東方記憶郷 ~Memory's Fantasista~   作:Dr.クロ

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バードとのバトルに勝利した魔理沙
だがアクセルにより逮捕されてしまう。その理由とは…?


第八話「逮捕されたM/幻想歌と武器商人」

前回、バードとの勝負で魔理沙は勝ったのにアクセルに逮捕されると言うのに誰もが驚く。

 

霊夢「ちょ、ちょっと待ちなさい!なんでいつの間に魔理沙がアクセル逮捕されて連れていかれたの!?」

 

ジョーカー「落ち着け霊夢。サイクロン。一体どういうことか説明してくれ」

 

サイクロン「う、うん。ジョーカー君たちが話している間なんだけど…」

 

慌ててサイクロンへと詰め寄る霊夢を宥めながらジョーカーは経緯を聞き、サイクロンは語る。

 

~回想~

 

それは勝利した直後、霊夢達が話してる後ろで魔理沙がアクセルと話していた。

 

魔理沙「ナイスタイミングで来てくれて助かったぜアクセル!」

 

アクセル「Sure!別の世界でミーを使ってくれているパートナーを助けるのは当然のことだ」

 

礼を述べる魔理沙にアクセルはそう返してから所で……と前置きをする。

 

アクセル「魔理沙。最近youはScarlet Devil Mansionに行ったりしてないか?」

 

魔理沙「スカーレットデビル…ああ、紅魔館のことか。行ったがそれがどうしたんだぜ?」

 

一瞬、どこの事と思ったがすぐさま察して魔理沙は問う。

 

アクセル「そこでbookを一冊持ち帰ったりしてないか?」

 

魔理沙「おう!図書館で一冊借りたぜ」

 

確認するアクセルに魔理沙はこの本なと帽子から取り出して見せてから再び仕舞う。

 

アクセル「そうか…ちょっとyouのhandを出してくれないか?」

 

魔理沙「? こうか?」

 

疑問を持たず、魔理沙は言われた通りに両手を前に出す。

 

ガシャン

 

その出した魔理沙の両手にアクセルは手錠をかける。

 

魔理沙「……ゑ?」

 

アクセル「魔理沙。youをScarlet Devil Mansionでの強盗容疑でArrestする」

 

サイクロン「た、逮捕!?」

 

呆気に取られる魔理沙に言ったアクセルのに話の輪から離れたサイクロンが驚きの声をだす。

 

魔理沙「ちょ、ちょっと待てアクセル!逮捕ってどういうことだよ!?」

 

アクセル「言い訳は署で聞く。では行くぞ」

 

サイクロン「ま、待ってアクセル……」

 

慌てる魔理沙をアクセルはファイヤーマンズ・キャリーで抱えるとサイクロンの制止を聞かずにそのまま超スピードで魔理沙を連行する

 

 

回想終了

 

 

サイクロン「ってわけ」

 

ジョーカー「そう言う事か…」

 

話を聞いてあのバカ……とジョーカーは帽子を押さえ、霊夢も眉間を揉む。

 

幻想郷でいつも通りにやっていた事だろうがここは記憶郷。

 

しかも幻想郷と違って別の世界では警察官に使われていたアクセルメモリのメモリビトであるアクセルがいるのだから借りると言う名の盗難をしたら逮捕されるのは当然である。

 

早苗「もう一つの家業が泥棒(と書かれている)の魔理沙さん。ついにお縄についてしまいましたかー;」

 

霊夢「面倒なことになったわね…」

 

冷や汗を掻く早苗の後に霊夢は心底めんどくさそうにぼやく。

 

ファング「ど、どうするの霊夢お姉ちゃん?」

 

霊夢「本音としては魔理沙の自業自得だし放っておきたいけどそうはいかないからその記憶の里まで行って魔理沙を迎えに行かないとね…」

 

克己「だが記憶の山の方はどうする?後にして手遅れになるかもしれないぞ」

 

慌てるファングに頭を掻きながら返した霊夢に対し、克己がそう言う。

 

そりゃあやっぱな……とジョーカーはめんどくさそうに帽子を脱いで頭を掻いてから再びかぶり直してこれからの方針を言う。

 

ジョーカー「二手に分かれるのはどうだ?俺とサイクロン、霊夢、ファングは魔理沙を迎えに記憶の里に。早苗と克己、エターナルはバードの案内の元、記憶の山に行くってのは」

 

エターナル「戦力が分散するのが痛手だが、時間を考えると別れた方が得策か……」

 

ジョーカーの提案にエターナルも納得する中で早苗がナスカ兄妹が入ってないのに気づいて言うとジョーカーが言う前に青ナスカが口を開く。

 

青ナスカ「ジョーカー。自分たちは一度冥界に戻り、主からグレアのことを聞きに行ってくる」

 

赤ナスカ「もしかしたら異変を起こした理由も知っているかもしれないし、冥界に外来人が居るかもしれないからな」

 

ジョーカー「そうか。分かった。何かわかったら探偵事務所で待っていてくれ」

 

