ~~~」

 

そして光線が消えた後からは真っ黒焦げになり気絶した少女が居た

 

魔理沙「んじゃこれは借りてくぜ、死ぬ迄な☆」

 

そう気絶した少女に魔理沙は本を持ちながら言って、図書館を立ち去るのであった。

 

一方で霊夢はジョーカーと一緒に別のところで猫を探していた。

 

ジョーカー「居ないな、猫の奴」

 

霊夢「そうね。…ねぇ、ジョーカー」

 

ジョーカー「ん?なんだ」

 

霊夢「あんた達、もしかして知っているんじゃないの?…私たちをこの世界に連れて来たフードの女のことを」

 

ジョーカー「…あぁ、そうだ。まだ確実ってわけじゃねぇけどな」

 

霊夢「一体誰なのよ」

 

ジョーカー「そいつの名はネメア。ネメア・グラシスと言ってこの記憶郷を作り出し、管理している者だ」

 

霊夢「なるほど、こっちの紫みたいな奴なのね」

 

ジョーカー「そいつの正体は俺たちでも知らないんだが…仮にソイツだとしたら本来の力を使えないお前らの勝率は限り無く低いぞ」

 

霊夢「関係無いわ。そのネメアってのがどんな奴でもブッ倒して帰してもらうだけよ」

 

ジョーカー「…ふっ、そうか。なら俺たちはお前等が元の世界に帰るのを全面的に協力するか」

 

霊夢「あらいいの?」

 

ジョーカー「あぁ、どうせ乗りかかった船だ。最後まで付き合わせてもらおうか」

 

霊夢「そう、ありがとね」

 

 

 

サイクロン「あ~見つけた!」

 

 

 

ジョーカー「お、どうやら猫が見つかったようだぞ」

 

霊夢「行って見ましょ」

 

ジョーカー「お~い、猫見つかったのか?」

 

サイクロン「あ、ジョーカー君。ほら、あそこに」

 

とサイクロンが指差した方…紅魔館の屋根の上に赤い毛の猫が居た。

 

猫「ニャ~」

 

ジョーカー「あそこか…」

 

霊夢「私が捕まえに行きましょうか?」

 

ジョーカー「いや、俺が行く。依頼を受けたのはウチだしな」

 

とジョーカーは言うと屋根の上に乗り、ゆっくりと猫のほうへと近づいていく

 

猫「にゃー?」

 

ジョーカー「動くなよ…」

 

ゆっくり、ゆっくりと近づき…そして…

 

がしっ

 

猫「にゃ?!」

 

ジョーカー「よし!捕まえたぞ」

 

サイクロン「やった!」

 

とジョーカーが猫を捕まえたその時…

 

ツルッ

 

ジョーカー「あ」

 

足を滑らせ、ジョーカーはそのまま猫と共に屋根から落ちる

 

霊夢「ちょっ!?」

 

サイクロン「ジョーカー君!?」

 

ジョーカー「うぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

ジョーカーがそのまままっさかさまに落ちていき、地面とぶつかろうとしたときだった

 

がしっ

 

?????「全く、危なかったな切り札よ」

 

ジョーカー「お、その声は…」

 

足を誰かに掴まれ、ジョーカーはぎりぎり地面にぶつかる寸前で止まる。

そして聞こえた声のほうにジョーカーは顔を向けるとそこにはEをモチーフにした銀色のティアラをつけた金髪の少女が居た。

 

ジョーカー「やっぱりお前か、エターナル」

 

エターナル「久しぶりだな」

 

そう返事をしながら少女、エターナルはゆっくりとジョーカーを地面へとおろす。

 

??「間に合って良かったです」

 

??「やれやれ、世話を掛けさせてくれるな」

 

霊夢「! その声は…」

 

とジョーカーたちのところに来た霊夢は聞きなれた二つの声がし、そのほうを向く

そこには居たのは…

 

早苗「霊夢さん、どうも!」

 

??「やはりジョーカーの居るココにいたか」

 

守矢の風呪、東風谷早苗と青いメッシュが入った茶髪で黒い服を着ている青年が居た

 

魔理沙「早苗!と…誰だそいつは?」

 

??「おいおい、俺の声を聞いてもまだわかんねぇのかよ魔理沙ァ」

 

霊夢「その声もしかして…」

 

魔理沙「お前、克己か!?」

 

克己「やっとわかったか。鈍臭い奴らだ」

 

霊夢「貴方なんで人間の姿になっているのよ?」

 

早苗「実はこの世界に来た時からこうなっていたんですよ」

 

克己「エターナルの話じゃ恐らく記憶郷の力で実体化したんだとさ」

 

霊夢「なるほどね…メモリが人間の姿をしてる世界だし、それでそうなったのかしら」

 

 

 

妖夢「お~い、霊夢さ~ん!」

 

 

霊夢「あら妖夢、と…」

 

ジョーカー「ナスカ兄妹じゃないか。お前ら、霊夢の仲間を連れてきてくれたのか」

 

青ナスカ「お前らこそ妖夢たちの仲間と一緒に事件解決しに行っていたのか」

 

サイクロン「それにしてもよく僕たちがここに居るって分かったね?」

 

