俺とスミスはいつものように格闘場に来ていた。
俺「どうする久々に他人と戦うか?」
スミス「ランダムマッチか、でもお前基本勝てねーだろ。遠距離型能力者なら絶対無理だろ?」
俺「ああ、確かに俺はお前みたいな近接型能力者とほとんど当たらないからな。」
ドミニク「カズナリ久しぶり、俺はドミニク。絶対に体が物理的に壊れない能力者だ。同じ学校のタケシの友達だ。」
俺「じゃあ、体が覚えているか確認するよ。」俺はドミニクに触れて確認し、能力を覚えていた。
スミス「やあ、俺はスミス、カズナリの同級生だ。」
ドミニク「よろしく、スミス♪」俺はふと思いついた。
俺「どうだ、スミスとドミニクで戦ってもらえるか?」
俺はお互いの能力を知っていたために提案した。だがスミスとドミニクはお互いの能力を知らない。
スミス・ドミニク「え!・・・」
俺「ドミニク、スミスは戦時中、旧石川県を隣国からの侵攻を防衛した英雄・サムライ少尉だ。」
ドミニク「あの!!!サムライ少尉、下級能力兵でありながら部隊を勝利に導いた伝説の少尉か。」
スミス「おれはそんな有名なのか。金沢を守るために俺は援軍に行っただけだ。故郷だからな。」
ドミニク「俺も金沢が故郷なんだ、だからスミス少尉は有名だったよ。地獄を天国に変えた人だから。是非格闘してもらいたい。」スミス「そうか金沢出身か。ならキョウダイ、受けてたとう。」
スミスとドミニクはコロッセオ型で真剣勝負した。
審判「5・4・3・2・1・0!!!」
スミスは右手剣を使い即斬りかかった。そしてドミニクは両手で頭の上をクロスして守った。
スミス「なに!!!斬れないのはお前が初めてだぜ。やっぱり上級士官生は違うねーー。」
ドミニクは上級士官学校の制服で最初スミスに会っていた。今は制服をよごさないために体操服に着替え格闘している。ドミニクの能力が目に見えないため、外見は普通だが触るとダイヤモンドの何千倍もの固さである。俺は触ったからドミニクの能力を知っている。ドミニクはスミスに対し右手で殴りかかった。
スミスは右手剣でドミニクの右手拳を防御したが、スミスはそれでも10mくらい後ろに下がった。
スミスは必殺技風斬りをした、するとドミニクの体操服がやぶけたが無傷であった。
ドミニクは多分必殺技がないのだろう。ただ殴るけるのごり押しであったがスミスは防戦一方であった。
俺「右手が無敵のやつと体全身が無敵のやつじゃあさすがにスミスも勝てないか。」
するとスミスは防御をやめ、コロッセオを走りながら逃げた。
俺「スミス、まだ技があるはずだ。旧石川の英雄が高校生に負けるわけがない。」
スミスはコロッセオ全体を走り回った。まるでなにかを考える様に。するとスミスは地面を一瞬でスミスが見えなくなるくらいまで右手剣で掘った。そして驚いたドミニクは止まれずにスミスの掘った穴にはまり出れなくなった。そしてスミスは穴を埋め、ドミニクのアゴから上だけが見えた。
スミス「どうやら俺の勝ちだな、ドミニク。」
ドミニク「さすが旧石川を守った男は違いますね!!!」地面に埋まっている顎から上のドミニクが言った。
ドミニクは負けたがこの勝負に誇りを持って記憶に刻んだ。そして満足してドミニクは帰った。
スミス「あいつ、ヒスパニック系なのに旧石川育ちか。」
俺「お前もヒスパニック系だろ、それでお前がドミニクを地面に埋めて勝つって能力格闘史上初じゃね。」
この時代世界中に人種が混ざり、人種差別はほぼなくなっていた。だが能力差別は国によってある。
スミス「お前、俺が負けるとこ見たかったんだろ?俺とドミニクの格闘前から知ってたんだろ?」
俺「ああ、MI6には負けても仕方ないが。同じ系統の能力者が戦うとどうなるか見たかったんだ。」
スミス「俺が勝つとは思わなかっただろ?」俺「いや、あんたが勝ってたさ。俺はあんたにかけた。」
スミス「そうか、そろそろ学校行くか。」俺「そうだな。」