ミュータント探偵   作:永遠の二番煎じ

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窃盗

シャーロック「今日は警察から君にコピー能力を使って窃盗犯を捕まえてほしいという依頼が来た。」

俺「警察から空き巣を捕まえる手伝いをしろということですか?でも警察の能力を駆使して無理なら俺には・・・」

シャーロック「空軍の行方不明の事件を解決したから、君の力を借りたいのであろう。それに君のためにもなるぞ。言ってる意味分かるよな?」

俺「・・・わかりました、相手はただ逃げるだけですから。やるだけやりますよ。」

俺は現場に行き、警察に話を聞いた。犯人は他人のFSIDからお金を自分のFSIDに送金した後、他人のFSを壊してデータごと消去してるらしい。ということは能力は機械のプログラムを自由自在に操作できるか、電気能力者の応用技のどちらかである。こういった犯罪の前例はあるが、今回はここからやっかいだ。能力刑事が時間をまき戻して現場の状況を見ても、犯人の姿が見えないのである。つまり裏社会にいる禁止されている一つの能力、透明能力の線が浮上、あるいは物を遠隔で操作する能力かである。少なくとも多重能力者である。その日は一旦帰ってシャーロックさんに話した。

シャーロック「そうか多重能力者の窃盗か、ありえなくはないな。まあ期限はないからゆっくり考えたまえ。」

俺は窃盗事件を考えながら帰っていた。すると男が立っていた。

タケシ「私はタケシ、失った記憶で会ってるよ。カズナリくん、私は上級士官学校生だ。アイやトーマスと同じさ。」

俺「そうか、じゃあ触れていいか?」タケシに触れるとこの能力は使ったことあると感じた。

俺「どうやらそうらしいな、ジュースでも入れるよ。」

俺はそう言ってタケシを家にいれた。

タケシ「あんた、探偵やってんだろ。コピー能力は確かに探偵に一番向いてるかもな。君が軍に来なくてよかったよ。」

俺「あんた、もし窃盗するならどうする?」

タケシ「こんなに能力が無数にある時代に窃盗するやついるのか。」笑いながら言った。

俺は窃盗事件の話をタケシにし、なぜかタケシの意見を聞きたかった。

タケシ「・・・そうだな。透明と遠隔か。においはなかったのか?」

俺「そうだ、手掛かりはほぼない。」タケシ「本当に多重能力者がやってんだな。そんだけいい能力ならいい仕事出来るのにな。俺の見解だが二人で窃盗だ、においを消す・データを消去・現場の痕跡がFS破壊だけ。密室なのか?」

俺「いや二階の窓はこじ開けられていた。」タケシ「お前には仮があるからな・・・内緒だぞ、俺の学校の後輩紹介してやるよ。」俺はタケシを見送り、明日喫茶店で紹介してくれるらしい。

次の日壊れた被害者のFSを借りて、喫茶店で合流した。

タケシ「カズナリ、こいつは一年生のサムだ。触った人の物を触って何人で誰が触ったか分かる能力者だ。」

サム「初めましてサムです。あなたの噂は聞いてます、どうぞわたしに触れてください。」

俺はサムに触れてから、証拠品の壊れたFSに触った。俺はサムの能力を使い、壊された日に誰が触っていたのかが分かった。顔だけは分かったが名前も出身も分からなかった。

俺「サムこの後どうするんだ?」

サム「わたしの場合は容疑者を知ってから選択ですから。知らない人はどうにもなりません。」

タケシ「そうか、顔が知ってても名前や出身が割り出せなかったら意味ないな。」

俺「いや、助かった。ありがとう。」俺はそう言ってすぐ警察に行った。

俺は頭の中を一瞬で紙に写せる能力者の力を借りて犯人の顔を紙に写した。

その顔の紙は一斉に個人のFSに送られ、目撃情報が多数寄せられた。

そして山梨の有力な情報が提供されてその顔をした電気を使える能力者が捕まり、多重能力者であることも分かった。窃盗犯は一人で禁止されている透明能力を使い、被害者の自宅に侵入、そして電気能力を応用してお金をFSから自分のFSに送り、においは裏組織でよく使われる無臭スプレーを自分に使っての犯行であった。窃盗犯は裏社会で生きてきた人間で一つの裏組織から追われていたらしい。そして働くこともできず窃盗にはしったらしい。

裏社会や裏組織は禁止能力は普通に使われている。しかし政府に見つからなければ密輸や暗殺などは手がかかりがない限り捕まることはない。犯人は裏社会での取引に失敗したために裏組織と警察、両方の組織に追われていた能力犯罪者でもあった。

シャーロック「カズナリくん、今回は大手柄だな。白骨化に一歩近づいたかもな。」

俺「ですが、俺は結局一人では周りの能力を借りなければ能力が意味がないということです。とりあえずただ頑張ります。」

シャーロック「君は一人じゃないだろ。昔から周りには能力者はいたじゃないか。ただ自分が向き合わなかっただけかもしれないぞ。」

俺「そうですね・・・」

俺は東京の拘置所に護送された窃盗犯に会いに行った。

窃盗犯「俺はお前に感謝しなくちゃなんねーな。」俺はいきなりの発言に驚いた。

俺「なぜだ、俺がきっかけであんたは捕まったんだ。」

窃盗犯「能力は全部消され、檻の中だが命は消されなかった。だから一つだけ質問に答えてやるよ。」

俺は犯人のいさぎよさに動揺したが例の件を聞いた。「あんた裏の者なら世界の白骨化についてなにか知ってるか?」

窃盗犯「俺はなぜあんたに感謝してるのかと言うとそいつに殺されかけたからだ。俺は取引先の人間を自分のいた組織から殺せと命令された、俺は多重能力者だったがそれが出来なかった。そして取引先に警察に通報され、俺のいた組織からも口封じに刺客が送られてきた。そいつは瞬間移動して山梨の俺の隠れ家の中に入ってきた。そいつは触れれば人の寿命を200年老けさす能力だった。俺はそいつの名前や出身は知らなかったが能力だけは知っていた。だが瞬間移動する能力を持っていたとは知らなかった。その時、ドアが蹴り飛ばされその刺客は瞬間移動で消えた。そして十人の特殊警官が俺を拘束したんだ。そして俺は24時間監視の中で生き続けれるわけよ。」

俺「そうか、じゃあそいつが白骨化の犯人か。」

窃盗犯「あと一つ、俺が組織にいた時に噂で聞いたが白骨化にする能力は世界に数人いたから、その刺客が世界中で白骨化が起きた時まだそいつは瞬間移動能力を持ってはいなかった。だが俺が知らなかっただけかもしれない。」

俺「なんでそんなに教えてくれるんだ?」

窃盗犯「俺は裏の人間でクズで犯罪者だがお前が俺にやり直すチャンスをくれた。なんかあればまた来い。」

俺は彼と会ったのがその拘置所で最後であった。彼は次の日朝食で毒を盛られ死んだ。

警察は犯罪者が死んでもその事件は捜査を打ち切ってもよいという法律があったが、警察は事件を打ち切った。

窃盗犯は無数に恨まれている人がいたため、捜査を打ち切り、他の事件に人を割いた。

シャーロック「この一週間急展開だったな。」

俺「ええ・・・唯一の白骨化の手掛かりを見つけて四日でなくしましたからね。」

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