俺はアイに誘われて能力上級士官学校東京本部に遊びに来ていた。
アイ「カズナリは夜間だから文化祭ないでしょ。だからあなたに一度見してあげたかったの。」
俺はそんなことより、お化け屋敷は幻覚能力で驚かしたり。フランクフルトを火を使わずに能力で焼いていることに驚いていた。
アイ「ねえ!カズナリ聞いてんの?」
俺「一人行動したらだめかな?」アイ「だめに決まってるでしょ!私が連れて来たんだから!!!」
俺は一人でいろいろな能力を応用した文化祭の出し物を見て回りたかったが、アイの言葉も一理あるからしぶしぶ二人で回った。
女子生徒たち「あれ、噂のコピー能力者!!!うちの高校二年生ベスト5と対等に戦った?」
俺とアイは数十人の女子生徒たちにもみくちゃにされた。
アイ「だから言ったでしょ。あんたは特別の中の特別なんだから。それに妬んでる男子も多いから気を付けてね。」
俺「ごめん。」俺はもみくちゃにされている間にFSIDを勝手に入れられていた。そのことは黙っていた。
アイ「恋人同士の定番、お化け屋敷行こう♪」俺「恋人じゃないし、幻覚みせられんだぞ?」
アイ「いいから♪ふたりっきりでさ。」俺はしぶしぶ入ったが、なんかなつかしかった。
俺は自分が小学校の時いた孤児院にいた。俺「あれ、アイ?どこだ?」
孤児院にはケイトとのいつもの待ち合わせ場所にいた光景を目にした。そこにはケイトが一人で立っていた。
俺は思わず呼んだ。「ケイト!!!ケイト!!!」するとケイトはこっちを向いた。
するともう一人の俺が俺をすりぬけ待ち合わせ場所でケイトと話していた。俺はどうやら記憶を見てるのだろう。
もう一人の俺「ごめん、一日早く呼び出して。予定大丈夫だった?」
俺は孤児院にケイトを一日早く呼び出した記憶などなかった。
ケイト「カズナリのためだもん、今日は友達との約束キャンセルしちゃった。」
もう一人の俺「そうか、それは悪かったな。」
ケイト「じゃあ、ちゃんとその分私を楽しませてね♪」そう言ってケイトが先に歩いて行った。
するともう一人の俺がうしろからケイトに触れたその瞬間、ケイトは白骨化した。そしてもう一人の俺は一瞬で消えた。
アイ「・・・リ、・・ナリ、カズナリ!!!大丈夫!!!」
俺はお化け屋敷の出口に居た。アイ「あんた、ずっと青い顔してたけどよっぽど苦手なのね。」アイは笑いながら言った。
俺は気分が悪くなりトイレに全力疾走で行った。アイ「ちょっと!!!おいてかないでよ。」
俺はトイレで自分の顔を鏡で見ながら考えた。とにかく考えた。横で20人くらいが男子トイレに入って手を洗い出て行くぐらい考えた。俺はその後トイレを出た。
アイ「まったく!そんなにお化けが怖かったの?私だいぶまったよ。」アイはすごく怒っていた。
俺「お前は何を見たんだ?」アイの肩に手を置き顔に急接近して真剣に聞く俺。アイ「え・・・私はクビがない白い着物の女性に追いかけられるのだけど。」顔が近くていきなりキスされると思ったアイは照れながら答えた。
俺はそれを聞き、お化け屋敷の受付に聞いた。
俺「あんたが能力もぜんぶやってんのか?」
受付「そうだ。あらかじめ能力をお化け屋敷、まあ教室だけど人が入ったら自動で能力がかかる応用技だ。」
俺「本当にお化けだけなのか?俺は孤児院での記憶を見たぞ?」
受付「そうだな、お化け屋敷と言っても、人によって怖いものは違う。中には自分が借金して自殺する幻覚も見せる。あと友達の死とか。それぞれ怖さには種類があるんだ。俺は自分にいやらしい幻覚を掛けてみたが自分にはかからなかった。」
俺「そうか、ありがとう。見たいものが見れたよ。真実は移すのか?」
受付「いや、あくまでも幻覚だ。だがあんたが場所の記憶を見たならそれは真実だ。人の気持ちは幻覚で怖いものを見せるが、真実が怖ければ真実を見せる。まして場所は気持ちをもたないからな、思い出は持つが。」