赤ナスカ「ギジメモリの方達に居場所を聞いたんですよ」

 

妖夢「あ、彼らとであったのは私だけじゃなくアリスさんも…ってあれ?」

 

魔理沙「どうしたんだぜ?」

 

妖夢「いや、実はダークファンタジアのアリスさんと一緒に居たのですが…」

 

青ナスカ「いつの間にか居なくなっているな…」

 

霊夢「そういえば麟の奴も居ないわ」

 

場所は変わって紅魔館近くの森の中

 

麟「まさかこんなに早くアリスと再開できるなんて幸運だったわね」

 

アリス「こっちは驚いたわよ。まさか麟が霊夢たちと一緒に行動してたなんて」

 

麟「たまたま霊夢たちと出会ってね。おかげでこの世界のことも多少知ることができたわ」

 

アリス「そう…。それならいいけど」

 

 

??「あ、麟姉!」

 

????「やっと見つけた。探したわよ」

 

 

麟「! 縁理、ルーミア」

 

アリス「手間が省けた。これでこの世界に連れてこられたメンバーが揃ったわね」

 

ルーミア「それはそうとこの世界何なのよ?何か黒蛇には変身できないし…」

 

麟「私も初めて知る世界だし無理も無いわね。まぁ簡単に説明すると…」

 

麟は二人にこの世界、記憶郷のことについて自分が得た情報を二人に教える。

 

縁理「擬人化したガイアメモリたちが住む世界、記憶郷かぁ。そんな世界があったんだね」

 

ルーミア「それでW系統以外のみならず持ち込まれたメモリも使えないってわけね」

 

アリス「そういうこと。現に私のカイザフォンも麟のファンタジアメモリも反応しないわ」

 

縁理「あれ?でも私が持ってるメモリは使えたよ?」

 

アリス「何ですって?」

 

縁理「勿論単体だと使えないけど……私が取り込んだら一回限定になるけど使えたの」

 

ルーミア「そう言えばそうね。どうしてかしら」

 

麟「…憶測だけど縁理はガイアメモリを司る力があるから限定的に例外なのかもね。縁理は多分この世界に適応できてるんだわ」

 

アリス「なら少なからず私達は丸腰じゃないわけね。それで、これからどうする?」

 

麟「当然、折角手を付けてない世界に来たんだしダークファンタジアの活動をするわ。帰る手段を探しつつ私達は悪として動く」

 

ルーミア「だけど活動するには手が足りなくない?スペルカードや弾幕は使えるけどそれらと縁理だけじゃ戦力不足よ」

 

麟「心配は要らないわ。縁理だけじゃなく私達には戦力がある……正確には来てくれてるもの♪」

 

「「「来てくれてる…?」」」

 

麟「ほら、いつまでも隠れてないで出てきなさい?」

 

首を傾げるアリス達の一方で麟は明後日の方向へ声を掛ける。すると岩陰から三人の男女が姿を現す。

 

?????「流石は麟。私に気付いてたとはね」

 

麟「貴女達とは運命で繋がってるもの、当たり前でしょう?それで、私達の所に来たって事は…」

 

????「そりゃ当然アンタ達に着いてくよ?何せ私達は一応この世界でダークファンタジア紛いな反逆同盟を組んでるしね♪」

 

???????「……」

 

音符や五線譜を散りばめた様な服装の少女に女子高生ギャルと言った見た目の少女、黒いローブを着て前髪で目が隠れてる無口な少年達と麟の会話から蚊帳の外だったアリス達は何となく理解。何も言わずして自分達に手を貸すスタンスらしい少女達を受け入れる様だ。そして麟は少女達に言う。

 

麟「それじゃあ宜しくね"ファンタジア"、"デスピア"、"ヴォルテックス"。ダークファンタジアの為、この世界の均衡を歪ませる手伝いを頼むわ」

 

ファンタジア「任せて頂戴。今日から私達もダークファンタジアの一員よ♪」

 

デスピア「ヒャッハー!燃えてきたぜェッ!」ズギャーンッ!

 

ヴォルテックス「……」

 

この記憶郷におけるDF(ダークファンタジア)メモリ『幻想歌の記憶』ファンタジア、『絶望の記憶』デスピア、『渦の記憶』ヴォルテックスを仲間に加えた麟達。連れてこられた事を逆手に取り彼女達は彼女達として動くのであった。




と言う訳で克己さん、記憶郷に来たことで肉体を持つことが出来ました。
これこそメモリが擬人化する記憶郷ならではの出来事なんですよね。

それと前半にて魔理沙と戦ったメモリビト、彼女については後に名前が出ますのでお楽しみに

そしてジョーカーが明かした黒幕と思われる少女、ネメア・グラシス
彼女の目的、正体。それがなんなのかもお楽しみに……

今回紹介するメモリビトは今回登場したエターナルです!

エターナル:かつて克己が使用していたエターナルメモリのメモリビト。外見は元ネタのエターナルのメモリビトと同じ。性格は女騎士を思わせるような性格
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。