2人のにジョーカーも納得して集合場所として言い、ああと青ナスカが頷いた後に2人は冥界へと飛んで向かう。

 

それを見送った後にジョーカーは手を叩く。

 

ジョーカー「さて俺達も行くとするか。そっちは任せたぞエターナル」

 

エターナル「分かった。そちらも気をつけろジョーカー」

 

お互いに頷きあった後にそれぞれ歩き出す。

 

霊夢「それで記憶の里って何処にあるのかしら」

 

サイクロン「あっちだよ。逸れないでね」

 

誰が逸れますかと返しながらサイクロンとジョーカーを先頭に記憶の里へと向かうのであった。

 

 

 

 

一方、麟たちダークファンタジアチームはと言うと早苗たちが向かう記憶の山に同じ様に向かっていた。

 

麟「それで今向かってる記憶の山に居るメモリビトがアリスとルーミアの変身アイテムを使えるようにしてくれるかもしれないの?ファンタジア」

 

ファンタジア「ええ、その通りですわ。彼女は武器の記憶を持つメモリビト。その力を使えば多少なりとも使えるようにしてくれる筈です」

 

アリス「武器の記憶…変身アイテムを武器と分類すれば確かに行けるかもしれないわね」

 

確認する麟に答えたファンタジアのを聞いてアリスは顎に手を当てて呟く。

 

デスピア「ちなみにそいつからよく武器を買ったりしてるからちょーっとお尋ね者になってる私らが出会ってもノー問題ってわけ!」

 

ルーミア「成程、なら問題ないわね。そのメモリビトの名前は?」

 

にひひと笑って言うデスピアのにルーミアも納得して確認する。

 

ファンタジア「ウェポンですわ。T0ガイアメモリのね」

 

麟「T0っていうと…ああ、()()()が再現させたあのメモリたちね」

 

名前とタイプを聞いて思い出してからそれなら納得だねと麟は呟く。

 

ヴォルテックス「……そろそろ着く」

 

アリス「川辺の近くに居るのね」

 

ボソリと呟いたヴォルテックスのにアリスは周囲を見て呟く。

 

彼女の言った通り、川辺が近くにあり、キレイねと川の水の綺麗さや景色にそう呟く。

 

ファンタジア「ウェポンはあの滝の近くに隠れて住んでいますわ」

 

麟「まるで河童みたいね」

 

ホントどういう感じの子かしらと思いながら滝の近くまで行くと住居の入り口と思われる扉が目に入る。

 

その扉をデスピアは少し強めにノックする。

 

デスピア「ウェポン。用事あるんだけど入って良い?」

 

???「はいはーい。入って良いよー」

 

確認を取るデスピアに扉の先から許可の返事が来て、中に入る。

 

中は色んな機械が置かれており、様々な武器が厳重に保管されていた。

 

アリス「これは凄いわね。普通の武器からライダーや戦隊の武器まで一通りあるじゃない」

 

麟「まるで武器の博物館ね。それであなたがウェポンで良いのかしら」

 

その並べられてるのにアリスは感嘆し、麟もそう述べた後に自分達を見ている女性へとそう言う。

 

身長が2Mより少し高めで、長い髪を作業の邪魔にならない様に御団子に纏めており、タンクトップとオーバーオールで身を包んでおり、メロン位に大きい胸、細いが鍛えられてるのが分かる程引き締まった腕と足に麟は思わず口笛を吹く。

 

ウェポン「ようこそダークファンタジア。アタシが武器の記憶を持つメモリビト、ウェポンだよ」

 

八重歯を見せながら不敵に笑って挨拶するウェポンに勇ましいわねとルーミアは呟く。

 

ウェポン「お?見慣れない顔が居るようだけどもしかしてアンタら外の世界のダークファンタジアか」

 

麟「ええ、その通りよ。はじめましてウェポン。私は冴月麟、ダークファンタジアのボスよ。こっちは私の仲間のルーミア、アリス、縁理よ」

 

顔を向けてそう問うウェポンに麟が代表で肯定して挨拶する。

 

ウェポン「へー、アンタがファンタジアたちの持ち主の…ファンタジア、()()()()()自身の持ち主と出会えたのか」

 

ルーミア「()()()()もってじゃあ…」

 

感嘆の声をあげるウェポンが言った事にルーミアはもしやと思うと……

 

「あ、麟さん達じゃないデスか!」

 

聞き覚えのある声で顔を向けると白銀色のショートカットヘアーに目は水色で制服の様な服を着てその上に大人用の大きい白衣を羽織った身長は130センチの少年。

 

予想通りの人物、とある世界の財団Xに所属する神無月 狂冶がいた。

 

縁理「あ、狂冶!」

 

麟「あなたも記憶郷に連れてこられたのね」

 

狂冶「そうなんデス。でウェポンと出会ってここでお手伝いしていたんデス!」

 

ウェポン「いやー、狂冶のおかげでアタシの知らない武器もたくさん作れたし、最近大きな仕事も終えたし良い事づくめなんだよな」

 