俺はお化け屋敷をあとにしてメイド喫茶のある教室に行った。
アイ「大丈夫?私に何かできる?」俺「第二のヒロインらしいことしてくれ。」
アイ「え、なに言ってんの?本当に大丈夫!!」俺「いや、君には言えないよ。」
アイ「あなたは真実が怖いの?ケイトのこと?」俺「それをいいいいいいううううううううううなあああああ!!!」俺は隣の教室に聞こえるくらい大声で怒鳴った。
アイ「・・・ごめん。じゃあ校庭裏に行きましょう。」
アイに無理やり、校庭裏に連れて行かれた。そこには誰もいなかった。
俺「俺に告白でもするのか?」アイ「逆よ、あなたが私にキスするの。」
俺「なに言ってんだ?」アイはそう言って俺に触れて能力を使った。
俺は頭では好きではないが衝動的にアイにキスしたくなった。
俺「やめろ!なんの能力だ!!俺には能力が感じなかったぞ。」アイ「マインドコントロール的なやつ♪」
俺「そうか、触れた時俺にコピーされないようにしたんだな。能力を隠してたのか。」
俺はだんだん彼女の顔に近づいたそして鼻と鼻がくっつくくらい近かった。
アイ「私はあなたが初めてキスしたいと思った最初の男よ。でもあなたは死んだ人のことばかり考えてる。」
アイが話すたびに息が鼻にかかった。俺「お前がこんなことしても俺はお前を好きにはならない!!!」
俺はそのままキスさせられそうになった瞬間、アイは気絶した。そしてアイが倒れる前に支え、お嬢様抱っこした。
アヤノ「まさかカズナリがこんなやらしいことをしようとしていたなんて。ケイトがかわいそうよ。」
俺「気絶じゃなく、眠らしたのか。お前が来てくれなかったら俺ファーストキスするとこだったよ。」
アヤノ「まだキスしたことないの?」アヤノはうれしそうに言った。
俺「バカにしやがって、俺は自分が本当に好きになった人と運命のキスをするんだ。なんか言ってる自分が気持ち悪くなってきたよ!」アヤノ「いい夢じゃん♪てかいつもおかしな行動してたけど今日は特にひどかったね。」
俺「お前なら俺の話ちゃんと聞いてくれるか?そもそもどこから見てたんだ?」
アヤノ「私がたまたま一人で文化祭に来てたらあんたがアイと二人でいるの見たの、そっから女の子があんたたちに群がってきたところからずっと見てたの。」
俺「え、そっから!!!ずっと!!!」アヤノ「いやあの・・・まあいいじゃんあたしヒーローだし。」
俺とアヤノは保健室にアイを連れて行き、アイは保健室のベッドに置いてきた。
俺はアヤノに校庭のベンチで話した。
アヤノ「過去の自分がケイトを白骨化さして消えた幻想ね。だからトイレに30分こもってたんだ。」
俺「30分もアイを待たせたのか、アイには悪いことしたな。アイが俺の事好きなの分かったしこれからどうしよう。」アヤノ「今そこ反省するところ!!!あなたの見た幻覚が真実なら化け物相手に戦わないといけないのよ!!!」俺「そうだな、でもアイに言われたよ。死んでる人のことばかり考えてるって。俺もアイの気持ちに応えようかな。あんなに愛してくれてるんだったら。」
アヤノは俺の頬を叩いた。アヤノ「アイ・アイ・アイって!!!ケイトと約束したんでしょ!!!それにあたしもあんたの事好きなんだからね!!!」そう言ってアヤノは学校を出て行った。
俺は今日いろいろ起きて頭が混乱した。そして俺はベンチでその後三時間夕方まで頭を整理して帰った。
アイ「・・・あれ、ここどこ?」
先生「保健室だよ、気づいたらあんたが寝てたからずっと寝かしといてあげたよ。」
アイ「アヤノか~~、てかもう文化祭おわったじゃん!!!」
アイが起きた時は夜七時で夜の部のキャンプファイヤーが行われていた。
アイ「カズナリと本当はあそこでペアで踊ってたはずなのに・・・」
先生「若いっていいね♪」