遊戯王ARCーV 集いし願い   作:yuiki

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本当にすいません。デュエルは今回の次の話になります。




何とか無事に家にたどり着き次の日を迎えた。柊は何だか目を合わせくれなかったが...

謝ったら、

 

「もう...いきなりああいうのはやめてよね」

 

と言って目を合わせてもらえるようになった。

 

いきなりじゃなきゃいいってことなのか?と聞いたらハリセンがとんできそうだったのでそれはやめておいたが...

 

そんなわけで学校の授業が終了し、俺たちは今遊勝塾に向かっている途中である。歩きながら俺は榊からペンデュラム召喚というものについて聞いている途中だ。

 

「複数のモンスターを同時に召喚する...か聞いたこと無いな」

 

「だろ?俺もあんまりよく覚えてないんだけど...」

「柊は会場にいたのだろう?」

 

「ええ...私も驚いたわあれには...見たこともない召喚をいきなりするんだもの」

 

ペンデュラム召喚かペンデュラムは振り子...

 

「騎士葉君?着いたよ?」

 

榊は首にペンデュラムをかけていたな...

 

「騎士葉君!ねえ!」

 

それとなにか関係が...

 

「ねえってば!」

 

「はっ...すまない柊。えーっと...何の話だ?」

 

「もう...着いたわよ?」

顔を上げると遊勝塾に到着していた。

 

「なあ、柚子」

 

柊の隣を歩いていた榊がそう言った。

 

「なに?遊矢」

 

「お前、騎士葉に甘くないか?」

 

「べ、別にそんなことないと思うけど?ってな、なによ!その疑り深い目は!」

 

「べっつにー」

 

「って...だから人の目を見て話せ!」

 

榊はいつも頭につけているゴーグルをしていた。

 

「柊。落ち着け。とりあえず中に入ろう」

 

中に入るように二人に促し、3人で塾に入った。

 

そして俺達は今、

 

「入塾を希望される方はこちらの書類にお名前をご記入くださーい!」

 

「はい!俺入ります!」

 

「僕も!」

 

大勢の入塾希望者への対応に追われている最中である。

ふーむ...こんなにも大勢入塾希望者がいるとはな。これも榊がペンデュラム召喚を大会で披露したからだろうか。

       

「柚子ねーちゃん!」

 

「ふとし君、アユちゃん!」

 

エレベーターの方から声がし、見てみると二人の小学生らしき子達がいた。

 

「塾長から全員集合がかかってさ、全員って言っても俺とアユだけなんだけど...」

 

と男の子の方の少年が言った。おそらくこの少年がふとし君、だろうな。

 

「ところで塾長は?」

 

「奥で機械に頬擦りしてる。遊矢のおかげで最新のソリッドビジョンシステムが手に入ったからね。もう朝からべったり!」

 

「まさに遊勝塾の救世主ね!遊矢お兄ちゃんは!」

 

救世主、確かにそうかもしれんな。聞いた話だが遊勝塾の経営は厳しいらしく、今回のエキショビジョンマッチのおかげで入塾する人も増えるだろうな。

 

「ところでお兄さん誰?」

アユ、と言われていた少女が俺に訪ねてきた。

まあ、初対面だしそう言うのが普通だろうな。

 

                  

「初めまして。俺の名前は騎士葉 蒼。先日舞網市に来たばかりでこの塾に入ったばかりなんだ。よろしく頼む」

「私アユ!よろしくね!」

 

「俺はふとし!よろしくな!」

 

「ああ、よろしく頼む」

 

「ところで蒼兄ちゃんはペンデュラム召喚見たの?」

 

「いや、実際には見たこと無いな。まあ、榊から話は聞いたが」

 

「すごかったよなぁ~ペンデュラム召喚!しびれるぅ、~!」

 

とふとしが体をくねらせながら言った。ふむ...これは彼なりの一種の感情表現なのだろうか。

俺がそう考えていると入塾希望者の中から質問が来た。

 

「今日は見せてもらえるんですよね!ペンデュラム召喚!」

 

その質問には柊が答えた。

 

「もちろんお見せします!ただ、お見せできるのは入塾希望者のみですので!」

 

「はい!俺、希望します!」

 

「僕も!」

 

「私も!」

 

「はやくはやく!」

 

「ちゃんと並んでくださーい!順番どうりに!あぁもう...模擬試合の相手は私なのに...これじゃあ準備もできないよ...」

 

柊が言っても、並ぶ気配がない。よし...

 

「柊。ここは俺達に任せろ。君は準備をしてこい」

 

「えっ...でも...」

 

「いいから。君は模擬戦の準備があるのだろう?俺達の事はいいから早く」

 

「う、うん!ありがとね!」

 

そう言って柊は準備をしに行った。さて...

 

「いるんだろ?権現坂暇なんだったら手伝ってくれ」

 

「...いつから気づいていた」

 

「君がそこに隠れている時からな。でなぜここにいるんだ?」

 

「模擬戦の相手をしようと思ったのだが...」

 

「やっぱりそこは塾長の娘でしょ!」

とアユが。

 

「ライバル塾の手なんて借りたら恥ずかしいぜ!」

とふとしが。

 

「ということだ権現坂。模擬戦をするのは柊だ。手伝ってくれるのだったらこっちを手伝ってくれ」

 

「むむむ...この男権現坂に下働きをさせるとは...」

 

「こっちが収束したら試合の手伝いだ」

「けしからーん!」

 

権現坂の叫びはとても響いた。

 

 

 

まあ、そんなわけである程度事態は収束し、権現坂達は試合の手伝い兼観戦をしている。俺も誘われたのだが断った。榊のペンデュラム召喚が見れる言い機会なのだが、入塾希望者への対応で少しばかし疲れてしまった。そんなわけで今、俺は塾で普段塾生みんながくつろいでいる部屋のソファーに腰掛けている。

だんだんうとうとしているがこれだけには抗えない。すこしばかしなら寝ても平気か...俺はそう考え、意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

なにあの子気味悪いーーーー

 

あいつ親がいないらしいぜーーーー

気持ち悪い...近づいたらだめよーーーー

 

キモチワルイ

 

やめろ...

 

キモチワルイ

 

やめてくれ...

 

キモチワルイ

 

 

 

 

やめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

 

 

 

 

「騎士葉君!」

 

「はっ...」

 

意識が覚醒すると目の前に柊がいた。

 

「うなされてたみたいだったけど...大丈夫?」

 

「あ、ああ大丈夫だ。ほかのみんなは?」

 

「遊矢以外帰った。ペンデュラム召喚に失敗しちゃってね...できるようになるまで帰らないってさ」

 

「じゃあ今も練習してるのか?」

 

「うん。騎士葉君帰ってていいよ?」

 

「いや、榊の練習を見学させてもらうよ。ペンデュラム召喚みたいしな」

 

「そっか。じゃあ行こ?」

 

「ああ、行こう」

 

外はもう真っ暗になっている。蛍光灯に照らされて明るくなっている廊下を柊と歩く。

 

それにしてもーーー随分と懐かしい夢、だったな。

 

 




申し訳ないです。できるだけ早く投稿します。感想お待ちしています。
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