笑う狂冶の頭に自身の胸を乗せながらウェポンは笑う。

 

 

狂冶の頭に乗せられたそれに縁理とルーミアは自身の胸を見る。

 

縁理「(良いなぁ。あんなにおっきくて…)」

 

ルーミア「(私も元からあれぐらいあれば…)」

 

ウェポン「で今日は一体何の用事だい?」

 

聞かれて麟は実はと言うとねとルーミア達の変身アイテムをここでも使えるようにして欲しい事を頼む。

 

ウェポン「あーなるほどなぁ。確かにアタシの力を使えば多少は使えるようになるとは思うぞ。ただなぁ…」

 

狂冶「? どうかしたんデスか?」

 

麟「何か問題でもあるのかしら?」

 

歯切れが悪くなったウェポンに狂冶と麟は気になって聞く。

 

頬をポリポリ掻いてから息を吐いて訳を説明する。

 

ウェポン「いやな、狂冶が最近手伝ってくれたおかげで支払いの代わりになる頼み事がなくてな…」

 

縁理「へ?支払いの代わり?」

 

アリス「…まさか…」

 

出てきた言葉に麟達と狂冶はファンタジアたちを見る。

 

見られた3人は……目を反らした。

 

麟「…もしかしてお金がないのあなた達」

 

ファンタジア「…はい。さっきも言いましたが私達お尋ね者になっておりまして…」

 

デスピア「資金稼ぎがなかなかできなくて絶望的に資金不足なんだよねーこれが」

 

ヴォルテックス「……だからウェポンに支払いの代わりに手伝いでなんとかしていた」

 

聞かれたのでそう答えた3人のでヴォルテクスのにそれでもまだまだツケはあるけどな~と付け加えたウェポンのにうぐぅと呻く。

 

それを聞いた麟はふむと顎に手を当てて少し考えた後にウェポンに近寄る。

 

麟「ねぇ、ウェポン。私達と取り引きしない?」

 

ウェポン「ん?取り引き?」

 

頷いて麟は取引内容を言う。

 

麟「私たちが記憶郷に滞在している間、私たちに協力するのとファンタジアたちの貯まっているツケをチャラにするのと今後彼女たちを贔屓すること。もしそれらをしてくれるなら私達が知っていて貴方の知らないライダーや戦隊、あとヒーローたちの武器や変身システムの情報を渡してあげるわ」

 

ウェポン「!」

 

その内容にウェポンはニヤリと笑う。

 

自分が知らない物と言うのはそれだけ価値があると分かってるからだ。

 

ウェポン「けど本当に知っているのかよ。アタシが知らないライダーや戦隊ってのを」

 

アリス「じゃあ聞くけど仮面ライダージオウって知ってるかしら。ゼロワンとかセイバーとか」

 

確認しようとするウェポンにアリスは確認し返すとウェポンは狂冶を見る。

 

ウェポン「…マジでいるのかそんなの」

 

狂冶「マジでいますヨ」

 

マジかーとウェポンは楽し気に笑って手を出す。

 

ウェポン「良いぜ。その取引乗った!」

 

麟「取引成立ね。じゃあ早速二人の変身アイテムの調整お願いするわね」

 

お互いに握手しあって笑う。

 

分かってると返してからあ、これが今溜まってる分のツケなとさらさらと書き記して麟に見せる。

 

どれどれ……と麟は確認し……凍りついた。

 

そんな彼女の様子にルーミア、縁理、アリスも覗き込んで……息を噴き出したり、目が飛び出る様に、声にならない絶叫をする程驚いたりする。

 

なんて普通にツケにしてるお金の分が……麟が想定していたのよりもはるかに多かったからだ。

 

いやぁ、良かった良かったと笑うウェポンからギギギと機械の様に付けをしていた3人へと顔を向ける。

 

ファンタジア達3人は麟達の反応を見てから汗を滝の様に流していた。

 

麟「あなた達…ちょっと使い過ぎじゃないこれ;」

 

ファンタジア「ご、ごめんなさい麟。色々と頼みすぎてしまって…」

 

デスピア「あははーメンゴメンゴ;」

 

ヴォルテックス「……すまん」

 

謝罪する3人にちなみに麟達が帰った後のツケは作ったらまた溜まるからなと言ったウェポンのを聞いて3人がどれだけ注文してるんだと言うのに麟はなんとも言えない顔をする。

 

麟「…まあ私達も異変起こす時は色々使っているし、ファンタジアたちも同じぐらいの事してるとしたらこの金額は仕方ないかもしれないわね」

 

アリス「麟、目をそらさない方が良いわよ。私達の使い方とあの子達のは同じにしない方が良いわよ」

 

肩に手を置いてそう言うアリスにそらしたくなるわよと返すしか出来なかった麟であった。




ってことで魔理沙が逮捕される一方、ウェポンと取引をする麟たち

今回紹介するのはそのウェポンです。

ウェポン:武器の記憶を持つメモリビト。様々な武器を作っては売っている武器商人。幻想郷でいうとにとり的な立ち位置のキャラです
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